"亡き夫の意志を継ぎ、未完の本を作成!多くの人に届けたい☆"

今年の5月に急死した夫が”病気の自分だからできること”と作成を進めていた本を代わりに作成・完成させたいと思います。夫の想いを形にすることで、彼の存在を感じ、彼の想いを共有してくださる方々に出会いたいと考えています。

現在の支援総額

651,000

217%

目標金額は300,000円

支援者数

115

募集終了まで残り

22

"亡き夫の意志を継ぎ、未完の本を作成!多くの人に届けたい☆"

現在の支援総額

651,000

217%達成

あと 22

目標金額300,000

支援者数115

今年の5月に急死した夫が”病気の自分だからできること”と作成を進めていた本を代わりに作成・完成させたいと思います。夫の想いを形にすることで、彼の存在を感じ、彼の想いを共有してくださる方々に出会いたいと考えています。

目標達成しました。ネクストゴールに挑戦します!

みなさまの温かいご支援のおかげで開始1週目にして目標の30万円を達成することができました。本当にありがとうございます。夫の想いをさらに多くの方々へ届けるためにネクストゴールに挑戦したいと思います。ネクストゴールは100万円です‼

”本を読む”という形も多様化しているため、書籍だけではなく『電子書籍』という形でもみなさまのもとへ届けられるように取り組みたいと思っています。引き続きの応援よろしくお願いします。(11月21日追記)


はじめに

はじめまして。私は衛藤明美と申します。

病気を抱えながらも将来の夢や希望を持って前向きに明るく頑張っていた夫と2人毎日楽しく過ごしていました。しかし、今年の5月突然の体調悪化によりその夫が旅立ってしまいました。

今回、初めてのクラウドファンディングに挑戦し、夫の叶えたかった夢を私が代わりに実現したいと思います。


プロジェクトの実行者について

☆私のこと

私は衛藤明美と申します。

看護師として病院勤務をしたのち、現在は保健師として健診機関に勤め、病気の予防や健康維持・増進のための生活指導などを行っています。


夫が亡くなって生きる希望や意味を失い、出口のない真っ暗なトンネルの中に迷い込んでいました。しかし、生前夫が実現に向けて頑張っていた“本の作成”を私が代わりにやろう!と決意し、トンネルの出口を探すために歩き始めたところです。


☆夫のこと

私の夫、剛次(ごうじ)は自然豊かな山間部で生まれ育ち、高校を卒業後、公務員になりました。土木技術職員として数多くの道路や河川の整備などに携わりました。

釣りや車にバイク。趣味も多く、仕事や趣味に毎日忙しくも充実した生活を送っていました。しかし、4年前に成人T細胞白血病・リンパ腫という病気になり、骨髄移植を経て無事に寛解状態を保ちながら過ごしてきましたが、今年の5月に突然の体調悪化により旅立ってしまいました。




このプロジェクトで実現したいこと

*夫の想いを形にして本を作りたい。そして誰かのもとに届けたい!

生前夫は、治療や検査結果、体調の変化などにいつも不安を抱えていました。先生や看護師さんにとっては見慣れていることかもしれないけれど、私たちにとってはすべてが初めてのことだったので、今の状態が普通なのか。検査結果が良いのか、悪いのか。これからどういう経過をたどるのか…と。

本やネットで調べても大まかなことしかわかりません。

夫は“同じ病気の人はどうなんだろう。同じように不安を抱えているんじゃないかな。だったら自分の経過や経験を他の人に伝えることで自分のように不安を抱えている人の力になれるかもしれない。病気になった自分だからできることなんだ!”と病気がわかってから私が書き始めた日記を本にすることにしたのです。しかし、作業の途中で体調を崩し、結果的に本を作ることはできませんでした。


夫が旅立って数か月が経った頃、夫の友人が“本を出そう”と声をかけてくれました。夫は治療や薬の影響でだんだんと身体に不自由さが出てきました。そのために仕事や趣味でもできないことが増えました。そんな中で“自分だからできること”として本を作ろうとしていたことを思い出し、夫の“誰かのために役に立ちたい”という想いを夢のままに終わらせず叶えてあげたい。そしてそれが私が夫にあげる最後の贈り物だと思えました。


このプロジェクトでは、病気発覚後から夫の体調や気持ちの変化、治療の経過などを書きとめた私の日記を本にしたいと思います。そして、1人でも多くの人にこの本を知ってもらい、夫の想いがたくさんの人の元に届くことを願っています。


プロジェクト立ち上げの背景

私の夫、剛次(ごうじ)は2021年7月に成人T細胞白血病・リンパ腫という病気になりました。

病気発覚直後の夫

*成人T細胞白血病・リンパ腫とは

HTLV-1(ヒトT細胞白血病ウイルス1型)というウイルス感染が原因で発症する血液のがんです。ウイルスに感染しても必ず成人T細胞白血病・リンパ腫を発症するわけではありません。ウイルスに感染した人が一生にこの病気を発症する確率は2~5%とされています。また、ウイルスに感染してから発症するまでには数十年かかるため発症年齢は60~70歳代が多いとされています。


私は看護師の資格も持っているため、この病気のことはもちろん知っていました。ですが発症頻度の少ない病気のためまさか自分の夫が40代で発症するとは夢にも思いませんでした。

