はじめに
はじめまして。彫刻家の瀬戸優です。
私はこれまで野生動物をモチーフに実物大の彫刻作品を制作してきました。

動物の中でも「野生」にこだわりを持ち、10年以上制作活動を続けてきました。
そんな私が今回挑戦するのは、彫刻ではありません。
ボードゲームです。

タイトルは「King PREDATOR」
プレイヤーはオオカミ・クマ・ワシという3種の捕食者のどれか一頭となり、
大自然の中で獲物を探し、狩りをし、成長していきます。
そして最後に目指すのは、大自然の頂点"King PREDATOR"になること。
構想から約3年。
何度もルールを作り直し、テストプレイを重ね、イラストやカード、タイル、パッケージに至るまで制作してきました。
ようやくこの世界を皆さんに届けられるところまで来ました。
このプロジェクトで実現したいこと
今回のクラウドファンディングで実現したいことはとてもシンプルです。
”King PREDATORを製品化し、世の中へ届けること”
King PREDATORは私が大好きな世界観を詰め込んだ「野生の世界を体感できる」ボードゲームです。
ただ遊んで楽しいだけではなく、ゲームを通して動物や自然に対して考えるきっかけになればと思い、
時間をかけて準備してきました。

カード、地形タイル、獲物チップ、プレイヤーボード、パッケージ。
ひとつのボードゲームを製品として完成させるためには、多くの部品を一定数まとめて製造する必要があります。
つまり個人制作の延長では、どうしても越えられない壁があります。
そこで今回クラウドファンディングという形で、
King PREDATORの最初の製品化に挑戦することにしました。

目指しているのはただ遊べるゲームを作ることではありません。
・ゲームとして面白いこと。
・手に取ったときに美しいこと。
・遊び終わったあと、ほんの少し自然界のことを考えたくなること。
そのすべてを一つの箱に収めた作品を作りたいと思っています。
なぜ彫刻家がボードゲームを作るのか
「なぜ彫刻家がボードゲームを?」
この計画について話すとよく聞かれる質問です。

私が野生動物に惹かれる理由は、彫刻的な美しさだけではありません。
彼らが生きている世界そのものに惹かれています。
獲物を探す → 狩る → 食べる → 成長する→ 土へ還る
土へ還り、分解され、植物を育て、また別の命へと繋がっていく。
自然界では、無数の命が関係し合いながら、一つの大きな循環を作っています。
私は、その世界をずっと作品にしたいと思ってきました。

彫刻で表現できるのは、基本的にはその中の「一瞬」です。
その瞬間を切り取ることはできても、その前後にある時間や、環境まで一つの彫刻の中で表現することは難しい。

そんなとき、もともと大好きだったボードゲームという表現方法に可能性を感じました。
プレイヤー自身が動物となり、大地を移動し、獲物を探し、狩り、成長していく。
そこには「時間」があり、「選択」があり、「関係」があります。
彫刻では一瞬を表現してきた。
だから今度は、野生の世界そのものを作品にしたかった。
それが、King PREDATORを作り始めた理由です。
King PREDATORの世界観

King PREDATORの舞台は、北米の雄大な自然を思わせる大地です。
森林、草原、水辺、岩場。
ゲームを始めるたびに地形タイルを組み合わせるため、毎回異なる大地が生まれます。
岩場から水辺へ滝が落ち、森林から水辺へ渓流が流れ、岩山には上昇気流が生まれる。
そして、その大地にはさまざまな生き物たちが暮らしています。

小さなクランベリーやバッタから、ウサギ、
魚、アライグマ、そして大型の獲物まで。
プレイヤーは、その世界に生きる捕食者(プレデター)の一頭です。

選べるプレデターは、「ワシ」「オオカミ」「クマ」
それぞれ得意とする能力が異なり、さらにオスとメスでも成長の仕方が変わります。
獲物を求めて大地を移動する。
狩りをする。
ときには別のプレデターと縄張りを争う。
獲得した命を糧に、自分自身も成長する。
しかし、このゲームに登場するのは「食べる側」と「食べられる側」だけではありません。
死んだ生き物を分解し、再び自然へと還していく分解者もゲームの重要な存在として登場します。
捕食者だけでは、自然界は成立しないからです。

King PREDATORで作りたかったのは、単なる「動物のゲーム」ではありません。
ひとつの生態系をテーブルの上につくること。
そしてその中で、プレイヤー自身が一頭の野生動物として生きること。
それがこのゲームの世界観です。
コンポーネント紹介

King PREDATORでは、世界観を作るすべてのコンポーネントにこだわっています。
大事な要素となってくる一部をご紹介します。
▼以下、全てサンプル(モックアップ)の写真です。

■大地形タイル
ゲームの舞台となる大地を作るタイルです。
森林、草原、水辺、岩場という異なる環境を組み合わせることで、
プレイするたびに異なるフィールドが完成します。
地形によって出現する獲物が変わるため、大地そのものがゲーム展開を左右します。

