桜の町から生まれた、桜染めブランド【桜縁-owEn-】





365日、桜が咲く町から
私たちの住む埼玉県寄居町。この町には、約150品種・約6000本の桜が植えられています。
その桜は2007年に始まった「一年中桜に出会える町よりい(桜の会)」の会員が植樹をしました。
町の人々が自ら桜を植え、守り、育ててきた活動です。
品種ごとに咲く時期が異なるため、寄居町は一年を通して町のどこかで桜の花を見ることができる、「365日、桜が咲く町」として知られています。


春の象徴として愛されてきた桜。しかし、毎年の剪定によって生まれる枝は、多くがそのまま処分されてしまいます。
私たちは、この桜を染料として生かすことで、町の桜を別のかたちで未来へつないでいきたいと考えました。
そして生まれたのが、桜から生まれるブランド 「桜縁-owEn-(おうえん)」です。
「桜縁-owEn-(おうえん)」という名前には、桜がつなぐ人と人との縁という意味を込めています。
寄居町の桜、職人の手仕事、そしてそれを手に取る人。
桜から生まれた色が、人と町、そして文化をやさしく結び、新しい縁を生み出していく。
そんな想いから、このブランドは生まれました。
そのため桜縁の売り上げの一部は、桜の会へ寄贈させていただきます。
【桜縁-owEn-】
【きぬのいえと染め】

染色を行っているのは、埼玉県寄居町に工房を構える染色工房 「きぬのいえ」です。
長年にわたり染色業を営み、培ってきた経験と技術をもとに、一点一点丁寧な染めを行っています。
このプロジェクトの製品の中には、きぬのいえ独自の技法である オーロラ染め(一浴多色染め)で染め上げたスカーフがあります。
オーロラ染めとは、美しいぼかし模様がオーロラのように見えることから名付けられた染色技法です。
一般的な多色染めのように色ごとに染め分けるのではなく、一度の染色工程で複数の色を表現する「一浴多色染め」によって染め上げます。
職人が布の状態や染まり方を見極めながら染色を行うことで、色の重なりや柔らかな風合いが生まれます。


また、製品によっては桜の色を静かに味わえる無地染めも行っています。
素材や用途に合わせて、最も美しく桜の色が引き立つ染め方を選びながら仕上げています。
染色工程はすべて手作業。職人が一つひとつの布と向き合いながら、丁寧に染め上げています。
また染料となる桜の枝はその年ごとに異なり、品種や環境によって色味も微妙に変化します。
そのため、同じ染めの製品であっても全く同じ色柄のものは存在しません。
それぞれの製品には、その年の桜から生まれた色が宿っています。

【桜の染料】

使用する染料は、寄居町で剪定された桜の枝から作られています。
桜の枝を細かくし、時間をかけて煮出して染料を抽出します。


この作業はすべて手作業で行われ、自然の素材を扱うため、毎回同じ色が出るとは限りません。
桜の品種、その年の気候、枝の状態。
さまざまな要素によって、染料の色合いは少しずつ変化します。
だからこそ生まれる、自然がつくる桜の色。
それが、桜染めの魅力です。
【シルクと生地】

本プロジェクトでは、主にシルク生地を使用しています。
シルクは肌触りがやわらかく、光沢と美しい発色を持つ天然繊維です。
また、一部の商品には希少な国産シルクを使用した特別な生地を用いています。
日本で卵からお蚕を育て、繭を作り、そこから糸を取り出して作られた国産シルクは、現在では市場に流通するシルク製品の「約0.1%」と言われるほど希少です。
その希少なシルクを手紡ぎ、手織りした唯一無二のシルクスカーフです。

さらに、本プロジェクトでは一般的なシルクを日本国内で丁寧に織られた生地も使用しています。
日本の織り技術によって作られた生地は、やわらかな風合いや美しい質感が特徴です。
素材の持つ美しさを生かしながら、桜の色を丁寧に染め重ねることで、自然なやさしい色合いの製品に仕上げています。
【商品ラインナップ】
本プロジェクトでは、桜染めを用いたさまざまな製品をご用意しています。
・シルクスカーフ

