注目のリターン
ごあいさつ
はじめまして、バッティングセンターしまかわの島川ひとみです。
今から40年前の当時30歳だった父は、「野球愛好者の方々の技術向上に少しでもお役に立ちたい、未来ある子どもたちにバッティングの楽しさを知ってもらいたい、上手になってもらいたい、野球が好きになってもらいたい、試合で活躍してもらいたい、島から甲子園出場をめざしてもらいたい、さらに上のプロ野球選手をめざしてもらいたい」そんな想いを胸に、1985年(昭和60年)にバッティングセンターを設立しました。
私たちは、そんな父の背中を見て育ってきました。父の意志を受け継ぎ家族みんなで力を合わせて、この奄美大島で唯一のバッティングセンターを家族で継承し、日々島の子どもたちの成長を見守っています。この小さな島で、野球を愛する少年少女たちが甲子園出場やプロ野球選手になることを目標とし練習に励む姿、島で野球やソフトボール、スポーツを楽しみ盛り上げてくれる方々をこれからも応援したいと思っています。
左:姉の真由美 1980年生まれ
(奄美小→名瀬中→神村学園高等部→九州女子短期大学卒)
趣味:ソフトボール・フットサル・働くこと・歌を聴くこと・健康になること
担当:スパイク修理や加工・グラブ修理・接客・営業・マシン修理メンテナンス
右:妹のひとみ 1986年生まれ
(奄美小→名瀬中→大島高校→大阪国際大学卒)
趣味:ソフトボール・バレーボール・野球やスポーツ観戦・カラダのケアをすること・旅行・温泉・読書
担当:マーク加工・オリジナルTシャツやユニフォームのデザイン&作製・グラブ修理・スパイク加工・接客や販売・ものづくり
下:弟の健(たけし) 1989年生まれ
(奄美小→名瀬中→奄美高校→大原学園専門学校卒)
趣味:野球・高校野球やプロ野球観戦
担当:刺繍加工・グラブの湯もみ・型付け・配達・硬式室内練習場の運営

3人とも奄美の野球やソフトボール・スポーツを盛り上げるために現役で奮闘中です!!
このプロジェクトを始めた理由
創業から40年の年月を重ね、施設の老朽化が深刻な状況となっています。屋外のため、台風の通り道である奄美大島は、幾多の大小様々な台風(塩害)被害に見舞われ、ネットの修理・入れ替え、テント交換と台風被害の後片付け、バッティングマシンは度重なる故障を繰り返し、マシン室の鉄骨は腐食が進み、屋根からは雨漏りがするようになりました。それでも少しずつ維持管理を続けてまいりましたが、安全に楽しく練習できる環境を提供できずに、お客様にご迷惑をかけてしまう日々に心を痛めております。
[老朽化したバッティングセンターの様子]
塩害により錆びついたマシン
使えなくなったバッティングマシン
腐食した鉄骨で破れしまったテントから雨漏り
マシンが濡れないようにテントの破れを応急処置
鉄骨が腐食したマシン室
腐食によりマシン室の下の鉄骨が崩れ落ち始めている
腐食により崩れ落ち始めている鉄骨
腐食したマシン室の鉄骨
(左)低速と高速ボタンが選択できない状態
(右)コインが入らないコインボックス
台風が来るたびにネットを下げて台風養生
排水が間に合わないほどの大雨で営業できない状態
ホームランや2塁打の板は強風で落下し破損したまま
なんとか稼働しているマシンとギリギリの状態の鉄骨のマシン室
また、少子化や物価高による野球人口の減少も著しく、経営は厳しい状況が続いています。バッティングセンターの運営には、定期的なメンテナンスや設備の修繕が不可欠です。バッティングマシンの消耗品の交換やネットやテントの補修や張替えなど、施設を安全に運営するためには多額の費用が常にかかります。実際に9年前に行ったネットの全面交換・ベルトコンベア改修には、590万円の費用がかかりました。
バッティングセンターを存続させるためにも、とても苦渋の決断ではありましたが、バッティングセンター内のスポーツショップは今年の12月で閉店することに決めました。
しかし、バッティングセンターだけはこれからも継続させたい。島の子どもたちや野球愛好者の技術向上のお役に立ちたい、夢や目標を実現するためのサポートをしたいという想いが、このプロジェクトへの挑戦を決意させました。
【バッティングセンター内のスポーツショップしまかわ朝仁店】

実現したいこと
