日常の小さな不便さに気づいていますか
私たちの日々の生活の中には、当たり前だと思い込んでいる小さな不便さが隠れています。財布の持ち方、財布からお札やカードを取り出すときの手間、コインケースの開閉の煩雑さ、カバンの中での収納の悩み。こうした気づきにくい課題こそが、実は生活の質を左右する重要なポイントだと気づきました。
従来の三つ折り財布の課題を徹底的に解決
よくある三つ折り財布では、お札を折らずに収納した場合、お札の両端のどちらかが財布に織り込まれる状態になってしまうため、手で保持していないと自然と開いてしまいます。さらに多くの製品では、厚みが出てしまう上、カードケースとコインケースが別の面に設けられているため、それぞれにアクセスする際に3面をすべて開けないと使用できません。
今回開発したコンパクトな三つ折り財布は、このような不便さを徹底的に解決しました。カードケースとコインケースを同一面に重ねた設計でも薄く、二つ折り財布のような感覚で使用できるようにしました。フタを開けるだけで、すぐにカードケースとコインケースにアクセスできます。
コインケースもポケット部を手前に引くとコンパクトながらも"パカッと"大きく開けるよう縫合を工夫しています。
カードケースも取り出しやすいように背面部を長く設計して指をかけて取り出しやすくしています。

独自構造『フラップロック』が実現する快適さ
ただし、財布を開いた際に、お札の折り返しがあるためにフラップ部分が開いてしまうという三つ折り財布特有の課題がありました。この問題を解決するために開発したのが、お札入れの端(フラップ)を織り込む際、フラップの一部を財布本体に差し込み、フラップの開きを抑える構造にした『フラップロック』(実用新案出願済みの新構造)です。
この独自設計により、カードサイズのコンパクトさを実現しながら、お札を折らずに収納でき、カードも5~6枚程度、最低限15枚収容できるコインケースも備え、ワンアクションですべてを取り出せるという仕様を実現しました。毎日のお出かけから普段使いまで、あらゆるシーンで活躍する相棒になることを目指しました。

Surimの使い方
〈支払い時〉
1)財布を開ける
※このワンアクションで、お札、コイン、カードにアクセス出来ます。

〈収納時〉
1)財布を開ける
※コインとカードはワンアクションで収納出来ます。
2)フラップロックを解除
※お札はカードケース裏から差し込んで収納します。
3)フラップロック
4)フタを閉じる

Surimの仕様
・三つ折り財布でありながら、収納部を1面に集約し、二つ折り財布のような使用感

・三つ折り財布特有の折り返しの開放を抑制する「フラップロック」構造

・コインケースは浅底で、開口時は口を手前に引くとパカッと大きく開きコインが整列する構造

※カードケースはコインケースの背面にあります。(写真はクレジットカードサイズ5枚収納時)

・サイズ:W105mm × D75mm × T15mm(未収納時)

・重さ:約42g(未収納時)
・カラー:ネロ(黒)、オレンジ(橙)、コバルト(青)、サルビア(緑)

推奨収容量:お札:10枚、コイン:15枚、カード:5枚

izumifabのものづくりへの向き合い方
私たちが採用しているのは上質なイタリアンレザー。レーザーカットで高い寸法精度を実現し、その上で手縫いで仕上げることで、機械的な正確さと手作業の温かみを両立させています。また、レーザー裁断特有の裁断面の焦げも作品のアクセントとなっています。デザインはシンプルで、かつユニーク。お客様が毎日手にしたときに、ちょっとした嬉しさや便利さを感じていただけるような作品を目指しています。
今回製作する「Surim」には、通常のバネホックではなく、イタリアのプリム社のプリムホックを採用しています。使っていただく方に開閉時のホックの質の高さも感じていただきたいです。

革のエイジングを楽しむ喜び
今回使用しているマヤレザー(MAYA)は、イタリアのイル・ポンテ社が製造する、表面をあえて毛羽立たせた(銀スリ加工)マットでざらついた質感のオイルドレザーです。豊富なオイルを含んでいるため、使い込むほどに毛羽立ちが落ち着き、艶と深い色味が増す「劇的なエイジング」が最大の特徴です。また、メンテナンスにおいても基本的にオイル塗布は不要。乾拭きやブラシでのケアで良い点も使い勝手が良いです。

使い込むほどに色が深まり、味わい深く変化していきます。この経年変化を楽しめる素材だからこそ、長く愛用できる相棒として、お客様の人生の一部になっていくのです。毎日の小さな出し入れの中で、革が手になじみ、風合いが変わっていく。そうした時間の積み重ねを感じていただきたいと考えています。
ご支援いただける際は、お好みのお色をお選びください。

お客様とのつながりが生み出した作品
年に一度のイベントでも毎年会いに来ていただけるお客様、ネット販売でも購入できるのにわざわざ対面で購入していただくお客様。こうしたお客様との対話の中で、不便さやニーズをくみ取ることで作品開発に活かせていることが、izumifabとして活動できる最大の喜びです。
特にizumifabオリジナルのスライド式コインケースは、マルシェでは完売するほどの好評をいただきました。他にない構造、かつ使い勝手の良さを追求していくことが、お客様の喜びにつながっているのだと実感しています。
この作品の名前を考案する際、izumifabオリジナルコインケース「Gum」に代表されるお客様に愛着を持っていただけるようなizumifabらしいネーミングということで、畳んだ形状がかまぼこ板に乗っているかまぼこのようなアーチ形状であることから「Surim(スリミ)」と名付けました。おしゃれな名前も色々考えましたが、そこはやはりizumifabらしくこれまでの独自のネーミングセンスで送り出したいのです。(笑)

izumifabの現在地と未来
これまで、ネット販売やイベント出店を通じてお客様とつながってきました。しかし、まだまだizumifabの理念や作品の価値をお伝えできている範囲は限られています。このクラウドファンディングを通じて、新しいお客様とのご縁を広げ、日常の不便さを再認識し、それを解決する喜びを体験していただきたいのです。同時に、今後は新しいアイテムも増やし、もっと多くの人にizumifabのものづくりの想いを届けていきたいと考えています。

支援いただく皆様へ
izumifabの作品を手にされたお客様からは、『使い心地が素晴らしい』『デザインが気に入っている』『他にない仕組みが便利』といったお言葉をいただいています。そうしたお声が、私たちの何よりのやりがいです。このプロジェクトを通じて、皆様と一緒にizumifabの世界を広げていきたいと思っています。

プロジェクトのスケジュール
クラウドファンディング終了後、皆様からのご支援を受けて製作を進め、年内のお届けを目指しています。各リターンの詳細スケジュールは、ご支援募集内に掲載させていただきました。
本プロジェクト終了後の製品販売については、Instagramアカウント(@izumifab_leather)にて販売開始予定日をご案内予定です。他の作品も気になる方を含め、こちらもフォローのほどよろしくお願いいたします。
Instagram:@izumifab_leather
最後に
私たちは、レザークラフトを通じて、お客様の生活をより豊かにするお手伝いをしたいという想いで、日々ものづくりに向き合っています。これまでイベント出店やネット販売を通じて、多くのお客様とつながる喜びを感じてきました。この度、新しく開発したコンパクトな三つ折り財布をきっかけに、izumifabをもっと多くの方に知っていただき、販路を広げたいと考えています。
izumifabの作品が皆様の日常の一部になり、生活がちょっと豊かになるお手伝いができたら幸いです。毎日手にするたびに感じる、小さな便利さと革の温かみ。そうした体験を通じて、皆様の人生が少しでも豊かになることを願っています。皆様のご支援とご応援を、心よりお待ちしております。




