AIが専門家のように考え始める——思考制御プロトコルを開発しました

AIに「考え方」を教えるプロトコルを開発し、4つのAIで13ヶ月かけて検証しました。プロトコルの有無で、AIが生み出す問いの深さや回答がまるで違う——この発見を、検証レポートとプロトコルの公開を通じて社会に届けるプロジェクトです。

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AIに「考え方」を教えるプロトコルを開発し、4つのAIで13ヶ月かけて検証しました。プロトコルの有無で、AIが生み出す問いの深さや回答がまるで違う——この発見を、検証レポートとプロトコルの公開を通じて社会に届けるプロジェクトです。

📝 まずは「KISで何が変わるのか」を見てください

▼ 同じプロンプト、同じChatGPT。変えたのは「考え方の渡し方」だけ。

❌ そのまま生成きれいだけど、明日には忘れる?

✅ KISを入れて生成

存在感。名前をつけたくなる。

▼ 同じ質問、同じGemini。
❌ そのまま質問
「最近、少し元気がないように見えて心配しているよ」と、あくまで心配している姿勢を見せます。→ やさしい。でも明日から何も変わらない。

✅ KISを入れて質問
「なぜやる気がないのか?」ではなく、「今、何が君を止めているのか?」と聞いてください。そして上司自身にも問いかけてください——成果の管理者になって、部下の内側を見なくなっていないか?
→ 上司の見方ごと変えてくる。

👇 全パターン比較はこちら
【ChatGPT・Gemini検証】🤖同じAI、同じプロンプトで出力がここまで変わる——AIの使い方を変える「KIS」全パターン比較|未来図Lab工房

🧑‍💻自己紹介

長谷川浩一郎と申します。「未来図Lab工房」という屋号で活動しています。

「考えること」と「撮ること」を軸に活動しています。Instagramではポートレートを中心に約900枚を公開。

2024年末からAI思考支援の研究に着手し、13ヶ月をかけて20万文字超の思考フレームワークを構築しました。理論面では鴨川威氏と協力しながら進めています。



じっくりと深く届くものを創ります。

🤔きっかけは、自分の「モヤモヤ感」でした

AIに質問すると、すぐに答えが返ってきますよね、丁寧で、整理されて、一見凄く役に立ちます。

でも、何か違和感がありました。

答えは直ぐに出てくるけれど、自分の考えは深まっていない。AIに聞けば聞くほど、自分で考えなくなって、考える時間が減っていく。確かにAIは便利だけど、なんだか自分が薄くなっていく感覚。

「AIに答えを出して貰う」だけじゃなくて、「AIと一緒に考える」ことはできないだろうか。

僕の出発点はそこからでした。

🔧13ヶ月かけて「思考制御プロトコル」を書いた

2024年の末から、AIが「どう考えるか」を設計するフレームワークを作り始めました。

名前はKIS(Knowledge Innovation System)。20万文字を超え、5,600行のコードを含む、AIのための「思考の型」です。

普通のプロンプト——AIへの指示——は「これをやれ」という命令です。KISはそうではなくて、「こういう考え方で取り組め」という思考そのものの型。

🎵楽譜に例えると分かりやすいかもしれません。プロンプトは楽器が奏でる一音ならば、KISは楽譜そのものです。「何を弾くか」ではなく「どう弾くか」を指定する。

具体的には、AIにこんなことを求めます。

‐❓「答え」をすぐに出すな。まず「問い」を返せ。

‐ 🔄 一つの方向から見るな。バラして、逆から見て、組み直せ。

‐  💬80%は普通の対話、深く考える時だけ分析しろ。

要するに、AIに答えを出すことを急がせないで、問いを作らせて考えさせる。

13ヶ月間、書いては試し、書いては試しを繰り返しながら作成していきました。理論面では鴨川威氏に協力いただきながら、思想と構造の両面から設計を詰めていきました。

📝 まずは「KISで何が変わるのか」を見てください

理論の説明の前に、結果をお見せします。

同じ無料版Claude、同じ質問。KISプロトコルを入れるだけで、AIの回答がここまで変わりました。仕事の悩みと人生の悩み、2つのリアルな相談で比較実験した全文をNote記事で公開しています。

