目次

１，自己紹介

　・「まっすぐじゃない」キャリア

　・挫折、そこからの道のり

　・株式会社コエダスの設立：さらなる探求へ

　・「Blossoming of Awe」との出会い：スイスへの旅路

２，このプロジェクトで実現したいこと

　・例えばどんな事が役に立ちそうか

　・（１）Pyramid to circle：ピラミッドから円へ

　・（２）Relationship with yourself：自分を知り、良い関係を築く

３，プロジェクト立ち上げの背景

４，日本を代表して学びに来ている

５，現在の準備状況

６，今後の展望

７，ガイド（先生）からの応援メッセージ

８，リターンについて

９，スケジュール

１０，最後に

はじめまして、大塚純（おおつかじゅん）と申します。長野県伊那市在住、静岡県島田市出身です。私はこれまで約20年間、様々な国のエンターテイメント・IT業界で、常に「対立や恐れ」と「争い」の最前線でキャリアを築いてきました。

●「まっすぐじゃない」キャリア

カナダの大学卒業後、新卒採用を逃した私は、フリーターをしていた所、

英語を話せる人が丁度必要だったゲーム会社に偶然拾ってもらいました。

幸運にも海外を飛び回り、Ferrariやヨーロッパのサッカークラブとの交渉を担当させてもらいました。その後、アニメ・漫画・芸能などの版権でキャリアを進め、ハリウッドに行ったり、新日本プロレスやアントニオ猪木さんの付き人として全国を行脚するなど、珍しい仕事もさせてもらいました。本当に良い思い出です。

しかし3社目の外資系企業では入社3ヶ月でクビになりかけ、

拾ってくれた会社が後にLINEアプリを生み出し、

偶然『LINE WIND runner』や『LINE：Disney ツムツム』のゲームプロデューサーをやっていた事で急に脚光を浴びたり、

闇から光と、とにかく紆余曲折のキャリアを歩いてきました。

●挫折、そこからの道のり

誰もが知るようなヒット作が生まれたことで、対外的には成功に見えていました。その後も外資系企業を中心にステップアップが続くも、

私自身は評判と能力のギャップに悩みました。

またゲーム業界特有のストレスで辞めていく人々や、争いが絶えない人間関係に「もっと楽しく仕事はできないのだろうか」という疑問がありました。

ある時、その不安が現実として現れます。昔から憧れていた企業の責任あるポジションを任された私は、全力で仕事に打ち込みますが、何かがうまくいきませんでした。優秀なメンバーはバラバラで、チームとして機能していません。そんな中あるメンバーから、目の前で優しく伝えられます。

私は「良いリーダー」では無かった。

これまで「一人で頑張ってきた」だけの人間だったと気づきました。

チームについても、リーダーについても、人間についても、余りに知らなすぎる。2020年、会社を辞めた私は

「人間関係の本質」と「リーダーシップ」について学ぶことに決めました。

●株式会社コエダスの設立：さらなる探求へ

様々な学びを進めていく中でコーチング（特にCo-active）に出会います。探していた答えの一つが見つかり、私はコーチ仲間と株式会社コエダスを2022年に設立します。

「仕事はもっと楽しいし、チームにはもっと可能性がある」

この3年は企業としても個人としても成長し続けてきました。人間関係とコミュニケーションを適切に学べば、チーム運営に悩むリーダーも、リーダーに悩むチームメンバーも救えると感じています。

素晴らしい仲間と良い仕事ができている中、私は更なる深みを目指す事にしました。平穏な心を保ち、対立やストレスの少ない世界を実現してきた人々の智慧に出会えたからです。

●「Blossoming of Awe」との出会い：スイスへの旅路

今回のプロジェクトの核となる「Blossoming of Awe（以下BoA）」にはコーチの先輩から紹介をしてもらいました。これは長きにわたりネイティブアメリカン*の一部に伝わる、人々の対立を減らし、幸せに生きるための根源的な智慧を学ぶ道です。

（Co-Activeをご存知の方は、創設者の一人 Henry Kimsey-Houseが大絶賛し、Co-Activeに大きな影響を与えたと聞けば「それは知りたい」と思うはずです。）

現在はその智慧を日本の社会に広めるため、3カ月に1回スイスに通って勉強しています。（なぜスイスかと言うと、現在教えてくれている経験豊富なガイド（先生）DawnJaguarがスイス人だからです。）

いわゆる「勉強」とは違う、自然の中で語り合ったり、火や水に学んだり、伝承や儀式を通じての体験です。しかしその中身は、驚くほど現代の私達に有用な事ばかりなのです

「人の本質は昔から変わっていないのよ」

と、長老（正確にはKeeperと呼びます）のWhite Eagle Woman（アメリカに住む御年72歳の超綺麗な美魔女。というか多分魔女）は言います。（本人の写真はさすがに撮れないので、イメージをAIに描いてもらいました。この2つを足した感じが似ていると思います。）

