高校ラガーの未来へ
放課後のグラウンド。夕暮れの中、ひとりの高校生がひたすらにパス練習を繰り返しています。
体は決して大きくない。特別な環境があるわけでもない。人工芝でもなければ、最新設備が整っているわけでもありません。
それでも彼は、今日も楕円球を持っています。
福岡県立筑紫丘高等学校ラグビー部。2026年、創部80周年を迎えます。
私たちが守りたいのは、勝利の記録だけではありません。
「それでも挑み続ける高校生の姿」です。
強かった歴史。その裏にあった努力
筑紫丘高校は県内屈指の進学校でありながら、1979年・1985年・1989年と3度の花園出場を果たしました。
大学トップ選手や日本代表選手も輩出し、OB会が運営するジュニアスクールは全国優勝を果たすなど、地域の育成にも貢献してきました。
しかし、その歴史は恵まれた環境の上にあったわけではありません。
勉強と両立しながら、限られた練習時間で工夫を重ね、仲間と支え合いながら積み上げてきた80年です。
今、静かに広がる「環境格差」
けれど現在、状況は大きく変わっています。
ラグビー人口の減少
・特待制度を活用した強化校の台頭
・人工芝化が進む他校との環境格差
・遠征費負担の増大
強豪校との試合は、選手の成長に欠かせません。
自分がどこまで通用するのか。何が足りないのか。どこを伸ばせばいいのか。
その機会が、遠征費という壁によって制限されています。
子どもたちの努力とは無関係に、「環境の差」が挑戦の幅を決めてしまう。
その現実を、私たちは変えたいのです。
遠征費は“移動費”ではありません
今回のクラウドファンディングでお願いしているのは、主に「遠征強化費」です。
これは単なる交通費ではありません。
それは、
自分の可能性を信じる機会
全国レベルに触れる経験
視野を広げる学び
本気で壁にぶつかる体験
多感な時期にある、高校生へのギフトです。
恵まれた環境でなくても、本気で努力する 高校生が、堂々と強豪校に挑める機会をつくりたい。
あの3年間が、人生を支える
卒業生たちは言います。
「あの3年間が、今の自分を支えている」
試合結果よりも、逃げずに向き合った日々。仲間と泣き、笑い、やり切った時間。
ラグビーは、体だけでなく心を鍛えます。
逃げない力
仲間を信じる力
責任を背負う覚悟
立ち上がる強さ
それは、社会に出てからも消えない力です。
80周年は、未来への分岐点
創部80周年。そして学校創立100周年へ。
この節目を、「伝統があった」で終わらせたくありません。
環境に恵まれない中でも本気で努力する高校生が、胸を張って挑戦できる場所を守りたい。
今回の目標金額は300万円。
この支援が、挑戦の扉を開く力になります。
■ 最後に
夕暮れのグラウンドで、楕円球を持っているあの高校生は、
決して特別な環境にいるわけではありません。
けれど、本気で努力しています。
その努力が、環境の差で止められてしまわないように。
80年続いたこの場所を、次の世代へつなぐために。
どうか、高校ラガーたちの挑戦を 支える力になってください。
心より、お願い申し上げます。
福岡県立筑紫丘高等学校ラグビー部
OBOG会一同




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