はじめに(事業紹介)
私たち丸尚商店は熊本市西区を拠点に、熊本市中心市街地の飲食店さまへ天草の魚介を中心とした仲卸を行っています。現地で目利きしてせりで適正に仕入れ、一次加工・急速凍結・配達まで一貫対応。海鮮料理の現場で培った捌き・熟成の知見を活かし、各店の客層やテイストに合わせた最適な選別と提案を行っています。

私たち丸尚商店は、天草の海で生きる人たちの手仕事と向き合いながら、魚介を見極め、最良のかたちで届けてきました。事業を続けるなかで気づいたのは、藻場が痩せる磯焼けという課題です。増えすぎたガンガゼウニ(白うに)が海の多様性を奪っていく現場を見て、「自分たちの仕事で、海を守る循環を作れないか」と考えました。

そこで私たちは、“食べて減らす”という、食の力で環境に向き合う道を選びます。おいしく食べることが、そのまま環境再生と漁師支援につながる循環を地域に根づかせます。
この想いに先んじて挑んできたKumaDeliの志に共感し、私たちはその灯を受け取り、現場力でさらに前へ進めます。
だからこそ、私たちはまず「海で何が起きているのか」を知っていただきたいのです。

磯焼けは、海藻の森(藻場)がやせ細り、岩肌がむき出しになってしまう現象。その一因とされるのが、天草でも増えているガンガゼウニ(白うに)です。トゲが長く、近くの海藻を食べ尽くしてしまうことがあり、漁師のあいだでは“厄介者”と呼ばれることも。英語ではsea urchin。見た目の迫力どおり、「海のギャング」なんてあだ名まで。
でも——私たちは、この存在を“課題の象徴”で終わらせません。「食べて減らす」という方法で、海をよくする循環に変えていきます。

▲天草で見られるガンガゼウニ(白うに)。藻場減少の一因とされるが、選び方・扱い方次第で「資源」に変わる。

私たちが守りたいのは、海の森——藻場(もば)です。藻場は魚介の産卵や成育の場になり、海の二酸化炭素吸収にも役立つ“海のゆりかご”。

ところが近年、藻場がやせ細る磯焼けが各地で進み、その一因とされるのが増えすぎたウニです。天草でも同様の兆候があり、海の多様性や漁業資源への影響が懸念されています。
私たちは、現場での目利きと流通の力を活かし、「食べて減らす」という実践で、この課題に正面から向き合います。

この問題をなんとか解決すべく漁師さんたちは時間と労力をつかい、高級魚である「ウニ」を駆除しているとのこと!

そして無造作に駆除され続けるウニ、それこそが今回皆さんにご支援いただきたい内容となります。

「そんなモノ言わせず駆除されるウニなんてどうせ食用じゃないんでしょう??」
(そんな心の声が聞こえてきた気がします...しかし)
いいえ、食べれます!! いや食べてください!!!
というのも実はこのガンガゼウニ、天草の一部地域では「白うに」と呼ばれ旬なシーズンには天草で海の幸としてお店でも美味しく食べられています。
ただご察しの通りこの白うに、全国的にはあまりまだ知られていません。
その理由としては、独特な苦み成分とその扱いにくさにあると言われています。

しかし!そこが天草の海は『宝の海』と言われる由縁。
前述した通り天草には豊穣な海が広がり「身が大きく香り高い磯の香と、クセのないクリーミーな味わい」の白うにがご賞味いただけるのです。



ミョウバンなどの添加物は一切使用せず完全無添加のウニです。
添加物を一切使わないことでウニ本来の味を磯の香りを味わうことができます。

産地以外に出回っているウニの多くはミョウバンを混ぜた海水に漬けることで身崩れするのを防いでいます。また保存期間が長くなることも使用の理由の一つです。
しかし、このミョウバンの過度な使用は特有の渋みがついてしまい、これによるウニの苦手意識を持つ方も少なくありません。
ミョウバンを使用しないことで、体に優しい味わいをご堪能いただけます。

熊本県の天草市は古くから漁師町としてウニ漁が盛んな町で、ウニを知り尽くした熟練の漁師たちによって全て素潜りで天然ものを漁獲しています。
そのため海がシケの日は市場にも出ることもない大変貴重な品でもあります。
そんな漁師たちの手によって、殻から1つ1つ丁寧に身を取り出ものをお届けいたします。

CHECK ▶ 自宅で絶品うに丼を是非
①感謝メッセージ
②【特別早割】白うに50g×1個
③【特別早割】白うに50g×2個
④【特別早割】白うに50g×3個
⑤【特別早割】白うに50g×4個
⑥白うに50g×1個
⑦白うに50g×2個
⑧白うに50g×3個
⑨白うに50g×4個
⑩白うに50g×1個+【甘口最高!!】イワナガの醤油 1本
⑪白うに50g×2個+【甘口最高!!】イワナガの醤油 1本
⑫白うに50g×3個+【甘口最高!!】イワナガの醤油 1本
⑬白うに50g×4個+【甘口最高!!】イワナガの醤油 1本

●2025年12月28日 クラウドファンディング終了
●2026年1月〜 リターン品順次発送

主に...
・生産者の販売支援
・新たな価値の創出のための商品開発費
・熊本県及び天草市を中心としてPR活動費
・その他環境問題に寄与できること

はじめまして、丸尚商店です。
私たちは熊本市西区を拠点に、天草の魚介を目利き→せり仕入れ→一次加工→急速凍結→配達まで一貫で担い、熊本・九州の生産者と飲食店をつないできました。現場の声を起点に、仕入れ・加工・品質管理から販路づくりまで、食の価値がまっすぐ届く仕組みを育てています。
やがて知ったのが、藻場を痩せさせる磯焼けという課題です。私たちは“食べて減らす”白うに(ガンガゼウニ)の取り組みで、おいしく食べることが、そのまま環境再生と漁師支援につながる循環を天草に根づかせます。先行して挑戦してきたKumaDeliの想いを受け継ぎ、無添加で安心な商品づくりと確かな流通で、食卓と海を結び直します。
未来の子どもたちにも誇れる海と食を残すために。私たちの挑戦に、温かいご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
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<募集方式について>本プロジェクトはAll-In方式で実施します。
※All-In方式は、募集期間中に集まった支援金の金額にかかわらずプロジェクトを実行する方式です。




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