自己紹介
はじめまして。宮城県気仙沼市で「星逢える宿~森のコテージ気仙沼」を経営している鈴木宏(旧姓:魚山宏)です。
私は兵庫県神戸市出身で、阪神淡路大震災を経験しました。あの時に感じた無力さや、悲しみ、悔しさは、今も心の奥に残っています。
だからこそ、東日本大震災が起きた時、いてもたってもいられませんでした。
震災直後、岩手県釜石市を訪れ、その後は復興支援活動をしながら、福島、宮城、岩手の東北沿岸の各地で暮らしてきました。
その中で、私は何度もご遺族の涙を見てきました。
大切な人を失った悲しみ。
突然、当たり前の日常を奪われる苦しさ。
その現実に触れるたびに、もう二度と、こんな悲しい涙が流れる災害が起きてほしくないと強く思うようになりました。
その思いからNPO法人(RAY of HOPE)を立ち上げ、ご遺族に寄り添いながら、震災伝承や防災活動に関わってきました。
これからも、その活動を続けていくことが私のライフワークだと思っています。
そんな私が、2023年にご縁をいただき、受け継いだのがこの「星逢える宿~森のコテージ気仙沼」です。
そしてこのコテージもまた、震災と深い関わりを持つ場所でした。
だから私は、この場所をただ泊まるための宿ではなく、震災の記憶や、町を少しでも明るくしたいと願った人たちの思いをそっと伝えていく場所として守っていきたいと思っています。
そして、訪れた人の心が少しやわらぎ、少しだけ前を向ける、そんな宿であり続けたいと願っています。
このプロジェクトで実現したいこと

【星逢える宿~森のコテージ気仙沼】のカラフルな外壁を塗り直し、震災から生まれた「にじ色のストーリー」を未来へつないでいきたいと考えています。
この外壁は、ただ目を引くためのデザインではありません。
震災で色を失った町の中で、「せめてこの場所だけでも明るくしたい」という願いから生まれた、希望の象徴です。
しかし年月とともに、外壁は少しずつ色あせ、傷みが進んできました。
このままでは、建物の色だけでなく、この色に込められた想いや物語までも、伝わりにくくなってしまいます。
だからこそ今、もう一度この外壁に命を吹き込みたい。
色をよみがえらせることで、この場所がこれからも「誰かの心をそっと照らす場所」であり続けるように。
そして、震災の中で生まれた希望の色を、これから先の未来へ、しっかりとつないでいきたいのです。

プロジェクト立ち上げの背景
2011年の東日本大震災。
あの日、町の色も、人の笑顔も、すべてが失われました。
「せめて、この場所だけでも明るくしたい」
その想いから、にじ色の宿「レインボーサライ」が生まれました。
この建物は、津波でお店も自宅も失ったジャズカフェオーナーの冨山さんが、岩手県陸前高田市の跡地に、ボランティアを受け入れる宿として2014年3月11日に建てたものです。
色を失った町を少しでも明るくしたいという願いから、外壁はカラフルなにじ色になりました。
【レインボーサライ】とは【にじ色の砂漠のオアシス】という意味だそうです。
町が流され、工事の車で砂埃が舞い、色を失った陸前高田を明るい色で彩りたいという思いが込められています。
その後、土地のかさ上げ工事に伴いこの建物は気仙沼へ移設され、
伊藤さんが運営を引き継ぎ、気仙沼のこの地に【森のコテージ】が誕生しました。
「外から来る人と地元の人が自然に集える場所にしたい」
そんな想いが、この場所に重ねられてきました。
しかし伊藤さんの逝去により、このコテージは約3年間空き家となります。
そして2023年、私はこの場所を引き継ぎました。
冨山さんの「町を明るくしたい」という想い。
伊藤さんの「人が集う場所にしたい」という想い。
その二つを受け継ぎながら、今この場所を守っています。
しかし現在、外壁は経年劣化により色あせが始まり、この大切なストーリーが伝わりにくくなっています。
だからこそ今、もう一度この色に意味を取り戻したい。
震災の中で生まれた希望の色を、未来へつなぎたい。その想いから、このプロジェクトを立ち上げました。
にじ色を生んだ人──創設者・冨山勝敏さんの想い
このにじ色の外壁を生んだのは、創設者の冨山勝敏さんです。
冨山さんは、失っても、失っても、そのたびにもう一度、人が集える場所をつくり直してきた人でした。
2010年、不慮の火災で店を失っても、同じ年のうちに再び店を開きました。
けれどその数か月後、今度は東日本大震災の津波で、また大切な場所を失います。
それでも冨山さんは、立ち止まりませんでした。
避難所で蓄音機コンサートを開き、少しずつ人々に笑顔が戻るのを見つめながら、
「心を癒やしに集える場をつくるのが、次の仕事だ」と歩き出しました。
被災地で活動するボランティアが、吹きさらしの場所に車を止め、テントを張る姿を見て、
「安心して泊まれる場所をつくりたい」
そんな想いから生まれたのが、レインボーサライでした。
町が色を失っていたあの頃、
冨山さんは、せめてこの場所だけでも明るくしたかったのだと思います。
このにじ色は、ただ目立つための色ではありません。
何度傷ついても、もう一度立ち上がり、
人の心に明かりを灯そうとした冨山さんの、やさしさと強さそのものです。
プロジェクトが目指す未来
外壁を塗り直すことで実現したい未来があります。まず、震災から続くストーリーを守り続けること。そして、気仙沼を訪れる方々の心が少しでも明るくなるような空間を維持することです。
昨年の岩手県大船渡市の林野火災では、実際に避難者の受け入れもさせていただき、この場所が“ただ泊まるための場所”ではなく、人を支える場所でもあることを改めて実感しました。最も大切なのは、この記憶と希望の象徴としての役割を、次の世代へしっかりとつないでいくことです。
さらに将来的には、このコンセプトを東北各地に広げていく構想も描いています。【ペットと泊まれる宿泊施設】として、そして災害時には【ペットと避難できる避難所】として機能する施設を展開していきたいと考えています。

