未就学児(0〜5歳児)のための「第3の居場所」をオープンしたい!

来年の4月に、福岡で乳幼児期の子どものための「第3の居場所」をオープンしたい。施設を借りて準備するための資金を集めたい。

現在の支援総額

30,000

1%

目標金額は2,000,000円

支援者数

1

募集終了まで残り

26

未就学児(0〜5歳児)のための「第3の居場所」をオープンしたい!

現在の支援総額

30,000

1%達成

あと 26

目標金額2,000,000

支援者数1

来年の4月に、福岡で乳幼児期の子どものための「第3の居場所」をオープンしたい。施設を借りて準備するための資金を集めたい。

〜自己紹介〜

初めまして、本ページをご覧いただきありがとうございます。

「NPO法人福岡幼児発達教育研究会」代表理事を務めます竜 礼奈と申します。


当団体は、幼稚園や保育所に行きしぶりがあったり、

大きい集団が苦手なお子さんと、その保護者のための「新しい居場所づくり」と

発達や特性、年齢、性別、国籍に関わらず全ての子どもたちが「共に学び、交流する機会づくり」

をテーマに、本質的なインクルーシブ社会の実現を目指して立ち上がった団体です。

10月に法人の手続きを行い、市の縦覧期間を迎えたばかりの法人の卵です。

多様な子どもたちと、子育てで悩む保護者が、楽しく学び毎日を過ごすことができる場所づくりを目指して

保育士、言語聴覚士、社会福祉士、児童発達支援管理責任者、など様々なスタッフが

現在準備に奮闘しています。


親子支援の様子



〜このプロジェクトで実現したいこと〜

本事業は発足当時、市の公民館などの施設を借りながら行う予定にしていました。しかし、いざ計画を立てていくと「場所づくり」への課題が見えてきました。

・場所が借りれたり借りれなかったりし、場所の予約に時間がかかる
・日によって場所が異なるため、利用者が継続的に通いにくい
・大量の教材をスタッフが毎回持ち込む必要がある
・新しい場所に不安感を抱きやすい子どもがいる

このような問題点を解決するにはどうしたらいいか、協議を重ねました。


私たちが実現したいことは、
子どもたちが安心感と期待感、そして活動へのイメージを持って、主体的に継続して学ぶことができる場所づくり。
そのためには、どこか賃貸で場所を借りて子どもが楽しく学び、安心感を持って過ごせるための環境基盤をしっかり整えることが必要だと考えました。


居場所づくりの実施予定地


子どもがのびのび遊び過ごせるように
おもちゃや教材が保管できるように
保護者が集える場所となるように

そのために、一定の広さを確保し「居場所の基盤」を整えたいのですが、
改装費、材料費など、さまざまな場面で資金が必要になるため
今回のプロジェクトを立てました。


お買い物あそびの活動で実際にスタッフが作った教材例



〜プロジェクト立ち上げの背景〜

私たちは福岡市内で特別支援保育や療育を必要とする未就学の子どもたちとその保護者の支援に従事してきました。2006年に学校教育法が一部改正され、「特別支援教育」という名前が知られ始めてから約20年、年々医療や検査の精度が上がるとともにSNSの発達も伴って「気になる子」「支援が必要な子」として乳幼児期から早期療育・早期支援を求められるケースが増えてきています。

療育や児童発達支援センターのニーズや支援の必要性が年々高まっている一方で、実際に療育や支援を受けるためには「障害児通所受給者証」が必須とされています。中でも0〜2歳児の療育に関しては、平日の親子通園を必須としていることがほとんどで、家庭状況によっては支援を受けたくても受けられないというようなケースも存在します。

「親」になって間もないお父さん・お母さんたちにとって、乳幼児期の子どもの発達に対する不安や、療育や障がいという言葉への不安がいかに大きく辛いものであるかを私たちは現場で日々感じてきました。