・つまみ細工アクセサリー

・ハンカチ

・お手持ちの服の染め直し

それぞれの製品については、各リターンページにて詳しくご紹介しています。
寄居町の桜から生まれた色を、日常の中で楽しんでいただけたら嬉しく思います。
【草木染め製品について】
本製品は、桜の枝から抽出した染料のみで染色を行っています。
そのため、以下のような特徴があります。
・手作業による染色のため、色ムラが生じることがあります
・光(日光・蛍光灯)によって退色することがあります
・皮脂や汗、汚れなどによって変色することがあります
・摩擦や水濡れによって色移りすることがあります
洗濯は水での手洗いをおすすめしております。
草木染めならではの風合いとして、時間とともに変化する色もお楽しみいただければ幸いです。
【最後に】
寄居町の桜。職人の手仕事。そして、日本の繊維文化。
このプロジェクトは、それらを未来につなぐための取り組みでもあります。
毎年咲き、そして散っていく桜。その枝から生まれた色が、布となり、人の手に渡り、日常の中で生き続けていく。
桜染めを通して、町の桜と日本の手仕事の魅力を多くの方に届けたいと考えています。
そしてこのプロジェクトが、新しい「桜の縁」を生むきっかけになれば嬉しく思います。
【資金の使い道】
生地や染料の製作費、購入費に使用させていただきます。
【スケジュール】
5月 クラウドファンディング終了、生地手配、染料抽出
6月 製品製作、発送
最新の活動報告
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仕様変更のお知らせ|桜染めハンカチのロゴプリントについて
2026/05/01 10:33ひとつ、桜を添えました。桜染めハンカチに、桜縁-owEn-のロゴを施す仕様へと変更いたしました。こちらのリターンは多くの方にご支援をいただいており、桜縁-owEn-の印として、ロゴを施す仕様へと変更いたしました。色は、生地の色に合わせて調合したもの。職人の手によって、一枚ずつプリントしています。刷りの圧や生地の風合いによって、わずかな濃淡やかすれが生まれますが、手仕事ならではの表情としてお楽しみいただければ幸いです。これまでのやさしい風合いはそのままに、桜縁としてのかたちを静かに重ねた一枚としてお届けいたします。 もっと見る
パッケージ完成のお知らせ|桜縁-owEn-の桐箱について
2026/04/30 19:00箱も、ひとつの作品として。桜縁-owEn-のシルクスカーフは、すべてこの桐箱に収めてお届けいたします。この度、スカーフをお届けするためのパッケージが完成いたしました。ロゴは職人の手でひとつひとつシルクスクリーンプリントを施しています。使用している色は、桜染めの生地に合わせて調合したオリジナルカラー。刷りの圧や木目の影響によって、わずかな濃淡やかすれが生まれます。すべて手作業だからこそ、同じものはひとつとしてありません。スカーフを取り出した後も、日常の中でお使いいただけます。箱まで含めて、「桜縁-owEn-」としてお届けします。 もっと見る
触れた瞬間に、違いがわかる一枚。【残り18枚】
2026/04/30 09:34桜染めスカーフ(まわた)は、国内でも高い技術を持つ織元によって織り上げられた生地を使用しています。糸量を多く使い、丁寧に織られた生地は、やわらかさの中にしっかりとした厚みと、豊かな表情を持っています。巻いたときに自然な立体感が生まれ、日常の中でも使いやすい一枚です。今回のラインナップの中でも、実際に手に取っていただいた際に、質感を気に入っていただくことが多い生地です。シフォンの軽やかさとは異なり、素材そのものの質感と存在感をしっかりと感じていただけます。一つひとつ手染めで仕上げているため、桜のやさしい濃淡やゆらぎが生まれ、すべて一点ものとなります。決して気軽な価格ではありませんが、その分、長く使っていただける一枚として仕上がっています。 もっと見る




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