■小地形タイル
大地形タイル同士の境界には、小さな地形を置きます。
岩場と水辺の間には滝が発生する、森林と水辺の間には渓流が発生するなど、
自然環境の成り立ちに沿った環境が生まれます。
単なる装飾ではなく、移動やゲーム展開にも影響する要素です。

■プレデターカード
プレイヤーが操るオオカミ、クマ、ワシを表すカードです。
それぞれオス・メスが存在し、さらに成長によって能力が変化していきます。
ゲーム開始時にはまだ若い一頭だったプレデターが、獲物を得ながら成長し、やがて成熟した捕食者になっていきます。
■獲物チップ
大地にはさまざまな獲物が出現します。
小さく狩りやすい獲物から、成功すれば大きな価値を得られる大型の獲物まで。
どの獲物を狙うのかも、プレイヤーの重要な判断になります。

■アクションカード
狩りや成長、縄張り争いなどを助けるカードです。
使うタイミングによって、一度の判断がゲームの流れを大きく変えることもあります。

■循環チップ
自然界における「循環」を表現する存在です。
King PREDATORの世界観を象徴する、重要なコンポーネントのひとつです。
ルール紹介
King PREDATORの基本的なルールは、できるだけシンプルにしています。
自分のターンに行うことは、大きく分けて、
①獲物が大地に現れる ②移動する ③狩る ④成長する
という流れです。
ランダムに大地に獲物が現れます。
プレイヤーは獲物に狙いを定め、大地を移動します。


獲物にはそれぞれ狩りの難易度があり、サイコロを振って狩りに挑戦します。
確実に狩れそうな小さな獲物を狙うのか。
それともリスクを取って価値の高い獲物に挑戦するのか。
手に入れた獲物は、そのまま勝利へ近づく点数になります。
また、それを消費することで自分のプレデターを成長させることができます。


プレデターは成長していくと能力が伸びます。
大きな獲物を狩りやすくなったり、行動範囲が広がるなど、
成長とともにゲームの広がりを実感できます。

さらに同じ大地で別のプレデターと出会えば、縄張り争いが発生することもあります。
最終的に一定の条件を満たし、大自然の頂点に立ったプレイヤーが、
"King PREDATOR"となります。
ルールは覚えやすく。しかし、毎回同じ答えにはならない。
それを目指してゲームを設計しています。
リターンについて
King PREDATOR本体を中心に、
今回のクラウドファンディングだからこそ制作できる限定仕様や、
彫刻家としての制作を活かした特別なリターンもご用意しました。

King PREDATORを実際に遊んでいただくための通常版のほか、
ゲームの世界観を詰め込んだグッズも多くデザインしました。

ゲームの通常版では木製のプレーンなコマを使用しますが、コマを入れ替えて遊ぶこともできます。
今回は彫刻家である私自らが造形した特別なコマをご用意しました。
プレデターになりきり、よりゲームの世界観に没入できるコンポーネントになります。


また、今回特別に瀬戸優の彫刻作品のリターンもご用意しております。
お客様と直接ご相談の上、オーダー制作いたします。
※画像は過去作品のイメージです。
※いずれのリターンも頭部像になります。

単に「ゲームを購入する」というだけではなく、
King PREDATORという作品が生まれる最初の瞬間に参加していただく。
そんなリターンにしたいと考えています。
発送の流れ
クラウドファンディング終了後、
最終的な支援数をもとに製造数を確定し、各コンポーネントの製造へ進みます。

ボードゲームは複数のコンポーネントを異なる工程で製造するため、
品質を確認しながら慎重に進めていきます。
具体的な製造・発送時期については、
製造会社との最終調整後にご報告いたします。
最後に
私は彫刻家として、10年以上動物を作り続けてきました。
それなのに気がつけば3年間もボードゲームを作っていました。
でもこの二つは自分の中でまったく別のものではないと思っています。
彫刻を作るときも、King PREDATORを作るときも、惹かれている部分が同じだからです。
野生動物は、決してただ美しいだけの存在ではありません。
獲物を狩り、ときには飢え、争い、そしていつか死んでいく。
しかし、その死もまた別の命へと繋がっていく。
その厳しさまで含めて、私は自然の世界を美しいと思っています。
彫刻ではその世界から一瞬を切り取り、作品にしてきました。
だから今度は野生の世界そのものを作品にしたかった。
その答えがKing PREDATORでした。
もちろん作品としての思想だけではボードゲームとして意味がありません。
遊んで面白いものにしたい。
何度も遊びたくなるものにしたい。
そして、ずっと手元に置いておきたくなるものにしたい。
そのために、ゲームコンセプトからルール、イラスト、デザイン、コンポーネントまで、
時間をかけてこだわってきました。
そして最後に必要なのが、
このゲームを実際の製品として世の中へ送り出すことです。
もしKing PREDATORを面白そうだと思っていただけたら、
もし、この少し変わった彫刻家の挑戦を応援していただけたら、
ぜひ、このプロジェクトに参加していただけたら嬉しいです。
そして自然や動物のことを少しでも考えるきっかけになればと思います。
ー 大自然の頂点を目指せ。
"King PREDATOR"





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