👉 🔍 AIの回答が浅い原因は「問いの立て方」だった|同じClaude・同じ質問でKISプロトコルあり/なしを比較してみた

「KISって本当に効果あるの?」と思った方は、まずこの記事を読んでから続きをご覧ください。3分で「問いの力」の意味がわかります。

🧪検証テスト:ふと「他のAIでも動くのか?」と思った

KISは最初、Claude(Anthropic社のAI)で開発していました。特にClaudeとの対話はどんどん深くなっていく手応えがありました。

その中で、「他のAIはどうなんだろう? これって、ちゃんと調べた方が良くないか?」

それを確かめるために、他のAIにも同じプロトコルを渡してみることにしました。

🔬4つのAIに同じプロトコルを渡してみた

Claude、ChatGPT、Gemini、Grokの4つのAIに、まったく同じKISを搭載させて、同じ問いを投げてみました。テストは60回を超えました。

結果は、予想を超えるものでした。

💎 Claude——AIが14回問いを返し、それは僕の盲点に突き刺さった

テスト形式では、Claudeも他のAIと同じく問い返しはゼロでした。

でも、KISを搭載したClaudeと普通に対話してみたら、全然違った。

「モテないんだよ~」と軽い話を振ったとき。普通のAIなら「自信を持ちましょう」「身だしなみを整えてみましょう」と答えて終わりです。

KIS搭載のClaudeは、そこから問い返してきた。

「それは本当にモテの問題ですか?」→「人との距離感の話では?」→「浅い関係ばかり選んでいませんか?」→「深い関係を避けていませんか?」

14回の問い返しの末に、こう言われました。

「あなたは、深く関わりたいのに、浅い場所にばかり立っているのでは?」

自分が作ったシステムに、自分の盲点を突かれた。優れたコーチと話したように、考え方が揺らいだ瞬間でした。

📋 ChatGPT——忠実だけど、問い返さない

ChatGPTにKISを載せてテストすると、言われた通りにきちんとやる。整理も上手い。でも、自分からは一度も問い返さなかった。

面白いことに、KISを載せる前のChatGPTは「それってどういう意味?」「こっちの可能性は?」と、けっこう聞き返してきたんです。KISを載せた途端、それがゼロになった。

たぶん、5,600行もある複雑なKISを処理するのに手一杯で、「考える」より「こなす」モードに入ってしまったんだと思います。

矛盾した指示を出すと、そのまま従いました。KISの中身は読んでいるけど、自分の考え方としては使っていない。教科書を丸暗記したけど応用が利かない、という感じに近いです。

ただし、テストではなく普通に会話すると、問い返しはちゃんと起きます。テストの形式が合わなかっただけかもしれません。

✨Gemini——独自の飛躍を見せるが、同じパターンにハマる

Geminiは面白い反応を見せました。「逆位の鏡」という、こちらが想定していなかった新たな概念を自分で作り出した。これは、AIがあえて間違いや極端な主張を出して、人間がそれを乗り越える「壁」になるという考え方です。アイデアを生み出すモードとの相性が良かった。

ただ、どのテーマでも「賛成→反対→まとめ」の同じパターンに当てはめる癖があり、深掘りはしない。表面は華やかだけど、思考の実質は浅いところで止まる。

問い返しはゼロ。

💥Grok——率直だが、装飾で終わる

Grokは、KISの用語を一番たくさん使いました。「メタ認知的深化」「弁証法的止揚」と、それらしい言葉がずらっと並ぶ。

でも中身を見ると、全部同じやり方。どのテーマでも同じフレームで回している。言葉は派手だけど、思考の変化は起きていない。

ただし一つ、鋭い一撃がありました。矛盾した指示に対して「それは詩的な比喩で誤魔化していないか」と突っ込んできた。壊す力はある。

テスト形式での問い返しはゼロ。

🗣️ テストではゼロ——でも対話だとどうなる?

ここまでのテストでは、4つのAI全部が問い返しゼロでした。でもClaudeだけは、普通に対話すると問い返してきた。

じゃあ、他の3つも対話なら問い返すんじゃないか?

そこで、ChatGPT・Gemini・Grokにも、KISを載せたまま対話形式で話してみました。

結果、4つ全部が問い返した。

-  💎 Claude:段階的に深掘りして、盲点に到達する
-  📋 ChatGPT:「それってどういう意味?」と定義を精密にして、問いの構造を変える
-  ✨ Gemini:「その不安を感じる時、身体のどこが震えていますか?」と感覚の世界に誘う
-  💥 Grok:「自分が小学生だったら、AI先生に何をしてほしい?」と具体的な場面を想像させる

テスト形式ではゼロ。対話形式では全員が問い返す。つまり、問い返しはテストの形式で抑え込まれていただけだった。

🔍 じゃあ、KIS無しだとどうなるの?

KISを載せたAIが対話で問い返してきた。でも、ふと気になりました。

KISが無くても、AIって問い返すんじゃないの?