バッティングマシンの全面入れ替えとマシン室の再建を通じて、奄美大島唯一のバッティングセンターを存続させたいのです。島から甲子園出場やプロ野球選手を目指す子どもたちが、安心して練習に打ち込める環境を整え、彼らの夢の実現を全力でこれからもサポートしていきたい。
バッティング練習をする子どもたちの写真
奄美の少年野球の子どもたち
私たちがこの挑戦をする意味
奄美大島には他にバッティング練習ができる場所がありません。もしここが無くなってしまったら、島の子どもたちは打撃練習の機会を失ってしまいます。父から受け継いだこの場所は、多くの野球少年の原点であり、子どもたちの成長していく姿を見てきたからこそ、私たちには、バッティングセンターを存続させる責任があると感じています。
[バッティングセンターの歴史を物語る古い写真]
1985年(昭和60年)12月OPEN
バッティングセンターオープン時にサイン会に来て下さった元阪神タイガースの掛布雅之選手と父
これまでの歩みと実績
1978年(昭和53年)9月
スポーツショップしまかわ本店OPEN
1985年(昭和60年)12月
バッティングセンターしまかわOPEN
2004年(平成16年)12月
スポーツショップしまかわ朝仁店OPEN
2023年(令和5年)1月
シマスポベースボールパーク(硬式室内練習場)OPEN
47年前にスポーツショップ本店、40年前にバッティングセンター、21年前にバッティングセンター内にスポーツショップ朝仁店、3年前に硬式打撃可能な室内練習場を立ち上げました。私たちは野球やスポーツを愛する島の方々に支えられて、今日までスポーツショップとバッティングセンターを続けることができていました。老若男女問わず、島の皆様にバッティングやスポーツショップにご来店いただき、スポーツ用品やオリジナルユニフォームを作製し購入していただき、とても感謝しております。
バッティングセンターを立ち上げた頃から、商品を買っていただいたお客様には、バッティングが半額でできる補助券を差し上げたり、しまかわ友の会という年間の会員に入会して頂いたお客様には、バッティングは常時1ゲーム半額でプレイでき、商品も20%OFFで購入できることで、野球をがんばる子どもたちや少しでもご家庭の家計の負担軽減になればと思い、応援するサービスも行ってきました。
また、未就学児の子どもには、ご来店するたびにバッティングが2ゲーム無料で打てるサービスもあります。
姉の真由美(神村学園出身)は、15年前から地域の子どもたちにソフトボール競技の楽しさや基礎基本の大切さを伝える活動を、週に2.3回ボランティアで行っております。
[ソフトボール教室の写真]
バッティングセンターによるソフトボール教室
ボールの握り方を指導する様子
ソフトボール場にてソフトボール教室
ゴロ捕球を指導する様子
ソフトボール教室に通う子どもたちでソフトボールチームを結成し大会にも出場!!
バッティングセンターでの練習終わり整列して挨拶
世界で活躍する女子野球日本代表の里綾実選手(奄美大島出身)と奄美の子どもたち
2014年春に大島高校野球部が21世紀枠で悲願の甲子園初出場、さらに2022年春には実力で2度目の甲子園出場を果たし、奄美群島は歓喜と感動と笑顔であふれかえったことを、昨日のことのように思い出します。
野球を始めた頃からバッティングセンターに通ってくれていた野球少年たちが、この奄美大島から甲子園出場という夢を実現してくれて、聖地である甲子園で溌溂とプレーしている姿を見ることができ、これほどまでに誇らしく、嬉しいことはありません。心から感謝を伝えたい。
2022年第94回選抜高校野球大会出場の大島高校
(8年ぶり2回目の甲子園)
たくさんの島人で埋め尽くされたアルプススタンド
そしてその夏は、惜しくも準優勝で夏の甲子園まであと一歩及ばず、「次なる世代の高校球児にも、また島から甲子園出場をめざしてがんばってほしい、打撃力を向上させてほしい、甲子園で初勝利を」という想いで、弟の健が、硬式打撃可能な室内練習場を立ち上げました。
島の高校球児たちは、部活終わりや部活がない日も日々打撃練習に励んでおります。しかし、室内練習場の設備投資にも多額の費用がかかってしまったため、利用する高校球児も毎月高い料金を支払って練習に通っているのが現状であり、採算が合わず今後も運営を続けていくのはとても厳しい状況です。
室内練習場で打撃練習に励む高校球児
プロジェクトの価値
