1. はじめに
ページをご覧いただき、ありがとうございます。長崎に生まれた 小さな森のリトリート、Kuu Retreatです。
Kuu Retreatは、忙しい日常から少し離れ、自然の中で深く呼吸し、自分自身と丁寧に向き合うための場所として生まれました。
ここは、何かを新しく足していくための場所ではありません。日々の忙しさの中で見えにくくなっていた大切な感覚に気づき、知らず知らずのうちに握りしめていたものを、少しずつ手放していく場所です。
どこか特別なところへ到達するためではなく、今ここにある自分の身体、言葉、思考、心の動きを、ていねいに見つめる場所。そして、必要なときに何度でも、安心して帰ってこられる場所でありたいと願っています。
この場所づくりは、2025年、森の木を切り出すところから始まりました。2026年春には、瞑想ホール、茶室、宿泊室が形になり、すでに人が集い、静けさに触れ、自分に戻るための場として歩み始めています。
今回のクラウドファンディングでは、その次の一歩として、食べることを通して自分や自然とのつながりに気づく「食の場」をつくります。

2. このプロジェクトで実現したいこと
今回のクラウドファンディングでは、Kuu Retreatに新しく食堂棟をつくるためのご支援をお願いしています。
瞑想ホール、茶室、宿泊のための空間は、少しずつ形になってきました。静かに坐る場所、お茶を味わう場所、滞在しながら実践を深めるための場が整いはじめ、Kuu Retreatは少しずつ、人が集い、静けさに触れ、自分に戻るための場所として歩み始めています。
けれど、リトリートという時間を本当に支えるためには、もうひとつ欠かせない場所があります。
それが、「食の場」です。
静かに坐ったあと、その静けさを急いで手放すのではなく、ひと口ずつ、季節の恵みを丁寧にいただく。
身体の感覚に耳を澄ませ、食べ物がここに届くまでの道のりに気づき、水や自然、環境とのつながりに心を向ける。
私たちは、食べることまで含めて、リトリートはひとつの体験になると感じています。

静かに座り、実践をするためのメディテーションホール
ミニマルな宿泊室
3. なぜ「食の場」なのか
Kuu Retreatでは、瞑想ホールで静かに坐る時間だけを、マインドフルネスの実践とは考えていません。
歩くこと。扉を開けること。誰かと言葉を交わすこと。お茶をいただくこと。眠ること。そして、食べること。
日常のひとつひとつの動作に、どのように気づいているか。身体の動き、言葉、思考に、どれほど丁寧に触れているか。そこにこそ、実践は続いていると考えています。
なかでも「食べる」という行為は、私たちが毎日繰り返している、とても身近な営みです。けれど同時に、急いで済ませたり、考えごとをしながら口に運んだり、味わう前に次のひと口へ進んでしまったり、もっとも自動的になりやすい行為でもあります。
だからこそ、Kuu Retreatでは、食べることを大切にしたいのです。
食堂棟は、ただ食事をするための建物ではありません。食べることを通して、自分と食べ物、水、自然とのつながりに気づき、日常のひとつひとつを丁寧に扱うための場所です。
座ること、お茶をいただくこと、食べること。日常のひとつひとつが実践になります。
4. 食べることから器を磨くことまで
新しくつくる食堂棟では、野菜を中心とした精進料理を、応量器で丁寧にいただく時間を大切にしたいと考えています。
応量器とは、禅の修行の場などで用いられてきた器です。必要なものを、必要なだけいただく。ひと口ずつ味わい、器を丁寧に扱い、最後には器をきれいにして終える。
食べることだけでなく、準備すること、いただくこと、片づけることまで。その所作のひとつひとつが、自分の身体や心の動きに気づく時間になります。
食事は、単なる栄養補給ではありません。
ひと口の温かさ。噛むこと。香り。沈黙。水のありがたさ。食べ物がここに届くまでの道のり。そして、いのちをいただいているという感覚。
そのすべてが、私たちをもう一度、今ここへ戻してくれます。
Kuu Retreatの食堂棟は、食べることを通して、自分と食べ物、水や自然とのつながりを丁寧に見つめる、小さな実践の場になります。
ひと口を味わい、器をていねいに扱う。食べることもまた、大切な実践です。
5. これまでの歩み
Kuu Retreatの場所づくりは、2025年、森の木を切り出すところから始まりました。
この土地の自然とつながりながら、森の木を生かし、地域の方々や多くの方の力をお借りして、少しずつ場を形にしてきました。
2026年1月に着工し、3月には瞑想ホール、茶室、宿泊室が完成しました。そして同じ3月、タイのMahachulalongkornrajavidyalaya Universityから先生をお招きし、この場所で伝統的な瞑想実践の時間を持つことができました。
Kuu Retreatは、まだ生まれたばかりの場所です。けれどすでに、人が集い、静けさに触れ、自分に戻るための場として歩み始めています。
今回の食堂棟づくりは、その次の大切な一歩です。

