まずは、私自身とこのプロジェクトについてお話しさせてください。
私は、2025年万博でチェコパビリオンの儀典長(Head of Protocol)を務めました。儀典長とは、世界中から訪れるVIPや来賓を迎え、国と国、人と人の心を通わせるための「おもてなしの責任者」です。
万博という「一生に一度の出会い」が積み重なる場所で、私は「一期一会」という深い日本の哲学に出会いました。それは、私がずっと大切にしてきた「いま、ここ」で出会えることの、かけがえのない尊さを、見事に言い当ててくれる言葉でした。
万博で出会った多くの方々
すべてを変えた、ある瞬間
万博の最終日前夜、私はチェコパビリオンで初めてのライブペインティング・パフォーマンス「平和の輪(The Circle of Peace)」を披露しました。静寂の中で筆を動かしていると、観客席の大人たちが静かに涙を流しているのが見えました。その静けさの中で、私たちは言葉や国境を越えた深い繋がりを感じたのです。その夜、私はこの体験を分かち合うことに人生を捧げようと決意しました。
それ以来、日本とドバイで30回以上の公演を重ねてきました。日本が育んできた「静寂」と「調和」の精神こそが、一人ひとりの心の中から始まる平和を取り戻す鍵になると確信しています。



挑戦:ボストン・ジャパンフェスティバル
4月末、私は2日間で10万人以上が訪れる「ボストン・ジャパンフェスティバル」のステージに招待されました。私が恋に落ちた日本文化の伝道師として、この「平和の輪」をアメリカへ届けたいと考えています。
今回のクラウドファンディングでは、ボストン公演を実現するための渡航費と制作費のご支援をお願いしています。これは、2026年中に世界中で100回の公演を行い、「二度と繰り返されない『今』という瞬間は、世界共通の言語である」と証明するための大きな一歩です。

パフォーマンス:繋がりの証
私のパフォーマンスは、瞑想のような旅です。まずは完全な静寂の中、ブラシで「砂紋」を描き、心を整えることから始まります。そこからゆっくりと、私たち全員の絆を表す大きな円――「平和の輪」が浮かび上がります。
最後に引く一本の赤い線は「一(いち)」を意味し、その場にいるかけがえのない「一人ひとり」への敬意を象徴しています。描き終えた作品は切り分けられ、観客の皆様へと手渡されます。その断片は、私たちが大きな繋がりの一部であり、決して一人ではないことを思い出させてくれる「証」となります。

立ち止まり、呼吸を整え、自分自身の内なる平和を再発見するための旅
なぜ皆様の支援が必要なのか
世界平和は、まず一人ひとりの心の平穏から始まると、私は信じています。この活動を誰もが体験できるよう、私は非営利でコミュニティに根ざした活動を続けています。
このキャンペーンを支援することは、単なる旅費の援助ではありません。日本で生まれた「調和の輪」を広げる「一期一会の伝道師」を後押しすることです。皆様の助けがあれば、より多くの人に平和と団結のメッセージを届けることができます。
どうか、この旅の仲間になってください。世界中の人々が立ち止まり、呼吸を整え、自分自身の内なる平和を再発見するための旅に、ぜひご参加ください。

世界平和という大きな目標も、始まりは一人ひとりの心の静けさにある
このプロジェクトで実現したいこと
1. 「個人の平穏」から始まる、平和の連鎖をつくる
世界平和という大きな目標も、始まりは一人ひとりの心の静けさにあると私は信じています。「自分の心が平穏になれば、家族に優しくなれる。家族が笑顔になれば、地域が、そして社会が平和に変わっていく。」この「平和の波紋」を広げる最初の一滴(しずく)となるパフォーマンスを、世界各地で継続して行える基盤を作ります。
2. 日本の精神性「一期一会」を、世界を癒やす力に変える
かつて万博の儀典長として世界中の人々と向き合ってきた私が、日本で出会った「一期一会」という哲学。この素晴らしい日本の精神性をアートとして昇華させ、ボストンやニューヨークといった世界の中心地で分かち合います。言葉の壁を超え、誰もが「内なる平和(Inner Peace)」を感じられる時間を世界中に広げることが私の使命です。
3. 日本から世界へ、誇りを持って発信する「文化平和活動」の確立
今回のボストン・NY遠征は、単なるイベント参加ではありません。日本という精神的ルーツから出発し、世界を癒やす旅の始まりです。この非営利の活動を一時的なものではなく、持続可能な「文化平和活動」として確立させるため、日々の運営資金と遠征費用の確保を目指します。

多くの皆様に体験いただきたいです。
現在の準備状況
- 1. ボストン・NY遠征の確定と現地調整
2026年4月25日・26日に開催されるボストン・フェスティバルへの出演が正式に決定しました。これに合わせ、ヒューストンやニューヨークでのパフォーマンス実施に向けて、現地の会場やパートナーとの最終調整を進めています。 -
2. 国内でのパフォーマンス実績と反響
日本国内では、定期的にライブパフォーマンスを実施しています。これまでに体験いただいた方々からは、「言葉にできない静寂を感じた」「自分自身と向き合う時間になった」と多くの反響をいただいており、これらの経験が、世界へ踏み出す大きな自信となっています。 -
3. メディア掲載と社会的な広がり
2026年3月3日付の読売新聞にて、私の平和への願いと活動を取り上げていただきました。また、SNSや公式サイトを通じて、パフォーマンスの様子や「一期一会」の哲学を国内外へ発信し、共感の輪を広げています。

