このプロジェクトに興味を持っていただき、ありがとうござます。
よければこちらもご覧ください。
※このページには、野生動物の事故に関する写真が含まれます。苦手な方はご注意ください。
目次
1. はじめに
2. ロードキルとは
3. 現在の活動 → 未来
4. これまで記録してきたロードキルの一部
5. ロードキル記録アプリの活用
6. アプリ・マップで実現したいこと
7. このアプリで得た情報を、地域・教育・研究へどう還元するか
8. 将来のデータセンター兼保護施設の実現に向けて
9. ご支援の形について
10. ご支援の使い道について
11. 100万円で実現できること
12. 最後に
はじめまして。
北里大学獣医学部 動物資源科学科で学びながら、青森県を中心にロードキルの記録・分析・発信活動を行っている学生です。
まずロードキルとは、

「ロードキル」とは、野生動物が道路で車にはねられてしまう問題のことです。
私は青森でこの現実を記録し、減らすための仕組みづくりに取り組んでいます。
現在の活動 → 未来
現在は、被害の多い地点を中心に夜間巡回を行い、自作のロードキル記録アプリを使って、発生地点や動物種、状態、周辺環境などを記録しています。
また、SNS上で共有される情報の収集や、実際に利用してくださっているテスターの方々からのフィードバックをもとに、より多くの人が使いやすいアプリへと改善を続けています。
私が目指しているのは、「人的要因で奪われてしまう命を限りなくゼロに近づけ、一つ一つの命が大切に扱われる社会」です。
その思いの原点には、関東から青森に来て生活する中で、ロードキルという問題を身近に感じた経験があります。
道路脇に、その日の昼間まで生きていたはずの命が、冷たい道路の上に置き去りにされている光景を見たとき、命の重さの差を強く感じました。
突然飛び出してきた動物を避けきれず、事故が起きてしまうこと自体は、時に防ぎきれない場合もあると思います。
ですが、その後もその命が何事もなかったかのように放置されている現実に、私は大きな疑問を抱きました。
そこで私は、ロードキルによって失われた命を「なかったこと」にしないために、そしてその死に少しでも意味を持たせるために、ロードキル記録Webアプリを作成し、記録活動を続けています。
小さな一歩かもしれませんが、確実に目標へ近づくための行動だと考えています。
記録した情報をもとに、動物種ごとに共通する発生場所や周辺環境、時間帯などを分析し、ロードキルが起きる原因を明らかにしていきたいと考えています。
そして、自治体と協力しながら、その場所や動物種に合った対策を模索し、成功事例を積み重ねていきたいです。
そうした小さな積み重ねを各地域へ広げ、多くの自治体と連携しながら、着実にロードキルを減らしていきたいと考えています。
さらに私は、ロードキルだけでなく、窓ガラスに衝突して傷ついた鳥類や、風力発電機との衝突事故であるバードストライクなど、人間の生活環境の中で傷ついてしまった野生動物たちを保護し、再び野生に戻るためのリハビリを行える施設をつくる準備も進めていきたいと考えています。
これまで記録してきたロードキルの一部
パトロール中に発見してロードキルにあったタヌキ
この場所は、街灯が少なく見通しの良い直線のスピードが出やすい場所でした。
近くに畑があったことから移動のために道路を横断したの考えられます。
ロードキルにあってしまったテンだと思われる小動物
このテンも、街灯が少なく直線の見通しの良い農道でした。
このみちはこの次の日の午後に1時間に車が6台ほどしか通らない車通りの少ない道でした。
ほとんどの車がスピードを出して通っていました。
毎回感じることがあります。
強く感じるのは、
「この命は救えたかもしれない」
「この場所は対策できるはずだ」
という思いでした。
ロードキル記録アプリの活用
今年の3月17日に出来上がり、ボランティアの方に協力をしてもらいたいながら記録を進めています。
ボランティアの皆様と集めた
現在までの動物別件数
2026年3月のパトロール範囲
現在は、ロードキル被害の多い地点を中心に、実際の巡回とデータ収集を継続しています。
バイトの後や隙間時間に動物がよく目撃されている地点とその周辺をパトロールし、このウェブアプリに記録して共有しています。
