【京都労働運動史年表】戦後労働の歩みを未来へ繋ぐプロジェクト

『京都労働運動史年表』の途絶えた10年の歴史を記録し、未来の労働環境改善に役立つ記録を残したいです。

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目標金額は3,500,000円

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【京都労働運動史年表】戦後労働の歩みを未来へ繋ぐプロジェクト

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『京都労働運動史年表』の途絶えた10年の歴史を記録し、未来の労働環境改善に役立つ記録を残したいです。

ごあいさつ

 私たちは、NPO法人 京都社会労働問題研究所です。各団体の年史誌編纂や自分史作成のお手伝いや労働者の意識調査の集計・分析など、労働者の方々に寄り添う活動を続けています。1973年に宮田栄次郎さんが開設し、2008年にNPO法人として諸事業を継承しています。理事長は先代の勝本光一さんを引き継いで吉田美喜夫(元立命館総長)、副理事長に木村幹雄(元連合京都会長)が務め、賛助会員4団体、個人会員52名を擁しています。その他、理事に稲葉伸二、半田敏照、佐々木眞成、監事に稲村守が夫々任についています。事務局は佐々木眞成(合同繊維労働組合執行委員長)が中心となって活動しています。


このプロジェクトを始めた理由

 これまで京都府において「京都府労働運動史」として、1945年以降の京都における労働運動の経過をまとめて、2005年までは冊子として発刊されてきました(6巻)。2006年から2015年までの10年間は「データ」として編集し、京都勤労者学園のホームページにて公開、発表されました。それから10年たちましたが、京都府においては、事業整理方針に基づいて本事業の中止が決定されました。この間、実務作業の中心を担ってきた私どもとしては、本事業は是非とも継承したい、次世代に記録として残していかなければならない、という想いから今回、「京都府労働運動史(2016年~2025年)編纂委員会」を立ち上げました。

[これまでの年表資料の写真]


実現したいこと

2016年から2025年までの10年間分の労働運動史を年表に編集し、データ化するまでの作業を行いたいと考えています。公開方法については今後の検討課題ですが、現在、京都勤労者学園のホームページで1945年からの年表や写真などを公表されているので、それに続ける形での公開を目指しています。


この年表は単なる記録ではありません。教科書には載らない【声なき歴史】として、労働環境や社会構造を学ぶ貴重な教材になります。リアルな労働運動の記録は、若者や次世代の方々にとっても学びと気づきの機会となるはずです。


[資料収集作業の様子の写真]


私がこの挑戦をする意味

長年にわたって京都の労働運動に関わり、その歴史の重要性を身をもって感じてきました。働く人々の権利を守り、より良い労働環境を求めて闘ってきた先人たちの記録を、このまま失わせるわけにはいきません。

専従職員のいない高齢化したボランティア主体のNPOでは、事業継続が困難な状況です。しかし、だからこそ今、皆様のお力をお借りして、この大切な歴史を未来につなげたいのです。


[プロジェクト実行者のポートレート写真]


これまでの歩みと実績

私たちは長年にわたって、京都における労働運動史の記録と保存に取り組んできました。1945年から2005年まで紙ベースで発行された6巻の年表は、多くの労働組合や研究者の方々にご活用いただいています。

また、2006年から2015年までの10年間分も、京都勤労者学園のホームページを通じて多くの方々にアクセスしていただきました。これらの実績を踏まえ、今回の2016年から2025年分の編集も、同様に多くの方々にとって価値ある資料となることを確信しています。


[過去の年表資料の表紙写真]


プロジェクトの価値

この年表は、労働者の歩みを記録するだけでなく、社会の変化や課題を映し出す鏡でもあります。支援者の皆様には、市民の手で歴史を継承するという貴重な活動に参加していただくことになります。また、戦後まもなく結成された多くの労働組合も今年から来年、再来年にかけて「組合結成80周年」を迎えられ、組合史編纂の要も発生すると考えられ、その編集にも大きな助力となるものと確信しています。 

 さらに、個人の想いや地域の歩みが未来に残ることで、次世代の方々が現在の労働環境や社会を理解する手がかりとなります。特に、京都の大学で社会学や労働問題を学ぶ学生さんたちにとって、教科書では味わえないリアルな声や記録に触れる機会となるでしょう。


[学生たちが資料を閲覧している様子の写真]


現在の準備状況

すでに2016年以降の資料収集を開始しており、各労働団体からの協力も得られる見通しです。京都の労働団体(連合京都、京都総評)の協力を得て、傘下の単位組合まで協力をお願いする体制を整えています。

 できれば年内に着手し、来年(2026年)末にはデータ段階での完成を目指したいと思っています。呼びかけ人なり賛同者などの組織づくりも進めており、多くの方々にご参加いただける基盤を整えつつあります。


[準備作業の写真]


リターンについて

ご支援いただいた皆様には、完成した年表のデジタル版をお届けするほか、過去の年表分簡素版もご提供の予定です。また、プロジェクトの進行状況や収集した貴重な資料の一部も、支援者限定でご紹介させていただきます。


スケジュール


2025年後半~資料収集と編集作業の本格開始

2026年前半 データ化作業

2026年末  完成見込み

2027年~  発表


最後に

働く人々の歴史は、私たち一人ひとりの歴史でもあります。その記録を未来に残すことは、次世代への大切な贈り物だと信じています。皆様の温かいご支援により、共感をもとにした支援の輪をつくり、市民主体の社会的活動を未来に残していきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 人件費

  • 広報/宣伝費

  • リターン仕入れ費

  • 資料収集、執筆、入力、編集、作業費用、検討・監修費用

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

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