自己紹介
株式会社ティムコ 代表取締役、お好み焼一休 代表 田原 匠(60歳)
大学卒業後、大阪のIT企業にて企業の基幹システム構築など手掛けていましたが、妻の姉が若くして病死。当時はインターネットも、携帯電話もない時代であったため、その後のことを考えて妻の実家近く(岡山県和気町)に移住し、岡山県内のIT企業に転職。SE~PM~管理職として従事していましたが、そんなときに昔の仲間から大阪で起業しないかとの打診を受け、仲間とともに大阪でITの会社を起業。そこからは平日大阪、週末岡山という生活を16年ほど続けていましたが、子どもたちも巣立ち、この生活をいつまで続けるのか、と考えていたときに、現店舗「お好み焼一休」の創業者のご主人より事業承継の打診を受け、熟考の末、1年ほどかけて前職を引き継いだ後、10名ほどのスタッフ丸ごと抱えて事業を承継(以前、この辺りの経緯について取材いただきました)し、同時に法人設立を行ったのが6年前です。が、その1年半ほど後にはコロナ禍が始まり、大きな打撃を受け、待つだけの営業に限界を感じたことから、何かできることはないかと考えたのがオリジナルお好み焼【一休焼】の冷凍での販売でした。そこから、事業再構築補助金を申請して製造販売に漕ぎつけ、現在は店頭、自社通販サイトのほか、冷凍自販機運営会社への卸、ふるさと納税の返礼品としての提供、百貨店経由での東京のアンテナショップへの提供、大手通販会社の頒布会への提供、大手商社経由でのギフト商品としての提供など進めてきました。さらに販路を開拓する中でスタジアムや野外などでは、他の軽食に比べてお好み焼が少ないことに気づき、ここに【一休焼】の形状がワンハンドスタイルのお好み焼として活用できそうであると考えたことから、冷凍による流通ができること、電子レンジやスチーマーなどによる調理のし易さなど踏まえ、【一休焼】の製法、ワンハンドスタイルとしての提供方法に関する特許(特許第7419625号)を取得、また商標登録(登録第6828034号)も行った上でアプローチを進めています。
このプロジェクトで実現したいこと
【一休焼】はブタ玉を四角に焼いた後、海苔を貼り付け、内側にソースを塗り込み、これを折りたたんでカットした、見た目にも珍しい形状のオリジナルお好み焼です。海苔の風味と相まって、お店では人気の商品であり、海苔の効果か、お客様からは冷めても美味しいと評判をいただいています。冷凍での販売を始めたことにより、今まで店舗周辺の方にしか知られていなかった【一休焼】をより多くの方にお届けできるようになったものの、まだまだ認知度は低い状況であり、【一休焼】のブランディングを進め、【一休焼】の認知度は元より、店舗(お好み焼一休)、並びにこの【一休焼】の発祥の町として「岡山県和気町」の認知度を高めたいと考えています。その一環として展開を進めている、この形状を活かしたスタジアムフード、ファストフードへの活用は、各所でのプレゼンや展示会などで多くの共感をいただいており、ぜひ実現したいと考えています。
また併せて、当該事業に賛同いただける企業様などとの業務提携など、一緒に事業を進めていただける起業様も募りたいと思っています。
一休焼
冷凍一休焼
プロジェクト立ち上げの背景
【一休焼】は今年2月に大手通販会社フェリシモ社の頒布会の商品として採用いただき、さらにこれを受けて今年12月には粉もん特集として当店(お好み焼一休)を大阪、広島の有名なお好み焼店と並べてもいただき、お店としても認知度は少しずつ広がってきています。
フェリシモ社 2025年2月カタログ
フェリシモ社 2025年8月カタログ
また、【一休焼】のスタジアムフードやファストフードへの展開に当たっては、現在百貨店の天満屋の方とともに商品のサイズ感やパッケージを検討、ブラッシュアップを行っている状況であり、さらに現在の海苔の黒色だけでなく、大豆シートを利用したカラーバリエーションなども考えています。これを使うことで例えばプロ野球やサッカーチームのチームカラーを表現できたり、また海外のお客様などへのアピールも行えることを狙っていて、今年2月東京でのグルメショーや9月大阪でのフードストアソリューションズフェアなど展示会で紹介したところ、非常に多くの共感をいただき、その結果引き合いをいただいている中には、具体的にプロ野球チームのスタジアム名も挙がっており、量産体制が急がれるところです。
