天候不順と気温上昇、そしてセンチュウ被害――。 有機にんじん農家は、これまで以上に厳しい現実に直面しています。形が少し不揃いなだけで流通に乗りにくい現状を変えるため、私たちは有機栽培のにんじんを年間100トン買い取り、保存料・着色料・香料 不使用でジュースに加工して価値を循環させます。
そして今回、私たちが次に目指すのは 「いまの3倍を、1日に製造できる工場」。 農家さんから“全部買ってもらえる”という安心を広げ、フードロスを減らし、素材の力をそのまま味わえるコールドプレスジュースを、必要としている人に安定して届けるための挑戦です。
どうか、この一歩に力を貸してください。
はじめに・ご挨拶
はじめまして、ピカイチ野菜くんです。 私たちは「自然にも人にもやさしいものづくり」を掲げ、食のサプライチェーンに“やさしさの循環”を取り戻す活動をしています。
今回の挑戦は、有機にんじんに光を当て、厳しい環境下でも真摯に栽培を続ける農家さんと一緒に、未来へつなぐプロジェクトです。
左・中央:北海道の生産者さん 右:社長のコータロー
私たちがこのクラウドファンディングに挑戦する理由は、ただ一つです。
それは、真面目に、愚直に、有機栽培に取り組む農家の皆さんが、安心してその道を歩み続けられる社会をつくりたいからです。
有機農業は、決して楽な仕事ではありません。農薬や化学肥料に頼らず、土と向き合い、天候と向き合い、作物一つひとつと対話する。手間も時間も、通常の何倍もかかります。しかしその分、土は生き返り、食べる人の体に優しい作物が育ちます。そこには、目先の効率や利益を超えた「志」があります。
ところが、その志ある農家さんを悩ませている現実があります。それが「規格外」の人参です。
有機であるがゆえに、形は不揃いになりやすい。曲がっていたり、小さかったり、大きすぎたり。味も栄養も何一つ変わらないのにもかかわらず、市場の規格に合わないという理由だけで、正当な価格で評価されない。時には、破棄せざるを得ない事すらあるのです。
私は、ここに大きな矛盾を感じます。本当に守るべきものは何か。形でしょうか。それとも、真心を込めて育てられた作物でしょうか。
このプロジェクトは、規格外品人参を積極的に買い付ける仕組みをつくります。「規格外だから安い」ではなく、「志ある農業を支える価値があるから買う」その循環を生み出したいのです。
農家が安心して有機栽培を続けられる環境を整えること。それは単に一つの農家を助ける事ではありません。未来の土を守り、子供たちの食卓を守り、日本の農業の誇りを守ることにつながります。
どうか皆様、この志に力を貸してください。
一本の人参を救うことは、小さな行動かもしれません。しかし、その積み重ねが社会を変えていきます。
正しいことを、正しい姿で、貫き続ければ、必ず道は拓けると。この挑戦に、ぜひ参加ください。ともに、志ある農業を未来へつなげていきましょう。
このプロジェクトで実現したいこと
私たちが実現したいのは、シンプルに言うと次の3つです。
1)有機にんじんを「形」で選別しない
形が崩れていても、有機栽培である限り買い取る仕組みを広げます。私たちはすでに、年間100トン以上の“ふぞろいにんじん”を買い取り、ジュースにして販売しています。
2)素材を活かすジュース化で「価値を循環」させる
保存料・香料・着色料を使わず、水も加えない。素材をまっすぐ味わえるジュースとしてお届けします。
3)農家さんが続けられる土台をつくる
天候リスク・害虫被害で収入が不安定になりやすい状況を、安定買取と販路拡大で下支えします。
長崎県の人参収穫の様子
背景:いま、有機にんじん農家に何が起きているのか
1. 線虫(せんちゅう)被害の深刻化
有機栽培は化学合成農薬に頼れないため、土の中の小さな虫「線虫」の影響で、にんじんが曲がったり割れたりしやすくなります。
でも、見た目が不揃いでも、味や栄養の本質が大きく変わるわけではありません。
2. 気温上昇と天候不順
高温や不安定な降雨は根菜の育成に大きく影響します。発芽不良・生育ムラが起きやすく、収穫量・品質ともに不確実性が増大しています。
3. 高齢化・後継者不足
有機にんじんは手間とノウハウが要る作物。農家の高齢化が進む中、新しく有機に挑む人が少ない現実があります。結果として有機にんじん農家自体が減少傾向にあります。
4. 「形」がハードルになる市場構造
流通では見た目基準が強く、形が悪いだけで買い手がつかないことも。農家さんにとっては、投資回収の見込みが揺らぐ大問題です。
規格外のにんじん
私たちの解決策:正規買取 → 素材を活かしたジュースへ
有機にんじん農家さんがどれだけ丁寧に育てても、収穫したすべてが“売れる形”になるわけではありません。
