関西トップの酪農件から、全国ワースト1位の和歌山県で酪農!?
はじめまして!
和歌山県白浜町で、ジャージー牛2頭と共に小さな牧場を営んでいる
AERO FARM(エアロファーム)代表の尾上愛梨です。
私は兵庫県明石市出身の23歳です。
小さい頃から動物が大好きで、観光牧場や動物園に通う日々を過ごしてきました。
高校は農業高校に進学し、当初は「アドベンチャーワールドで飼育員になること」が夢でした。
しかし在学中、1頭の牛との出会いが、私の人生を大きく変えました。
“エアロ”という名前の牛との出会いをきっかけに、酪農の世界に惹かれ、
卒業後は牛の道へ——
…ではなく、夢を諦めきれず、和歌山県白浜町へ移住しました。
それでも。牛の存在が忘れられず、休みの日になると地元に帰り牛ロスの解消をしていました。
白浜町の温かい人と、この自然の豊かさに恵まれ、この町が大好きになりました。
「白浜町で牛飼いになりたい!」
この大好きな町で大好きな牛と共に、

(高校時代:エアロと)
■ 和歌山で酪農を始めるという現実
牛を飼うため、行政へ相談に行き、何度も電話をかけました。
しかし返ってきたのは、
「和歌山でやるより、地元の兵庫に戻った方がいい」
という言葉でした。
それでも諦めきれず、牛を飼える場所を探して歩き回り、
自分でビラを作って「土地を譲ってほしい」とお願いして回りましたが、
承諾してくれる方には出会えませんでした。
正直、心が折れそうになったこともありました。
■ 人生を変えた、たった一言
そんな時に出会ったのが、今の師匠である同町で熊野牛の繁殖をされてる農家の方です。
何もない私に、
「ここでやってみたらいい」
「今後、同じように牛飼いを目指すような子がきたら同じようにしてあげたらいいんや」
と言ってくださりました。
その一言に救われ、
牧場の一部を間借りさせていただき、
牛とともに暮らす一歩を踏み出すことができました。

(師匠の牛とジャージーたち)
■ 和歌山の酪農の現状
現在、和歌山では集乳車が来ない地域がほとんどで、
酪農家は自ら工房で加工したり、大阪の乳処理場まで運んだりと、
決して恵まれた環境とは言えません。
そして——
和歌山県の酪農家は、わずか5件。
全国でも最も少ないのが和歌山県です。
白浜町で酪農をしているのは、当牧場だけ。
このままでは、和歌山県から
「酪農」という仕事がなくなってしまうかもしれません。
■ それでも、この場所でやる理由
それでも、あの時もらった師匠の言葉を胸に、
私はこの場所で酪農を続けていきたいと思っています。
そしてもう一つ、強く感じたことがあります。
和歌山県には、畜産を学べる農業高校がありません。
つまり、多くの学生が「酪農」という仕事に触れる機会すらないのです。

(牛に囲まれて送った高校時代)
スーパーに並ぶ牛乳が、どうやってできているのか。
その背景を知らないまま大人になる。
それは、とてももったいないことだと感じました。
だからこそ私は——
酪農や畜産という仕事を、この地域から絶やさず、
次の世代へつなげていきたいと考えています。
■ このプロジェクトで実現したいこと
このプロジェクトで実現したいのは、
白浜町から「人にも牛にもやさしい酪農」を発信し続けることです。
そのために、牛舎、工房の改修を行い、
牛たちが快適に過ごせる環境、安心・安全な製品づくりのため、衛生的な工房を整えます。
さらに製造機器を導入し、
白浜町産ジャージーA2ミルクを使ったヨーグルトなどの乳製品づくりに挑戦します。
〝牛乳のその先にある、未来まで届ける酪農へ。〟
この一歩を踏み出したいと考えています。
■ A2ミルクとは?
A2ミルクとは、牛乳に含まれるたんぱく質「βカゼイン」の違いによるミルクです。
一般的な牛乳にはA1型とA2型が含まれていますが、
A2ミルクはA2型のみを含むのが特徴です。
この違いにより、一般的な牛乳よりも
お腹にやさしいと感じる方もいるとされ、
牛乳が苦手な方にも新しい選択肢として注目されています。
まだ日本では生産者が少ないこのミルクに、
私たちは白浜町から挑戦していきます。
◆A2ミルクのいいところ◆
①オメガ酸脂肪酸が豊富
健康のために意識して摂るべき必須脂肪酸として話題の成分です。
②健康面の向上が期待できる
A2A2の遺伝子により、健康面でのメリットが期待され、近年注目されています。
③おなかにやさしい
牛乳を飲むとお腹がゴロゴロする原因のほとんどが「β-カゼインA1」です。
「β-カゼイン」の遺伝子が「A2A2」になることで、下痢や胃の不快感などの症状が起こりにくいと言われています。
■ AERO FARMが目指す未来
AERO FARMは、この牧場を通して
・酪農を知るきっかけをつくること
・牛と人とのつながりを伝えること
・命の大切さを感じられる場所をつくること
を目指しています。
そして、和歌山の学生たちが
「酪農・畜産」という選択肢を持てる未来へ。

