「100人のアーティスト展」は“好き”の一歩を応援する場所です!
才能はあるのに、発表の機会がないアーティストがたくさんいます。
経済的な理由で、その芽が摘まれてしまうこともあります。
僕自身も、アートに出会って救われました。
絵を描くことで、“ありのままの自分”を知ったのです。
この展示会は、そんな「好き」を見つけるための最初の一歩です。
正解も不正解もない。
あるのは「好き」という気持ちだけ。
100人のアーティストが集う“自由な表現の場”を。
初めまして。
僕は福岡県でアーティスト活動をしている石丸と申します。
僕が初めて絵を描いたのは、2023年3月。
それまでの僕は「何が正解なのか」「どうすればうまくいくのか」
「社会に評価されることは何か」といったことばかりを考えていました。しかし絵を描くことで、時間を忘れ無我夢中になり、何度も自分に向き合うことになりました。
「絵なんか描いてどうすんの?」
「友達に絵を売るな」色んなことを言われましたが、描きたい気持ちが溢れて1年で150枚の作品を作りました。
自分は「何が好きなのか?」「何がしたいのか?」を頭ではなく心に問いかけ、ありのままを表現する。
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その作品に人が感動してくれたり、買ってくださったりする経験を通じて、たくさんの学びがありました。
アートは自分を知る行為であること
ありのままの自分に価値があること
上手い下手や学歴ではなく、自由に表現することに意味があること
”アートは自分を認める作業!”
僕が描きたいものを描いてそれを「綺麗!」とか「この絵好きです」と言われた時に、すごく嬉しくて自信になりました。
アートにチャレンジしたくても、親の反対や、周りの目、将来への不確実性があり、それまでに否定されたりした経験が人々の自己肯定感を下げてるように感じます。
自己肯定感とは自分が素晴らしい存在だと気づき、自分のことを好きになって、人生を楽しんで生きることだと思います。
その手段としてのアートを皆様に経験してもらいたい!
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誰もが参加できるアート展を開催し、一箇所に作品が集まったらどんなことになるんだろう?と思い、自信はありませんでしたが、100人のアーティスト展を企画しました。 - うまくなくても良い、一生懸命やれば誰かの勇気になり、感動を引き起こすことができる!と思いとにかく全力でやりました。
- 会場も飾り方も人の集め方も何もわからない状態で企画だけ走り出してそれをインスタグラムで発表しました。
- あっという間に100人を超える参加者が集まり、スペースの関係でお断りするほどみなさまの熱量を感じました。
何度もZOOM会議を開き、右も左も分からない僕に多くの方が僕にアドバイスや協力をしてくださいました!(感謝!) - ギャラリーや企業が主催ではなく、アーティストがアーティストのために企画した大規模アート展は日本初だと思います!
- ついに2024年8月に第1回「100人のアーティスト展」を開催することができました。
- 東京、大阪、神奈川、北海道、福岡、熊本、茨城、兵庫、富山から出展者が、海外からはバリ島とロサンゼルスから参加されました!
100人の表現が並んだその空間は、まさに「ありのままを認め合う場」となりました。想像以上の感動で、涙しました。
この感動を次回はもっと広い会場で多くの方と共有したい!「アーティスト達で企画するアーティストのためのアート展」
- そして第二回を企画しました。1ヶ月で100名の応募があり、約80名のアーティストが新しく参加されました。
参加してくださった方の純粋な愛の深さやアートの素晴らしさに本当に感動しました。 - 2025年8月にも開催し、素晴らしい作品とアーティストが全国から集まり、人生で記憶に残る感動をさせていただきました。色々なメッセージをいただきました。
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「何か私に手伝えることありますか?」
「石丸さんは熱き思いの方で、すごいことをされています!」
「当日フラワーアートを作るので飾ってもらえますか?」 - 愛のある言葉をたくさん頂きました!
- 本当に多くの方のおかげで開催することができました。
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当日の模様はこちらからご覧いただけます
初日の設営が終わった後に記念撮影-
「うちの子どもの夢を叶えてくれてありがとうございました!」
「楽しかった!」
「思いを形にしている人が本当にいることにびっくりしました!」 - このアート展は人の夢を叶え、アーティストの希望になる!継続していくべきだと思うようになりました。
- 単発でなんとかやってきましたが、もっと多くの方に関わって頂き毎年開催できる福岡の名物アート展にしたい!
