みなさんこんにちは!
剱持農園の代表をしております、剱持孝明と申します。

剱持農園は岡山県総社市にある、
セロリとメロン
の2種類を際している農園です!
剱持農園は祖父の代から始まり、父から私へと親子3代に渡ってバトンを渡してきました!

私たちの日々の活動はインスタグラムで発信をさせてもらっています!
もしよろしければご覧頂ければ幸いです!
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私たちがクラウドファンディングに挑戦する理由は、今年(2025年)の夏に起こった猛暑被害がきっかけです。
歴史的猛暑で農園のセロリが全滅、、、
剱持農園がスタートして50年以上。
セロリが全滅する日が来るなんて想像もしていませんでした。
2025年の夏は観測史上最も暑い夏となり、記録的な猛暑。
日本全国の平均気温は平年値を2度以上上回り、これまでの最高記録を大幅に更新しました。
実際に農作業をしていて、『夏ってこんなに暑かったっけ?』と思ってしまうくらいに近年の夏の暑さは異常だと私も感じています。
そんな状況の中、
セロリの芽が出ない、、、なんでだろう?
というこれまでにない経験をしました。

この嫌な予感は的中し、待てど待てどセロリの芽がが出ません。
『もしかしたら猛暑の影響でセロリの発育がおかしくなっているのか?』
という不安を抱えながら変わらず作業は続けていましたが、結局セロリの芽は出ず全滅。
農家の仲間たちにこの状況を伝えると、各所で猛暑被害が出ているとのこと。
今後の夏も毎年のようにより暑くなることは目に見えています。
なんとかセロリ栽培を続けていくためにも、クラウドファンディングに挑戦することを決めました。
『ビニールハウスにクーラー設備を設置したい』
これこそがクラウドファンディングに挑戦する目的です。
夏の暑すぎる期間の間、ビニールハウスを涼しい環境にするためのクーラー設備を設置して、セロリの成長を促していきたいと思っています。
もちろん自分たちでこの設備の費用を捻出できればいいのですが、セロリの全滅は今年の夏に起こったことであり、売上の生命線であるセロリの売上がゼロでした。
みなさん、どうか剱持農園を助けてください!

【支援の利用使途】
手数料を除くすべての金額をビニールハウスに設置するクーラー設備に利用させて頂きます。
何卒よろしくお願いいたします。

岡山市総社はセロリの生産地として昔は西日本でもトップレベルの生産地で、80以上の農家がセロリを栽培していました。しかし、時が流れるにつれてセロリ農家も少なくなり今は6軒程度になっています。
ただでさえセロリ農家が少なくなっている中、剱持農園でもセロリが全滅してしまいました。

正直な気持ちを言うと、
『もうセロリの栽培はやめてしまおうか、、、』
と感じるできことでした。
本当にお手上げとはこういうことだなと感じました。

もう言葉にならないと言うか、こんなことあるの?とどこか信じられない出来事でした。
農業は自然を相手にすることなので、何が起こるか分からないということは理解しているつもりなのですが、すごくショックでどこか信じられない部分もありました。
しかし、もう一度セロリ栽培をやってみようと思えたこともありました。
それは剱持農園のセロリを毎年楽しみにしてくれていて、毎年買ってくれているお客さんからの声でした。

『今年は残念じゃったけど、来年も楽しみにしておくから頑張ってな』
そんな声が嬉しくて、私の勇気になりました。
後ろ向きだった自分の思いが晴れて、『よし!やってやろう』と思えた瞬間でした。
どんなに暑い夏が来ようとも、クーラー設備があればきっと乗り越えられる。
そして、美味しいセロリを剱持農園のセロリを楽しみにしてくれているファンの方に届けたい。
そんな思いを実現するために、クラウドファンディングに挑戦することを決めました。

今回のクラウドファンディングでは、2026年の夏に収穫できる剱持農園のメロンをリターンでご用意させてもらっています。
もちろん、セロリとメロンをお送りできればいいのですが、来年セロリを収穫できるかどうかはやってみないと分かりません。
リターンとしてお送りするメロンの栽培においてのこだわりを皆様に知ってもらえたら幸いです。
こだわり①:『質にこだわった栽培』

まあまあ美味しいメロンがたくさんできるよりも、私は数に限りがあったとして本当に美味しいメロンを作りたいと思って栽培をしています。
そのためにも、なるべく農薬の使用を減らす方法での栽培を行ったり、徹底した水管理、温度管理も外せません。
栽培ステージによって水の量は調整し、毎日やる時期もあるし、1週間やらない事もあります。
温度管理は15〜25度になるよう調整します。
質のいいメロンを作るために様々な指標があります!
こだわり②:『昔ながらの栽培方法』

昔ながらの栽培=土壌消毒をしない、化成肥料の使用量を極力少数にするという意味合いです。
化成肥料が多過ぎると養分を急激に吸いすぎてストレスがかかります。
なので有機質の肥料を使う事でゆっくりストレスがかからない様に栽培します。
具体的にいうと、化成肥料を多く使った場合セロリの場合、急激に大きくなると全体が硬くなり食味がわるくなるという面があります。
こだわり③:『新鮮な朝採れメロンを直送』

やはり、果物や野菜は採れたての新鮮なものをお客様に届けるのが一番と考えています。
食べごろ云々はありますが、お客様に届ける際は朝採れのものをその日のうちに送るようにしています!
リターンで用意している2026年収穫のメロンも新鮮な朝採れのメロンをお送りします!
少し配送に時間を頂戴しますが楽しみにお待ちくださいね!

皆様、最後まで剱持農園のプロジェクトをご一読頂き本当にありがとうございます!
最後に私の思いを記載させて下さい。
これまでの感謝

祖父の代から50年以上に渡って総社の地で農園ができていることに誇りを持っています。
年々減っていくセロリ農家でしたが、最後までやり続けることができ嬉しい限りです。
剱持農園が50年以上に渡って農家ができているのはお客様あってのこと。
セロリの季節、メロンの季節になると毎年楽しみにしてくれているお客様の存在があるからこそ親子3代に渡って頑張ってくることができました!

また、祖父、父にも感謝しています。
サラリーマンとしてつまづいた時にも、私には『剱持農園』という戻れる場所がありました。
それを作ってくれたのは、祖父、父です。
今年はセロリを全滅させてしまいましたが、今後はどんなに暑い夏でもセロリを栽培できるように頑張ります。
心からの感謝を皆様に。
今後のビジョン
こだわりにも記載をさせてもらいましたが、私は常々『美味しいものを届けたい』と思って農業をしています。
まさに量よりも質で、たくさんたくさん作るというよりは、お客様の喜んでくれそうな美味しい作物を作りたい。
そうすることによって、剱持農園のセロリ、メロンが美味しいと思ってくださる方が増えて、毎年の収穫時期を楽しみにしてくれる方が増えていくのだと思います。

もちろん、欲を言えば美味しさはそのままで出荷量を増やしていきたいという思いもあります。
剱持農園が大きくなれば嬉しいなと思うこともあります!
今は質にこだわりを持ってやっていますが、いつの日か質も量もバランス良くやっていける日が来るのだと思います。そう信じています。
まずは、セロリ、メロンをしっかり栽培できる農園になることが必須。
親子3代で繋いできたバトン。
遠回りをしながらかもしれませんが、私は諦めません。
全国の皆さん。
どうか剱持農園の新たな挑戦を応援して下さい!








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