森の木を切り出すことろから始め、地域の方々に支えられながら、少しずつ場を形にしてきました。
上棟式の様子です
6. Kuu Retreat が大切にしていること
Kuu Retreat では、次の3つを大切にしています。
自然とともにあること
森の木を自分たちで切り出し、この土地の命を受け継ぐ建物として形にしてきました。自然を消費するのではなく、自然とともに生きることを、この場の土台にしたいと考えています。
安心して帰ってこられること
瞑想に慣れている方だけでなく、初めての方でも、ただここに来るだけで少し肩の力が抜ける。
何かを新しく身につけるためではなく、知らず知らずのうちに握りしめていたものに気づき、少しずつ手放していく。
Kuu Retreatは、必要なときに何度でも、安心して帰ってこられる場所でありたいと願っています。
食べることを丁寧に扱うこと
新しくつくる食堂棟では、野菜を中心とした食事を通して、ひと口を味わうことから、器を磨くことまで、食にまつわる時間を丁寧に扱いたいと考えています。
食べることは、日常の中で繰り返される、とても身近な営みです。だからこそ、自分と食べ物、水、自然とのつながりに気づく大切な実践になると感じています。



7. Kuu Retreat とIMCJについて
Kuu Retreatは、Kuu Retreat株式会社が運営するリトリートです。
この場所づくりの背景には、これまでInternational Mindfulness Center JAPAN(IMCJ/運営:Kuu株式会社)で大切にしてきた、マインドフルネスの実践・教育・講師養成の歩みがあります。
IMCJでは、MBSRやMBCTなどの8週間プログラム、マインドフルネス講師養成、理論講座、リトリートなどを通して、多くの方とともに「日常の中で実践を深めること」を大切にしてきました。
Kuu Retreatは、その歩みを背景に、自然の中で実践を深めるための場所として生まれました。
なお、本クラウドファンディングは、Kuu Retreat株式会社による、Kuu Retreat食堂棟づくりのためのプロジェクトです。
8. この場所を必要としている人へ
今、社会の中には、忙しさや緊張の中で、自分を休ませることが難しい人がたくさんいます。
情報や役割に追われ、自分の感覚を置き去りにしたまま、毎日を過ごしている人も少なくありません。
Kuu Retreatは、そんな人がほんの少し立ち止まり、自然の中で深く呼吸し、自分の心と身体の声を聞くための場所として育てていきたいと思っています。
特別な人のためだけではなく、疲れている人、立ち止まりたい人、静けさを必要としている人が、そっと戻ってこられる場所へ。
この小さな森のリトリートを、これから少しずつ育てていきたいと願っています。
疲れたとき、立ち止まりたいとき、静けさを必要とするときは、いつでも帰ってこられる場所へ
9. Kuu Retreatに寄せられた応援メッセージ

Rene Slikkerさん MBSR講師・トレーナー/心理士/理学療法士(オランダ)
マインドフルネスおよびMBSR(マインドフルネスストレス低減法)の経験豊富な講師として、私はこれまで指導やリトリートの案内のために世界中のさまざまな場所を訪れてきました。
2026年2月、私は賢也さんと清子さんの素晴らしいリトリート施設で、リトリートを案内する機会に恵まれました。お二人が作り上げた、美しく、穏やかで心地よい空間は、講師としても実践者としても、私の瞑想の仕事を大いに支えてくれるものでした。というのも、リトリートを案内するには、自分自身も同じように実践することが求められるからです。アットホームな雰囲気、豊かな自然環境、そしてお二人の温かいサポートがあるからこそ、ここは「またぜひ戻ってきたい」と思える特別な場所になっています。
私は賢也さんと清子さんと知り合って5年以上になりますが、日本にMBSRやマインドフルネスを広めようとするお二人の活動を心から応援しています。お二人の献身的な姿勢や優しさ、そして「マインドフルネスが広まることで、苦しみが減り、世界はより住み良い場所になる」という私の信念からも、お二人は皆さんの支援を受けるに値する存在です。

