はじめに
私の人生を大きく変えたのは、高知よさこい祭りでした。
心臓に響く音、全力で踊る踊り子さんたちの姿、そして、そのすべてを包み込む高知の空気。
その光景を目の前にした瞬間、私の人生ははっきりと動き出しました。
このページでは、母の病気をきっかけに始まった私の人生の転機と、高知県への移住、そして、まぜそば店開業に挑戦する理由をお話しします。
すべての始まりは、母の余命宣告でした
2021年10月、少し体調不良を訴えていた母を連れて病院で検査を受けた結果、
骨とリンパに転移した末期の肺がんだと診断されました。
医師からは
「元気に2年過ごせることを目標に頑張りましょう」
と言われ、突然突きつけられた現実に、私は涙が止まりませんでした。
しかし母は違いました。
悲観することなく、「後悔のない人生を全力で生きる」と前を向き続けていました。
その姿が、後に私の人生を大きく変えることになります。

2022年6月撮影
人生を変えた「高知よさこい祭り」との出会い
翌年、コロナ明けで縮小開催された高知よさこい祭りを、私は初めて現地で観ました。
心臓を揺さぶる音、
生き生きと踊る踊り子さんたち、
目の前が見えなくなるほどの眩しい光。
すべてが衝撃的でした。
私はその場で鳴子を買い、夢中で応援しました。
そして自然と、こう思ったのです。
「来年は、この中で踊りたい」

2022年8月撮影
40歳・ダンス未経験。それでも飛び込んだ理由
当時の私は、
・40歳
・ダンス経験ゼロ
・大阪在住
・仕事をしながら高知へ30回以上通う必要あり
どう考えても無謀な挑戦でした。
以前の私なら、間違いなく諦めていたと思います。
でも、
「やる前から自分で言い訳を作って、やりたいことを諦めるのはやめよう」
母の生き方が、私にそう決断させました。
不安は山ほどありました。
踊りについていけるのか
若い人たちの中で馴染めるのか
移動と練習で心身が持つのか
それでも私は、思い切ってよさこいの世界に飛び込みました。
2023年7月撮影
それでも、断言できます
実際は想像以上に大変でした。
踊りについていけず、人見知りで友達もできない。
早朝の飛行機移動、練習後に大阪まで運転、慣れないホテル生活。
メンタルも体調も崩しました。
それでも、今は断言できます。
「心の底から、よさこい祭りに参加してよかった」
私はよさこい祭りに出会い、高知県が大好きになりました。
2023年8月撮影
母に見せることができた、晴れ姿
よさこい参加3回目の夏。
私はついに、容体の安定した母を高知によさこい祭りへ招待しました。
「全力で生きている今の自分」を、母に見てもらうことができました。
あの時間は、私にとって一生の宝物です。

2025年8月撮影
高知県は「大きな家族」
人の温かさ
澄んだ空気と水
海・山・川すべてが揃った自然
美味しい食べ物
どこか懐かしい昭和ノスタルジックな街並み
気づけば私は、
「高知県の一員になりたい」
そう心から思うようになっていました。
今の私には、高知県に
祖父母、父母、息子、娘のような存在の仲間がたくさんいます。

2025年12月撮影
高知で生きるために選んだ「まぜそば」
「移住する以上、高知で仕事をしたい」
そう考えて模索していた時、友人から人類みなまぜそばのお話をいただきました。
もともと大好きで「本当に美味しい」と思っていたこのお店のまぜそば。
「これなら、高知県に移住できる!」
そう確信しました。
高知でまぜそばを始め、移住したいと伝えた時、
自分のことのように喜んでくれる仲間がたくさんいました。

2025年12月撮影
この挑戦で実現したい夢
まぜそば屋を始めると決めてから私にはたくさんの夢ができました。
・応援してくれた家族のような仲間に、美味しいまぜそばを食べてもらいたい
・一緒に働きたいと言ってくれる仲間とお店を育てたい
・地元の食材をたくさん使い、高知県を少しでも活性化させたい
・お店を大きくし、高知を盛り上げる企画を生み出したい
・お店の「よさこいチーム」を作り、4日間みんなで踊りたい
・そしていつか、両親を高知県に移住させたい
最後に
よさこい祭りに出会うまでは、
ただなんとなく時間を消費して生きていました。
でも、よさこいに出会い、高知県を知り、
「ここで生きたい」と思える場所に出会えました。
今年の1月に高知県に移住した私は
「高知県民の中で一番高知県が好き」
そう本気で思っています。
この挑戦は、
移住したいと思わせてくれた高知県という大きな家族への恩返しです。
たくさんの人に応援していただき、
たくさんの人に助けていただき、
たくさんの想いを背負って、
私はこの一歩を踏み出しています。
決して簡単な道ではありませんが、妥協せず、やれることはすべてやり、胸を張って皆さんをお迎えできるよう準備を進めています。
皆さんに「本当においしい」と心から思ってもらえる一杯を届けること。そして、自分の夢に挑戦することでみんなが笑顔になれるよう進み続けます。
それが、今の私の原動力です。
その想いを、すべて一杯に込めました。
まずは、私の人生と覚悟が詰まった、魂の一杯を食べに来てください。
心からの感謝を込めて、皆さんのご来店をお待ちしております!




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