第二回100人のアート展では初めてを応援する「The f1rst step」を開催!
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しかしこの活動を続けていく中で、僕は次のような社会の課題を知ることになりました。
”ART for BEING 誕生の背景”

アート展に出展するには、高額な出展料、販売手数料は30%〜50%、送料も自己負担など、アートの世界を知らなかった僕が驚くような現実がありました。
「10万円の絵が売れてもほとんど手元に残らないじゃん!」
せっかく絵が売れても、画材費やキャンバスや額縁にまた投資する行為はまさに自分に投資する行為であり、将来の安定や幸せな生活を考えたら決してできない尊い行動だと僕は思いました。さらに奨学金を返すために夢を諦める若者
毎月4万円の返済に追われ、アートを続けたくても続けられない。そんな現実がこの世界にはありました。

- 大学で美術を学び、大学院までいった井上さんにお話を聞いてみました。
①大学で美術を学ぼうと思った理由は?
- 自分が専門とする分野以外を、幅広く学んで視野を広げるためです。
自分の分野について、専門の知識や経験がある先生方や設備で深く学びたかったんです。今はネットでもたくさん学べることは多いが、実際に現場で見て聞いて体験することの重要性を感じたかったんです。 
井上さんの作品
②実際社会に出てどんなことを感じましたか?- 学んだ分野とは大きく離れた土俵で働く人、働かざるを得ない人もたくさんいることを知りました。
自分のスキルを活かしたくても、なかなか表に出せない場面も多いこと。”本当にやりたいこと”より”生活”のためや、環境のせいで出来ない・犠牲を伴わなければならないことも多い現実を見て、自分のやりたいことや好きなことにチャレンジすることの難しさを感じました。 -
井上さんの作品はおにぎりがテーマ③美術教育に関して感じることは?
- 10代の大切な時期に感性を磨く重要な分野ではあるものの、カリキュラム上、授業が減らされる学校もある。また単位上仕方ないとはいえ点数を付けざるを得ない上に、点数や出来上がりで優劣をつけて競争意識が芽生えてしまうこともあり、美術本来の感性を磨くことの大切さや作ることの楽しさという大切な部分が置き去りになってしまうこともあると感じています。
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- 美術の授業には「正解」や「比較」があります。大人にアート体験のお誘いをした時によく言われるが「絵は苦手だから」「才能ないもん」など、強い苦手意識でした。
でも僕だって絵が描けると思ってなかったよ!
大人はどこで苦手意識を刷り込まれたのか?
それは教育にあるのではないかと考えます。
ここでアートと美術に違いをお伝えしなくてはなりません。
美術は「正解に近づく技術」が求められがちです。
子どもはそこでうまく描ける=良い絵という価値観を学び、うまく描けなかった子は
「恥ずかしい」「自分は絵が向いてない」と刷り込まれているように思います。

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上記の表から分かるように、アートは自らの内なる何かを表現する人であり、誰もが表現でき、比較が必要ない世界だと僕は考えます。
なのでアート教室でも4,5歳の子どもの自由な感覚から大人が学ぶことが多いです。
子どもたちにはそのままの感覚でアートを体験してほしい。しかしワークショップをやるにも現状は子ども料金を設定しないとアーティストはやっていけません。
100人のアーティスト参加者であり、大阪府でワークショップを開催されている
満田友美さんをご紹介します。満田さんは美容室を経営しながらアート活動をされています(実は僕も昔、美容師でした!)
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①普段どんなアート活動をされていますか?
