山梨の大地で、捨てられるはずだった葡萄がワインとしてよみがえる。

山梨県牧丘町 久保田農園で廃棄される葡萄からワインを生産し販売しています。食品ロス削減というSDGsの取り組みが、町おこしとして広がっていけば嬉しいと語る久保田農園の若き園主の夢に、ぜひ力を貸してください。

現在の支援総額

49,915

9%

目標金額は500,000円

支援者数

7

募集終了まで残り

9

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山梨県牧丘町 久保田農園で廃棄される葡萄からワインを生産し販売しています。食品ロス削減というSDGsの取り組みが、町おこしとして広がっていけば嬉しいと語る久保田農園の若き園主の夢に、ぜひ力を貸してください。

チームハヤブサが捨てられる葡萄を再生させます!

「もったいない」から始まった、再生への挑戦―

「もったいない」を形にしたい。そんな博之さんの想いから、チームハヤブサのプロジェクトは動き出しました。きっかけは、久保田農園で廃棄される大量の葡萄。ほんの少し着色が薄いだけで、味も香りも素晴らしい葡萄が、出荷できずに行き場を失っていました。「この葡萄に、もう一度命を吹き込みたい」その想いに共感し結成されたのが、チームハヤブサです。

久保田農園の若き3代目 博之さん、ワインを製造する三養醸造さん、そして販売を担当するハーベリィアースストーリーが力を合わせ、捨てられるはずだった葡萄を再生させようと行動したのです。

この挑戦は、ただのワインづくりではありません。農家の想いをつなぎ、地域の未来を灯す希望の一歩なのです。チームハヤブサは、これからも若き園主とともに歩み続けます。


【チームハヤブサ】

・久保田農園 3代目博之さん=父から受け継いだ農園でワイン用のメルロなどや食用の葡萄を栽培しています。色味が薄いなどの理由で1.5トン以上もの葡萄が出荷できずに捨てられてしまう現状があり、「この美味しい葡萄を無駄にしたくない」と立ち上がりました。

・三養醸造=葡萄の色が薄いや形が不揃いなど、まだ食べられる美味しい葡萄をさらに魅力的なワインに仕立てるワイン造りの職人です。

・ハーベリィアースストーリー=久保田農園のパートナーとして、葡萄の樹から採れる葡萄樹液を活かし、無添加・ナチュラルにこだわった化粧品をともに生み出してきました。その関係の中で「捨てられてしまう葡萄をどうにかできないか」と共に考え、ワインづくりの加工支援と販売を通して、新たな挑戦を後押ししています。


代々受け継がれる葡萄への想い

山梨県で50年以上続く久保田農園。標高差と豊かな土壌に恵まれたこの土地で、葡萄づくりを生業としてきました。以前から本業の合間に農園を手伝っていた久保田博之さんが、三代目としてその想いを受け継ぐことになったのです。その父であり師でもある英雄さんは、山梨県から「アグリマスター(熟練農業者)」として認められるほどの高い技術を持つ匠であり、そして農業の未来を担う若手の育成にも力を注いでいます。幼い頃から英雄さんが葡萄の一房一房に声をかける姿を見て育った博之さんは、「葡萄は作物ではなく命。命を育てている」という想いを自然に受け継ぎました。葡萄は1年を通して手をかけ続けなければ実らない繊細な果実です。そのすべてに込められるのは、「お客様に一番おいしい瞬間を届けたい」という純粋な思いなのです。


捨てられるはずの葡萄に、新たな命を

しかし、どんなに丹精込めて育てても、努力だけではどうにもならない時があります。
近年の地球温暖化による異常気象は、葡萄づくりにも深刻な影響を及ぼしているのです。夏の異常な猛暑による果皮の日焼けや、スコールのような急な豪雨により、房の状態を保つのが難しい時期もありました。味や品質にはまったく問題がないにもかかわらず、見た目の着色の薄さやわずかな傷だけで“規格外”と仕分けされてしまうものも多く出てしまいます。

博之さんは「この葡萄の命を、どうすれば無駄にせずに済むだろう」と自分に問い続けました。
その答えとして辿り着いたのが、“ワインという新たな命を吹き込む道”でした。

規格外とされる葡萄も、風味もしっかりとした良質な葡萄。そんな葡萄に新たな命を吹き込み、もう一度輝かせたのです。

捨てるのはあまりにも勿体ない——その想いから、この挑戦が始まりました。

この取り組みを他の農家さんを含む地域全体に広げ、牧丘町で出てしまう規格外の葡萄をワインだけでなくさまざまな加工品に生まれ変わらせたい。この挑戦をきっかけに地域がもっと活気づき、次の世代へとつながる取り組みにしていくことを目指しているのです。