皆様のご支援は、ただ施設を修理するためだけではありません。奄美の子どもたちが夢や目標へ挑戦し、技術向上に励める場所を未来につなげることでもあります。小さな島だからこそ、一人ひとりの子どもたちとしっかり向き合い、彼らの可能性を広げ、成長を見守り続けることができます。
このクラウドファンディングは、私たちのプロジェクトを広く知っていただき、共に奄美の子どもたちの夢や目標を応援し、盛り上げてくださる仲間を募るための活動です。バッティングセンターの再建は、私たち家族の力だけでは成し遂げられません。一人でも多くの方のお力とご協力が必要です。私たちが進めるのは、バッティングセンターの再建だけではなく、島の夢づくりプロジェクトです。
バッティングセンターに通う子どもたちの「夢や目標」を応援することをきっかけに、人・地域・文化が交わり、経済やコミュニティが循環する拠点をバッティングセンターに作りたいと考えています。
リニューアル後のイメージ
現在の準備状況
リニューアルに向けた設計図の作成や業者との打ち合わせを進めており、皆様からのご支援が集まり次第、工事に着手できる準備を整えております。安全で快適な練習環境を一日でも早く提供したいという想いで、着実に準備を進めています。
支援の使い道
皆さんからの支援金は、バッティングセンターのリニューアルのための改修工事費用とプロジェクトの活動資金に使わせていただきます。
○マシン室 300万円
(鉄骨・テント・防球ネット)
○バッティングマシン 700万円
(新しいマシン3台・マシン修理4台)
○ホームラン板設置 50万円
○マシン室電気 50万円
○打撃室鉄骨ペンキ塗装 100万円
○硬式練習場設備・運営費 600万円
○手数料17%+税 467.5万円
○返礼品・送料 232.5万円
合計2,500万円
もし支援金が多く集まった時は、
○硬式練習場使用料負担軽減
○マシン修理4台を新しいマシンへ変更 800万円
○コン柱取替工事(11本) 500万円
○排水工事 50万円
に充てさせていただきたいと考えています。
リターンについて
ご支援いただいた皆様には、心を込めたお礼の品をご用意させていただきます。奄美の特産品や、バッティングセンターでのバッティング練習券、オリジナルグッズなど、島の魅力とともにお届けいたします。また、リニューアル完成後には、支援者様のお名前や企業名を刻んだ感謝のプレートや看板を設置させていただきます。
[リターン商品の写真]
オリジナルステッカー
オリジナルタオル
オリジナルエコバッグ
オリジナルTシャツ
オリジナルパーカー
オリジナル AMAMI Tシャツ
オリジナル限定AMAMI89Tシャツ
支援者名・企業団体名の感謝のプレート設置イメージ
支援者名・協賛企業団体名の感謝の看板設置イメージ
奄美のフルーツジュース
奄美の特産品
スケジュール
11月からクラウドファンディングを開始し、1月25日まで実施予定です。目標金額達成後、速やかにリニューアル工事に着手し、2026年春には新しいバッティングセンターとして再出発したいと考えております。
最後に
バッティングセンターは、ただボールを打つだけの場所ではありません。ここには、笑顔や歓声、そして挑戦や達成感があふれています。奄美の子どもたちや野球愛好者にとって、この場所は原点であり、かけがえのない場所だと信じています。しかし、この場所を存続させていくためには、私たち家族だけの力では限界があります。皆様と一緒なら、きっと奄美の子どもたちの夢を応援できると信じています。どんなに小さなご支援でも、私たちにとっても、子どもたちにとっても、とても大きな希望となります。島の未来を担う子どもたちのために、どうか、私たちの活動にご理解とご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
☆御礼☆
スポーツショップしまかわ朝仁店は、12月末をもちまして閉店することになってしまいましたが、21年間たくさんのご利用、ご愛顧いただきまして、心から感謝申し上げます。たくさんのお客様との出会いやたくさんの思い出の詰まった楽しい21年間を本当に本当にありがとうございました。この場をお借りして、お礼申し上げます。12月末までに遊びに来ていただけたら嬉しいです。




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