展示会で配布したフライヤー
直近では、10月15日~19日に天満屋7F催事場にて開催された岡山県商工会連合会主催のイベント「オールおかやま商工会マルシェ in 岡山天満屋」に出店、試食をしなかったにも関わらずご好評をいただき、結局在庫をすべて投入して260個以上を販売、ほぼ完売状態となりました。この状況を受けて天満屋の食品担当の方から個別に出店のご相談もいただいている状況です。
【冷凍一休焼】の製造に関して、現在は店舗(お好み焼一休)で行っていますが、飲食店営業と冷凍食品製造を同時間帯には行えないため、週に一日店舗の営業終了時刻を切り上げて行っています。そのため、生産量は限られてしまっていることから、以前から大手商社の担当者の方にて、OEM先などを探していただいていました。しかしながら【一休焼】の製法が一般的なお好み焼と異なり、海苔を貼り付ける工程、ソースを間に塗り込んで折りたたむ工程、折りたたんだお好み焼をカットする工程などあり、通常のお好み焼の製造設備では対応できないことから、大手メーカーでは難色を示されていました。一社、他社のOEMを請け負っている企業の一つに手焼きするメーカーがあり、対応はできそうとのことでしたが、ソースを間に塗り込んだ状態での冷凍処理が既存の設備に影響を与える恐れがあることが妨げとなり、話がまとまるには至っていないのが現状です。これらの経緯があり、金融機関からの一部支援の話も踏まえて、まずは自前で生産設備を整えることを決め、計画を進めてきています。
現在の準備状況
昨年10月、岡山県産業振興財団が主催するイベント、ベンチャーマーケット岡山にて最終登壇者として登壇させていただいた結果、金融機関2行からの一部支援もあり、準備を進めてきています。現店舗近くに手ごろな中古物件も押さえており、すでに内部の設計も進んでいる状況です。ただし、現行店舗と並行しての稼働となることから、新たな雇用など設備稼働後の運転資金、並びに今後拡販を進めるための資金が不足するものであり、これをクラウドファンディングにより集めたいと本プロジェクトを立ち上げました。
リターンについて
【冷凍一休焼】とともに、お店で人気のある広島風モダンの冷凍版【広島モダン】(フェリシモ社の頒布会にて初めて提供します)をセットにしたギフト商品を提供いたします。
スケジュール
12月 物件の契約完了
12月 クラウドファンディング終了
2026年2~3月 生産拠点での生産開始
2026年6~9月 リターン発送
最後に
「お好み焼は、たこ焼きやから揚げなどと同様にビールに合う軽食でありながらスタジアムや屋外のイベントでは、あまり見かけないぞ」
ここに気づいたときから、もしかするとスタジアムフードとして【一休焼】が合うかもしれない、いや合うに違いないとの考えが日に日に強まっていきました。さらに展示会や商談会などでいろんな方と話をするたび、共感の声は高まってきています。それに伴い、現状の【冷凍一休焼】の販路も少しずつ広がってきている状況です。
今までにないお好み焼の形として、ぜひ【一休焼】をスタジアムフードにしたい、多くの人にビールを片手に【一休焼】を召し上がっていただきたいと思っています。
よろしくお願いします。





わあ、御社のプロジェクトは本当に素晴らしいですね! 正直に申し上げると、そのアイデアにはとても興味を引かれましたし、非常に大きな可能性を秘めていると感じます。もっと詳しくお話を伺えたら嬉しいです。拝見したところ、集められた資金は実現に向けた主要なステップに充てられるご予定とのことでしたが、このプロジェクトが完全に実現した際、人々の生活にどのような変化をもたらすとお考えでしょうか?ぜひ詳細についてお話しできる機会を楽しみにしています!もしよろしければ、私のプロフィールに記載しているメールアドレス、または個別メッセージでご連絡いただけると幸いです。追加のサポートが必要であれば、資金面でお力になれるかもしれません。