🎼自己紹介

東京藝術大学バッハカンタータクラブは、国内で唯一『J. S. バッハの教会カンタータ作品を中心に演奏すること』を目的として、1970年に結成された同大学で最も長い歴史を持つ学生サークルです。
現在は、声楽科・器楽科のみならず、楽理科・作曲科・美術学部など多様な専攻の学生約70名が在籍し、演奏と運営のほぼすべてを学生主体で担っています。
定期演奏会のほか、教会での特別讃美演奏や、外部からの依頼公演を重ねながら、長年にわたり東京藝術大学における古楽・宗教音楽実践の場を築いてきました。
クラブの卒業生は、日本のみならず世界の音楽界で活躍し、古楽演奏の指導的立場にいる者を多く輩出しています。
🎼プロジェクト立ち上げの背景
東京藝術大学バッハカンタータクラブは、2027年定期演奏会の開催に向けて、クラウドファンディングを実施いたします。
定期演奏会は、私たちの一年間の活動の集大成であり、バッハの教会カンタータという大きな遺産を皆様へと提示するための重要な機会でもあります。
私たちカンタータクラブは毎年、大学内にあるホール「東京藝術大学奏楽堂」にて定期演奏会を実施してきました。

しかし2026年2月26日、奏楽堂の舞台上部天井音響反射板が落下する事故が発生、大学は施設全体の安全確保のため、2027年3月まで奏楽堂の使用停止を発表しました。これにより、本来であれば大学構内の奏楽堂で実施するはずであった大半の演奏活動企画は大きな制約を受けることとなります。
【3/13更新】東京藝術大学奏楽堂舞台上部天井音響反射板の落下に関する今後の対応について(藝大HP)
東京藝術大学バッハカンタータクラブ2026年定期演奏会
(2026年2月21日、東京藝術大学奏楽堂)
この状況の中で、私たちは定期演奏会そのものを断念するのではなく、奏楽堂規模の新たな会場を確保し、開催の形を変えて伝統を繋いでいくことにしました。
そのためには、ホールの使用料、付帯設備料、楽器の運搬・人件費など、従来以上の費用が必要で、学生主体で活動する私たちにとってこの負担は極めて大きなものになります。
それでもなお、2027年定期演奏会を実現したいと考えるのは、この演奏会が単なる学内行事ではないからです。

私たちが演奏するバッハの教会カンタータは、単に高度な音楽作品であるだけでなく、ヨーロッパの宗教文化・言葉・思想などが深く刻まれています。これらは日本人である私たちにとって決して馴染み深いものではありませんが、だからこそ、これらの作品に真摯に向き合うことに大きな意味があります。

異なる歴史や信仰の世界に耳を澄ませ、自分の外にある精神のかたちを学ぶこと。
カンタータクラブは演奏団体であると同時に、『異文化理解と精神的想像力を育むための実践の場』でもあるのです。
この演奏会を実現することは、一回の本番を成立させること以上の重要な意味を持ちます。学生たちが音楽を通して他者の文化と歴史に出会い、それを自分たちの口と心と行いと生活によって受け止め、そのプロセスを聴き手である皆様と次世代の後輩たちへと手渡していく。その機会を途切れさせないためのご支援を、どうかお願い申し上げます。

🎼公演に必要な費用について
当サークルは、日々の練習・演奏とその指導だけでなく、事務・組織運営・資金調達・外部交渉などのタスク全てを学生自らが担っています。ですが、今回必要となる予算は例年を大きく超え、私たちの力だけでは公演の実現が難しい状況です。
主な必要経費
・ホールの使用料及び付帯設備費
・楽器借用・運搬・調律費
・練習会場費
・ステージスタッフなどの人件費
・エキストラ奏者への謝礼
・楽譜代
・チラシ・プログラム費
・チケット販売委託料
奏楽堂開催であった例年の定期演奏会では、学生主催の公演であるため、通常より大幅に安い値段での会場使用が認められていました。またカンタータの演奏において必要なチェンバロやポジティフオルガン等の鍵盤楽器についても、大学所有のものを無料で借用できました。
しかし、外部ホールでの公演となる場合、会場費用は奏楽堂よりも増加し、また楽器についても借用や運搬の為の出費が必須となり、例年通りの収入では賄い切れません。
皆様のご支援が必要です。何卒、私たちに力をお貸しください。