捨てられる葡萄にひとつの光、究極のワインへの第一歩

市場に出せない薄色の葡萄などは、味は確かなのに行き場を失ってしまう現実。博之さんは、その葡萄を無駄にしたくありませんでした・・想いを込めて、新たな価値へと生まれ変わらせる挑戦が始まりました。しかし、私たちハーベリィアースストーリーと久保田農園だけでは、ワインを作るための設備が整っていません。そんな中で出会ったのが、山梨県牧丘町の「三養醸造」でした。

三養醸造は、昭和初期に創業した老舗のワイナリーで、90年以上にわたり山梨の自社農園で育てた葡萄を使い、本物の「日本ワイン」を作り続けてきた、純国産のワイナリーです。創業時から使われてきた古い蔵を大切に修復し、現在も自然に近い方法で、体に沁み渡るようなワイン作りを行っています。三養醸造のワイン作りは、単なる商品作りではなく、造り手のこだわりや思いがしっかりと反映された、個性豊かな世界レベルのワインを目指しています。その姿勢に共感した私たちは、この挑戦を共に進めていけることを、とても嬉しく思っています。


世界に一つのノン・レシピ・スパークリングワイン

私たち カイ・クボタ のワイン作りは、ちょっと変わっています。一般的なワインのように決まった品種・決まったレシピはありません。使うのは、市場に出せなくなった“規格外”の食べれる葡萄、少し傷がついていたり、色が薄かったり——でも甘い香りで味はしっかりと美味しい。そんな葡萄に、もう一度輝ける場所を与えたいと思っています。どんな葡萄ができるのか、どれだけの量になるのかは、収穫してみるまでわかりません。その年、その瞬間にしか出会えない葡萄と向き合い、一番いい仕込み方を一から考えています。


カイ・クボタにしか出せないワインとしてのこだわり

私たちが手掛けた「カイ・クボタ2022」は、天候によって早摘みされたメルロ種から作られました。そのため、フレッシュで爽やかな味わいが特徴ですが、製造にはこだわりがたくさん詰まっています。とても希少性の高い一本として、大切に仕上げました。

「カイ・クボタ2023」は、赤ワインと同じ製法で、メルロ種の皮や種をしっかりと漬け込む「マセレーション(浸漬)法」を採用。さらに、通常よりも長い5日間の醸しを行うことで、他では味わえない豊かな風味と奥行きのある味わいを引き出しています。

メルロ種の魅力を最大限に引き出すため、手間暇かけた特別な製法を、3つご紹介させてください。


こだわり① 瓶内二次発酵できめ細かい泡に。

カイ・クボタのスパークリングワインは、ただの“泡”ではありません。一般的なスパークリングワインの多くが、炭酸ガスを直接注入して作られる中、私たちは、シャンパンと同じ 「瓶内二次発酵」 という伝統製法を選びました。「瓶内二次発酵」という製法は、酵母と糖を入れて瓶詰めを行うのですが酵母は糖分を食べ、分解することで炭酸ガスとアルコールを生成させ、発生した炭酸ガスを瓶の中に閉じ込めることでスパークリングワインが完成します。二度の発酵でじっくりと時間をかけて造ることで旨味がワイン内に溶け込んでいき、より深みと旨味のあるワインとなっていくのです。最も手間と時間がかかるやり方ですが、だからこそ生まれる泡はとてもきめ細やかで、口の中でやさしくはじける繊細な味わいが楽しめます。


こだわり② 酸化防止剤の不使用により自然のおいしさを実現

瓶内二次発酵により炭酸ガスが瓶の中に満たされることで、自然と酸化を防ぐことができます。そのため、酸化防止剤(亜硫酸塩)を使用せずに仕上げることができ、葡萄本来の香りや甘み、みずみずしさをそのまま楽しめます。カイ・クボタは「安心して飲んでほしい」という想いから、必要以上の加工を行わず、自然の力を活かしておいしさを引き出すことにこだわっています。


こだわり③ ナチュラルな味わいを求めた無ろ過製法

ワインを透明に仕上げるために、一般的には「ろ過」を行います。しかし、ろ過をすると、せっかくの葡萄の香りや味わいが失われてしまうことがあります。私たちは、その風味を大切にしたいと思い、あえてろ過をせず仕上げる「無ろ過製法」にこだわりました。無ろ過だからこそ味わえる、シャープで奥行きのある深い味わいをぜひご堪能ください。


【カイ・クボタ2022】

カイ・クボタ2022年 ワインアドバイザーkou様より

爽やかな酸味とともにグレープフルーツやレモン、そこにフランボワーズ、ストロベリーのやわらかく甘い香りが広がります。わずかにタンニンからくる青味、苦みを感じることができるので、ただスッキリで終わることなく、ボリュームを感じることができます。日本で作られたワインならではの味わいの主張が強すぎないため、特に和食との相性は間違いないですが、後味に広がるタンニンからくるほのかな苦みは、肉じゃがや鶏の唐揚げ、天ぷらなど、やや油分を感じるメニューに合わせると、油分をさっぱりとさせてくれるだけでなく、口の中に残る苦みや旨味が広がるので、まさに食事をワンランクアップさせてくれるワインになるでしょう。