特に夜間は発生が多く、危険地点の傾向を把握するうえで重要な時間帯だと感じています。
また、現地での巡回だけでなく、SNS上に投稿されるロードキルや傷ついた野生動物に関する情報も継続的に収集しています。
X、Threads、Instagramなどに投稿される地域情報を確認し、被害地点の候補として地図データへ反映できるよう整理できるように挑戦をしています。
さらに、現在公開しているロードキル記録Webアプリについては、実際に使ってくださっているテスターの方々からフィードバックをいただきながら、入力のしやすさや地図の見やすさ、危険地点の表示精度などを日々改善しています。
ボランティアさんからの改善点として、
webアプリでは、ウイルスの危険性からなかなか使って記録するのは、ハードルが高いんじゃないかという話が出ました。
単にデータを集めるだけでなく、多くの人が参加しやすい仕組みに育てていくことも、今の重要な活動の一つだと考えています。
なので、apple store、google playなどでしっかりとダウンロードできるアプリを作ろうと考えました。
アプリ・マップで実現したいこと。
現在作成中のロードキルマップ
このプロジェクトの中心となるのが、誰でも参加できるロードキル記録アプリとロードキルマップです。
このアプリでは、単に「どこで動物が亡くなっていたか」を記録するだけではなく、集まった位置情報、時間帯、動物種、状態、周辺環境などのデータをもとに、被害が集中しやすい危険地点を予測できる仕組みを目指しています。
たとえば、夜間に特定の道路で同じ動物種の被害が繰り返されている場合、その地点を危険地点として可視化し、地元ドライバーへの注意喚起や巡回強化、標識設置などの具体的な対策につなげることができます。
また、ロードキルとして発見された個体の中には、まだ助かる可能性のある傷病鳥獣が含まれていることがあります。
そのため将来的には、アプリ上で集めた情報を、将来私が作る傷病鳥獣の救護施設や保護団体、獣医師、動物病院へ迅速に共有できる仕組みもつくりたいと考えています。
これにより、
発見地点の即時共有
夜間の緊急対応
保護施設への搬送判断
同地域での再発防止
までを、一つのデータ基盤でつなげられるようになるので、今まで救えなかった小さな命を助けることができます。
さらに、このアプリは一般の方が道路で起きている現実に関心を持つ入口にもなります。
地図上で被害の多い地点や失われている命の数が可視化されることで、これまで見えていなかった社会課題を、多くの人が自分ごととして捉えられるようになります。
まずは件数の多いロードキルから始めますが、将来的には窓ガラス衝突、風車、農薬など、野生動物の人為的死因全体を見える化する総合データ基盤へ発展させていきたいと考えています。
将来的には、この活動を個人で終わらせず、同じ想いを持つ学生や地域ボランティアとともに団体化し、毎日巡回・即時共有・危険地点の早期把握ができる体制へ発展させたいと考えています。
このアプリで得た情報を、地域・教育・研究へどう還元するか。
このプロジェクトで集めたデータは、単に記録として残すだけではなく、地域社会へ具体的に還元していくことを重視しています。
1、ロードキル防止
まず最初に届けたいのは、実際にその道路を日常的に利用している地元の方々やドライバーです。
ロードキルが多発している地点や時間帯を可視化することで、通勤・通学・夜間移動の際に危険を事前に意識できるようになり、速度の見直しや注意運転につながります。
将来的には研究者とも連携し、動物の行動特性、季節変動、時間帯別リスク、地域差などを分析することで、より精度の高い予防策づくりにも発展させたいと考えています。
次に、自治体や道路管理者へ共有することで、注意看板の設置、草刈りや見通し改善、街灯の配置見直しなど、具体的な道路環境の改善へつなげたいと考えています。
データに基づいて危険地点を示せることで、より現実的な対策提案が可能になります。
2、多くの命を救える仕組み
また、将来私が作る傷病鳥獣の救護施設や保護団体、獣医師、動物病院へ情報を共有することで、まだ助かる可能性のある個体への迅速な対応や、同地域での被害傾向の把握にも役立てることができます。
3、教育
