NPO法人musicGateについて
はじめまして。NPO法人musicGateの北條美津江です。私たちmusicGateは、音楽の力で親子の絆をより一層深く繋げていくことを目的に活動しています。
主に親子で参加できるイベントやリトミック活動を実施し、子どもたちが楽しみながら音楽に触れられる機会を提供しています。また、親同士や地域住民が交流できる場をつくることで、コミュニティの形成にも尽力しています。さらに、聴覚障がい者(聾者)と聴者が一緒に音楽を楽しみ、音楽の世界に触れる機会が少ない人たちとステージを作る活動も行っています。このようにmusicGateは「音楽・子育て・地域」を結びながら、社会に貢献できる活動を行っています。
今回、カンボジアのバッタンバンにある孤児院【Hope Of Children】の子どもたち音楽と五線譜を届けるため、皆さんのご支援をお願いしています。

なぜカンボジアの孤児院なのか
現代の世界では、すべての子どもが教育を受ける権利を持っているとされています。日本では教育制度が整っており、多くの子どもたちが当たり前のように学校に通うことができます。しかし、世界にはその「当たり前」が実現されていない地域も多くあります。
その一つがカンボジアです。カンボジアでは、過去の歴史や経済状況の影響によって、教育の格差が大きな課題となっています。特に、ポル・ポト政権の時代には多くの知識人が命を奪われ、教育制度も大きく崩壊しました。その影響は現在も残っており、教育の環境は十分に整っているとは言えません。
1975年4月17日、ポル・ポトをリーダーとするクメール・ルージュがカンボジアの首都プノンペンを制圧しました。そして、原始的な共産主義社会を目指し、都市に住んでいた人々を農村へ移動させ、厳しい労働を強制しました。
この時代には、知識人が危険な存在とみなされ、教師や学者だけでなく、眼鏡をかけている人までもが知識人の象徴として命を奪われたと言われています。また、人々はお互いを監視し合うよう強いられ、家族や地域のつながりも壊されていきました。多くの子どもたちは親と引き離され、兵士として育てられました。
このような状況は、1979年1月7日にベトナム軍によってプノンペンが解放されるまで、およそ4年間続きました。その間に、200万人以上が亡くなったとされており、当時の人口の4分の1から3分の1にあたると言われています。
この影響により、現在のカンボジアでは高齢の人口が少なく、若い世代が多いという特徴があります。平均年齢は約24.5歳で、14歳以下の子どもが全体の3割以上を占めています。
また、ポル・ポト政権は学校制度を壊し、教師をはじめとする多くの知識人を殺害しました。そのため、教育の基盤が大きく失われ、その影響は今もなおカンボジアの教育に残っています。
2023年8月に不要になったリコーダーなどの楽器の寄付を呼びかけ集め、大学生2人にカンボジアのバッタンバン州にあるローカルNGO「Hope Of Children」に届けてもらい2週間滞在してリコーダーをレクチャーしてもらいました。
《ボランティア大学生》現地での生活を通して、子どもたちの家庭環境や学校の状況に触れる機会がありました。そこでは、学校があっても必ずしもすべての子どもが通えるわけではなく、経済的な理由や家庭の事情など、さまざまな問題が教育の機会を妨げていることを実感しました。教育を受けられるかどうかが、子どもたちの将来に大きく影響している現状があります。


