東京都鍼灸師会です。達成後もご支援をいただきありがとうございます!当初の目標金額が、わずかな時間で達成できたことに驚いています。そして、鍼灸に関心を持つ方々に、もっとこの活動が届くことを願っています。東京レガシーハーフマラソンでのボランティアそんな中、先日10月19日(日)におこなわれた「東京レガシーハーフマラソン」に〈はりケアステーション〉を出展してきました。マラソン大会での〈はりケアステーション〉はデフリンピックボランティアと同じ、スポーツボランティア事業。新宿シティハーフマラソンやMINATOシティハーフマラソン、そして東京マラソン……諸先輩方から受け継ぎながら何年来も活動をしています。朝からスタッフ総出で準備!鍼灸学生さんも参加してくれました。呼び込みや施術の補助と大活躍!こうした活動をおこなう上で、実は数ヶ月前から主催団体とのやり取りが密におこなわれます。毎年細かな変更があったりするため、実務担当者は臨床の合間でさまざまなやり取りをしています。「場」を提供するための前段階のやり取り・段取りはとても大切。また、東京都鍼灸師会では、毎回の活動ごとに「臨時の施術所開業届・廃業届」を提出しています。「そこまでやるの?!」と言われることもありますが、小さな積み重ねは地域との信頼関係になり、ひいては鍼灸業界への信頼に変わるのです。短時間施術でも大盛況だった〈はりケアステーション〉今回は施術スタートから2時間と少しで、204名の方にケアを受けていただくことができました!マラソンでの〈はりケアステーション〉では、短時間でケアをおこなえるように、円皮鍼(えんぴしん)と言われるシールタイプの鍼を用います。走行後すぐにいらっしゃる方も多いので、主に痛みのある箇所や筋肉の張りが強いところを中心に施術します。普段の臨床と違い、短時間・多くの方への施術をおこなうため、鍼灸技術を上げることにもつながります。また、ベテラン・若手が入り乱れて活動をおこなうため、こういった活動でしか味わえない人間関係の広がりも魅力です。もし活動に興味がある鍼灸師・鍼灸学生さんがいらっしゃいましたら、東京都鍼灸師会までお問い合わせください。鍼灸の認知を広げる活動短時間での施術でも効果を感じて「え?これだけで?」とランナーさんに驚いていただけることもあります。私たちが、こうした普及活動をさまざまなところでおこなっているのは、鍼灸を知ってもらうことが大きな目的。スポーツボランティアをきっかけに、地域の鍼灸院へいく「初めの一歩」の後推しができたらいいなと考えています。各地の鍼灸院が盛り上がれば鍼灸業界が盛り上がり、一人でも多くの人のお悩みに寄り添うことができるようになる。そう信じています。デフリンピックでのボランティアも、その一つです。プロジェクト終了まで、残り21日。多くの方のご支援を、引き続きよろしくお願い申し上げます。