● 見た目が整ったA品(正規品)は 約60〜70%
● 残り 30〜40% は規格外扱いになりやすい
● さらに近年は、天候や線虫被害が重なると 規格外が50%以上 になる年も起こり得ます
畑では同じように手間もコストもかかっているのに、「見た目」で値段がつかない。 この構造が、農家さんの経営をじわじわ苦しくしています。
だからこそ私たちは、「有機であること」を最優先に、形の良し悪しに左右されず買い取ります。 買い取ったにんじんは、保存料・着色料・香料・水も加えないコールドプレスジュースに加工し、素材本来の甘みと香りを活かしてお届けします。
“もったいない”を価値に変え、ロスを減らし、収入を下支えする循環をつくります。
形は揃っていないかもしれない。 でも、想いとおいしさは揃っています。

自社だからできる、このプロジェクト
有機栽培・野菜や果物のみでおいしいにんじんジュースを作るにはさまざまな条件が必要です。
①一般的な製造機械では搾汁できない
②味を落とさないための手作業が多い
③保存料不使用のため、徹底した品質管理が必要
これらをすべてクリアするために、弊社では搾汁から発送まで、すべて自社でおこなっています。
● 原料の状態を見極め
● 熟練スタッフが1本ずつ洗浄・皮むき・トリミングを実施
● 傷や変形部位を丁寧に除去し、小ロットで圧搾→味のバランスを調整→即冷凍
だからこそ、形が不ぞろいでも品質とおいしさの両立を実現できました。

人参の皮を丁寧に剥いている様子
プロダクトのこだわり
● 余計なものを加えない(保存料・香料・着色料 不使用)
● 水も加えない
● 有機原料中心(国産の有機にんじんが主原料) ※本プロジェクトのにんじんジュースは有機JAS認証のにんじんを使用
● 丁寧な搾汁:にんじんの爽やかな甘みとやさしい余韻を引き出す製法
● 透明性:生産者情報や畑の様子、加工の流れを活動報告で公開
※瓶・パッケージの最終仕様は、目標達成後に確定し活動報告で共有します
素材のおいしさを引き出す製法

にんじんジュースで「やさしい整え方」という選択肢を
私たちが作っているのは、ただのにんじんジュースではありません。 忙しい毎日の中で、食生活をいったん見直したいとき。体を休める時間をつくりたいとき。そんな場面で選ばれているのが、**コールドプレスジュースを取り入れた“ジュースクレンズ(ジュースでの置き換え)”**という考え方です。
日本では「酵素ドリンク」が主流ですが、海外では新鮮な野菜や果物のコールドプレスジュースで行うファスティングが一般的で、ジュースクレンズと呼ばれることもあります。 私たちは、「何かを足して特別な飲み物にする」のではなく、素材そのものが持つ力を、できるだけ素直に摂れる形にすることを大切にしてきました。
だからこそ、私たちのジュースは
● 添加物を一切入れない
● 水も加えない
● コールドプレス製法で、ゆっくり丁寧に搾る
という、シンプルで正直な設計です。
にんじんが持つ自然な甘みがあるから、ファスティング中でも「続けやすい」「無理をしすぎない」設計にしやすい。
“食べないことを頑張る”のではなく、“やさしく整える”ためのジュースとして、ファスティング用途でも選ばれる理由がここにあります。
ファスティング向きとして大切にしていること(私たちのジュース設計)
● 消化の負担をできるだけ軽くしたい人に:固形物を減らしつつ、飲み物として取り入れやすい形に。
● 続けやすさ:にんじんの自然な甘みがあるから、置き換えの心理的ハードルが下がる。
● 原材料のシンプルさ:余計なものを足さず、目的がブレない。
● “見える安心”:どの畑のにんじんを使い、どう加工したかを活動報告で見える化していく。
※本プロジェクトのリターンは食品であり、特定の効果効能を保証するものではありません。体調や目的に合わせ、無理のない範囲でご利用ください。

なぜ今、設備投資が必要なのか(今回の挑戦)
私たちは、志ある有機農家の皆さんから買い付けた規格外人参を、決して無駄にしません。
形が不揃いであっても、その中身は大地の恵みそのものです。手間ひまを惜しまず育てられた、生命力あふれる人参です。その価値を最大限に生かすため、私たちは自社の特殊な搾汁機で一本一本を丁寧にジュースへと加工します。
この搾汁機は決して大きな設備ではありません。しかし、熱を極力かけず、栄養素を壊さない製法で、まるで人参をそのまま飲んでいるかのような濃い味わいと力強さを引き出します。無理なく、無駄なく、人参を丸ごと生かす。それが私たちの信念です。
そして何より嬉しいのは、「このジュースを飲んで体調が良くなった」「毎朝の習慣になっている」という声をいただくことです。農家の努力が、飲む人への健康へとつながる。この循環こそ、私たちが目指している世界です。