・どうやら大きい集団だとドキドキして自分らしさを十分に発揮できないようだ

・多動が目立つようになってきた気がする

小学校の不登校児の居場所づくりやフリースクールは年々増えてきていますが、上記ののような未就学の子どもたちとその保護者の居場所となるのは、今現在「集団の大きい幼稚園・保育所を経験させる」か、「障がいがあることを認めて他職種からのサポートが充実している児童発達支援センターに通わせる」か、この2択しかありません。支援を受けた方が伸びるかもというのは決してネガティブなことではないと頭では分かっていても、この間で悩み、路頭に迷っている人たちがたくさんいます。


一方で、最近は幼稚園や保育園の先生からの相談も後を立ちません。小学校では通常学級に在籍する児童のうち、約8.8%は発達障害の可能性があると言われる今の時代に、子どもに障害があるかどうかを発達検査等で見極めて今後のために支援に繋げて療育に通わせるということも大切にしたいですが、療育以外の場所でも子どもたちがその環境で自分らしく学んで今を楽しく生き、社会に参加できるということも大事にしていきたいと思っています。

子どもたちの多様性をどう観察し環境を整えられるか、「障害の有無」にとらわれない広い視点と専門性を持って適切に対応できる力が、今日の子どもと関わるすべての現場の大人に求められていると言えます。

 乳幼児期の子どもと保護者への分け隔てない支援をはじめ、地域や学生ボランティアを巻き込み、よりインクルーシブへの理解と幅広い視点を持った社会の実現を目指したいと考え、このプロジェクトの実行に至りました。


【インクルーシブ活動の例】異年齢の子どもたちとツイストパンづくり



幼稚園や保育所でも、児童発達支援センターでもない、新しい居場所。

それは、子どもたちが主体性と自信を持って自分らしく遊び、主体的に学べる場所。

頼りにできる大人や友達が近くにいるという安心感を持てる場所。

社会や地域、未来と繋がれる場所。

そして、子どもたちが、どんな環境なら楽しく過ごせて、どのような関わりなら深く学べるのか

保護者自身が学び、子どもに合った環境を一緒に考える場所。


就学前のこの時期だからこそ、大事にしたいものがたくさんあります。ぜひ、このプロジェクトでそこのあなたも一緒に子どもたちの学びをサポートしていただけないでしょうか。



〜現在の準備状況〜

・保育士や社会福祉士、教員など子どもと関わる仕事を目指す学生およびに大学に協力をお願いしています。
・地域の幼稚園や保育園、療育施設などへ、活動の周知やPRを行っています。


〜リターンについて〜

当法人の記念誌(パンフレット)の送付
★ご寄付でサポートいただいた個人様および法人様の名前紹介ページ付き


〜スケジュール〜

令和7年
9月 法人の設立準備及び寄付決済フォームとHP開発開始
11月 クラウドファンディング開始(60日)
12月  クラウドファンディング終了、物件の契約完了

令和8年
1月 パンフレット制作、備品購入、施設準備
2月 メディア・広報誌等によるPR活動
3月 市民向け活動体験会の実施、リターン発送


最後に

子育て支援という分野では、親子サロンや幼稚園保育園の親子教室などで様々な取り組みが行われていますが、「各回予約制でメンバーが毎回違う」「年に数回のコースになっていることが多い」、など一時的な居場所及びサービスであることがほとんどです。

当事業では週末及び平日数日を使って、子どもたちが継続して通える仕組みづくりと、学んだことを習慣化させ自立性や主体性を育む仕組みづくりを行います。この規模での「第3の居場所づくり」は全国でも例がありません。

このプロジェクトを通して、
全国の様々な子どもの居場所にインクルーシブという考えと
その実現に向けた取り組み、子どもたちの多様性への理解が広まり
自分らしく過ごせる場所が増えてほしい。

そう願いながら、プロジェクトの成功に向けてさらに尽力していきたいと思います。

ぜひみなさんのご協力、ご支援をよろしくお願いいたします!

支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

  • 人件費

  • 広報/宣伝費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

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