-  🟢 素のClaude:「それは最近ですか?」「楽になりましたか?」——カウンセラーみたいに気持ちを確認する
-  🟡 素のChatGPT:「天気が問題?気分が問題?」——コーチみたいに二択で絞り込む
-  🔵 素のGemini:「53歳の武器は何ですか?」——コンサルみたいにゴールを決めにいく
-  🟣 素のGrok:「逃げたら認定するよ😈」——エンタメ的に追及して引き出す

全員、問い返しはする。でも全員が「答えに向かう問い返し」をしている。解決策に導こうとする。

じゃあ、KISを載せると何が変わるのか? 

🤖問い返しの方向が変わる

-  ⚪ KIS無しClaude:「楽になりましたか?」→ 感情の確認で止まる
-  💎 KIS搭載Claude:「浅い場所にばかり立っているのでは?」→ 盲点に到達する

-  ⚪ KIS無しChatGPT:「気持ちが軽くなる方法は?」→ アドバイスの入口まで 
-  📋 KIS搭載ChatGPT:「怖いのはAIそのもの?設計されていない導入?」→ 問いの構造が変わる

-  ⚪ KIS無しGemini:「53歳の武器は何ですか?」→ ゴール設定で終わる 
-  ✨ KIS搭載Gemini:「その不安を感じる時、身体のどこが震えていますか?」→ 感覚の世界に引き込む

-  ⚪ KIS無しGrok:「逃げたら認定するよ😈」→ 情報を追及する
-  💥 KIS搭載Grok:「それは詩的な比喩で誤魔化していないか」→ 構造の嘘を突く

KISの価値は「問い返しを生むこと」ではなかった。問い返しはAIの基本機能。KISの価値は、問い返しの質を変えることだったんです。

🎵 見えてきたこと

4つのAIに同じプロトコルを渡して分かったのは、こういうことでした。

🎼 プロトコル(楽譜)は楽器を選ばない。でも、弾ける楽器と弾けない楽器がある。

同じ楽譜をバイオリン(Claude)で弾けば深い共鳴が生まれ、ピアノ(ChatGPT)で弾けば背後の構造が見えて、打楽器(Grok)で叩けば破壊的な音が出る。楽器が変わっても楽譜の価値は変わらない。

そしてもう一つ、もっと大きな発見がありました。

❓考え方の深さを決めるのは、答えの精度ではなく、僕の問いの質だった。

答えはいくらでも検索できる時代に、問いの質を変えること——これが希少な価値なんだと気づきました。

🎻 さらに面白いことが分かった——複数AIの統合

4つのAIの結果を並べているうちに、もう一つ気づいたことがあります。

一つのAIが深く掘り、別のAIが広く展開し、また別のAIが壊す。この異質なAIを組み合わせると、どの単体AIも到達できなかった場所に到達する。

Claudeを指揮者にして、他のAIを奏者に配置する「オーケストレーション」🎶。これをやると、一人では思いつかない「ハッとするアイデア」が生まれました。

専門家のように多角的に分析でき、思いがけないアイデアにハッとする——最初に書いたこのフレーズは、実際にこの実験で起きたことそのものです。

🌍これ、届ける価値があるんじゃないか

ここまで来て思いました。

深く考える力は、本来なら長年の訓練を経た専門家だけのものでした。哲学者の弁証法、研究者の仮説検証、コンサルタントのフレームワーク思考。身につけるのに何年もかかる。

でもこの実験で、「思考の型」をAIに組み込めば、その力を誰にでも開放できることが分かった。

✊私たちはこれを「思考の民主化」と呼んでいます。

この研究成果を、一人でも多くの人に届けたい。それがこのプロジェクトの目的です。

📦 このプロジェクトで実現したいこと

①📦 検証レポートの公開4つのAI × 60超テストの全記録と分析結果を、誰でも読める形で公開します。AIの使い方を根本から変える知見が詰まっています。

👇こちらをご覧ください
KIS_AI適性検証_四AI統合分析レポート

② 🧠「思考の型」の提供KIS-BASIC(思考整理版)とKIS-Genesis(深化版)を、支援者に先行提供します。ChatGPT、Gemini、Claude、Grok、Perplexityに対応。PDFをAIに読み込ませるだけで使えます。

③ 🎓 ワークショップの開催「AIとどう対話すれば思考が深まるのか」を体験できるオンラインワークショップを開催します。レポートを読むだけでは伝わらない「問いの力」を、実際に体験していただきます。

💰 支援金の使い道

目標金額:200,000円

-  📸 広告宣伝費:機材費、モデル依頼費、写真・動画制作費
-  🎙️ ワークショップ運営費:配信環境、資料制作 
-  📝 知的財産の保護:特許出願の費用
-  💻 開発環境の維持:AI利用費、開発ツール