私は夫の病気がわかってから夫の体調の変化や検査・治療の内容、主治医からの説明内容などを日記として書きとめておくことにしました。突然の大病の発覚で私自身が大きな不安に押しつぶされそうになったため“その日の出来事を書きとめる”という行為で客観的に現実を受けとめられるのではないかと思ったからです。また、コロナ禍で面会できなかったため夫が1人病院で頑張っている姿を想像しながら書くことで自分自身に気合を入れたいという思いもありました。


*一筋の希望の光、骨髄移植

骨髄移植に向けて治療を頑張る夫成人T細胞白血病・リンパ腫は難治性の血液がんで根治治療のため骨髄移植が行われることがあり、夫も病気発覚直後から骨髄移植に向けて治療に臨んでいました。幸いなことにドナーさん(骨髄提供者)が早期に見つかり“これで病気が治る”と2人で移植の日を心待ちにしていました。



*突然の余命宣告と余命1カ月からの奇跡の生還

骨髄移植後21日目(生着日当日)移植の日が決まり数日後に入院予定だったある日、突然主治医から“病気が急激に悪化している。移植をしても根治できる可能性は少ない。年内もつかどうか…。”と余命1カ月の宣告。絶望の中私たちは一部の望みにかけて骨髄移植を受けました。夫の頑張りで約3カ月後に無事に退院し奇跡の生還を果たしました。


*自分の経験を誰かのために役立てたい

ある日夫が“同じような病気で自分と同じように不安を抱えている人や病気になったばかりで不安でいっぱいな人に自分の闘病の経験を伝えたい。そしてその不安を少しでも和らげたい。そのために明美の日記を本にしたい”と言い出したのです。


夫は元々有言実行タイプでやると決めたらすぐに行動にうつすため、本の作成も友人にアドバイスをもらいながら着々と構想を練っていました。しかし、本格的に作成に取りかかろうとしていた時に体調を崩し、今まで以上に毎月の治療費や薬代の負担が増えてしまいました。夫の体調が心配だったし、本の作成・出版にかかる費用も決して少額ではないため“今は治療を優先させて体調が良くなったらまた取り組めばいいよ”と、私は作業を一旦やめさせました。今できなくてもいつかはできると2人とも思っていたけれど作業を再開することなく夫は旅立ってしまいました。


*思い出をたどる旅と先に進むための過程

夫が亡くなってから私は無気力で無感情のままただ毎日を過ごしていました。そんな時、夫の友人が“本を出そう。亡くなって今すごく悲しいけど、本当に悲しいのは友人や同僚、まわりの人に忘れられてしまうことなんだ”と声をかけてくれました。

日記帳を開くことはその時の私にはとてもつらく、悲しいことだったけれどその友人に“本を出すことは思い出をたどる旅であり、先に進むための過程だよ”と言われ、今私がすべきことは夫の遺志を継ぎ本を出すことだ!と思えたのです。

夫の想いを形にすることで、彼の存在を感じ、彼の想いを共有してくださる方々に出会いたいと考えています。このプロジェクトは、夫の夢を成就させるだけでなく、私自身が彼と共に歩んでいく道でもあります。


これまでの活動と準備状況

本は約4年間私が書きとめた日記帳7冊をもとに、彼が日々生活の中で感じたことを書き加えて整理・編集する予定でした。しかし、具体的な作業に取りかかる前に中断してしまったため今回作成する本では彼が本当に伝えたかった想いを十分に伝えることが難しいかもしれません。しかし、日記だからこそその時・その瞬間のリアルな想いは十分に届けられると思います。

現在、プロの編集者の協力を得て、原稿の整理と編集作業を進めています。また、デザインや印刷に関しても専門家と相談し、具体的な計画を立てています。

リターンについて

お礼のメッセージや完成した書籍をお届けします。


スケジュール

2025年10月  作成依頼する印刷会社・編集者決定

2025年11月~ クラウドファンディング実施

2026年3月  書籍完成予定

       書籍完成後リターン発送開始

       


最後に

このプロジェクトは、私にとって夫との思い出を形にするだけでなく、多くの人々に彼のメッセージを伝える貴重な機会です。夫と同じような病気で頑張っている人、不安を抱えている人、大切な人を支えているご家族やお友達。その中の誰か1人にでもこの本が届いて少しでも不安を和らげたり、勇気をあげられたらうれしいです。

また、現在は2人に1人ががんにかかる時代です。今は病気もなく元気に過ごしている人も、この本を通して病気とともに生きるということ、病気になることが決して不幸ではないということを知っていただきたいと思います。

彼の想いが、1人でも多くの方の心に届き、生きる力や希望となることを願っています。皆さまのご支援や周知のご協力を心よりお願い申し上げます。

支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 広報/宣伝費

  • リターン仕入れ費

  • 本の作成・編集・出版

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

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  • みなさんこんばんは。早いものでもう12月ですね。クラウドファンディングを開始して約3週間。支援者の方が100名を超えました!本当にありがとうございます。これからも応援よろしくお願いします。  衛藤明美 もっと見る
  • みなさんの温かいご支援のおかげで早々に目標を達成することができましたのでネクストゴールに挑戦します!1冊でも多くの本を作成し、1人でも多くの方の元に届けられるよう頑張りたいと思います。シェアもふくめて引き続き応援よろしくお願いします。衛藤明美 もっと見る
  • おはようございます。昨日、開始4日目で早くも目標金額に到達しました‼開始直後よりみなさんの温かいご支援をいただき、心より感謝申し上げます。夫の剛次もお空の上から喜んでいると思います☆引き続き応援よろしくお願いします。衛藤明美 もっと見る

コメント

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