南阿蘇の日常を支えてきた「南阿蘇白水温泉 瑠璃」

阿蘇の雄大な山々に囲まれた当館は、1995年(平成7年)に旧白水村が事業主となり、
建築家グループ(株式会社計画・環境建築)の手によって誕生しました。
木の温もりと開放感にあふれる館内には、趣の異なる2つの大浴場「こづみの湯」「かけぼしの湯」、
ご家族で笑い合える3つの家族風呂、そして阿蘇の冷たい地下水を使った水風呂とサウナを備えています。
豊かな自然と美しい意匠が調和した公衆浴場として評価され、1997年度「くまもとアートポリス推進賞(推進賞選賞)」を受賞した歴史を持っています。
創業以来、私たちは地元・南阿蘇の日常を支える湯として、そして県内外から阿蘇の自然と温泉を愛して訪れてくださるたくさんの「瑠璃ファン」の皆様を、変わらぬ温かさでお迎えしてきました。

私たちが大切にしている想いと、温かい出会い
「今日も、るりによってかえる」
「仕事帰りにひと風呂浴びていくかい」
「阿蘇に来たなら、少し遠回りしてでも瑠璃の湯に入っていこう」
そんな風に、誰もがふらっと立ち寄れる“第二の我が家”のような場所でありたい。
それが私たちの変わらない願いです。
「今日も疲れたねぇ」と湯船で汗を流す地元のおじいちゃんの表情。週末に脱衣所でキャッキャと弾ける子どもたちの歓声。そして、「やっぱりここのお湯が一番癒やされるね」「また熊本に来たら絶対寄るね」と、遠方から笑顔で暖簾をくぐってくださる県内外のお客様との会話。
地元の方の日常に寄り添う温もりと、旅の途中で訪れた方の心を解きほぐす旅情。このかけがえのない温かい交流を守り、お湯を通して皆様の背中を押し続けることが、私たちスタッフの何よりの誇りであり、生きがいです。
しかし今、度重なる自然の猛威により、当館の施設は限界に近づいており、地域全体が再び大きな不安の中にあります。
一度目の試練|昨年の8月豪雨が遺した「目に見えない傷痕」
最初の試練は、昨年の8月に南阿蘇を襲った記録的な集中豪雨でした。
<豪雨当日晩の映像>
激しい雨は山を削り、当館の敷地内や設備にも大雨が流れ込みました。
一瞬にして変わり果てた現場を前に、一時は言葉を失い、深い絶望感に苛まれました。
しかし、「このまま終わらせるわけにはいかない」と踏みとどまることができたのは、地元の方々だけでなく、県内外のファンの方々から届いた「瑠璃は大丈夫ですか?」「またあのお湯に入りたいです」というたくさんの励ましの声でした。
その温かい言葉に背中を押され、泥の手作業による掻き出し作業、壊れた機器の応急修繕をスタッフ総動員で行いました。多くの方々のご協力のおかげで暖簾(のれん)を再び掲げることができた時の喜びと感謝は、今でも忘れることができません。
ですが、営業を再開できたとはいえ、それはあくまで「応急処置」に過ぎませんでした。配管の奥深くに残った負荷、建物の基礎部分への影響など、目に見えないダメージが施設のあちこちに確実に蓄積されていたのです。
二度目の試練|7月28日、追い打ちをかけた熊本地震
豪雨の傷痕を抱えながらも、「少しずつ以前の綺麗な瑠璃を取り戻していこう」とスタッフ一丸となって前を向いていた矢先のことでした。
7月28日、南阿蘇の地を再び大きな揺れが襲いました。
突然の激しい衝撃に、館内にいた誰もが息を呑みました。揺れが収まった直後、真っ先に頭をよぎったのは「お客様の安全」と「温泉設備が無事かどうか」でした。すぐさま施設全体の点検を行ったところ、幸いにも建物全体の全壊といった最悪の事態は免れ、現在もなんとか営業自体を継続することはできております。ですが、現実は非常に厳しいものでした。昨年の豪雨によって耐力や柔軟性を失っていた設備や建物の骨組みに、今回の震災による揺れがダイレクトに追い打ちをかけたのです。
<被害例① 壁面や基礎部分に新しく走り抜けた亀裂>

