新潟県新潟市西蒲区でイベント会社をしています、株式会社ホイミの齋藤桂と申します。
大学卒業後に大手芸能プロダクションに就職し、7年間、様々なタレントさんのマネージャーを経験しました。その後、米農家の長男だった私は、家業の農業を継ぐために新潟に帰り、今はイベント業、米農家、キッチンカー、 カフェ経営などを兼業しています。
そして、新型ウイルス流行でイベントが無くなってしまった2021年から、地元の地域活性化と文化会館活用を目的として、様々なイベントを主催してきました。
そんな中で昨年3月、新しい試みの主催イベントとして、バリアフリーお笑いライブ『耳で楽しむ漫才ライブ』を開催しました。
視覚障害の方(および同伴者1名)を招待し、
前半は通常に、後半は完全暗闇の中で、
視覚障害者も健常者も観客全てが同じ環境において漫才を楽しんでいただくという、
たぶん日本初であろうバリアフリーお笑いライブです。
ナイツさんやウエストランドさんなど人気漫才師6組にご出演いただきました。
また、クラウドファンディングでは多くのご支援をいただき、
(https://camp-fire.jp/projects/734754/preview)
視覚障害の方67名(+各同伴者67名)をご招待させていただき、大変喜んでいただきました。
そして、この試みはメディアやSNSでも話題となりました。
https://www.youtube.com/watch?v=FBfYUiD6Ibg
これは1回のライブで終わらせるわけにはいかない、長く継続していく必要がある、と強く感じました。
イベント会社の単に1つのイベントとして続けるのではなく、非営利の社会貢献活動として切り離そう、そして「バリアフリーライブ」をもっと広げていこう、と。
また、株式会社という民間企業が有料でライブを行っていくことには、資金面や広報面での様々な課題もあったため、『一般社団法人バリアフリーライブプロジェクト』を2025年4月に設立しました。
前回、視覚障害者向けにライブを開催したので、やはり次は聴覚障害者向けのライブです。
ただ、どのように演出したらいいか、どういった方に出演してもらったらいいか、なかなか難しい。
そんな中、今年初め、旧知の間柄のロッチ・コカドケンタロウさんに会う機会があり、この企画の相談をさせてもらいました。
台詞に頼らない動きや表情によるコントが可能かどうかと聞くと、コカドさんは「工夫は必要ですができると思います」ととても頼もしい答えをくださいました。
それであれば、老若男女誰もが楽しめるコントを作っているロッチさんを中心に、
コント師や海外でも活躍される芸人さんなどを集めて、『目で楽しむお笑いライブ』を開催しようと考えました。
日程:2025年12月13日(土)18:00開演
会場:新潟市巻文化会館
料金:全席指定5,000円 ※聴覚障害の方は無料招待
10/18(土)10:00発売
マキエキマエ(JR巻駅前)、インフォメーションセンターえん(万代メディアシップ)、
ローソンチケット(Lコード:31870) にて
出演:ロッチ、ビックスモールン、ハギノリザードマン、や団、ウエスP、こたけ正義感、金の国
主催:一般社団法人バリアフリーライブプロジェクト
後援:新潟市、一般社団法人新潟県聴覚障害者協会、社会福祉法人新潟市社会福祉協議会
助成:助成:アーツカウンシル新潟((公財)新潟市芸術文化振興財団)「文化芸術活動に関する支援事業」
<内容>
コント、体を使った芸、一人芸などのお笑いネタ、ジェスチャーゲームなどの企画コーナー
聞こえる人も聞こえない人も一緒に楽しめる、『目で楽しむ』バリアフリーお笑いライブ
<無料招待・会場内サポート>
①鑑賞を希望される全ての聴覚障害の方を無料招待(メール、お電話でお申し込み)
②ロビーなど会場内では手話通訳士が案内サポート
③プロジェクター投影によるリアルタイム字幕通訳
④一般来場者に対して使い捨て耳栓を配布(使用の有無は自由)
⑤来場者全員に公演プログラムを配布
※本公演は非営利イベントのため、利益が出た場合は全て次回公演の資金とさせていただきます。また、私を含めた運営スタッフは無報酬です。


目標額は、チケット5,000円×想定招待数50人分=25万円です。
いただいたご支援金は聴覚障害の方のご招待チケットとして使わせいただきます。
万が一、目標額に達しなかった場合でも、希望される聴覚障害の方を全員ご招待いたします。
また、50人以上のお申し込みがあった場合でも、制作費より負担し、全員ご招待いたします。
なお、招待チケット必要額よりも多くのご支援金となった場合は、制作費として活用させていただきます。
※招待数や締め切りは設けず、お申込みがあれば満席になるまで順次受け付けます。
※お申込み者には個別にご連絡させていただき、公演当日に受付にてご招待券をお渡しします。
なお、本プロジェクトは「CAMPFIRE for Social Good」※での掲載となり、「ご協力費」や「システム手数料」をご支援者様にご負担いただくことにより、通常かかるCAMPFIRE手数料も全額支援金として使わせていただくことが可能となります。
そのため、ご支援金とは別途に以下の手数料をご負担願います。
①「ご協力費」ご支援額の12%+消費税 …ご支援を全額支援金にさせていただくためのご協力費です
②「サイトシステム手数料」…ご支援額1万円未満:税込250円/ご支援額1万円以上:2.27%+消費税
※CAMPFIRE for Social Goodとは:https://camp-fire.jp/forsocialgood/readyfor

M-1、キングオブコント、R-1、THE W、THE SECOND、ダブルインパクト…
テレビでは一年を通して様々なお笑い賞レースが放送されていて、「お笑い」は、今や性別や世代を問わず、身近で大衆的なエンタメになりました。
私はイベントの仕事でも「お笑い」に携わっていますが、「お笑い」を見ること自体も好きですし、笑うことで元気になれたり、ストレス解消になったり、嫌なことを忘れられたり、します。
聴覚障害の方に実際にお話を聞いたところ、お笑いを好きな人は少なくないそうで、特にザ・ドリフターズや志村けんさんを好きな方が多いそうです。(納得です)
「お笑い」を楽しむことを、障害で諦めてほしくない、と強く思います。
前回の視覚障害の方を招待した『耳で楽しむ漫才ライブ』では、視覚障害の方々から「笑った」「楽しかった」という喜びの声をいただき、感謝もされました。
今度は聴覚障害の方にもぜひ生のお笑いで笑っていただきたいと願っています。
また、一般の方には、今までに体験したことのない新感覚のお笑いライブを楽しんでいただきながら、
障害への理解に少しでもつながれば、と思っています。
皆様のお力添えをよろしくお願いします。
※以下は新潟県聴覚障害者協会様からお借りした写真です。
2025年6月にサッカー・アルビレックス新潟のホームゲームにて、
会員さんたちで『デフリンピック』のPRをされたそうです。
手話で「アイラブユー」をされてます。

一般社団法人バリアフリーライブプロジェクト
代表理事 齋藤桂
【Mail】bflp.niigata@gmail.com
【TEL&FAX】0256-72-0831(株式会社ホイミと兼用)
【個人X (旧Twitter)】@hoimi_saito
※領収書も発行いたしますので、その旨をご連絡ください。
※現金手渡し、銀行振り込みでのご支援も喜んで承ります。






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