さらに、この活動を環境教育の一環として学校現場でも活用したいと考えています。
地域の道路で実際にどのような動物が、どこで、なぜ被害に遭っているのかを地図やデータとして見ることで、子どもたちが野生動物と人間社会の関わりを身近な問題として考えるきっかけになります。
このロードキルマップを、地域住民・教育・行政・研究・保護活動をつなぐ共通基盤に育てていくことが目標です。
将来のデータセンター兼保護施設の実現に向けて。
私がこの活動の先に見据えているのは、野生動物の命を守るためのデータセンター兼保護施設をつくることです。
そこは、傷ついた命を受け入れる場所であると同時に、なぜ事故が起きたのかを記録し、分析し、次の事故を防ぐための拠点でもあります。
ロードキルや窓ガラス衝突、バードストライクなど、人間社会の中で傷ついてしまう野生動物は少なくありません。
そうした命に対して、保護、応急対応、回復支援、野生復帰までつなげられる施設が必要だと強く感じています。
そしてその施設には、現場で集めた記録を集約し、地域ごとの傾向や危険地点、事故の背景を分析できる機能も持たせたいと考えています。
ただ救うだけでなく、「なぜ起きたのか」「どうすれば防げるのか」まで向き合える場所にしたいのです。
今はまだ、その実現に向けた準備段階です。
ですが、現在取り組んでいるロードキルの記録、アプリ開発、マップ作成、地域への共有は、すべてこの未来につながっています。
一つの命を救うこと。
そして、次に失われるかもしれない命を減らすこと。
その両方に向き合える拠点を、私は将来必ず形にしたいと考えています。
また、ご支援の形も幅広くご用意しています。
気軽に応援いただけるメッセージプランから、日常の中でロードキル問題を広げる防水ステッカー・車用マグネット、公式サポートメンバーバッジ、そして将来のデータセンター兼保護施設づくりを一緒に支えていただくFounding Supporterプランまで、想いに合わせて参加していただける形を整えています。
支援者の皆さまと一緒に、この活動を「記録」だけで終わらせず、社会を動かす仕組みに育てていきたいと考えています。
ご支援の使い道について。
今回のクラウドファンディングでは、100万円を第一目標に設定しています。
この資金は、青森県内のロードキル多発地域を中心とした夜間巡回体制の強化、ロードキルマップの高度化、そして将来の「データセンター兼保護施設」の土台づくりに活用します。
資金の使い道
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調査・夜間巡回費(20万円)
青森県内のロードキル多発地域を中心に、夜間巡回の回数を増やし、危険地点の確認・現地記録・パトロールを強化します。
ガソリン代、高速代、車両維持費、ライトや安全装備などの備品費に使用します。
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アプリ・マップ高度化(20万円)
危険地点AI予測、傷病鳥獣施設への即時共有、ユーザー投稿改善、SNS自動収集、全国マップ精度向上など、データ基盤を本格的に強化します。
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広報・教育連携(10万円)
地元住民、ドライバー、学校、自治体へ問題を広く伝えるため、SNS広告、学校向け環境教育資料、地域共有チラシ、自治体説明資料の制作に活用します。
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データセンター兼保護施設の準備費(15万円)
青森県内の多発地域を対象にした夜間対応拠点の準備、必要備品の購入、保護施設や動物病院との連携準備、データ分析環境の整備に活用します。
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活動運営・人件費(20万円)
夜間巡回、データ入力・分析、SNS情報整理、テスター対応、アプリ改善、自治体・学校向け資料作成など、継続的に活動を進めるための運営費として活用します。
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学生・地域ボランティア体制準備(5万円)