アートを始めたのが2年前なのですが気になってたテクスチャーアートのワークショップに参加したのがきっかけでした。
それまでは絵を描くなんて才能無いしと思ってたぐらい無縁の世界でした。
初めてテクスチャーアートに触れて
こんなに楽しいアートがあったの!!と感動。正解と不正解もなく、とにかく好きな色を使って楽しむ。その時混ざった色は二度と出すことの出来ない瞬間瞬間の美しさに今を生きるを感じる瞬間でした。
夢中になって没頭する時間「無」自己対話の時間。普段忙しくて自分を感じるという事が流れていく日々の中にとても必要な時間だと思いました。この感覚をたくさんの人に体験して欲しいと思い、テクスチャーアートのワークショップを開催しております。
子供から大人まで自由にキャンバスの上で自分を表現する時間は本当に楽しくて尊い時間そして参加する方々からたくさんの気づきや学びを頂いてます。-
②子どもたちと接しててアートの魅力は? - とにかく子供から学ぶことって沢山あって勇気を貰ったり幼い頃の自分を重ねたりする瞬間もあって自分を癒してる感覚も感じます。個性がそれぞれあるのですが、
自分は絵が上手くないからなぁ…と自信なさげだったり失敗したくなくてチャレンジが中々できない子供もいたり、なんの躊躇もなく書き出す子供。
やってみてどうだった?と聞いたら
楽しかった!またやりたい!と言ってもらいます。
失敗する事が嫌でなかなか書き出せなかった子も最後はここが嫌だ!って意思表示してくれてじゃあそこやり直してみる?ってやり直す勇気を行動に移して最後は自分で納得いく作品を作れたことに自信がついて、帰ってからパパやお姉ちゃんに自慢げに見せてさらに次書くやつの下書きを書いてるよ!とママから感想を教えてもらって嬉しくなります。
また、テーマは海と決めてきてずっと納得のいく波を描き続ける子もいたりしてこだわり抜く先に見える世界も素晴らしいなと感じます。 -
とにかく私は型にはまらずまずは手を動かしてみるという体験が次に繋がると思うので体の感覚を使うことでどんどんチャレンジ欲が出るのがアートを通して感じてます。 -
③満田さんにとって理想のワークショップとは?大人も子供もまぜこぜで一緒に楽しむ時間。
子供の柔軟性やこれをやりたいというこだわりを譲らないという事も大人は学べます。大人になると迷惑かけたらと気を使うことがあります。本当にやってみたいこと制限してたりしますよね。社会に出たら子供でもあるのかもしれません。
色んな制限が解除される時間でもあると思ってるので
大人も子供も一緒に参加するワークショップが理想です。
そして沢山の子供に触れて欲しい。
学校の美術は採点がつくけどアートワークショップは自由そのもの。自分の心が決めていい。感じたまま描く。1歩進む勇気。
その時間を大切にできる時間にしたいと思ってます。
④ART for BEINGが力になれることあれば教えてください。ワークショップを沢山の子供たちに体験して欲しい気持ちがあるのですが、やはり時間と材料費など考えると料金もしっかり頂かないと継続できないという課題もあります。
- 身一つでは限界もあって保育園、小学校とかでの
ワークショップができたら楽しいだろうなと考えてます。
規模が大きくなると人の手と資金が必要になるのでアーティスト仲間と一緒に開催できる環境を作って貰えるのと資金はバックアップしてもらえたらとっても心強いなと思います。
そして沢山のアーティストがいる中で自分の描いたアートが沢山の人に見てもらえる場があると嬉しいです。ファン作りも1人で頑張らなくて良いと思えるだけで心が軽くなります。

- 障がいがあっても、素晴らしい才能を持つ人がたくさんいることをある障がい者施設で知りました。
僕の友人でも障がいを持ちながらアート活動をしている方がたくさんいます。
でもその作品を発表する機会が少ない。高額な出展料でチャレンジしたくてもできない現状があります。
僕は、その表現の場と自立を応援したいと思いました。
車いすアーティストのayuiさんの作品
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車いすアーティストのayuiさんのインタビューを掲載します。
①いつからどんな障がいがあったんですか?- 3歳くらいから歩き始めが遅くていろんな病院に診てもらったら、障害があることが判明して、でも治療法も病名も定まらないまま名古屋から福岡にきました。
福祉関係の兼ね合いで病名を付けなきゃいけなくて、一番近いのが【脊髄性筋萎縮症】という病気だったのでその病名がついてます。
筋力が徐々に弱っていく進行性難病で、今は身の回りのことはヘルパーさんに助けてもらってます。
②アートを始めるきっかけは?- 小さい頃から絵を描くことは好きで、将来の夢はイラストレーター!とか言ってましたが、現実的になかなか車椅子でデザイン会社等に入ることが難しく、断念して生活していました。
福岡に出てきて、周りの人の後押しもあり、身近にできる【LINEスタンプ】から始めました。
そのあと少しずつ絵を描いたりして、友人の助言もありInstagramでイラストショップを開設し、ずっとデジタル画を描いていましたが、自分のタッチの絵がほしいなと思い、紙に落書きをしていたところから【これ、自分の絵にできるんじゃないか?】と思い、描き起こしたのがきっかけで今のインスピレーションイラストにたどり着きました。 
③ayuiさんにとってアートとは?