松本学さん 医師(内科/在宅緩和ケア)/産業医
近年、瞑想の効果は科学的に明らかになっています。忙しい現代だからこそ、「自分へつながる時間」を意図的に持つことの大切さが見直されています。Kuuを主催するお二人は、瞑想に対する深い知識と豊富な経験をお持ちです。今回、食堂を併設した瞑想リトリートセンターが完成することで、より本格的な瞑想を体験できる場が生まれようとしています。そして、そのような貴重な場が長崎にあることをとても誇りに思います。

北川智利さん 吉賀心理学研究所代表、立命館大学客員教授
先日Kuu Retreatに滞在しました。温かな日差し、穏やかな風、海の気配、鳥や虫の声、わたしの息、心身がほどけていく時間。新たに食堂を建設されるとのこと。自然に囲まれたこの場所での食事風景が思い浮かびます。お二人の温かで誠実な人柄と驚くほどの行動力。リトリート施設としてのこれからを楽しみにしています。より多くの人がこの穏やかさを感じられるよう、このプロジェクトを応援します。
藤野正寛さん 瞑想家 / 認知心理学者 / 博士(教育学)合同会社flow 代表社員 / 立命館大学OIC総合研究機構 客員教授
情報が溢れる現代において、少し立ち止まり、外から入る情報を減らして、自分の内側に耳を澄ますことがますます大切になってきています。Kuu Retreatは、そのための貴重な場所の1つです。そこに新たな『食の場』ができることで、情報だけでなく身体に取り入れるものにも丁寧に意識を向けられるようになります。Kuu Retreatが、こころと身体の両方が整うための、より深いリトリートの場になっていくことを楽しみにしています。お二人らしい、静かで温かな場がさらに育っていくことをこころから応援しています。
10. 資金の使い道
食堂棟の建設には、建築資材費、施工費、設備導入費など、総額で約1,000万円の資金が必要となります。
本来であれば全額を募りたいところですが、まずはこの大切な「食の場」の一歩目を確実に踏み出すため、今回のクラウドファンディングでは、そのうち建築資材費の一部及び内装費にあたる「300万円」を第一目標として挑戦させていただきます。
【食堂棟の建設にかかる総費用の内訳(全体像)】
食堂棟の建築資材費・施工費:約800万円
キッチン・厨房設備導入費:約100万円
テラス・周辺環境整備費:約100万円(総額:約1,000万円)
【皆さまからいただくご支援の使い道(第一目標:300万円)】皆さまからいただいた大切な資金は、上記総額のうち、まずは以下の費用として優先して活用させていただきます。
・食堂棟の建築資材費の一部及び内装費
・CAMPFIRE手数料・リターン準備費
Kuu Retreatの食堂棟イメージ。実際には、手前に厨房、奥に森を望む食の場を計画しています。
11. リターンについて
感謝の気持ちを込めて、Kuu Retreat ならではのリターンをご用意したいと考えています。
- お礼のメッセージと活動報告
- マインドフルネスてぬぐい
- 完成後の瞑想ホール体験
- 食堂棟完成後のプレオープン体験
- MBSRやMBCT等の8週間コース
- お名前掲載など、場づくりに参加いただけるリターン その他
この場所ができあがっていく過程も含めて、一緒に見守り、育てていただけたら嬉しいです。
12. 最後に
Kuu Retreat は、まだ生まれたばかりの場所です。森の木々がゆっくり育っていくように、この場所もまた、多くの方に支えられながら少しずつ形になってきました。
忙しい日常から離れ、ただ深く呼吸し、そこに居るだけで少し整っていく。そんな時間を過ごせる場所を、食の場まで含めて、ようやくひとつの形にしていきたいと思っています。
小さな森のリトリート Kuu Retreat を、どうか一緒に育てていただけないでしょうか。温かいご支援を、心よりお願いいたします。
小さな森に、帰ってこられる場所を。




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