<被害例② 地震の揺れによる配管の歪みと、それに伴う漏水のリスク>

<被害例③ モニュメント配線断線で入り口の灯を失う>

<被害例④ 温泉棟 外壁全体に亀裂>

<被害例⑤ 瓦損害>

一見すると、いつも通りにお客さんを迎えている瑠璃温泉です。でも、その足元はまさに満身創痍。
毎朝「今日も無事にボイラーが動いてくれ」「配管が絶えてくれますように」と祈るような気持ちで
お湯を張り続けているのが、偽りのない私たちの今の姿です。
このクラウドファンディングに挑戦する理由
「甚大な被害でないなら、自力で少しずつ直せばいいのでは?」と思われるかもしれません。
それでも、私たちが今、このタイミングでクラウドファンディングに挑戦するのには、
大切な理由が2つあります。
1. 県内外から愛されるこの場所を、これからも安心して「ただいま」と帰ってこられる場所として守るため
このまま騙し騙し営業を続けていては、いつか限界が来て温泉が止まり、楽しみにしてくださっているお客様にご迷惑をかけてしまうかもしれない。だからこそ今、壊れた配管や基礎をしっかりと改修し、地元の方も、遠方から訪れるファンの方も、誰もが「ただいま」と安心して帰ってこられる憩いの場として未来に残したいと考えております。
2. 被災された地域の方々に「温かいお湯」と「癒やしの時間」を届けるため
今回の地震により、熊本県内の八代地域や宇城地域をはじめ、多くの方々が避難生活や後片付け、不安な日々に追われています。そんな時だからこそ、心も体も疲れ切った方に、温かいお湯に浸かってほっと一息ついてほしい。お風呂は、傷ついた心をほぐす一番の薬になると信じています。
このプロジェクトは、単に瑠璃温泉の施設を修繕するためだけのものではありません。「現地にはなかなか行けないけれど、被災された方や大好きな阿蘇を応援したい」という全国の皆様の温かい想いを、お風呂のチケットという形に変えてお届けする【地域支援のプロジェクト】でもあります
資金の使い道と実施スケジュール
皆様からいただいた温かいご支援金は、昨年の豪雨と今回の地震でダメージを受けた施設・設備の緊急修繕および安全対策費用として、責任を持って大切に使用させていただきます。
【主な使い道】
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家族風呂の配管設備 緊急修繕費用
地震により負荷がかかった配管の交換・歪み補修
温泉供給設備の点検およびボイラー補強
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建物・基礎部分の補修および安全対策工事費用
壁面や床面に生じた亀裂の補修・防水工事
今後の余震に備えた耐震・安全補強作業
リターン商品の準備・送料、プラットフォーム手数料
リターン(返礼品)について
営業を継続している当館だからこそ、感謝の気持ちを込めて瑠璃温泉を感じていただける
返礼品をご用意いたしました。





❤️代理支援(ペイフォワード)プラン|被災地域へのお風呂プレゼント❤️
「直接現地へは行けないけれど、被災された方々にお風呂で癒やされてほしい」という全国の皆様の温かい想いを届ける支援プランです。
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5,000円コース【被災地へのお風呂プレゼント(小)】
支援者様へ: お礼メール + HPへのお名前掲載権 + 活動報告レポート
被災者様へ: 当館の温泉入浴券 5枚分(南阿蘇村や近隣の被災された方々へお渡しします)
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10,000円コース【被災地へのお風呂プレゼント(大)】
支援者様へ: お礼状 + HPへのお名前掲載権 + 活動報告レポート
被災者様へ: 当館の温泉入浴券 10枚分 + 手拭い 5枚(避難所や地域コミュニティを通じてお届けします)
※詳しい内容はリターン一覧画面をご確認ください。
最後に|阿蘇の湯脈は、絶対に絶やさない
昨年の豪雨、そして直近の熊本地震。度重なる自然の猛威に打ちひしがれそうになる夜もあります。
それでも、阿蘇の大地からコンコンと湧き出る豊かな温泉の湯脈は、どんな災害に見舞われようとも決して途絶えていません。自然の恵みであるこの湯が湧き続ける限り、私たちが諦めるわけにはいかないのです。
傷ついた施設をしっかりと直し、より強く、より安全な温泉施設として生まれ変わること。そして、新しくなった瑠璃温泉で、皆様を最高の笑顔と温かいお湯で「おかえりなさい」とお迎えすること。それが私たちの使命です。南阿蘇の憩いの場を守り、未来へ繋ぐための大きな一歩に、どうか皆様の温かいご支援とご協力を、心よりお願い申し上げます。
南阿蘇白水温泉 瑠璃スタッフ一同
施設名:南阿蘇白水温泉瑠璃
住所:熊本県阿蘇郡南阿蘇村1260-1