これまでの取り組み
これまで多くの方々にご利用いただき、【色を見ているだけで元気が出る】【温かい気持ちになれる】といったお声をいただいてきました。また、震災の記憶を風化させないため、この外壁の意味を訪れる方々にお話しさせていただいています。
宿泊施設としての役割を果たしながら、同時に震災伝承という社会的な意義も担っていることを誇りに思っています。
今、この場所で過ごせる時間
【星逢える宿~森のコテージ気仙沼】は宮城県気仙沼市の静かな森の中にあります。
ここには、特別な設備はありません。
でも、特別な時間があります。
朝は、鳥の声で目が覚める。
昼は、風の音の中で過ごす。
夜は、焚き火のゆらぎに包まれる。
キャンプほどハードじゃない。
でも、自然はしっかり感じられる。
ホテルほど便利じゃない。
でも、人の温かさがある。
この場所には、
「ちょうどいい距離感の時間」が流れています。











2026年度の予定
★虹色塗り直し 5月末~6月中旬
★屋外洗い場設置&女性用洗面台拡大 5月中旬
★星空ごえもん風呂設置 7月
※画像はAIで作成したイメージです※
★サウナ&星空水風呂設置 9月

※画像はAIで作成したイメージです※
★ニワトリ放し飼い&とれたて卵の卵かけご飯提供 未定
※画像はAIで作成したイメージです※
リターンについて
リターンには、「お礼のメッセージのみ」といった、いわゆるご支援型のものをあえて含めていません。
それは、この建物と、そこに込められた"色への想い"を未来へつないでいきたい――その気持ちと同じくらい、この取り組みをあくまで事業として、責任を持って続けていきたいと考えているからです。
森のコテージ気仙沼は、想いだけで成り立つ場所ではありません。これから先もきちんと運営を続けていくことで、この場所と、この色のストーリーを守っていきたいと思っています。
だからこそ、ご支援を募ってそれを利益とするのではなく、実際にこの場所と関わっていただくことで応援していただきたいと考えました。
お得な前売りという形で
今回のリターンは、宿泊券や各種プランのお得な前売りという形でご用意しています。塗り直しにご協力いただける方には、感謝の気持ちを込めて、通常よりもお得な価格でご利用いただける内容にしました。
遠くからでも、つながれるように
以前この場所に泊まってくださった方の中には、また訪れたいと思いながらも、今はまだ予定を立てられない方もいらっしゃると思います。そんな方にも無理のない形でつながっていただけるよう、ポストカードのプランもご用意しました。
懐かしく思い出していただいたり、また来たいなと思っていただけたり。この場所の空気や想いを、小さな一枚にのせてお届けできたら嬉しいです。
この場所と、つながる
ただ支援するだけではなく、この場所に来て、過ごして、感じてもらう。あるいは、手元に届いた一枚から、この場所を思い出してもらう。
そんなふうに、この場所とつながっていただけたら、それが何より嬉しいです。
感謝の気持ちを込めて、宿泊券はもちろん、焚き火券、お好みの色の部屋に泊まれる特別な券、年間パスなど、さまざまなリターンをご用意しています。それぞれのリターンには、この場所を一緒に愛してくださる仲間になってほしい、という想いを込めました。
詳細については、皆さまのご意見もお聞きしながら、最適な形でご提供していきます。
どうぞよろしくお願いいたします。

スケジュール
2026年4月 クラウドファンディング開始
2026年5月 クラウドファンディング終了
2026年5月 外壁塗装工事開始
2026年6月 外壁完成
2026年8月以降 リターン実施・発送
最後に
目標金額は90万円、5月25日までの実施を予定しています。この挑戦は、私一人では成し遂げることができません。震災から立ち上がろうとした人々の想いを、みんなで守り続けていきたい。そして、訪れる方々の心を少しでも明るくできる場所を維持していきたいのです。
どうか、この色とりどりの外壁に込められた想いに共感していただき、一緒にこの挑戦を支えてください。皆様のご支援をお待ちしています。