社員の声

「昔からワインがあまり得意じゃなく、今まで数回しか飲んだことがありませんでしたが、カイ・クボタはワイン独特のアルコールの感じがなく甘みがしっかりあってその中に適度な苦みもあるため、口当たり良く美味しく飲めました!ワインが苦手な方、得意じゃないけど飲みたい方にはとてもおすすめのワインです。」

 

「グラスに注いだ瞬間の淡いピンクが本当にきれいでびっくりしました!香りは華やかだけど、飲むとすっと馴染む優しい味で美味しいです。食事にも、乾杯にも合う万能な1本だと思いました。」

主張が強すぎない味わいのため和食にとてもよく合うワインとなっております。唐揚げや焼き魚など油分を感じやすいメニューに合わせると、カイ・クボタ2022の爽やかな味わいを存分に堪能することができいつもの料理にも華がでること間違いないでしょう。


【カイ・クボタ2023】

カイ・クボタ2023年 ワインアドバイザーkou様より

ランブルスコのように赤ワインとして楽しめる仕上がりになっていると感じます。少し強めに冷やした状態で栓を開けると、グラスからわずかに立ち昇るやや甘いベリーの香りから、口に含むとやや強めにはじける泡とさわやかな酸味が入り、そこからアクセントのような苦みで全体的に印象を引き締めてくれます。冷やして爽快に飲むのにも適した、赤・スパークリングに仕上がっています。暑いときにペース良く飲むのにも良い仕上がりです。

コールスローサラダやマリネ、ピクルス、鶏肉のレモン煮など、お酢やレモンを使ったような酸性度が高い食事が合うと思います。


社員の声

「赤ワインが大好きで普段家でもよく飲んでいますが、その中でもカイ・クボタ2023は芳醇さと苦みが丁度良くさっぱりとした料理によくとても合って美味しいです!ワイン好きの友達何人かにも進めてみましたが、みんな口を揃えて美味しいと言ってくれました!

今度自宅で行うパーティーでももちろん開ける予定です!」


お客様の声

「最初に酸味、後から苦みを感じました。強めの炭酸で爽やかな口当たりです。あっという間に旦那さんが飲み干しました!チーズや魚料理に合いますね。」


「妻と晩酌で飲みました。ぶどうの甘みと爽やかな風味がシュワシュワっと口の中に広まり、優しい味わいで美味しくて飲みやすかったです。魚料理との相性が抜群、柑橘風味の料理ともよく合います。」

カイ・クボタ2023はマリネやコールスローなどどちらかというとさっぱり目の食事にピッタリ!芳醇な味わいをより深く感じることができるでしょう。




ご支援頂いた方へオリジナルステッカーをお渡しします!

「カイ・クボタ」オリジナルのステッカーをご用意いたしました。シンプルながらも洗練されたデザインで、お部屋やワークスペースにさりげない彩りを添えます。気軽に楽しめるアイテムでありながら、飾り方次第で大人のセンスが光るアクセントに。コレクションとして複数枚をお持ちの方には、 “見せる収納”としてのディスプレイがおすすめです。

自転車に貼ったり、カードケースに挟んだりすれば、季節や気分に合わせて気軽に入れ替えを楽しめます。眺めるたびに、さりげない満足感を感じられることでしょう!

小さな一枚が、暮らしに上品な遊び心をもたらします。



最後までお読みいただきありがとうございます。

久保田農園と三養醸造が、行き場を失った葡萄に新たな命を吹き込み、丁寧に仕上げたスパークリングワインです。廃棄を減らし、食品ロス削減というSDGsの取り組みを牧丘町から広げ、地域の元気づくりへとつなげていきたいと願っています。

その想いとともに、この一杯をゆっくりと味わっていただけたら嬉しいです。


【資金の使い道】

ワイン製造および販売の為の費用として使用します。本プロジェクトはAll-in方式で実施します。

目標金額に満たさない場合も計画を実行しリターンをお届けします。


【スケジュール】

2025年11月15日~クラウドファンディング実施プロジェクト終了後随時お届け。


【プロジェクトメンバー/チームハヤブサ】

久保田農園

三養醸造

株式会社ハーベリィアースストーリー


※食品表示について

・名称:カイ・クボタ2022 ロゼスパークリング

・原材料名:ぶどう(山梨県牧丘町産)

・内容量:750ml

・アルコール分:11.5%

・保存方法:冷暗所※20歳未満の飲酒は法律で禁止されています


・名称:カイ・クボタ2023 メルロ 赤・スパークリング

・原材料名:ぶどう(山梨県牧丘町産)

・内容量:750ml

・アルコール分:12%

・保存方法:冷暗所※20歳未満の飲酒は法律で禁止されています


支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • リターン仕入れ費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

ヘルプページを見る

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