ご挨拶

はじめまして🐈マレーシアで働きながら小さな保護猫活動を続けている「Re:Neko」です。

私たちは、20代の社会人2人（りな・りこ）で、仕事の合間に地域の野良猫の治療やお世話を自費で行っています。

現在は、病気や怪我で弱っている子猫6匹を保護し、治療とケアを続けています。このページでは、私たちが活動を始めた背景と、今回クラウドファンディングを立ち上げた理由をお伝えいたします。

【メンバー紹介 】

りな：幼い頃から日本で保護猫活動に携わり、多頭飼いのノウハウを持つ。
りこ：シンガポールで保護猫活動の経験があり、現在は沖縄で保護した猫と暮らしている。

🌱活動を始めたきっかけ

ことの始まりは、会社近くの古い廃ビルで、小さな家族が身を寄せ合って眠っている姿を見つけたことでした。薄暗い場所でも安心したように眠る6匹の子猫が愛おしく、胸が温かくなりました。

足場の悪い危険だらけの場所で必死に生きる姿が健気で、その日から毎日のように様子を見に通うようになりました。離れて見守るだけでも、仕事で疲れた心がふっと軽くなるほどの存在でした。

しかしある日、1匹の子猫が動かずに横たわっているのを見つけました。

普段ならすぐに隠れるはずのその子は、触れても嫌がらないほど弱り切っていました。急いで病院へ連れて行き、夜通しで看病しましたが、およそ生後２ヶ月ともなる体重はわずか300g。小さな体は、3日後に静かに天国へ旅立ってしまいました。

小さな命の儚さと、「迷っている時間さえ、この子たちには残されていない」という現実に直面し、心が大きく揺さぶられました。

その日を境に、「目の前の命を一つでも確実に救いたい」そう強く決意し、私たちは自分たちの手で残りの兄弟子猫たちの保護活動と、この地域に暮らす成猫のTNRを始めました。

❤️‍🩹現在保護している子たち

現在、病気や怪我で弱っていた4匹の子猫を保護し、治療とケアを続けています。

それぞれ状態は違いますが、みんな生きようと懸命にがんばっています。これらの子たちが安心して過ごし、必要な医療を受けられるように、日々お世話を続けています。

📍地域の現状と活動の課題

私たちが働くクアラルンプール周辺は、野良猫の繁殖がとても早く進んでしまう地域です。飲食店や住宅が密集しているため食べ物に困らない一方で、怪我や感染症を抱えたまま増えてしまうケースが後を絶ちません。特にメス猫の多くが妊娠しており、生まれた子猫が事故や病気で命を落とすことも珍しくありません。

現地の保護団体や動物病院にも相談しましたが、どこも手が回らず、捕獲器の貸し出しや医療費の補助も受けられない状況でした。事実上、「自分たちが動かないと、救われないまま増えていく」という現実があります。

そのため私たちは、捕獲器の購入、不妊去勢手術、ワクチン、治療、検査など、必要な工程をすべて自分たちで負担してきました。ですが今回の6匹を含め、怪我や病気を抱えた子や、既に妊娠している成猫が次々に見つかり、医療費・手術費・道具代の自己負担が限界に近づいています。

地域の猫たちの未来を変えるには、「保護」と「TNR」を継続することが欠かせません。生まれてすぐ命を落としてしまう子を減らし、地域全体の負担を軽くするためにも、活動の継続が必要です。

私たちの小さな活動を続け、目の前の命を確実に守るために、どうか皆さまのお力を貸していただければ幸いです。

✨ 目標金額と使い道

今回のクラウドファンディングでは、子猫への医療費・手術費・必要物資の購入費を中心に、今後の保護とTNR活動を継続するための費用を募らせていただきます。

1匹あたり、避妊去勢手術・ワクチン・検査・治療費などで約700リンギット（約2.3万円） が必要です。

6匹分の医療費に加え、捕獲器やケージなどの備品、通院時の移動費や薬代を含め、以下のように必要経費を算出しました。

🎯 目標金額：20万円

【使い道（目安）】

いただいたご支援は 100％、猫たちの医療費・TNR費用に使用し、全て活動報告で透明にご報告いたします。

⭐️このプロジェクトで実現したいこと

私たちは、今回保護している6匹の治療を最後まで責任を持って行い、必要に応じて入院・再検査・投薬・ケアを継続していきます。

状態が落ち着いた子から順に、不妊去勢手術／駆虫／3回のワクチン／エイズ・白血病検査 を行います。そして、医療がすべて整い健康を取り戻した子から、「一生安心して過ごせる家族探し」をスタートします。