しかし今、私たちは大きな壁に直面しています。搾汁機の能力が限界に達しているのです。
せっかく農家さんが心を込めて育てた人参があっても、受け入れる量に限界がある。応援したいのに、応えきれない。この現実が、私たちにとって何よりも歯がゆいのです。
だからこそ、私たちは決断しました。搾汁設備を三倍に増強する挑戦をします。
設備を拡充すれば、より多くの規格外人参を受け入れることが出来る。破棄されるはずだった命を救うことが出来る。そして、より多くの方に健康を届けることができるのです。
私たちはこれまで、規格外を含めた有機にんじんを買い取り、ジュースに加工することで“捨てない仕組み”をつくってきました。
これが実現できれば――
規格外が増える年でも、農家さんが「売れない」を抱え込まずに済む
有機にんじんの安定買取をさらに広げられる
野菜・果物だけで作るジュースを必要とする方、安定して届けられる
「規格外=価値がない」という当たり前を変え、農家さんの努力と自然の恵みを無駄にしない仕組みを広げるための挑戦です。
挑戦には勇気がいります。しかし、正しいと信じる道があれば、恐れる必要はありません。世のため、人のために役立つ事業であれば、必ず道は拓けます。
農家を守り、食を守り、健康を守る。その循環をさらに大きくするための設備投資です。
どうかこの志ある挑戦に、力を貸してください。
左:熊本の生産者さん 右:社長のコータロー
資金の使い道
集まった支援金は、製造設備(搾汁・充填・関連機器)の導入費用のみに充てます。 目標は 約300万円 を想定しています。
設備投資により、私たちは 1日の製造数を現在の3倍へ引き上げ、
有機にんじんの安定買取をさらに広げる
規格外が増える年でも“捨てない選択肢”を増やす
体にやさしいジュースを必要とする方へ安定供給する ことを実現していきます。
※目標金額を超えた場合も、追加分は同じく製造設備・関連費用に充当し、製造体制の強化に使わせていただきます。
スケジュール
クラウドファンディング実施
実施終了後:設備導入準備・段取り確定
設備導入・稼働テスト
稼働開始/順次リターン対応・発送
※進捗は活動報告で逐次ご案内します。
リスク&チャレンジ
● 搾って取れる量の変動(歩留まり):天候や線虫被害の度合いにより、味や収量が変動する可能性があります。配合等で調整し、一定の品質基準を満たすもののみ出荷します。
● 設備導入の遅延:部材手配や工事日程等の影響で稼働時期が前後する可能性があります。遅延が見込まれる場合は速やかに活動報告で共有し、代替スケジュールをご提示します。
● 表示・仕様変更:法令・ガイドラインに基づく表示修正、製造上の都合による軽微な仕様変更が発生する場合があります。変更時は理由と合わせて開示します。
※本プロジェクトはAll-In方式を予定しています。想定外の事象が起きる場合も、誠実な情報開示と最善の代替案で対応します。
よくある質問(FAQ)
Q. 形が悪いにんじんを使うのは、安全・品質に問題ありませんか?
A. 見た目の形状に関わらず、有機栽培であることと当社の受け入れ基準を満たした原料のみを使用します。衛生管理下で製造し、必要な検査を行った上でお届けします。
Q. 味はロットで変わりますか?
A. にんじんは自然の作物のため、収穫時期・畑で風味差が出る場合があります。搾汁条件等を調整し、できる限り飲みやすい仕上がりを目指します。
Q. 子どもでも飲めますか?
A. 保存料・着色料・香料不使用でシンプルな設計ですが、体質によって合わない場合があります。初めての方や小さなお子さまは少量からお試しください。
Q. 常温保存できますか?
A. 保管方法・賞味期限は最終仕様確定後に表示します。到着後は表示に従って保管をお願いします。
Q. ギフト対応は?
A. のし・メッセージカード等は対応可否を調整中です。実施の際は活動報告でご案内します。
最後に(お願い)
形が少し不揃いでも、そこには農家さんの努力と、自然の時間が詰まっています。
私たちはそれを、正規の価格で買い取り、 保存料・着色料・香料不使用の体にやさしいジュースという新たな価値に変え、有機にんじん農家を継続可能にする仕組みをつくります。
そして今回、製造設備を強化し、1日の製造数を3倍にすることで、 もっと多くの農家さんを支え、もっと多くの“もったいない”を価値に変え、 ファスティング用途としても選ばれる「素材をまっすぐ味わえるジュース」を、必要とする方へ安定して届けたい。
その第一歩に、どうか力を貸してください。 ご支援・拡散、心からお願いいたします。
ピカイチ野菜くん 代表 國末(くにすえ)