私はこの智慧を学び、過去の私のように、

他者や自分の中の「対立や恐れ」で苦しむ人々の役に立ちたいと思っています。

（*最近はIndigenousやFirst Nationsなどと呼ばれますが、日本でのわかりやすさの為にネイティブアメリカンで統一します。またこの智慧は、特定の部族を代表するものではなく、現在のユカタン半島辺りで発祥し、様々なKeeperの手を経てアップデートされたものです。）

2025年1月から、私は3カ月ごとにスイスに通い、このBoAを学んでいます。

これは英語のみで、教えられる人も限られている事から、現状日本でこの智慧に触れられる機会はほとんどありません。私は日本でこの智慧を広め、みなさんが幸せになる役に立ちたいと考えています。

例えばどんな事が役に立ちそうか

　BoAの特に素晴らしい所は「自分の内にも外にも平和を作り出す」という考え方です。

かつてのネイティブアメリカンには上下関係が無い部族も多く、その中で「上下関係がなく、かつ争いをせずに物事を解決する方法が進化した」といわれています。

例えば、私がコーチとしてかかわる中で一番多い問題は、実は夫婦関係です。最小単位のチームの中にも様々な「上下関係」ができ、パワープレイによって片方が我慢したり、恨みを持つことがよくあります。長く人々を支配してきた「上下関係＝ピラミッド構造」から、ネイティブアメリカンの智慧により「平等関係＝サークル構造」でやっていく。そんな事ができたら、ストレスや争いは大きく減る事になると思います。

長老は「自分が平和でない人間が他者と関わって平和を作ることはできない」と言います。この教えは、仏教など世界中の智慧と類似性があり、非常に深い。まずは自分の心を平和に満たすためにも、たくさんの教えがあります。例えば

人生をこれまで素晴らしくしてくれた、自分の才能とは何か？

攻撃的な心はどんな時に現れ、どう対処したら良いのか？

などで、これはほとんどの現代人にも役立つでしょう。他にもコンプレックスや苦手意識への対処、自己肯定感の高め方、他者にイライラしたり嫉妬しない方法など、普遍的なテーマを扱っています。

私がBoAに出会えたのは偶然ですが、直感的に「これはやるしかない」と思い、初めて説明を受けた瞬間に決めました。既に今期のプログラムは開始されていたのですが「補習を受けるから入れてほしい」と伝え、先生の家に飛び込んだのが今年の1月です。

行ってみると、やはり素晴らしい学びが、美しいスイスの自然の中で繰り広げられ、自分の中にまた一つ新しい世界が広がった事を感じました。（↓先生の家からの景色。ほんとこのまま。）

それは、初めて地元静岡を飛び出してカナダへ留学した時のような、

40歳で仕事を辞め勉強し直した時のような

「新しい事が始まり、自分はまた成長できる」という思いに溢れた体験でした。

しかし、これまで4回のリトリートを終えて、極めて現実的な問題とも直面しています。

ご存知の通り、スイスは世界で最も物価の高い国の一つです。学費自体もけしてやすくはないのですが、渡航費と滞在費は遥かにそれを上回り、宿は全てユースホステルやカプセルホテルにしていても、、、

飛行機代：13-25万円（季節による）

現地の交通費（電車）と前後の宿泊・食費：8-10万円

リトリート中の滞在・食費：15万円

が、滞在ごとにかかるので、、、

40万円ｘ9回＝360万円

プログラム費用250万円と合わせて合計で600万円かかります。

詳しくはこちらでレポートしてます

パッション溢れて決断したつもりが、極めて厳しい現実が荒波となって押し寄せています。そこで今回のクラウドファンディングをし、渡航費の一部を応援してもらうと共に、それ以上に大事な

この教えを一緒に学ぶ仲間を募りたい

と思ったのです。正直お金は、ローンしたり仕事を増やしたり、対策のしようがあります。

それ以上に、多くの費用をかけて、

一人でスイスに通って、

スイス人・ドイツ人・オーストリア人・デンマーク人たちの中で、

熱い気持ちを持ち続けて、

日本人がひとりで頑張り続ける為には

という想いを持ってこれからも頑張りたいと思ったのです。

この成果を楽しみにしてくれる人がいるという事が、毎回のリトリート、そしてその間の勉強と実践において、力になるはずだ、と。

お金よりも仲間集め

だと感じています。「知りたい！学んで来たことを教えて！」「日本でワークショップやセミナー開いて！」と思ってくれる人たちの顔を思い浮かべながら、頑張りたいと思っています。

すでに全9回のリトリート中4回を終えています。

これから4回をスイスで、最後の一回は聖地メキシコのTulumへ行って卒業リトリートを行う予定。

ただ通えばいいわけではなく、理解度や実践を問われる試験があり、合格した人だけがTulumへ行けます。

メキシコ、ユカタン半島にあるTulum。実はカナダ時代に一度旅をしたことがあります。綺麗な場所でした。このメキシコでの卒業を終えると、プログラムの一部を教える権利がもらえます。

