荒れた田んぼに、もう一度命を。
長野県塩尻市から広げる「マコモ農業」の未来づくり

はじめまして。
長野県塩尻市で「赤坂マコモ農園」を営んでいる赤坂恭平です。
私は現在、マコモダケ栽培に取り組んでいます。

山あいの静かな地域にある田んぼ。その多くは高齢化や後継者不足によって耕作されなくなり、荒れたまま残されています。
私が今育てているマコモ畑も、もともとは長い間放置されていた田んぼでした。
「もったいない。」「この土地には、まだ可能性がある。」
そんな想いから長年放置されていた田んぼと向き合い続け、今では再び豊かな緑が広がる景色が戻ってきました。
このプロジェクトで実現したいこと

今回のクラウドファンディングで実現したいことは大きく3つあります。
① まだ眠っている農地を蘇らせること
現在、私が管理している農地は約1町歩(約11反)あります。
そのうち約6反ではすでにマコモを栽培していますが、約4.5反の農地はまだ十分に活用できていません。
未活用農地をすべて再生するには、整地や排水整備などを含め総額約700万円が必要です。
今回のクラウドファンディングでは、その第一歩として、約1反の農地整備に必要な200万円を目標に、農地の整備を進めるとともに、マコモの新たな可能性に挑戦したいと考えています。
② マコモの新たな可能性を広げること
マコモは食材としてのマコモダケだけでなく、お茶やパウダー、石鹸、オイルなど、さまざまな形で活用できる植物です。
こうした加工品開発にも取り組み、地域に眠る資源や農地に新たな価値を生み出していきたいと思っています。
③ 全国に広がる成功モデルをつくること
全国には耕作放棄地となった田んぼや畑が数多くあります。
しかし、「前例がない」「どう活用すればよいかわからない」といった理由から、多くの農地が活かされないままになっています。
だからこそ私は、マコモを活用した耕作放棄地再生のモデルケースをつくりたいのです。
栽培から加工品開発、販路拡大までを実現し、その取り組みを全国へ発信することで、地域を元気にする新しい農業の可能性を示していきたいと考えています。
この挑戦で目指す未来
✅ まだ眠っている農地を蘇らせる
✅ マコモの新たな可能性を広げる
✅ 全国に広がる成功モデルをつくる
荒廃農地を再生し、人を育て、地域を元気にする。
そんな未来への第一歩として、このクラウドファンディングに挑戦します。
マコモとの出会いが、人生を変えた

実は私は、最初から農業をしていた人間ではありません。
高校卒業後は建築の専門学校へ進み、大工として働いていました。
伝統工法や職人の世界に憧れがあったからです。
しかしその後、仕事を辞めたことをきっかけに、夜の仕事を始めました。
毎日朝までお酒を飲み、昼間は寝る。そんな生活を続けるうちに、生活は荒れ果てていきました。
今振り返れば、決して胸を張れる人生ではありません。
そんな私に転機を与えてくれたのが母でした。
「家庭菜園をやるから手伝ってほしい」
最初は、心配ばかりかけた母への親孝行のつもりでした。
二日酔いの状態で畑へ行き、休んでいる時間の方が長い日もざらにありました。
それでも日に日に、土に触れる時間が少しずつ増えていきました。
そしてある日、母から紹介されたのが「マコモ」でした。
調べれば調べるほど、不思議な植物でした。
古来から日本人の暮らしと深く関わりがあり、食べることもできる。水辺を好み、力強く育つ植物です。
そして私は、純粋に「これを育ててみたい」と思うようになりました。
しかし現実は厳しく、壁ばかりでした

私は農家ではありません。農業経験もありません。
マコモをやりたいと言っても、
「素人には貸せない」
「マコモなんてやめておけ」
そんな言葉ばかりでした。
それでも諦めませんでした。
あちこちを回り続け、ようやく借りられたのは1畝だけ。
約10m×10mの小さな田んぼでした。
そこからすべてが始まりました。
初めて知った「人に喜んでもらう幸せ」
初めて収穫できた量はわずかでした。
知人へ配り、少しだけ販売しました。
すると、
「おいしい」
「もっと食べたい」
「また作ってほしい」
そんな声をいただくようになりました。
私はその時初めて、「誰かに喜んでもらうことの嬉しさ」を心から感じました。
マコモを通じて人と繋がる。
誰かの健康や笑顔に関われる。
それまでの人生では感じたことのない喜びでした。
子どもたちにマコモを届けたい

私が農業を続ける理由は、自身の生活のためだけではありません。
今、私は収穫したマコモダケを地元の学校給食へ届けています。
本当は、もっと多くの子どもたちに食べてもらいたい。
「こんな野菜があるんだ」「おいしい」
そう思ってもらえることが、何より大切だと考えています。
かつて自分のことばかりを考えて生きていた私が、今では地域や子どもたちの未来を考えるようになりました。
それも、マコモが私に与えてくれた大きな変化だと思っています。

