
「さばのゆ」店主の須田直子です。 世田谷区経堂にあるイベント酒場「さばのゆ」がオープンしたのは、2009年6月のこと。作ったのは、文筆家でもあった須田泰成さんです。 2023年12月24日、私の夫であり「さばのゆ」の店主だった須田さんが営業中に倒れ、12月27日に急逝いたしました。55歳という若さでした。
撮影:栗栖誠紀
須田泰成という「利他の塊」を記録したい
須田さんは、経堂という街で「つくると つなげる」をモットーに、16年間にわたり数々の地域活動を行ってきました。サバ缶を使った町おこしで「サバ缶の街・経堂」を作り上げ、東日本大震災では津波で被災した缶詰を街の皆さんと洗って販売し、石巻と経堂の間に一生消えない絆を築きました。この「希望の缶詰」の活動は多くのメディアでも取り上げられ、須田さんは地域活動家として広く知られるようになりました。

撮影:2011年
「さばのゆ」で行われた落語などのイベントは累計2000回を数え、多くの人がこの場所でつながりを得て、新しい仕事や友情が生まれました。須田さんは「さばのゆの須田さん」とたくさんの人から慕われました。そんな須田さんの物語を残したく、本にしようと考えました。

写真:桂吉坊一人会
執筆は、「さばのゆ」の常連だった文筆家の岡部敬史さんが引き受けてくださり、多くの人の声を集め『さばのゆの須田さん』を書き上げてくださいました。心あたたまるだけでなく、街の店や地域の生産者がこれからどうやって生き残っていくのか、そのノウハウが詰まった一冊になったと思います。
そして私たちは決意しました。この本をただ作るだけでなく、自分たちの手で責任を持って世に送り出そうと。そのために立ち上げたのが、新しい出版レーベル「サバブックス」です。 この本の出版とサバブックスの出発に際して、多くの人に仲間になってもらいたいと思っています。

【 お店の所在地 】 〒156-0052 東京都世田谷区経堂2丁目6−6プラムボックスV1階
【 電話番号 】 03-5799-6138 【 メール 】 sabanoyu@gmail.com
【 HP 】 https://www.sabanoyu.com/
【 公式SNS 】https://www.instagram.com/sabanoyu/


● 書籍『さばのゆの須田さん』の刊行 ● 出版レーベル「サバブックス」の立ち上げ
もともとは、元店主であった須田泰成さんの本を作りたいという素朴な思いからスタートしました。しかし制作が進むなかで、この本を大切に長く売っていくために「さばのゆ」自らが出版元になろうと決意しました。それが「サバブックス」の着想のスタートです。
そして『さばのゆの須田さん』をゴールとするのではなく、これをスタートとして、継続的に本を刊行していこうと考えました。
須田さんは、小さくても一生懸命でユーモアがあり、地域の文化を残そうとする活動を応援していました。サバブックスでも、そういった「さばらしい人や文化」を伝える媒体を作っていきたいと思っています。
『さばのゆの須田さん』は、初版2000部を発行し、全国の書店で販売いたします。経堂というひとつの街から生まれた「利他の精神」が、本という形になって全国へ旅立ち、誰かの街、誰かの明日の力になってくれたら。それは須田さんからバトンを受け取った人たちの、新しい「つなげる」の形だと信じています。









応援いただいた資金は、以下の用途に大切に使わせていただきます。
書籍『さばのゆの須田さん』の印刷(3月8日「サバの日」刊行)
出版レーベル「サバブックス」の立ち上げ資金(須田さんが愛した「小さくても一生懸命でユーモアがある文化」を次世代に繋ぐ活動資金)


須田さんの仕事は、経堂という枠を超え、全国各地の生産者さんやクリエイターと繋がっていました。だからこそ、この本を全国の書店に並べたい。小さな出版社にとって一冊目の全国流通は、あまりに大きな挑戦です。全国の方々にこのプロジェクトを知っていただき、一人でも多くの方へ届けるためのPRの場として、クラウドファンディングを選びました。

書籍『さばのゆの須田さん』と「サバブックス」は、これからのみなさんとの「新しいつながり」のスタート地点です。本を手に取っていただくこと、SNSで広めていただくこと、そのすべてが、須田泰成さんが遺した「温かなココロ」を未来へ繋ぐ力になります。
みんなで一緒に、須田さんの想いを未来へつないでいきましょう!トントン!!































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