2年連続、総被害額約68億円。
それでも南高梅の産地を終わらせないために
―― 新商品『きくうめ』の挑戦
はじめまして。
青果物の卸売業を行う株式会社エフシーコネクト、小売ブランド『四季ノ彩(シキノイロ)』を運営しています。
私たちは長年、生産者さんが大切に育ててきた青果物を仕入れ、全国の小売店や消費者へ届ける仕事をしてきました。
産地が順調な年も、思うようにいかない年も、常に一番近くで現場を見てきた立場です。
そんな私たちが今回、どうしても挑戦したいプロジェクトがあります。
それが、南高梅の新商品『きくうめ』の認知向上プロジェクトです。
この一歩が、困難に直面している生産者を支え、少しでも未来につながる産地づくりの力添えができると信じています。

なぜ今このプロジェクトが必要なのか
私たちの拠点である和歌山県。
その代表的な農産物である南高梅は、2年連続で深刻な雹被害を受けました。
この2年間での被害総額は、およそ68億円とも言われています
被害は想像を絶するもので、農家さんが大切に育ててきた梅が雹の衝撃によって落下し収穫量は大幅に減少しました。かろうじて木に残った梅も傷がつき、梅干しとして製品にならないものも増えました。
生産者の皆さんの落胆した表情を目の当たりにした時、胸が締め付けられる思いでした。
私たちのビジネスは、生産者なくして成り立ちません。
卸売業として長年お世話になってきた生産者の方々が、人間の力ではどうしようもない天災で苦しんでいる姿を見て、何とか力になりたいという思いが募りました。

嘆くのではなく、「次につながる形」をつくる
雹の被害を受けた梅は、見た目を重視する従来の流通ではどうしても評価が下がってしまいます。
けれど、卸売の現場で私たちが見てきた梅は、味や品質まで失われたものではありませんでした。
「この梅を、このまま終わらせていいのか」
「価値を、きちんと伝える方法はないのか」
そんなことを日々悩みながら仕事をしていた時に、ふとスーパーに並ぶきくらげを見た時に、梅にきくらげのような食感が合わされば面白いんじゃないのかと思い立ちました。
卸売でお付き合いのあった、和歌山できくらげを栽培するきくらげ農家の司空さんにそのお話をした所、商品開発に必要なきくらげを分けてくださり
同じく和歌山で梅干し加工業を営む谷口さんと共に商品開発に着手することができました。
お二方の協力により、雹被害を受けた梅干しも美味しく食べてもらえる形、『きくうめ』が完成しました。

きくらげ農家の司空さん

梅干し加工業者の谷口さん

試作中のきくうめ
試作を重ねる中で細かく刻んだきくらげと梅肉を和えるのが一番食感が良かった
司空さん、谷口さんときくうめの試食会の様子
『きくうめ』の魅力
『きくうめ』は、梅本来の風味を大切にした味わいと今まで梅にはない食感を目指しました。
素材そのものと向き合い、日々の食卓に自然と馴染む商品に仕上げています。
梅ときくらげの栄養素は美容や健康に相性抜群で、美味しいだけではなく健康食品としても優秀です。


『四季ノ彩』の挑戦
私たちはこれまで卸売業を中心に事業を行ってきましたが、現在は小売ブランド『四季ノ彩』として、生産者と消費者をより近くで、つなぐ挑戦を始めています。
楽天市場への出店も進めており、将来的には独立したブランドとして育てていく計画です。
長年培ってきた青果物への知見と、生産者との深いつながりを活かして、お客様に本当に価値のある商品をお届けしたい。それが『四季ノ彩』の使命だと思っています。
このプロジェクトが目指す未来
私たちが目指しているのは一過性のプロジェクトではありません。
私たちは梅のほかにも、みかん、トマト、スイカなど、一年を通して多くの青果物を扱っています。
今回の経験を通じて、今後も起こり得るであろう天災に見舞われた時、生産者を支え、価値をつなぐ仕組みを迅速に立ち上げられる体制をつくりたいと考えています。
リターンについて
今回ご用意したリターンは、『きくうめ』を中心としたラインナップです。
お試しサイズから、ご家族で楽しめるセット、生産者の想いをより感じていただける特別なセットまで、幅広くご用意しました。
支援してくださる方には商品だけでなく、このプロジェクトに込めた背景や考え方も一緒に受け取っていただければ嬉しく思います。

最後に
私たちは決して大きな会社ではありません。
それでも、現場を知り、産地と向き合ってきたからこそ、今できる挑戦があると考えています。
『きくうめ』を通じて、生産者の笑顔を未来につなぎ、地域に少しでも前向きな循環を生み出せたら、これ以上の喜びはありません。
ぜひ、この挑戦に参加していただき、一緒に新しい地域ブランドを育てていただければ幸いです。

■きのくに信用金庫様
応援コメント
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株式会社エフシーコネクト様は、地域の生産者が丹精込めて育てた青果物を仕入れ、全国の小売店や消費者へ届ける仕事をしています。代表的な農産物である南高梅は2年連続の雹被害を受け、本年も雹被害が確認されていることから厳しい状況との見方が強くなっています。気候変動による天災は 避けられませんが、持続可能な産地づくりのために考案したのが本商品『きくうめ』です。
今まで培った生産者との繋がりが、‛梅’と‛きくらげ’というコラボレーションを生み出しました。
きのくに信用金庫は、本プロジェクトを皮切りに様々な新商品が生まれることを期待すると共に、地域のブランド力向上につながる同社の取組みを全力で応援します。
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