・2027年2月までは、スイスに通い続け、支援してくれた方々にその旅と学びを共有します

　報告会・レポートだけでなく、ワークショップなどで共有の場を設けます

・無事に卒業してからは、この教えをみなさんに伝えていく事で、まずは受けてくれた方の心が平穏であふれるように、そしてそれがみなさんの周りにへ伝わっていく事を目指していきます。

・将来的な目標は、日本で、日本語で、このBlossoming of Aweを実施する事です。

地元との協働

　私の住む伊那市は「森といきる」をテーマに市政を行っています。私もこの官民協働プロジェクトに携わっていますが、森が溢れるこの地元でも、スイスのように豊かな自然と共に学ぶ機会ができたら最高だと思っています。

伊那市公式サイトより

伊那の美しい自然と共に、より安心して幸せに生きる方法を伝えたい

Guide: Matthias "DawnJaguar" Straub-Fischer

"I am excited to seeing Jun having joined our training in Switzerland. And I feel honoured to see his dedication to his own growth and to bringing these tools also to the Japanese people interested in this self-growth and teamspirit for Circle Businesses."

「スイスで行われた私たちのトレーニングに、じゅんが参加してくれたことを本当にうれしく思います。そして、彼が自分自身の成長にこれほど真摯に向き合い、さらにこの学びのツールを、日本の「サークル・ビジネス」や自己成長・チームスピリットに関心を持つ人々へと届けようとしている姿に、深い敬意を感じます。」

これは、通常のクラウドファンディングとは性質が違うと理解しています。

何かの宣伝でもないし、物品はありません。みなさんには、

僕が得た知恵と体験を共有します

それに幾ら払うかも、幾つか用意するので、それぞれの経済状況で決めてくださればと思います。

A）全ての支援者には3ヶ月毎の報告会（オンライン＆オフライン）と体験レポート（Note）をお届けします。レポートのサンプルとして、こちらを御覧ください。

なぜ僕はネイティブアメリカンの智慧を学びに、スイスへ行くのか

「火」始まりと終わりの象徴 ：BoAネイティブ・アメリカンの学び

せかいの街角から：スイス・チューリッヒとルツェルン

　報告会は1－2時間のものをオンラインなどで開き、質問を受けたり、簡単なワークをしたりします。

B）更に望む方へは、具体的に人生やビジネスへ活かしたい人へ、2.5時間のワークショップを提供します。実際にこの知恵を活かしてもらえます。

C）また唯一僕が提供できるコーチング（メンタルトレーニング）について。普段は紹介のみで、オープンに募集していないのですが、5名だけ特別割引のショートコースをご案内します。普段の定価は正直いって高いので、もしこれを機に性格や人生を変えるきっかけが欲しい方はご応募ください。

コーチング事例：東京五輪銀メダリスト：空手家 清水希容さん

サッカー日本代表・三笘薫を産んだ筑波大学蹴球部 小井土監督とメンタルコーチ、COEDAS代表が語る「メンタルとチーム作りの関係」

９，スケジュール

１０，最後に

繰り返しますが、今回のクラウドファンディングで一番したいことは、

お金集めではなく仲間集め

です。結構孤独なんですよ。一人でスイスへ飛び込んで、他みんなドイツ語を話すスイス人、ドイツ人、デンマーク人たちに混ざって、英語だけしかわからない日本人が飛び込んで行くのは。でもやりがいも感じています。全然文化や感覚、キャリアの違う人たちとまさに多様な環境で切磋琢磨する。

人種・言語・性別全て、超マイノリティです。

平和を学ぶからと言って、ただ良い人でいられるわけではないです。我慢や妥協をしないために「自分が思っている事を正直にぶつける」という内容もあり、まだまだ未熟な僕達はお互いに複雑な気持ちを抱えたりもします。僕ともう一人以外は全員女性で、前回は8対2で「世の男が女性のために何をすべきか」という議論をする事にもなりました。苦しい時間でした。自分の悪癖と向き合うというパートでは、僕はYoutubeなどのスクリーン依存症になっているのではという悩みや、子供の頃両親からの期待をプレッシャーに感じ、今でも自分への悪口になっているなど、弱い内面とも向き合い共有しています。

けして楽でない道の中で、これを始めるきっかけとなった

「日本でこれが広まれば、もっと生きることが楽になる人が増える」

「もっと自分を信じて、自由に人生を選べる人が増える」

という事の為に、支援者のみなさんの顔を思い浮かべながらあと2年近くを頑張っていきたいと思っています。

興味のない人もたくさんいると思いますが、賛同してくれる人もたくさんいると思っています。

長い文を読んでいただき、ありがとうございます。公式LINEで情報発信もしています。ご意見ご質問も大歓迎です。

https://lin.ee/gJtNXhi