安全な環境で、一生大切にしてくれる家族につなぐことが目標です。

また、現在見かけている地域の成猫（メス2匹・オス2匹）や、新しく現れた子猫たちについても順次TNRを進めていきます。不幸な繁殖を防ぎ、過酷な環境で生まれてしまう命を減らすための大切な取り組みです。

毎日見かける一匹の猫が元気になり、里親のもとで穏やかに暮らす姿を見るたびに、この活動の積み重ねが地域の未来を変えると信じています。

私たちだけではできることが限られています。

だからこそ、皆さまのお力をお借りして、「今目の前にある命を確実に救い、一生の家につなぐ」という活動を続けていきたいと考えています。

順調に回復中のエンジェルとリンピーのビフォア＆アフター！

💌リターンについて

🐾 高額支援者さま向け特典

高額支援者さまには、保護猫に新しい名前をつけていただく権利をご用意しています。名付けていただいた名前は、そのまま譲渡先にも引き継がれます。

あなたが選んだ名前が、猫の「新しい人生のはじまり」になります。支援が命の新たなスタートに直結する、特別なリターンです。

📹 活動報告（全支援者さま対象）

ご支援いただいた皆さまへ、金額に関わらず、保護猫たちが新しい家族を見つけるまでの過程を動画でお届けします。

治療の様子、回復の経過、ケアの様子、里親探しの進捗など、猫たちが1匹ずつ前へ進む姿を見守っていただけます。

支援が「どのように命を救う力になっているか」を、透明に、そして心を込めてお伝えしていきます。

スケジュールと活動実績

11月｜レスキュー後の子猫たちの治療継続
・保護した子猫の治療・ケアを継続　
・体調の安定を確認しながら、今後の活動準備　　

12月｜クラウドファンディング開始＆保護活動の本格化
・クラウドファンディング公開
・TNR（捕獲・不妊手術・元の場所へ戻す）活動を実施
・治療の終わった子猫から順次、里親募集をスタート

1月｜クラウドファンディング終了・活動の振り返り
・クラファン終了
・支援金の最終集計と報告準備
・子猫たちへの支援やTNR活動の継続

活動実績

　・活動期間：2025年8月〜2025年12月現在で毎日

　・活動場所：自宅で保護しています。会社周辺（Bangsar駅周辺）で保護活動を行っています。

　・活動体制：2人で協力をして活動を行ってきました。　

　・8月に保護した子猫1匹をワクチン接種・不妊手術した後、里親の元へ譲渡しました。

今後の活動計画

　・活動期間：2025年12月現在〜オフィス周辺の野良猫のTNRが完了するまで。

　・活動場所：会社周辺（Bangsar駅周辺）。自宅で保護予定です。

　・活動体制：2人で協力をして活動を行う予定です。　

最後に

助けを求める声は、小さくて、弱くて、誰かが気づかなければ消えてしまうものです。
でも、その小さな命に手を差し伸べることで、未来は確実に変わります。
マレーシアの路上で生きる猫たちに、もう一度“やさしい世界”を教えてあげるために。
どうか、あなたの力を貸してください。

仕事終わりに保護して病院に連れていき、その後は自宅で治療の継続。
病気やケガが重い場合はお昼休憩中に自宅に戻り、傷の消毒などをしています。

今週（12月６日）に5匹産まれ、不衛生な清掃モップの上で授乳をしている姿を発見。
地域の方に伺ったところ、既に20匹ほど出産しているそうで、６ヶ月間で２回目の妊娠だそうです。
体への負担は想像を超えるものです。

今後TNR希望のメンバーたち。

残念ながら、ほとんどの猫達が避妊去勢されていないのが現実です。 
今後も時間と費用が許す限り、TNR活動及び里親譲渡活動、近隣住人へ野良猫の避妊去勢の重要性を
発信したいと思っています。