馬と人が癒やし合う場所を。関東に引退馬が活躍するセラピーパークをつくりたい

使われなくなった土地を活用し、セラピーホースと人の心が触れ合う温もり拠点へ。馬とともに新たな地域価値を関東の地で築きます。

現在の支援総額

116,000

11%

目標金額は1,000,000円

支援者数

12

募集終了まで残り

20

馬と人が癒やし合う場所を。関東に引退馬が活躍するセラピーパークをつくりたい

現在の支援総額

116,000

11%達成

あと 20

目標金額1,000,000

支援者数12

使われなくなった土地を活用し、セラピーホースと人の心が触れ合う温もり拠点へ。馬とともに新たな地域価値を関東の地で築きます。

このプロジェクトについて

はじめまして。飯田ゆうまと申します。
私は、母の立ち上げた引退競走馬支援に弟と共に携わっています。

この度、オルフェーヴル産駒ヒュミドールがセラピーホースとして活動する拠点となる牧場を立ち上げます。

この牧場は、引退馬が安心して暮らしながら、人の心を癒す“新しい役割”を持てる場所です。
そして、未来のセラピーホースを育て、引退馬の活躍の場を広げることが大きな目的です。


現在は預託先の関係で活動の幅が限られ、受け入れられる人数や馬の頭数にも制約があります。
そこで私たちは、ヒュミドールを中心に、引退馬が輝く循環を生み出す牧場づくりに挑戦します。


なぜ今このプロジェクトが必要なのか

いま日本では、競走や乗馬としての役目を終えた馬たちの多くが、次の活躍の場所を見つけられずにいます。
一方で、現代社会ではストレスや孤立を抱える人が増え、「心のケア」を必要とする声も高まっています。

私たちは、母の活動を通してこの両方の現実を目の当たりにしてきました。


馬たちは、ただ守られる存在ではなく、人の心を癒やす力を持っています。

「馬も人も安心できる場所をつくりたい」——その想いが、このプロジェクトの出発点です。



これまでの取り組み

引退馬との出会いから2024年クラウドファンディングへの挑戦

母が引退馬支援に関わるきっかけは、「行き場のない馬たちがたくさんいる」という現実を知ったことでした。「せめて1頭でも救いたい」——その一心で、最初に迎え入れたのがジョブックビザーレです。

当初は、乗馬としての再出発ができると知り、乗馬クラブでのリトレーニングと預託をお願いしました。しかし実際に向き合ってみると、球節炎をもつビザーレは脚の状態が安定せず、無理に乗せることへの葛藤が生まれました。

「乗ることがすべてではない。別の道を一緒に探そう」そう思ったことが、母の活動の転機となりました。

その後も、脚の状態ひとつで“お仕事”を続けられなくなる現実に直面するたび、「脚が悪くても、その子らしく輝ける場所をつくりたい」という想いが強くなっていきました。

そうした中で出会ったレッドスプリンガー、ヒュミドール。3頭の存在が、私たちの引退馬支援の原点となったのです。


前回のクラウドファンディングでは多くの方々のご支援を受け、母がセラピー技術を学ぶ機会を得ることができました。
その学びを活かし、現在は福祉の方々のご協力を得ながら少しずつホースセラピー活動を行っています。





私たちの決意


母は長年、看護師として患者さんの心と体を支え続けてきた医療従事者です。
その経験を生かし、医師の監修のもと、心身の状態に寄り添えるセラピープログラムへと発展させてきました。

医療従事者が関わることで
・参加される方の心身の変化を丁寧に観察しながら進められる
・心理面と身体面の両方からのアプローチを意識したサポートができる
・安全面への配慮を医療的視点で細やかに行える
といった、医療の知識が活かされたプログラムとして提供できています。

これまで母は、馬の世話・セラピーの準備・普及活動を全て一人で行ってきました。
しかし、活動をさらに広げ、より多くの人や馬に届けるためには、一人では限界があります。