将来的な24時間体制に向けて、学生や地域ボランティアが参加しやすい巡回・共有フローの整備、マニュアル化、説明資料作成に使用します。
CAMPFIRE手数料・返礼品費(10万円)
100万円で実現できること
このプロジェクトで目指している最終的なゴールは、ロードキルをはじめとした人為的要因で傷つく野生動物を減らし、将来的にはデータセンター機能を備えた保護・リハビリ施設を実現することです。
しかし、その未来を形にするためには、まず今すぐ取り組める土台づくりが必要です。
今回のクラウドファンディングでいただいた100万円は、その第一歩として、主に以下のことに活用したいと考えています。
1. アプリの改良と本格運用に向けた準備
現在使用しているロードキル記録Webアプリを、より多くの人が使いやすい形へ改善していきます。
入力のしやすさ、地図の見やすさ、危険地点の表示精度などを高め、将来的にはApp StoreやGoogle Playで配布できる形を目指すための準備を進めます。
2. 記録・巡回に必要な機材や環境の整備
夜間巡回や記録活動を安全かつ継続的に行うために、必要な機材の整備を進めます。
これにより、より正確で継続的なデータ収集が可能になり、ロードキルの実態把握を一歩進めることができます。
3. ロードキルマップの整備とデータの蓄積
集まった記録を地図上で可視化し、危険地点や傾向を見つけやすくするためのロードキルマップを整備します。
単なる記録の蓄積で終わらせず、自治体や地域へ共有できる形に近づけていきます。
4. ボランティアと協力しやすい仕組みづくり
より多くの人が安心して参加できるよう、記録方法の整理、使いやすい導線づくり、共有の仕組みづくりを進めます。
個人の活動で終わらせず、今後地域で支え合える形へ広げるための基盤を整えます。
5. 将来の保護施設につながる基礎づくり
今すぐ施設を建てることはできませんが、どこでどのような事故が起きているのか、どの地域で保護や対策の必要性が高いのかを示す基礎データを集めることができます。
この積み重ねが、将来のデータセンター兼保護施設の実現につながっていきます。
最後に
このクラウドファンディングは、単なるロードキル調査ではありません。
命を救い、次の命を守るためのデータセンター兼保護施設を継続的に動かす仕組みづくりの第一歩です。
最新の活動報告
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ご支援ありがとうございます!ホームページが完成しました!
2026/04/17 10:30今回、活動の全体像をまとめたホームページを公開しました。peaceful-sorbet-b34bfd.netlify.appロードキルの現状や、自分が現場で感じていること、そして今後やろうとしている取り組みをまとめています。この活動は、まだまだ小さなものですが、一つずつ形にしていきたいと思っています。もし共感していただけたら、拡散や応援で力を貸してもらえると嬉しいです。 もっと見る
【活動報告|新しい応援プラン追加のお知らせ】
2026/04/17 10:28いつも応援していただき、本当にありがとうございます。本日、新しく7万円の応援プランを追加しました。今回のプランは、この活動をより深く支えてくださる方向けに、内容を見直してご用意したものです。プロジェクトを進める中で、「もっと関わりたい」「しっかり応援したい」と言ってくださる方の存在が、本当に大きな力になっています。そうした声に応えたいと思い、今回の追加を決めました。正直なところ、ここからが本当の勝負だと感じています。ロードキルという問題を、知ってもらうだけで終わらせず、記録し、分析し、そして減らすところまでつなげていけるよう、一歩ずつ進めていきます。もし周りに興味を持っていただけそうな方がいれば、ぜひこのプロジェクトをシェアしていただけると嬉しいです。引き続き、応援よろしくお願いいたします。▼プロジェクトページhttps://camp-fire.jp/projects/942041/view もっと見る




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