音楽を通じた心の成長

私たちが実現したいのは、シンプルなことです。音楽をきっかけに、世界中の子どもたちが自分らしく表現する喜びを知ってほしい。カンボジアの子どもたちが運営するCAFE HOC(若者たちの自立支援施設)にて演奏会を実施します。演奏会では、一緒に歌ったり、楽器に触れたり、音楽の楽しさを共有する時間を過ごします。楽器や五線譜・楽譜を寄贈し、音楽の基礎を伝え、子どもたちが自ら音楽に親しめる環境を整えたいと考えています。
まだ五線譜も普及してないその施設に、全世界共通の五線譜を届け、音を形にできることを伝え、いつまでも交流を続けたい。WI-FI環境が整えばオンラインで音楽交流を続けていきたいと考えています。
文化を超えた人のつながり
音楽は言葉の壁を超えます。異なる文化を持つ私たちが、子どもたちと音楽で繋がることで、相互理解と国際的な連帯感が生まれます。これは、カンボジアの子どもたちにとってだけでなく、私たちのメンバーにとっても貴重な学びになります。
【メンバー】
《歌》太田智子:長崎県南島原市出身。福岡教育大学教育学部音楽科卒業。 チェコ国際音楽コンクール入選。 モスクワ、サンクトペテルブルク、ノボシビルスクなどロシア各地やカザフスタン、ベトナムのオーケストラと共演。演奏活動を行う傍ら、合唱指導や音楽教室の講師も行っている。 また、俳優としても活動しており、CM、映画、ドラマ、舞台など多数出演している。
《フルート》内屋敷祥子:福岡教育大学生涯スポーツ芸術課程芸術コース音楽科を卒業。 卒業後は中学・高校の音楽科教員を勤め、吹奏楽やマーチングの指導にも尽力。ヤマハ音楽教室フルート科講師。 2018年にはドイツに渡りストリートや教会にて演奏。 フルートを恵田拓、脇坂みどり、山下浩二、各氏に師事。 また、津軽三味線奏者、声楽家としても活動。津軽三味線を永田幸男氏、澤田一成氏に師事。声楽を宇野千鶴氏、板垣卓也氏に師事。

《ピアノ》北條美津江:音楽高校卒業。福岡女子短期大学音楽科卒業。同専攻課程修了。卒業後クララ音楽教室を立ち上げピアノや歌、リトミックを数多くの子どもたちに教えてきた。現在、音楽舞台のプロデュースも行っている。NPO法人musicGate代表。
活動の詳細
現地での演奏会開催・楽器体験・音楽授業、そして教材の寄贈を通じて、包括的な支援を行います。すべては子どもたちの笑顔と成長のためです。
- 1.演奏会の開催
日本から派遣される演奏者が中心となり、CAFÉ HOCにて音楽演奏会を実施。歌、ピアノ、フルート、リコーダーなどを使用し、子どもたちが一緒に歌ったりリズムを取ったりできる参加型のプログラムを構成。
2. 音楽教材(五線譜・楽譜・楽器など)の寄贈
子どもたちが音楽を学び、創作活動に挑戦できるよう、五線譜・簡易楽譜・楽器などを寄贈。現地スタッフと連携し、寄贈物の活用方法を共有。
3.音楽授業ワークショップの実施
- 簡単なリズム遊びや歌唱活動を行い、子どもたちが自ら音楽を表現する時間を設ける。音楽を通して協調性・創造力・表現力を育むことを目指す。また、五線譜やリズムについて教える。
皆さんのご支援をお願いします

音楽を通じた心の交流を生み出し、カンボジアの子どもたちが自ら表現する喜びを感じるきっかけをつくることができると信じています。また、演奏会や楽譜の寄贈を通じて、現地の教育関係者や子どもたちに「音楽教育の大切さ」を伝え、音楽文化の芽を育てる機会にもなります。
帰国後にはSNS発信などを通じて、「文化を通じた国際協力」への関心を広げる波及効果も期待できます。さらに、本活動が継続的な支援や交流のきっかけとなり、将来的には現地の子どもたちが自ら楽しみ、音楽を教え合うなど、地域の文化的自立にもつながると考えています。
このプロジェクトを実するには、皆さんの力が必要です。リターンには、プロジェクトの様子をまとめた動画、感謝のメッセージ、そして、カンボジアコーヒーやカンボジアペッパーなどをご用意しています。あなたの一つのご支援が、カンボジアの子どもたちの人生を変えるかもしれません。
現地との打ち合わせ、演奏会準備、そして本番実施と進めていきます。
2026年3月~ 企画立案、現地孤児院との調整、協力団体との連携構築
2024月5月~ 演奏プログラムの作成、リハーサル実施、教材(五線譜ノート等)の制作・収集
2026年7月 渡航準備:ボランティア参加者の最終確認、安全管理・衛生対策・ビザ申請など
2026年8月29日~9月8日 カンボジア現地活動:演奏会開催、音楽ワークショップ実施、教材寄贈
2026年9月〜12月 活動報告書・成果報告映像の作成、次年度に向けた検討・連携強化
最後に
音楽は、全世界すべての人の心に届きます。カンボジアの子どもたちと音楽でつながり、一緒に笑顔になる日を、心待ちにしています。皆さんのご支援をいただければ幸いです。
下記SNSにて、普段の活動の様子などを載せております。ぜひご覧ください。
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公式LINE





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