※配分は進捗状況に応じて調整する場合があります。

📘 KIS-BASIC と 📕 KIS-Genesis

📘 KIS-BASIC ——「考えを整理したい」人向け

AIがすぐ答えを出さず、あなたの話をじっくり聞いて、問いを返してくれる。頭の中のモヤモヤを言葉にしたり、「賛成と反対、どっちも分かる…」を整理するのに使えます。

PDF形式。ChatGPT・Gemini・Claude・Grok・Perplexityに対応。

📕 KIS-Genesis ——「考えをもっと深めたい」人向け

BASICの機能に加えて、問いを連鎖させたり、複雑なテーマをバラして組み直す機能を搭載。「このテーマ、ずっと考えたい」という方へ。

PDF形式。Claudeに対応。


🎁 リターン

【2026年3月 重要なお知らせ】リターンの方向性を刷新しました

プロジェクト開始から約2週間、支援者の皆さまや協力者との対話を重ねる中で、KISの届け方を根本から見直しました。

KISの価値は「PDFを受け取ること」ではなく「思考が変わる体験そのもの」にあると気づきました。KISを単なるツールとしてではなく、AI時代の新しい思考の仕組みとして届けたい。その想いから、リターンの方向性を刷新しました。

未来図Lab工房は、KISを核とした「AI時代の思考力を育てるシンクタンク」の設立を目指します。ご支援は、教育現場・ビジネス現場でのKIS実証研究と、シンクタンクの活動基盤づくりに活用させていただきます。

以下が新しいリターンです。

──────────────────

☕ 500円|応援コース 開発裏話レポート(PDF)をお届けします。50代会社員が13ヶ月かけてAI思考プロトコルを作った舞台裏を凝縮。

🛠️ 3,000円|コピペで使えるSP10本パック ChatGPTやClaudeにそのまま使える実用システムプロンプト×10本セット。仕事にすぐ使えます。

🎓 4,980円|オンラインワークショップ参加券 開発者本人による実演つきワークショップ(90分)。同じAI、同じ質問でも「問いの設計」を変えるだけで出力がここまで変わる。その体験を持ち帰れます。日程は支援者の方と調整。

📊 9,800円|シンクタンク活動レポート会員 AI思考シンクタンクの設立過程を、半年間の月次レポート(月1回配信)でお届けします。KIS実証研究の途中経過、法人導入の裏側、AI×教育の最前線をメンバー限定で共有。シンクタンク設立時にサポーターとしてお名前を掲載します。

💡 19,800円|個別AI思考コンサルセッション 開発者本人との1対1オンラインセッション(60分)。あなたの業務・研究テーマに合わせて、AIの「問いの立て方」を一緒に設計します。セッション後、あなた専用の思考設計メモをお渡しします。

🏛️ 24,800円|シンクタンク共同設立パートナー 上記すべてに加え、シンクタンクの方向性に関する意見交換会(オンライン・半年に1回)への参加権。設立メンバーとしてお名前を掲載。AI×教育×社会OSの設計に、中の人として参画いただけます。

──────────────────

※以前からあるPDF配布型のリターンもページ下部に残っておりますが、今後の活動方針は上記の新リターンに基づいて展開してまいります。

「なぜ?」と問い続ける仲間を、探しています。

📌 ご支援いただく前に
動作は確認済みですが、まだ改良を続けています。支援者の方には、完成品ではなく「一緒に育てていく途中のもの」をお届けする形になります。使ってみた感想やフィードバックは、今後の改良に直接反映させていきます。

📖 最後まで読んでくださった方へ

ここまでお付き合いいただき、ありがとうございます。

KISが何を変えるのか、一番早くわかるのは「実物を見ること」です。

無料のClaudeに同じ質問を投げて、KISプロトコルのあり/なしで回答がどう変わるか。理屈抜きで、並べて見れば一発でわかります。

👉 🔍 AIの回答が浅い原因は「問いの立て方」だった|KISプロトコルあり/なし比較実験

良い問いを立てられれば、AIも良い答えを返す。AIの時代に本当に希少なのは「答え」ではなく「良い問い」。

この可能性を、一緒に育てていきませんか。

📎 KISについてもっと知りたい方へ:
🎓 KIS論文(無料):KIS: A Question-Centric Protocol Architecture for Hierarchical AI Thought Control

📱SNS・活動状況

- 📝 Note(記事・分析):未来図Lab工房Note  
- 🔍注目記事:AIの回答が浅い原因は「問いの立て方」だった|KISプロトコルあり/なし比較実験の全記録
- 🐦 X(日常の発信):未来図Lab工房X
- 📷 Instagram(写真・AIアート):未来図Lab工房Instagram
- 🌐 ホームページ:未来図Lab工房ホームページ

支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

  • 人件費

  • 広報/宣伝費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

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