リターンについて
Vitのアートを身近に感じていただけるものから、特別な体験までご用意しました。

スケジュール
- 現在〜4月中旬:国内各地で計12回のパフォーマンスを実施
- 4月上旬〜末:クラウドファンディング実施
- 4月中旬:日本出発、現地リハーサル
- 4月25日・26日:ボストンの「JAPAN FESTIVAL」出演(メイン公演)
- 4月後半:ヒューストン・ニューヨーク等での現地調整・実施
- 4月末:日本へ帰国
- 6-7月:支援者へのリターン発送開始
最後に
私は、言葉や国境を越えて、人と人が心で通じ合える瞬間があると信じています。
万博での経験、そして日本で出会った「一期一会」という教えは、私の人生を大きく変えました。今回のボストン・アメリカ遠征は、日本で学んだこの大切な精神を世界へと繋ぐ、私にとってかけがえのない挑戦です。
このプロジェクトは、単なるパフォーマンスの披露ではありません。慌ただしい日常の中で、一人ひとりが自分自身と向き合い、心の中に「静けさ」と「平和」を取り戻すきっかけを届ける旅でもあります。
皆様からいただいたご支援は、今後の私の活動を支える大切な力として活用させていただきます。
私一人では届かない場所へ、皆様と一緒にこの「一期一会」の感動を届けにいきたい。
どうか、この挑戦に力を貸していただけないでしょうか。温かいご支援を、心よりお願い申し上げます。

【プロジェクト実行者からの紹介】
「感情を抑えて生きる大人たち」が涙していた…。
プロジェクト実行者 細田久美子
私は万博のチェコパビリオンでVitさんと共に働き、彼の活動を最初から見守ってきました。正直に言えば、最初は彼の活動に半信半疑だった部分もあります。しかし、ある光景が私の心を動かしました。
彼のパフォーマンスを見て、多くの成人男性たちが静かに涙を流していたのです。日頃、感情を抑えて生きる大人たちが、これほどまでに心を震わせる瞬間を、私は他に知りません。
日本人である私が見過ごしていた、すばらしい「一期一会」の精神。その真の価値を、チェコから来た彼が気づかせてくれました。彼を通して見る日本は、私たちが思うよりもずっと素晴らしく、誇らしい景色に満ちています。
普段はメロンパンとおにぎりを愛する、おちゃめで懐の深い彼ですが、キャンバスの前に立つと、世界を癒やす静かな決意に満ち溢れます。彼が起こす「内なる平和」の波紋を、日本から世界へ広げるために、どうか皆様の力を貸してください。

【応援メッセージ】
●オンドジェイ・ソシュカ(Ondřej Soška)万博 チェコパビリオン政府代表
「私たちの文化プログラムの中でも、ひときわ深い感動を呼ぶハイライトでした。Vitのパフォーマンスは、パビリオンのテーマである『Talent and Creativity for Life(命のための才能と創造性)』を完璧に体現していました。彼の筆致によって『平和の輪(Grand Ring)』が形作られていく様子は、パビリオン全体に静寂と一体感をもたらしました。それは単なるアートではなく、チェコの創造性と日本の哲学を結ぶ、外交的な架け橋そのものでした」
●木村明龍 法華宗本門流 妙涌寺住職/ローラン教育学院 代表/元大阪府教育委員
「一期一会」とはお釈迦様の教えである「諸行無常」につながる本当に大切な言葉だと思います。その信念があるからこそ、彼のパフォーマンスに触れると、自然に心が熱くなり、心の中にあるものを素直に引き出してくれるそんな不思議なパワーを感じました。今回、万博でのVitさんとご縁で、私どものお寺の本堂でライブイベントを行っていただき、集まってくださった方々がそれぞれに何かを感じ、自らを振り返るとても貴重な機会になったと感じておられました。
今、世界情勢が目まぐるしく動いている中で、彼の思いである世界平和の実現に向けて、これからもこの活動を応援していきたいと思っております。
●木村るみ ローラン教育学院 講師
世界平和は1人ひとりの心から…。1人の芸術家に何ができるのか、始めはそう思いました。
しかし、「参加」後、(観覧ではなく「参加」)ほぼ2日間、今までの自分を見つめ直す機会になっていました。その後もイベントの事を思い出すたびに内省する自分がいました。立ち止まる事の大切さを知った、そんな不思議な体験でした。VITさんの活動は、混沌とした世の中を生きる現代人の心を癒すパワーがあると思います。世界中でのパフォーマンス、心より応援しいてます!
●Muramasa (浮世似顔絵師 / アーティスト)
Vitさんとの出会いは、川西の交流拠点マチノマでのパフォーマンスでした。私も万博にて活動していたので、興味があり参加しました。30分のパフォーマンス…静寂でありつつも、観衆参加型の印象深いものでした。我々日本人は仏教文化圏に暮らしているものの、その哲学を普段意識することはありません。しかし、Vitさんのパフォーマンスは、それを思い出させるモノです。万博を機に来日して、そのまま日本で活動する。その行動力はまさに素晴らしい、アメリカ遠征においても大活躍するものと信じております。応援しております。
●アレックス・インマン(Alex Inman)ドイツ・ヨーロッパ学校大阪神戸(DSK) 初等部校長
「生徒たちを連れてこのパフォーマンスを目の当たりにしましたが、その影響はすぐに現れました。デジタルな誘惑に溢れる現代において、Vitは子供たちに『一瞬の重み』と『一呼吸の大切さ』を教えてくれました。墨が滴る音、筆が滑る音に、生徒たちは釘付けになっていました。マインドフルネス、そして『Less is More(少ないほど豊かである)』という美学を学ぶ、かけがえのない授業となりました」
●マルティナ・スマルコヴァ(Martina Smalcova)チェコセンター 事務局長
「これまで数多くのパフォーマンスを見てきましたが、これほどまでに会場全体を静寂と存在感で包み込むものは稀です。観客のエネルギーを作品へと昇華させるVitの手法は、実に見事です。最後に絵を切り分け、参加者全員で分かち合うという行為は、ここ大阪で私たちが築いた絆を、形あるものとして心に刻んでくれました。真に心を揺さぶる体験です」

