伊賀の里山を取り戻す、お米の再生プロジェクト
私たちは、新たに名張市上比奈知区の耕作放棄地を再び黄金色に染める挑戦をしています。かつてこの地は比奈知ダムからの清冽な山水と寒暖差に恵まれた、伊賀米の名産地でした。しかし今、その美しい風景は失われかけています。
失われた産地、甦る可能性
弊社は葉物野菜の栽培や毎年4.5トンの伊賀米コシヒカリを使用して、おにぎりなどの商品を製造してきました。その過程で気づいたのです。かつての伊賀米の主要産地であるこの地域が、今や離農が進み、稲作の担い手は高齢化により壊滅状態に陥っているという現実を。
中山間地が抱える本当の課題
日本の農業政策は大規模化・機械化を推進してきました。しかし圃場が狭く、山あいにある上比奈知地区では、その戦略は通用しません。圃場整備がされず不規則に並んだ一枚一枚の田んぼが小さいからこそ、大型機械化も進まず、手作業の負担が増すばかり。若い世代は都市へ流出し、地域は高齢化し離農していく。この矛盾を目の当たりにしてきたのです。
今だからこそ、お米への注目を
近年、食を大切にする人たちが増え、産地やその背景に目を向けるようになりました。私たちはこの機運を活かしたいのです。地域の課題と向き合う農業の現場、里山保全の意味、そして何より子供のころ、あの昔見た田舎の澄んだ景色をもい一度見たいという想いを、お客さま・支援者の皆さまと共有したいのです。
稲穂が垂れる景色を、次世代に

上比奈知区は山水やダムからの水が豊富な谷間にあり美味しいお米の収穫できる貴重な地域です。かつては黄金に輝く稲穂が風に揺れ、水鏡のように光る田んぼが地域一面にありました。しかし、子どもの頃から見た風景が消えていく。そんな現実を変えたいと思ったのが、このプロジェクトのはじまりです。私たちが目指すのは単なる中山間農業の再生だけではなく人々笑い声が絶えない地域の創造のです。
具体的な取り組み
名張フードクリエイト蔵楽では、上比奈知区の地元農家・住民の方と協力し、放置されている田んぼの再整備に取り組みます。そして地域資源の活用の取り組みや、豊富に流れる水資源を利用した小水力発電所の設置等地域を支える事業へと展開していきたいと考えております。新たに稲作をスタートするにあたり最大の障壁は莫大な設備費用でした、そこで私たちは補助金ではなく同じ想いを持つ皆さまからの協力を得て責任を持って事業を進めていきたいと考えます。お客さまの支援は、機械化への投資、後継者育成、そして何より田舎・ふるさとの活力となります。
皆さまとの協働の想い
クラウドファンディングを通じて、私たちは単にお金を集めるのではなく、春には田植えされた緑輝く水田、夏には川で水遊びする子供たち、そして秋にはたわわに実った黄金の稲穂、そんな日本のふるさとの風景をもう一度を作りたいのです。そしてその地が支援していただいた皆さまの心癒す場になればと思います。定期的に現地の様子をお届けし、一緒に田んぼの再生を見守っていただきたいと考えています。
最後に
日本の農業は、大規模化だけが答えではありません。中山間地だからこそ守る価値があり、小さな田んぼだからこそ丁寧に作られるお米がある。その信念のもと、私たちは上比奈知の稲穂を礎に地域を復活させたいのです。皆さまの支援と応援が、この地域の美しい原風景を取り戻す第一歩になります。どうぞよろしくお願いいたします。




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