そして将来的には、マコモダケを学校へ寄贈し、子どもたちが無償で食べられる環境を実現したいと考えています。
もちろん、今はまだそのための基盤が整っているわけではありません。
まずは農地を拡大し、安定して収穫・経営できる基盤をつくり、学校へ継続的に寄贈できる体制を整えたいと考えています。
そして、私の取り組みが一つのモデルケースとなり、全国に同じような仲間が増えていけば、
一人では届けられないほど多くの子どもたちへマコモを届けられるようになります。
より多くの子どもたちが当たり前にマコモを食べられる未来をつくること。それが、私の目指す夢です。
全国から届く「やってみたい」の声
最近ではSNSを通じて、「マコモ栽培をやってみたい」「苗を譲ってほしい」「畑を見学したい」といったお問い合わせを、全国各地からいただくようになりました。
一人でも多くの仲間が増えることを願い、その都度、私が知っていることや経験してきたことを、できる限りお伝えしています。
こうした活動を続ける中で、地域の新聞に取り上げていただく機会にも恵まれました。
応援してくださる方々の存在が少しずつ広がり、新しいつながりが生まれていることを実感しています。
知人のご縁から、地域新聞に掲載していただきました。
一方で、新しい農業に挑戦する難しさも感じています。
私はこれまで、市役所や金融機関などにも足を運び、助成制度について何度も相談してきました。
しかし、マコモ栽培はまだ取り組んでいる人が少なく、地域には前例やモデルケースがほとんどないため、助成制度などの支援を受けにくいのが現状です。
前例がないからこそ学ぶ場も少なく、実績をつくるための支援も受けにくい。新しい挑戦には、そんな壁があることを何度も感じてきました。
だからこそ、私自身がその最初のモデルケースになりたいと考えています。
目指しているのは、自分だけが成功することではありません。
マコモで生計を立てながら、荒廃農地を再生し、地域を元気にする。
そんなモデルケースを築くことで、「自分にもできるかもしれない」と一歩を踏み出す人が全国に増えてほしいと願っています。
この挑戦が、私一人の挑戦ではなく、全国へ広がる新しい農業のきっかけになるよう頑張っています。


マコモの可能性は、まだまだ広がる

現在はマコモダケの販売が中心ですが、今後は葉の活用にも力を入れたいと考えています。
マコモ茶。マコモパウダー。さらに石鹸やオイルなどの加工品。

もし私自身が加工体制を整えられれば、他の生産者の加工も手伝えるようになります。
マコモダケだけで終わらない。
地域産業へと発展させたい。
それが私の夢です。
マコモレシピ








ご支援金の使い道
🌱 マコモ加工品の開発費
🌱 乾燥設備や加工設備の整備
🌱 販路拡大に向けた活動費
🌱 荒廃農地の再生費用
🌱 マコモの普及活動費
未活用農地の再生には、整地や排水整備などを含め総額約700万円が必要です。今回のクラウドファンディングでは、その第一歩として、1枚分の農地整備に必要な200万円を目標に挑戦します。
今年は全国190店舗以上を展開する販売網との取引も始まりました。少しずつですが確実に販路は広がっています。
皆さまからいただいたご支援を大切に活用し、農地の再生と加工品開発を進め、次のステージへ挑戦してまいります。
最後に

実はマコモは、私たち日本人と非常に深い関わりを持つ植物です。
特に縁深いのが、島根県の出雲地方。日本を代表する神社である出雲大社では、古くからマコモが神事に用いられ、地域ではマコモにまつわるお祭りも大切に受け継がれています。このように、古くから神聖な植物として全国各地の神事で重宝されてきました。
また、かつては身近な水辺や田息(たいき)に自生し、水辺の環境づくりや自然との共生に役立つ植物としても親しまれてきた歴史があります。土や水をきれいにする力(浄化作用)があるともいわれ、近年では環境保全の観点からも改めて注目を集めています。
そして何より、食材としての「マコモダケ」は本当においしいのです。シャキシャキとした心地よい食感と、ほんのり広がる上品な甘みは、一度食べるとその美味しさに驚かれる方も少なくありません。
私はもっと多くの人に、このマコモという植物の魅力を知ってほしい。食べてほしい。そして、その秘められた可能性を感じてほしいのです。
荒れた田んぼが再び生き返る未来。農業に挑戦する人が増える未来。地域が元気になる未来。その第一歩を、皆さまと一緒に作れたら嬉しいです。
どうか温かいご支援をよろしくお願いいたします。
赤坂マコモ農園
赤坂 恭平
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わあ、このプロジェクト、本当に印象的ですね! 正直なところ、アイデアにすっかり魅了されました。大きな可能性を感じます。 もっと詳しくお伺いできたら嬉しいです! 集められた資金は、実現に向けた重要なステップに充てられる予定だと拝見しました。 このプロジェクトが完全に形になったとき、人々の暮らしにどんな変化をもたらすとお考えですか? ぜひ詳しくお話しできる機会を心待ちにしています! プロフィールに記載のメール、またはDMでご連絡いただけますと大変ありがたいです。 もし追加のご支援が必要でしたら、資金面でお手伝いできるかもしれません。