自己紹介
京都府立嵯峨野高校 数学科 教諭の森田です。数学の授業で使える「三角比トランプ」を考案しました。
このプロジェクトで実現したいこと
嵯峨野高校の生徒がデザインした「三角比トランプ」を印刷し、多くの方々に楽しんでいただきたいと考えています。
作るもの:「三角比トランプ」
箱のサイズ:約60mm✕約90mm
内容物:カード51枚、枚数内訳と値の大小を示した表1枚(説明書はありません。)
「三角比トランプ」の遊び方
「三角比トランプ」は0°から360°までの有名角の三角比が書かれたカードです。
0°、30°、45°、60°、90°、120°、135°、150°、180°、210°、225°、240°、270°、300°、315°、330°、360°
の sin, cos, tan がそれぞれのカードに書かれています。(tan90°、tan270°はありません。)
これらの三角比の値のカードが49枚とジョーカー2枚という構成です。
数学Ⅰ「図形と計量」の単元で「三角比の拡張」を学習した後に遊ぶことで、概念の習得に効果的です。
※360°まで拡張しておく必要があります。
このトランプでは、三角比の値を用いて様々なゲームができますが、ここでは「三角比大富豪」の遊び方を紹介します。
「三角比大富豪」
三角比の値が大きくなるように手札から場にカードを出していきます。
出せない場合はパス、全員がパスした場合は場のカードをすべて流し、最後にカードを出した人から再開します。
手札がなくなった人が勝ちです。
手札を出す場合は、同じ値のカードをまとめて出すこともできます。(「2枚出し」「3枚出し」)
最初にカードを出す人が「2枚出し」をした場合は、次の人も「2枚出し」をしなければなりません。
値が同じカードを4枚同時に出す場合は「革命」とし、次からは値が小さくなるようにカードを出すルールに変わります。
ジョーカーはどのカードよりも強いカードとします。2枚出しなどの際に他の値のカードの代わりとして使うこともできます。
三角比の値が無理数で大小を比較しにくいことや符号に注意しなければいけないことで通常のトランプの大富豪より難易度が高くなっています。
最後に
遊びを通して学ぶことには次のような利点があります。
・勝敗は成績とは関係ない
・学力差だけで勝敗が決まらない(運要素がある)
・失敗が許される
・自分なりの遊び方ができる
実際に「三角比大富豪」で遊んだ生徒たちは、最初は「難しい~」と言いながら手札を整理し始めますが、ゲームが始まってみると大盛り上がりで、夢中になります。
全国の様々な高校で使っていただけたら嬉しいです。
※今後、一般販売することは予定していません。






コメント
もっと見る