🎼これまでの活動
東京藝術大学バッハカンタータクラブ

東京藝術大学バッハカンタータクラブは、バッハのカンタータ作品を演奏する事を目的に集まった東京藝術大学の学生によって、1970(昭和45)年に結成され、当時すでに音楽界で不動の地位を固めつつあった小林道夫氏を指揮者に、楽理科の教官であった音楽学者の故・服部幸三氏を顧問に迎えて活動を開始した。その後、顧問は角倉一朗氏、土田英三郎氏を経て、2020年より大角欣矢氏があたっている。小林道夫氏は2005年3月をもって指導者を退いたが、名誉指揮者としてクラブに大きな影響をあたえ続けており、OB会が主催する年2回のアカデミーでは現役部員も氏の薫陶を受けている。現在は、演奏と運営のほぼすべてを学生主体で行い、声楽科・器楽科に限らず、楽理科、作曲科、美術学部の学生など約70名の部員が在籍する。栃木の日光真光教会や東京の下谷教会での演奏、東京藝術大学奏楽堂での定期演奏会など年間約5回の演奏会に加え、近年ではドイツ連邦共和国大使館での奏楽をはじめとする依頼演奏を務め、好評を博している。クラブの卒業生には、日本のみならず世界の音楽界で活躍し、古楽演奏の指導的立場にいる者も多い。
●2025年度 主催/共催公演
・定期演奏会(東京藝術大学奏楽堂)


・日光真光教会特別演奏会(日光真光教会)


・下谷教会音楽讃美夕礼拝(下谷教会)

・藝祭2025 記念演奏会(東京藝術大学 第6ホール)
・新入生歓迎演奏会(東京藝術大学 第6ホール)
●依頼公演
・ドイツ連邦共和国大使公邸での奏楽(2023)
ドイツ連邦共和国大使館(東京・広尾)
J.S.バッハ:管弦楽組曲第1番 ハ長調 BWV 1066
C.P.E.バッハ:フルート協奏曲 ニ短調 Wq.22
・小布施音楽祭への出演(2025)
小布施町北斎ホール(長野・小布施町)
"Wachet auf, ruft uns die Stimme" 「目覚めよと我らに呼ばわる物見らの声」BWV 140
Messe in F-Dur 「ミサ ヘ長調」BWV 233
【これからの活動予定】
・日光真光教会特別演奏会 8月初旬
・藝祭公演(大学内) 9月初旬
・下谷教会音楽賛美夕礼拝 10〜11月ごろ
・定期演奏会 2月16日
演奏委員長(指揮):難波洸
© Ayane Shindo
2004年生まれ。大阪府立夕陽丘高等学校音楽科(ヴァイオリン)、東京藝術大学音楽学部器楽科(ヴィオラ)を経て、同大学院音楽研究科器楽専攻(室内楽)に在籍。
第31回日本クラシック音楽コンクール最高位。第12回東京国際声楽コンクール入選。
ヴィオラ奏者として東京・春・音楽祭、調布国際音楽祭、田中千香士音楽祭、芦屋国際音楽祭へ出演のほか、小澤征爾音楽塾、小澤国際室内楽アカデミー奥志賀、セイジ・オザワ 松本フェスティバル、丹波篠山国際ヴィオラマスタークラス、佐渡裕とスーパーキッズ・オーケストラに参加。
各地でのリサイタルやオーケストラへの客演はもとより、室内楽奏者としては、住友生命いずみホールオープンハウス2024にて葵トリオと共演。近年はオリジナル楽器や歴史的奏法による演奏にも取り組んでいる。
一方で指揮・編曲の分野へ活動を拡げ、古楽から現代音楽まで幅広いレパートリーを展開。2023年より新作ミュージカル『神の道化師』の指揮を務め、以来再演を重ねている。2026/27シーズンからは、東京藝術大学バッハカンタータクラブの演奏委員長(音楽監督)に就任。
現在、ヴィオラを市坪俊彦、鈴木学の両氏に師事。
Instagram:https://instagram.com/hikaru_namba
副演奏委員長(チェンバロ):佐藤輝季

