はじめまして。福岡でグラフィック・WEBデザイナーとして活動している、AK DESIGN代表のコウノ アキヒロです。
今回の挑戦は、デザイナーズブランド「WANO」立ち上げの第一歩です。
その第一弾として、江戸時代から親しまれる日本の防寒着「半纏(はんてん)」を令和の日常に馴染むカジュアルなアウターへ。
日本のぬくもりと誇りを、新しい時代にそっとつなげたい――。
そんな想いから、このプロジェクトが生まれました。

私たちの身の回りには、気づけば海外製の衣類があふれ、大量生産・大量廃棄が当たり前になっています。
日本で流通する衣料品の約98%は海外からの輸入品です。
その一方で、年間およそ 81万トン の衣料が廃棄され、うち 約51万トン が焼却・埋立処分されています(2022年時点)。
これは、毎日大型トラック約1,300台分に相当します。
そんな今こそ日本の文化と品質、誠実なものづくりにもう一度目を向けて日本製の価値を再認識してほしいのです。


WANOは、日本人としての誇りを胸に、古き良き日本のカルチャーを令和の日常に馴染む形へアップデートし、「どことなく漂う和の薫りがいいね」という“気づき”を届けるため、4年の構想を経て立ち上げたブランドです。
日本人にはどこか懐かしく、日本文化を愛する海外の方には新鮮な、手軽に和の雰囲気を愉しんでもらえるデザイナーズブランドです。

それは4年前のお正月休みに遡ります。
底冷えする実家でのこと。
ふと半纏を羽織りたくなり、押し入れを探すも昔あったはずの父の半纏はすでになく、仕方なく室内でアウターを着ることになりました。
その些細な出来事が私にとって半纏制作への初期衝動となり、
一人のクリエイターとしてWANOの構想を温めるきっかけとなりました。
昨年から、現役服飾学校の講師を筆頭にプロフェッショナルなメンバーのサポートの元、直接工場にも足を運びながら、何度も打ち合わせを重ねました。
素材やシルエットに徹底的にこだわり、性別や年代を問わず日常のスタイルに自然と溶け込むカジュアルデザインへ。
プロフェッショナルなチームと一丸となり、1年かけてこの半纏を完成させました。



ディティール
半纏のパターンは海外でも人気の国内有名ブランド出身のパタンナーに依頼。
ラグランスリーブにする事で動き易さと和洋折衷のイメージを表現し、アウターとしてもリラックスウェアとしても両立するデザインを目指しました。
さらに縫製は一級縫製士による国内縫製。
東京コレクション出展ブランドの量産も手がけるがアトリエによるジャパンクオリティのこだわりの半纏です。

素材
表地はハリのあるしっかりとした風合いが特長のコットン100%のツイル生地、襟とポケットはオーガニック素材を使用したコーデュロイで柔らかさと温かみを感じます。

和の薫り
裏地には和柄生地を使用し、袖を捲った際にさりげなく見える和のテイストがアクセントになっています。「WANO」のコンセプトを感じられるポイントの一つです。

機能性
中綿は2枚のシートを重ね、半纏本来のふんわり包まれる暖かさ。
表地が化学繊維のダウン異なり、静かでソフトな着心地で室内でも快適に着用できます。







支援金の使い道
・制作費
・手数料
・広告費

カジュアル半纏を含む全6種類のリターンをご用意しております。
※カジュアル半纏は数量限定のため、売り切れの際はご了承ください。




最新の活動報告
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アトリエ視察
2025/12/01 20:00販売終了まで1ヶ月を切りました。本日は半纏の制作をしていただいているアトリエにご挨拶をしに行きました。私が訪問したタイミングが悪く、本日は私の半纏の制作工程は見られませんでしたが、見せられる範囲内でアトリエご紹介いたします。少数精鋭の職人が集う工房では、長年培われた技術と、美しい一着を仕立てたいという静かな情熱が息づいていました。複数のミシンを使い分け、生地の表情に耳を澄ませながら、一針一針に思いを込めていく――。その光景を目の当たりにし、今回のカジュアル半纏がただの衣類ではなく「カルチャーを纏う粋な存在」として生まれることを実感しました。皆さまのお手元へは年明け1月にお届け予定です。日本のものづくりから生まれる温かさと上質さを、どうぞ楽しみにお待ちください。そして26SSに向けての打ち合わせも軽くさせていただき、年明けには本格的にデザイン、サンプル作成に移りたいと思います。半纏もそうですが、これからのWANOの展開にもぜひご注目ください。 もっと見る
1週間経過いたしました。
2025/11/20 20:27WANOカジュアル半纏の発売から、1週間が過ぎ、ありがたいことにすでに5名の方にご支援いただき、お気に入り登録も日ごとに増えており、心より御礼申し上げます。WANOが届けたいのは、単なるアパレルではありません。日本人としてのアイデンティティと、和のカルチャーを未来へつないでいく——“粋”なライフスタイルそのものです。決して安価な半纏ではありませんが、職人が一着ずつ丁寧に仕立てた確かなジャパンクオリティは、きっとあなたの期待を裏切りません。来年も、再来年の冬も、長く寄り添う“冬の相棒”として手にしていただければ幸いです。アトリエでは現在、1月のお届けに向けて生産が着々と進んでおります。その様子も追ってご報告いたしますので、今後とも温かいご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。 もっと見る








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