〜AERO FARMの3つの使命〜
【牛乳を通して酪農を知ってもらう】
牛とひととの繋がり、命を育む尊さを伝えていき、白浜町の教育活動の場として「いのち」を五感で感じることのできる牧場作りを目指します。
【生乳にこだわり続ける】
安心安全な生乳生産のために、遺伝子レベルまで生乳の質にこだわり続ける。
牛の健康を第一に、安心して飲める生乳の生産に尽力します。
こだわりぬいた生乳は、6次産業化し牛乳だけでなく色々なカタチに変え、たくさんの人を健康に、幸せに笑顔にしていきます。
【持続可能な酪農】
牛たちの排泄物は堆肥化し、循環型酪農を行います。
和歌山県での畜産業、酪農業が衰退していかないよう若い世代に酪農を伝えていく。
■ AERO FARMのミルクの特徴
・白浜町産の搾りたての生乳を使用
・A2のみの牛だけから取れる希少なA2ミルクを使用
・白浜町の地ビールである〝ナギサビール〟の粕を牛たちの餌へ活用した循環型酪農
・ジャージー牛特徴の乳脂肪の濃い味わい
・ノンホモ製法で生乳により近いやさしい味
・低温殺菌で風味を損なわない
■ 現在の状況
2025年4月9日に北海道で初対面!
その頃白浜町では、畦に小さく白い花「アマナ」と白浜町の町の木である「サクラ」が満開でした。
そんな時に出会った2頭に、アマナとサクラという名前をプレゼントしました。
そしていよいよ、2025年6月2日に北海道からはるばる和歌山県へジャージー牛2頭がやってきました。
白浜町の暖かい気候に包まれて、2頭はすくすく成長しています。
先日、人工授精を行い、来年明けには新たな命が誕生する予定です。
小さな小さな牧場の挑戦は、少しずつ形になり始めています。
現在は、設備導入や工房整備に向けた準備を進めており、
その実現のために資金を必要としています。

(AERO FARM:人工授精中)
■ リターンについて
リターンでは、AERO FARMの挑戦をさまざまな形で楽しみながら応援していただける内容をご用意しました。
気軽に応援できるコースから、ジャージー牛たちの写真を使ったポストカードを楽しめるコースや、A2ミルクを使ったヨーグルト開発を応援していただけるコース、実際に牧場で子牛とふれあえる特別体験コース、幅広いリターンをご用意しております。
【AERO FARMを一緒に見守る】【挑戦を支える】【いのちの温かさを感じる】ことを大切にしたリターン内容になっています。
AERO FARMだからこそ届けられる、ジャージー牛たちの日常や、これから生まれる新しい挑戦をぜひ一緒に楽しんでいただけたら嬉しいです。
■ スケジュール
2026年6月 クラウドファンディング終了
2027年1月 アマナ&サクラ 分娩 搾乳スタート
2027年3月 順次リターン品発送開始
※製造状況によりお届け時期が前後する可能性があります。
■ 最後に
ここまで読んでいただき、本当にありがとうございます。
この挑戦は、ただの牧場づくりではありません。
和歌山の酪農を未来へつなぐための、一歩です。
牛とともに生きる喜びを、地域の未来へ。
白浜町から、新しい酪農の形を育てていきます。
この小さな牧場の大きな挑戦を、白浜町で始めます。
どうかAERO FARMの夢を共に実現してください。
皆様の温かいご支援を心よりお待ちしております。

(左:サクラ、右:アマナ)




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