最新の活動報告
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Fragment(作品のかけら)に込めた想い
2026/04/04 00:00https://www.instagram.com/reel/DWZ6j0kk-VP/?utm_source=ig_web_copy_link&igsh=MzRlODBiNWFlZA==パフォーマンスの最後にお渡しする「作品のかけら」。私たちはこれを「Fragment(フラグメント)」と呼んでいます。このFragmentは、すべてVitさんの手作業で作られています。私も少しお手伝いすることもありますが、工程のほとんどは彼自身の手によるものです。黒い紙を丁寧に切り出し、台紙を作ります。そこに、Vitさんが自ら小さく破った作品の一部を、一つひとつ糊で貼り付けていきます。裏面にはメッセージとQRコードのシールを添え、最後に彼が表にサインを書き入れます。そしてお渡しの直前、その場でさらにもう一筆、想いを込めてから皆さんの手元へ届けます。形も、筆致も。世界に二つと同じものはない、すべてが一点もののオリジナル作品です。先日、堺で3日間連続のパフォーマンスを行った際のことです。3日分を見越して十分な数のFragmentを準備して挑みましたが、予想を遥かに上回る方々に足を運んでいただき、初日で全てなくなってしまいました。急いで翌日分を仕込みましたが、それもまたその日のうちに、すべて皆さんの手元へと渡っていきました。まさに「嬉しい悲鳴」でした。3日目の準備に追われていた時、ふとVitさんに尋ねてみたのです。「この作業、さすがに飽きてきませんか?」すると彼は、穏やかにこう答えました。「僕はFragmentが本当に大好きなんだ。この作業もね。一つとして同じものがない、これらすべてが僕の大切なアート作品だから」その言葉を聞いた瞬間、そんな質問をしてしまった自分が恥ずかしくなりました。効率や作業としてではなく、一つひとつの「かけら」に魂を込めている彼の姿。Fragmentには、そんなVitさんの純粋な想いがぎゅっと詰まっています。At the end of each performance, we offer a small “piece of the artwork” to the audience.We call these pieces “Fragments.”Each Fragment is made entirely by hand by Vit.I sometimes help a little, but most of the process is done by him.He carefully cuts black paper to create the base.Then, he tears small pieces from the original painting and attaches each one by hand.On the back, we place a sticker with a message and a QR code, and finally, he signs each piece on the front.Just before handing them to the audience, he adds one final brushstroke on the spot, putting his intention into each Fragment.No two pieces are ever the same. Each one is a unique, original work of art.Last weekend, we had three consecutive days of performances in Sakai.We prepared enough Fragments in advance for all three days, but far more people attended than we expected, and all of them were gone on the first day.We quickly prepared more for the next day, but once again, they were all handed out by the end of the performance.It was a “happy problem” to have.While preparing for the third day, I asked Vit:“Don’t you ever get tired of making these?”He smiled and replied,“I truly love Fragments. I love this process. Every single one is different—each one is my artwork.”Hearing that, I felt a little embarrassed for even asking.For him, this is not just a repetitive task.He pours his spirit into every single piece.Each Fragment carries that sincerity within it. もっと見るVitさんからのメッセージ Message from Vit
2026/04/01 12:00動画編集にまだ不慣れで、字幕を付ける作業が間に合わなかったため、今こちらでVitさんからのメッセージをシェアいたします。I’m still getting used to video editing and couldn’t finish the subtitles in time.So, I’d like to share Vit’s message with you here instead! https://www.dropbox.com/scl/fi/grwhk4ff7ekfr5tp5su7f/0401.mp4?rlkey=wd50w50gwxriblatoscpwg278&st=u04tazpp&dl=0 もっと見る




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