はじめに
こんにちは。わたしたち劇団あおきりみかんは1998年から名古屋を拠点に活動しています。わたしたちは、名古屋市を拠点として旗揚げから26年、さまざまな場所で公演を行ってきました。もっと多くのさまざまなお客様に、劇団の作品を見てもらいたいという想いから【海外公演】も精力的に行っていこうと動き出しました。
それにともない、2024年からわたしたちの劇団は、韓国の劇団「Gongter-da(ゴンタダ)」と提携を結び、韓国公演やレジデンス公演(滞在制作公演)を行っています。昨年9月、劇団初の海外公演を、韓国のクミ・アジア演劇フェスティバルに参加して行いました。この際は、ゴンタダさんに7人分の交通費、宿泊費、食事の一部を出していただきましたが、それ以外は自劇団から捻出することになりました。今年は提携活動の2年目にあたります。来年まではお互いに日韓交流を育みながら、進んでまいります。そしていずれはアジアツアー、ヨーロッパツアーなどを実現させていきたいと思っております。

このプロジェクトを始めた理由と目指すこと
今回韓国で上演する『いきかえりたくない』という作品は、劇団の主宰でもある劇作家・鹿目由紀の新作書き下ろし作品で、9月28日〜10月6日に行われた名古屋公演10ステージは、全ステージ満席となりました。いつも劇団の作品の根底にあるのは、「人間を肯定する」作品をつくるということです。この作品に込めた思いや、劇団がつくり続けてきた【会話と関係のズレ】から生まれる喜劇を、韓国で多くのお客様に届けたいと思っております。
現在の海外公演では、交通費、滞在費が限られ、参加できる劇団員の数に制限がありますし、出演料もほとんど無い状況でキャスト一同、稽古と本番に励んでおります。今後の海外公演、1人でも多くの劇団員を連れていくことで、作品のクオリティを最高の形でお届けしたいと切に願っております。
韓国での公演を全て成功させることが、今後の国内ツアー、さらに先のアジアツアー、ヨーロッパツアーなどの新たな展開へ繋がっていくと考えています。東海地区を拠点として活動する劇団が世界とつながるための第一歩として、韓国での活動を確実に成功させたいと考えています。
プロジェクトの価値
今回の、韓国の劇団との提携公演は、東海地区を中心に活動する劇団が、世界の各地で活動していけるモデルケースとしてもひとつ、大きな意味のあることだと思っています。皆様からのご支援は、わたしたちの劇団のみらず、日本の演劇を柔軟に発信する意義深いプロジェクトになると考えます。これからの韓国公演でより良い作品を提供し、多くのお客様に観ていただくために、このプロジェクトを立ち上げました。ぜひとも、ご支援いただけましたら幸いです。

リターンについて
ご支援いただいた皆様には、心を込めてお礼の品をご用意いたします。公演の上演戯曲や、韓国公演限定のもの、劇団オリジナルグッズなど、わたしたちの活動を身近に感じていただけるような品々をお送りいたします。
鹿目由紀があなたを演出します!(8時間)→¥500,000[1名(1組)]
〇〇ワークショップします!(4時間)→¥100,000[3名(3組)]
あおきりみかんの稽古場で代役体験!→¥25,000[3名]
メッセージ動画&デジタルメッセージカード→¥10,000
〇〇さんからのメッセージ付き絵はがき→¥5,000
クラファン限定ver.『いきかえりたくない』戯曲(おまけ付)→¥5,000
劇団Tシャツ→¥5,000[10名]
『いきかえりたくない』韓国公演舞台写真(サイン入り)→¥5,000
デジタルメッセージカード→¥3,000・¥5,000
劇団タオル→¥3,000[10名]
スケジュール
12月1日 クラウドファンディング開始
12月9日・10日 韓国公演の実施
1月31日 クラウドファンディング終了
2月初旬ごろから順次リターンの開始

最後に
これまで26年、「よりよい芝居を継続してつくり続ける」活動を続けてきたわたしたちにとって、韓国公演は新たな挑戦の始まりです。一人でも多くの方に、その挑戦を応援していただけたら幸いです。どうぞよろしくお願い申し上げます。
劇団あおきりみかんとは
1998年晩秋、南山大学演劇部のメンバーを中心に旗揚げ。年2回のツアー公演および企画公演を行っている。
池袋シアターグリーンフェスティバル、愛知県芸術劇場演劇フェスティバル、名古屋市民芸術祭など全国のコンクールで優勝多数。鹿目由紀は、日本劇作家協会東海支部プロデュースの短編芝居コンクール「劇王」で4連覇。その他、第16回劇作家協会新人戯曲賞、若手演出家コンクール優秀賞(2009年・2010年)、第26 回名古屋市芸術創造賞、平成22年度愛知県文化選奨・文化新人賞、第18回 松原英治・若尾正也記念演劇賞など。他の参加メンバーも舞台・テレビ等で活躍するほか、松井真人・カズ祥・川本麻里那・平林ももこ・山口眞梨は作や演出の公演を行なっている。川本麻里那が2015年第2回名古屋演劇杯・最優秀俳優賞、第二回虹の会演劇大賞受賞。松井真人が令和2年度愛知県芸術文化選奨・文化新人賞受賞など。
鹿目由紀

1976年、福島県会津若松市生まれ。
劇団あおきりみかん主宰、劇作家、演出家。
南山大学文学部卒。名古屋市在住。
2008年、日本劇作家協会東海支部プロデュースの短編芝居コンクール「劇王」で4年連続優勝。『劇帝』の称号を得る。2010年、第16回劇作家協会新人戯曲賞を受賞。その他、日本演出者協会主催・若手演出家コンクール優秀賞(2009年・2010年)、第26 回名古屋市芸術創造賞、平成22年度愛知県文化選奨・文化新人賞、第18回 松原英治・若尾正也記念演劇賞、名古屋演劇ペンクラブ賞など。
また劇団としても、愛知県芸術演劇フェスティバル・グランプリ賞、名古屋市民芸術祭賞、シアターグリーンフェスティバル・グリーン大賞など、受賞歴多数。
平成29年度・文化庁新進芸術家海外研修(短期)で、2018年3月イギリス・ロンドンにて演出研修。日本劇作家協会理事(2022年度〜)。日本演出者協会常務理事(2023年度~)。






コメント
もっと見る