「受け継がれる一杯の物語」淡路島の喫茶店・水品堂を未来に繋ぐ三代目プロジェクト

淡路島の喫茶店「水品堂」を、三代目として未来へ。萩原珈琲の一杯と、この居場所を守ります。

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「受け継がれる一杯の物語」淡路島の喫茶店・水品堂を未来に繋ぐ三代目プロジェクト

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淡路島の喫茶店「水品堂」を、三代目として未来へ。萩原珈琲の一杯と、この居場所を守ります。


淡路島でホッとひと息。

この一杯で、ちょっといい一日。




1.プロジェクトの概要と想い(はじめに)

はじめまして。

淡路島で「水品堂(すいひんどう)」三代目としての一歩を踏み出そうとしている、竹村伸也と申します。

このプロジェクトは、

「一軒の小さな喫茶店」と「一杯の珈琲」に支えられた一人の父親が、今度はその店と珈琲を守るために立ち上がる物語です。

水品堂は、淡路島で20年続いてきた、小さな喫茶店です。

僕自身も、家族も、そして島の人たちも、島外から訪れる方々も。

この場所に、いろんな形で支えられてきました。

だからこそ、

このお店が閉店するかもしれないと知ったとき、僕は強く思いました。

「この場所を、未来に繋ぎたい」と。




2.自己紹介と水品堂との出会い

4年半前、妻の出産をきっかけに、僕は家族と一緒に淡路島へ引っ越してきました。

それまで僕は都市部で働きながら、

「いつかは自分の店を持ちたい」と思い続ける、よくいる飲食好きのサラリーマンでした。

ただ、頭の中にある“いつか”は、いつまでたっても“いつか”のまま。

気づけば仕事に追われ、家族とゆっくりご飯を食べる時間すら確保できない日もありました。

妻の妊娠が分かったとき、ふと自分に問い直しました。

「この子が大きくなったとき、今の自分を誇れるだろうか?」

都会の便利さを手放す怖さはありました。

でも、「子どもに見せたい背中」を考えたとき、

自然が近く、人との距離も近い場所で、一から暮らしを作り直したい。

そう思って選んだのが、淡路島でした。

見知らぬ土地での生活は、やっぱり簡単ではありませんでした。

知り合いは誰もいない。道も分からない。

子育てと仕事の両立に悩み、

「本当にこれで良かったんだろうか」と不安になる夜もありました。

そんなとき、ふとしたきっかけで出会ったのが――水品堂でした。





3.なぜ今、三代目を継ごうと思ったのか

ある少し肌寒い日。

妻と用事の帰りに、前から気になっていた小さな喫茶店の前を通りかかりました。

それが水品堂でした。

扉を開けると、ふわりと珈琲の香りが広がる。

派手さはないけれど、どこか懐かしくて、ほっとする店内の空気。

カウンターの向こうで丁寧にドリップされていく珈琲。

静かに流れる時間。常連さんらしき人たちの穏やかな会話。

「こんな場所が島にあったんだ」

そう思った瞬間、胸の奥がじんわり温かくなったのを覚えています。

その日、正直に言うと僕の心は折れかけていました。

移住してからの不安や、家族を守らなければというプレッシャーで、押しつぶされそうだったからです。

けれど、その一杯を飲み終えるころには、

「もう少し頑張ってみようかな」

そう思える自分がいました。

それから水品堂は、我が家にとって

・気持ちを立て直したいとき

・妻とゆっくり話したいとき

・子どもの成長をしみじみ感じたいとき

に、ふと足が向く場所になりました。

そんな水品堂に、ある日突然、転機が訪れます。

「水品堂は2025年の年末をもって、営業を終了いたします。」

「水品堂 三代目募集」

最初は目を疑いました。

「え、水品堂が…?」

驚きと同時に、胸がぎゅっと掴まれるような感覚がありました。

水品堂がなくなってしまうかもしれない。

それは、僕や僕たち家族だけでなく、

島の人たちや、島外からこの店を楽しみに来る人たちの“居場所”が消えてしまう可能性でもありました。

気づけば、頭の中に浮かんでいたのはたった一つでした。

「自分がやるしかない」

もちろん現実的な不安は山ほどあります。

資金のこと、家族のこと、すでにある“水品堂”というブランドを受け継ぐ責任の重さ。

それでも、

「この場所に何度も救われてきた自分だからこそ、守れるものがある」

そう思ったのです。





4.水品堂と萩原珈琲の深いつながり

水品堂を語る上で、もう一つ欠かせない存在があります。

それが、萩原珈琲さんです。

萩原珈琲さんのヒストリー

水品堂で提供している珈琲豆は、

神戸で1928年創業の老舗焙煎所・萩原珈琲さんのもの。

炭火焙煎という手間もコストもかかる方法を守り続け、

「ただまっすぐに、おいしいコーヒーのために」という信念を貫いてきた会社です。

水品堂は、その豆を淡路島で丁寧にドリップしてきたお店。

つまり、カップの中には

・神戸で100年近く紡がれてきた珈琲の歴史

・淡路島で20年守られてきた水品堂の歴史

この二つが、静かに溶け合っています。

僕はこの事実を知ったとき、