2003年生まれ。千葉県流山市出身。私立市川高等学校、東京藝術大学音楽学部器楽科古楽専攻チェンバロ専修卒業。在学時に安宅賞、卒業時にアカンサス音楽賞を受賞。
現在、同大学大学院器楽専攻古楽研究分野1年次在学中。
2018年第8回バッハコンクール高校生B部門にて金賞を受賞。
第37回国際古楽コンクール〈山梨〉鍵盤楽器部門ファイナリスト
2025年度青山音楽財団奨学生。
チェンバロを大塚直哉氏に師事。通奏低音を大塚直哉、廣澤麻美の各氏に師事。
Instagram:https://www.instagram.com/16sate12/
部長(オルガン):平野義愛
都立総合芸術高等学校音楽科作曲専攻卒業。東京藝術大学音楽学部作曲科作曲専攻卒業。現在、同大学音楽学部器楽科オルガン専攻在学中。
東京藝術大学作曲科在学中に教会音楽家を志し、オルガンを始める。作曲科卒業と同時に同大学オルガン科へ進学し、研鑽を積む。
現在は作曲・演奏活動と並行して、自身が立ち上げた音楽制作団体「みゅーじっくはぐ」の代表として、演奏会の企画・運営にも力を注いでいる。2027年7月には、新作音楽劇『からっぽの君から』の上演を予定しており、メインキャストとして上原理生、美園さくらの出演が決定している。
作曲家としては、クラシック音楽(現代音楽)をはじめ、ミュージカルや舞踊音楽など、ジャンルを越えた創作活動を行う。また、合唱指揮、歌曲やミュージカルの伴奏など、演奏分野においても幅広く活動している。
音楽制作団体「みゅーじっくはぐ」代表。東京藝術大学バッハカンタータクラブ部長。アカペラ合唱団「LUX MUNDI」指揮・音楽監督。常盤台バプテスト教会聖歌隊正指揮者。日本基督教団筑波学園教会オルガニスト。
X:https://x.com/yoshiahirano?s=21
Instagram:https://www.instagram.com/joshuahiranojohn?igsh=MXR1bXRhY3QyZWJoNQ%3D%3D&utm_source=qr
🎼2027年定期演奏会 開催概要
日時:2027/2/16(火)夜公演
会場:日本製鉄紀尾井ホール(東京都千代田区)
曲目:J.S.Bachの宗教声楽作品より数曲を選出 他
🎼リターンについて
プロダクトのリターン品は7種類、コンテンツのリターンは様々な種類を揃えております。

【支援者様全員が対象】
◉お礼メッセージ
◉プログラム芳名記載
【その他のリターンについて】
ご支援くださったお値段に応じて、以下のリターンをお渡しいたします。
◉2027年定期演奏会への御招待券
◉バハカンオリジナルTシャツ(藝大美術学部生によるデザイン)
◉アーカイブ映像
◉リハーサル見学
◉部員による出張演奏
🎼資金の使い道
・外部ホールの使用料及び付帯設備費
・楽器借用・運搬・調律費
・リターン原資
・クラウドファンディング手数料
その他、運営に関わる費用

🎼スケジュール
2026年3月下旬 会場予約
2026年6月 クラウドファンディング終了
2026年4~6月 会場予約金支払い
2026年11月 会場費全額支払い
2026年12月初旬 チケットページ公開・販売開始(e+)
2026年12月〜2027年1月 ご招待券・オリジナルTシャツ送付
2027年2月16日 定期演奏会本番
2027年6月 アーカイブ映像公開予定
🎼応援メッセージ
バッハカンタータクラブの顧問を務めております、大角欣矢です。
日頃より本クラブの活動を暖かく見守っていただいている皆さま、またこのページに関心をもち、ご覧くださった皆さまに心より厚く感謝申し上げます。
「プロジェクト立ち上げの背景」にも詳しく記されていますように、先頃の東京藝術大学奏楽堂における不慮の事故により、例年定期演奏会で使用していたホールが突然使用不可能となりました。長年にわたり本クラブの晴れの舞台となり、歴代の部員たちの奏でる音楽が鳴り響いてきたこのホールを失い、定期演奏会の中止も危ぶまれる中、学生たちの肩を落とす姿を見て、私自身も胸を痛めておりました。
しかし、部員たちは諦めませんでした。定期演奏会を断念するのではなく、学外での演奏を目指して前を向き、このクラウドファンディングに挑戦することを決めました。私は顧問として、彼らがどれほどバッハの音楽を愛し、一音一音に想いを込めているかを間近で見てきました。この苦境を乗り越え、外部のステージで彼らが奏でる音楽は、これまで以上に強く、美しいものになると確信しています。
学生たちの夢を繋ぎ、彼らに最高の舞台を経験させてあげるために、どうか皆様の暖かいご支援を賜りますよう、私からも切にお願い申し上げます。
東京藝術大学バッハカンタータクラブ顧問
大角欣矢
🎼最後に
このたびは、私たちの活動に目を向けてくださりありがとうございます!
「バハカン」への入り口は人それぞれで、とてもバッハ愛に溢れたコアな学生もいれば、先人に半ば強引に(笑)引き込まれた学生もいます。私自身クリスチャンではなく、身近にカンタータがあった訳でもありませんでした。
ただ不思議なことに、先輩方は卒業するとき、全員口を揃えてこのサークルの存在の大きさを説きます。それは、バッハのカンタータとそれに取り組むコミュニティから得られる豊かさによるものだと実感しています。
これからもカンタータクラブがそういう場所であり続けるために、定期演奏会の実現に向け、皆さまの温かいご支援を頂戴できますと嬉しく思います。どうぞよろしくお願いいたします!
東京藝術大学バッハカンタータクラブ
演奏委員長(音楽監督)
難波 洸






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