ご挨拶

はじめまして。神奈川県平塚市で大正12年(1923年)より蒲鉾店を営んでおります、株式会社中秋蒲鉾店・四代目の中村彰伸です 。
創業から100年余り、相模湾の恩恵を受けるこの平塚の地で、「おいしいものをわかちあう」という初代・中村秋蔵の志を大切に、さつま揚げや蒲鉾を作り続けてまいりました 。
しかし、2026年4月6日、私たちの店を悲劇が襲いました。店舗の近隣で火災が発生し、もらい火により店舗が半焼してしまいました。
ありがたいことに、先月3月は全国放送のテレビ番組に2件も取り上げていただき、全国の皆様から大きな反響をいただいておりました。「これでより多くの皆様に中秋の味を届けられる」と、スタッフ一同、これまでにないほど意気込んでいた矢先のことでした。

怪我人も出ず、人命が守られたことが不幸中の幸いでした。
現在、中秋蒲鉾店は全ての製造および営業を停止しております 。ECサイトや卸先への供給も止まり、100年以上絶やしたことのなかった「中秋の味」が、今、途絶えてしまっています 。
私たちの歴史と誇り

中秋蒲鉾店の歴史は、平塚漁港の近くで生まれ育ち、作ること・食べることが大好きだった初代の想いから始まりました 。
大正12年の創業以来、地域の皆様に愛される練り物作りを心掛けております。これからも小さなお子様から、ご年配の方まで皆様に安心して召し上がって頂けるよう、保存料を一切使わず、素材の旨みを最大限に活かすため、手間を惜しまず職人が一つひとつ手作りで仕上げてきました 。翌日の営業のために、そしてお客様に喜んでいただくために、夜中から仕込みをする毎日でした。

当店の看板商品は「こだわりのさつま揚げ」です。王道の具材、そしてユニークな具材もある中秋蒲鉾店のさつま揚げ。1つ1つ気持ちを込めて、丹念に手作りにて製造してきました。生のすり身を多く使っていますので素材の味がしっかり生きているのが特徴です。
地域との繋がりも、私たちの誇りです。共同の商品開発や地域イベントへの出店などを通して、地域の食文化を次世代へ繋ぐ活動にも取り組んできました 。夕食の献立にと少量を買ってくださる近隣の方々や、祭りの際に揚げたてを楽しんでくださる観光客の皆さまの姿は、私たちの原動力そのものでした 。
火災当日

火災のあった4月6日の朝、自分たちが守ってきた場所が失われていく様子をただ見守るしかなかった絶望感は、言葉にできません。
唯一無二の食感を生み出してきた大切な設備や、長年使い込んできた道具の多くがダメージを受けました。先述した通りですが、全国放送のテレビ番組にも取り上げていただき、「これでより多くの皆様に中秋の味を届けられる」と、スタッフ一同意気込んでいた矢先のことでした。
それでも、「もう一度立ち上がろう」と思えたのは、地域の皆さまや取引先の皆さまの声があったからです。
Instagramでいただいたお言葉(一部抜粋)
四代目として、曽祖父から受け継いだ精神を次の世代に伝えていかなければならない、ここで灯を絶やすわけにはいかないという想いが今の私を支えています 。
再建に向けて助けていただきたいです
私たちは現在、再び製造と販売を再開するための再建計画を進めています。まずは製造機能を再建することを優先しつつ、長期的には同じ場所での営業再開を目指しています。そのためには最低2,000万円は必要となり、自己資金や火災保険などを合計しても、全く足りないのが現状です。
今は正直、不安でいっぱいです。ですが、つい先日までそこにあった、揚げたての香りが漂う、地域の皆さまが再び安心して集える場所の再現を目指します。
再建時期については被害状況の精査中ですが、一刻も早く皆さまの食卓へ、中秋のさつま揚げをお届けできるよう全力で取り組んでまいります 。
皆さまからいただいたの資金の使い道とスケジュール
皆さまからいただいたご支援は、主に製造のための建物の改装、機械の購入、店舗の改修費用に充てさせていただきます。
2026年5月 クラウドファンディング終了
2026年7月 製造再開
2026年8月 リターン発送
2027年4月 営業再開
※あくまで目標のスケジュールとなります。前後した場合はご容赦ください。
最後に
今回のクラウドファンディングは、中秋蒲鉾店が再び立ち上がり、皆さまと笑顔で「おいしいものをわかちあう」ための、私の再起の決意です 。
大正12年から続くこの伝統を、皆さまの応援を力に変えて、必ず守り抜きます。
再び平塚の街に、そして皆さまの食卓に私たちの自慢の逸品が届くその日まで。どうか、温かいご支援をよろしくお願いいたします。
株式会社中秋蒲鉾店
四代目 中村彰伸




