このプロジェクトについて
はじめまして、村上天逢と申します。宮崎県えびの市で『えびの市と世界をつなぐ』という活動を行っています。今回のクラウドファンディングで実現したいことは、私たちが集めた120kgもの子ども服と靴を、インドネシアの離島に暮らす子どもたちに届けることです。一人っ子世帯が増え、少子高齢化が進み続ける中で、サイズアウトした衣類が捨てられていく現実を、世界の子どもたちの笑顔につなげたいのです。

なぜ今このプロジェクトが必要なのか
きっかけは高校1年生の時のインドネシア短期留学でした。パパガラン島という場所で、裸足でサッカーをしている子どもたち、服を着ていない子や、よれよれの服を着た子どもたちに出会いました。島を綺麗にしようとゴミ拾いをした時、ガラスの破片がたくさん見つかりました。この島には病院がないのです。もし裸足の子どもがガラスの破片を踏んでしまったら、とても危険だと感じました。
一方で、私の通う高校があるえびの市では子どもが少なく、サイズが合わなくなった服や靴がたくさん捨てられているのではないかと考えました。そこで保育施設にアンケートを取って調査し、この仮説を立証することができたのです。使われなくなったものが、遠い島の子どもたちの健康と安全を守れるかもしれない。この発見が、私の活動の原点です。
[インドネシアの離島の子どもたちの写真]

プロジェクトが目指す未来
私が目指すのは、単なる物資の寄付ではありません。えびの市という小さな町から始まる、心と心をつなぐ架け橋を作りたいのです。少子高齢化が進む日本の地域で使われなくなったものが、海外の子どもたちの笑顔と健康を支える。そんな温かいつながりを作ることで、支援する側もされる側も、みんなが幸せになれる世界を実現したいと思っています。
子どもたちが安全に遊び、学び、成長できる環境を整えること。それが私の願いです。靴があれば、ガラスの破片から足を守れます。服があれば、健康で元気に過ごせます。小さな支援が、大きな変化を生み出すのです。
[集められた衣類と靴の写真]

私たちについて
えびの市国際交流協会の活動基盤の上で、私は高校生として独自の国際貢献活動を展開してきました。地域の保育施設と連携してアンケート調査を実施し、実際に120kgもの衣類と靴を集めることに成功しました。この活動は、理論だけでなく実践に裏打ちされた取り組みです。
配送についても既に準備を進めており、コモドウォーター株式会社とメールでやり取りを行い、送付先の住所まで確保できています。段ボールに丁寧にパック詰めして、確実に子どもたちの手に届けられる体制を整えています。
[活動の様子を撮影した写真]

これまでの取り組み
高校生という立場から始めた小さな活動ですが、地域の皆さんの協力を得て着実に成果を上げてきました。保育施設でのアンケート調査では、予想以上に多くの家庭でサイズアウトした衣類の処分に困っている実態が明らかになりました。
そして実際に声をかけてみると、多くの方が『捨てるのはもったいないと思っていた』『誰かの役に立つなら喜んで』と快く協力してくださいました。120kgという数字は、地域の皆さんの温かい気持ちの結晶なのです。
プロジェクトの社会的価値
このプロジェクトは、支援者の皆さんにとって特別な意味を持つと信じています。使われなくなったものが海外の子どもの命を守る『贈り物』として生まれ変わる。自分の住む地域の資源が世界とつながる体験です。
小さな金額でも、具体的に必要な輸送費用に直結し、物理的に人助けにつながる達成感を味わっていただけます。子どもを持つ親御さんなら、『不要になった育児アイテムの行き先』という共通の悩みが解決につながる喜びもあるでしょう。
[支援の流れを示すイラスト]

リターンについて
今回のクラウドファンディングでは、純粋に社会貢献を目的としたシンプルなリターンをご用意しています。
1000円からのご支援でプロジェクト公式ウェブサイトに、支援者様のお名前(ニックネーム可)を感謝の気持ちと共に掲載します。掲載期間:プロジェクト終了後1年間。
3,000円以上のご支援では、実際に衣類を受け取った子どもたちの写真レポートも含めてお送りする予定です。
5,000円以上のご支援をいただいた方には、現地からのお礼の動画(翻訳付き)もお届けしたいと考えています。支援者の皆さんの温かい気持ちが、確実に子どもたちに届いていることを実感していただけるよう工夫いたします。
スケジュール
今回のプロジェクトでは、120kgの子ども服と靴を
コモドウォーター株式会社を通じて、インドネシア・パパガラン地域の子どもたちへ寄贈します。
スケジュールは以下の通りです。
- 12月末:衣類・靴の発送
- 1月末:コモドウォーター株式会社に到着
- 2月〜3月:現地への到着・配布予定
寄贈品はすでに回収を完了しており、コモドウォーター株式会社との間で寄贈に関する合意も締結済みです。
今後は、現地の子どもたちに無事届けられるよう準備を進めてまいります。
最後に
高校生の私一人では決して実現できないこのプロジェクト。でも、皆さんのお力をお借りすれば、えびの市から始まる小さな架け橋が、世界中の子どもたちの笑顔を生み出すことができます。
使われなくなったものに新しい命を吹き込み、国境を越えた温かいつながりを作る。そんな素敵な物語の一員になっていただけませんか。皆さんの温かいご支援を、心よりお待ちしています。一緒に、えびの市と世界をつないでいきましょう。




コメント
もっと見る