- アートは、自分を表現する場所でもありますが、人と関われる場所でもあると思います。
車椅子だとなかなか社会に出る場面が少なく、籠ってしまいがちですが、アートを通じて展示会に参加したり、個展を開いたり社会参加をすることで、自分の絵を観てもらうこともできるけど、出展者さんと関われたり人と関わることができるのですごく大切な存在です。 
-
③ART for BEINGの活動を知ってどう思いましたか?
- 石丸さんと出会ったのも、100人展がきっかけでお知り合いになって正直どんな感じの展示会とか石丸さんはどんな人なのかとかもわからないまま参加していました。
- 関わり続けていくと目の前の物事に真剣に取り組んでくださる方で、話しやすく感じて、ART for BEINGの活動をしたいというお話を聞いたときもアーティスト、子供、障害者みんなを助けたいという気持ちがすごくいいなと思いました。
- 障害者に関して言えば、なかなか参加できる展示会を探すのも一苦労だったり、働きにいけない中、出展料で大変な思いをしたりして諦めることもあるので、こういった活動で世界を広げられる機会をいただけるのはすごく嬉しいなと思いました。
私は、できることで協力してお互いにウィンウィンになるように活動していけたらなと思います! -
ここだけでは紹介しきれないほど
- 人にはストーリーがあり、全員は無理でも僕は何かの縁で、出会ったみんなに少しでも明るく優しい光を当てたい!
- 全然共感できない。。
- 絶対上手くいかないから辞めた方がいい。
- 興味ないですねー。。
- 多くの方から忠告を頂きました。
僕は僕の信じた未来を実現させたい!「人間て素晴らしい!」と思える社会を作りたい! -
「お金がないとチャレンジできない世界」から離れ、
「誰もが挑戦できる優しい世界」をつくりたい。
そんな思いから、一般社団法人ART for BEING が生まれました。
ART for BEING は、たくさんの人々から優しさや愛を集めて、それをみんなに循環させる団体です。
目指すのは、やがて国際的なアート基金になることです。
Lugnasさんの作品

日々アーティストの方々と連絡をとり、打ち合わせをしてこの企画を作ってまいりました!
「100人のアーティスト展」は、ART for BEINGが応援したい人たちの表現の場です。しかし僕の自己資金だけでは続けていくことはできません。第三回の開催は子ども、障がいのある方は出展料は無料で
その他の方は5000円の出展料のみでご参加いただいてます。
今回は子どもと障がい者の方が合わせて
12名参加予定です。
小さな会場でコツコツ頑張っているアーティストに、大きな舞台で光を当てたい。
この活動をこれからも続けていくために、皆さまのお力をお借りしたいと思っています。
それが今回のクラウドファンディングの
趣旨であり、僕自身のチャレンジです。
あなたのご支援が、
アーティスト・子どもたち・障がいを持つ人たちの表現を支え、そして「ありのままの自分を生きる」世界を広げていきます。
ぜひこの挑戦に力を貸してください。
”リターンについて”
今回のアート展に出展する方の作品など、アーティストのサポートにもなるようなリターンになります!ぜひ推しアーティストを見つけて頂けたら嬉しいです!
- 2025年11月中旬 会場選定
2025年12月中旬クラウドファンディング終了
2026年2月21日〜23日「100人のアーティスト展」開催
2026年3月下旬 リターン発送






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