そこで私たち家族が加わり、馬の飼育や普及活動、運営を担当することで、母は専門性を最大限に活かしたセラピーに専念できる体制をつくりました。


このプロジェクトは、
・引退馬が安心して暮らし活躍できる場所を広げる
・未来のセラピーホースを輩出する
・馬の力を医療現場にも届ける

ことを目指しています。


医療×馬×引退馬の福祉が重なり合うことで、人にも馬にも社会にも大きな価値を生み出せると信じています。



活動で見えてきた課題

セラピー活動を進める中で、以下の課題が明確になりました。

  1. 活動日程の制約
    牧場に預託しているため、施設の許可に基づいて活動しており、参加者の日程に柔軟に対応できない。

  2. コスト面の制約
    毎月の預託料が高額で、活動の継続や拡大が難しい。現状の馬の頭数を維持するだけでも資金的な限界がある。

これらを解決するため、セラピーホースが安心して暮らせる牧場をつくることを決定しました。


土地の確保には1年以上を費やしました。
候補地は数多くありましたが、法律上の制約で牧場として利用できない場所が多く、計画は進みにくい状況が続きました。

その中で、「馬のためにこの土地を使ってほしい」と快諾してくださる地主さんと、町の担当者の協力により、牧場設立の条件が整いました。

現在、このプロジェクトは実現可能な計画と専門家の支援体制を整え、スタートラインに立っています。


プロジェクトの社会的価値

“医療 × 馬 × 引退馬の福祉”
この3つが重なることで、人にも馬にも新しい価値を生み出すプロジェクトになります。


  1. 引退馬のセカンドライフ創出(馬 × 福祉)
    競走馬や乗馬としての役目を終えた馬たちが、セラピーホースとして再び人を支える存在になれる居場所を提供します。

  2. 心のケア支援(医療 × 馬)
    医療の知見を取り入れたセラピープログラムにより、ストレスや孤立に悩む方が安心して心をゆるめられる場を提供。馬の力と医療的配慮が重なることで、安全かつ効果的な心身ケアが可能です。





リターンについて

ご支援いただいた皆様には、プロジェクトの進捗を定期的にお知らせするレポートをお送りするほか、完成後には実際に牧場を訪れていただき、セラピーホースたちとのふれあいを体験していただけるプランをご用意しております。また、支援額に応じてプロジェクト限定のオリジナルグッズもお届けいたします。


ご支援の使い道について

ご支援いただいた資金は、主に以下の用途に充てさせていただきます。

馬房の改築費用
現在の物置を馬房へ改築し、引退馬たちが安全かつ快適に過ごせる居場所を整備します。
馬房が整うことで、馬たちの健康管理やセラピー活動の安定化が可能になります。


  1. 放牧地の整備費用
    現状は木や篠が多く、馬が安全にのびのびと過ごすには不十分です。
    支援金を用いて放牧地を整備し、馬が自由に動ける安全な環境をつくります。



最後に

この挑戦は、私たち家族だけでなく、多くの方と一緒に広めていくことで実現できます。
皆さまの応援があれば、馬たちが輝き、人が癒される場所をつくることができます。

セラピーホースたちが心豊かに暮らし、訪れる人々に希望を届ける牧場。

その実現に、どうか力を貸してください。皆様のご支援を心よりお待ちしています。

飯田ゆうま


支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

  • 人件費

  • 広報/宣伝費

  • リターン仕入れ費

  • 牧場運営開始までの馬の飼育費用

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

ヘルプページを見る

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください

コメント

もっと見る

投稿するには ログイン が必要です。

プロジェクトオーナーの承認後に掲載されます。承認された内容を削除することはできません。


  1. 2025/12/02 22:54

    いくらか支援させていただきたいと考えていますが、リターンとして、馬糞をいただくことは可能でしょうか。来年でもいつでも構いません。上里町で週末農業をやっており、土壌改良剤として馬糞がよいと知り、馬糞堆肥を作りたいと考えています。いただけるようであれば、こちらから取りに伺います。クラファンを通しての支援は初めてで、突拍子のないご質問かもしれませんが、よろしくお願いいたします。

    1. 2025/12/03 16:30

      初めまして。コメントいただきありがとうございます。馬たちの馬糞がお役に立てれば幸いです。準備をさせていただきますので、ご支援ご検討のほど、よろしくお願いいたします。


同じカテゴリーの人気プロジェクト

あなたにおすすめのプロジェクト

新しいアイデアや挑戦を、アプリで見つけるcampfireにアプリが登場しました!
App Storeからダウンロード Google Playで手に入れよう
スマートフォンでQRコードを読み取って、アプリをダウンロード!