ぞくっとするような感動がありました。

「この店の珈琲を絶やすということは、

二つの歴史のバトンを、ここで落としてしまうということだ」

だからこそ三代目として引き継ぐ以上、

このバトンを次の世代に繋ぎたい。

そう強く心に誓いました。




5.これからのお店のビジョン

僕が目指しているのは、過去の水品堂をそのまま再現することではありません。

大切にしたいのは、

「水品堂らしさ」+「今の時代に合った心地よさ」を掛け合わせることです。


● モーニング:島の“おはよう”が集まる場所に

出勤前の一杯、夜勤明けの一息、漁や農作業に向かう前の朝食、旅先でのほっとするモーニング。

そんな「島の一日の“おはよう”」が集まる場所にしたい。

昔ながらのトーストセットに加えて、

淡路島の野菜や卵を使ったプレートも用意し、

年配の方にも若い方にも、“毎日でも通えるモーニング”を目指します。


● ランチ・カフェ:島外からもわざわざ来たくなる「目的地」に

観光客や洲本・南あわじの方々が

「今日はあのランチを食べに行こう」

「淡路島に行くなら、水品堂は外せないよね」

と、予定に組み込んでくれるお店へ。

ボリュームはしっかり、でも重くない。

男性でも満足できて、女性はつい写真を撮りたくなる。

そんなバランスを意識したメニュー構成にしていきます。


● 金・土の夜:静かに語り合える、小さな灯り

金曜と土曜の夜だけ、水品堂は「小さな酒場」に姿を変えます。

一日の終わりに自分を取り戻せるような場所へ。





6.資金の使い道と皆さまへのお願い

今回、水品堂を引き継ぐにあたり、

「水品堂」の名前や多くの設備はありがたいことに譲り受けられます。

しかし現場を見てみると、

20年分の“がんばってきた歴史”が、そのまま老朽化として積み重なっていることも分かりました。

そこで、公庫や銀行からの融資、自己資金に加えて、

クラウドファンディングを通じて

“一緒に水品堂をつくってくれる仲間”

としてのご支援をお願いしたいと考えています。


▼ご支援金の主な使い道

・老朽化した冷蔵庫や調理機器の更新:150万円

・内装補修と店内レイアウトのアップデート:50万円

・オープン前の備品の仕入れ:30万円

・写真・動画撮影費:10万円

※状況により内訳は前後する可能性がありますが、優先順位を明確にして大切に活用します。





7.リターンの内容と想い

ご支援いただいた方には、水品堂が再スタートする瞬間から、

このお店の“共同プロデューサー”として関わっていただきたいと思っています。

例えば――

・オープン前の試飲会・試食会へのご招待

店内にお名前(ニックネーム)を刻んだサンクスボード

・あなたのためだけに淹れる「特別な一杯」

・将来、大切な人に「ここが応援した店なんだよ」と話せる思い出

そういった体験を通じて、

水品堂は「誰か一人の店」ではなく、

「みんなで守る店」

「淡路島という観光地にある帰る場所」

になっていくはずです。




8.  スケジュール

クラウドファンディング終了後、設備更新と内装工事を経て、2026年3月頃の再オープンを予定しています。

支援者の皆様には、工事の進捗や新メニューの開発状況を定期的にお知らせし、一緒に新しい水品堂を作り上げる過程を共有させていただきます。





9.未来の物語

10年後。

淡路島の海が見える水品堂の窓際に、ある親子が座っています。

昔この店を訪れ、水品堂を応援してくれたお父さん。

その隣には、そのときはまだ生まれていなかった子どもが、少し背伸びをしながらお父さんと話している。

「ここな、パパが若いころに応援したお店なんやで」

「え、そうなん?」

「そう。このカップの中にはな、歴史が詰まっとるんや」

そんな会話が自然に交わされている光景を、僕は本気で見たいと思っています。


ここまで読んでくださり、本当にありがとうございます。

淡路島に移住して、水品堂に出会い、一杯の珈琲に救われた日々がなければ、

今こうしてこの文章を書くこともなかったと思います。

水品堂 × 萩原珈琲という、二つの歴史が重なり合うこの場所を、

これからの時代にふさわしい形で守り、次の世代へ繋いでいきたい。

そのために、あなたの力を貸していただけませんか。

「いつか淡路島に行くときは、必ず水品堂に寄ろう」

「近くに行くなら、一杯だけでも飲みに行こう」

そんなふうに、あなたの心のどこかにこのお店の名前を刻んでいただけたら、

それ以上の幸せはありません。

どうか、水品堂三代目としての僕の挑戦を、温かく見守り、そして一緒に盛り上げてください。

あなたと一緒に、新しい水品堂の歴史を始められることを、心から願っています。



淡路島カフェ水品堂

支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

  • 広報/宣伝費

  • 内装補修、備品仕入れ

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

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