鹿鳴館、存続への挑戦
この場所を、なくしてはいけない。
そう思ったことは、ありませんか?
日本のロックシーンを支え続けてきたライブハウス「鹿鳴館」

数々の伝説を生み、多くのアーティストとファンの“原点”であり続けてきたこの場所が、いま存続の危機に立たされています。
それでも僕たちは、この灯を絶やしたくない。
「音楽の仕事がしたい」その想いから、鹿鳴館と共に歩んできた人生
はじめまして。
鹿鳴館代表取締役の山口と申します。

私は1987年に鹿鳴館に入社いたしました。
「音楽の仕事がしたい」と上京したものの、最初はなかなか機会に恵まれず、飲食店を掛け持ちする日々。
そんな中、先輩の紹介で鹿鳴館にバンドスタッフとして出入りするようになりました。
当時から鹿鳴館は有名なライブハウスで、「まさか自分がここで働けるなんて」と、胸が高鳴ったのを覚えています。
照明や音響を学び、現場で経験を積み、やがて店長、そしてオーナーとしてこの場所を引き継ぐことになりました。
気づけば、人生のほとんどを鹿鳴館と共に歩んできました。
日本のロックを生み出してきた場所「鹿鳴館」が“伝説”であり続ける理由
1980年にオープンした鹿鳴館は、日本のロックシーンを語る上で欠かせない存在と自負しております。

X(現:X JAPAN )・LUNA SEA・BABYMETAL・GLAYなど
こうした多数のアーティストたちがステージに立ち、数々の伝説がここから生まれてきました。
キャパシティは約300人。
決して大きな会場ではありません。

しかし、天井が高く、ステージも高い。
演者の頭の先からつま先までしっかり見える空間。
「アーティストのすべてを届ける」ための設計です。
ライブハウスは、ただ音楽を聴く場所ではありません。
アーティストの覚悟や、観客の熱狂がぶつかり合う、“生きた空間”です。
鹿鳴館は、その最前線であり続けるよう演者や関係スタッフ、またご来場いただくお客様と共にこれまで続けてきました。


「なくさないでほしい」その声に背中を押されて再開を決めた理由
本来、2024年1月をもって契約満期により移転する予定でした。
発表直後から大きな反響をいただき、テレビやメディアにも取り上げられ、「なくさないでほしい」という声を数えきれないほどいただきました。

その声にビルのオーナー様が応える形で営業を延長する事ができました。
ですが、一年の延期後、移転先予定の話が白紙になり、再び「続けられないかもしれない」という現実に直面しています。
それでも、鹿鳴館を続ける意思に変わりはありません。

なぜなら、この場所は“なくしてはいけない場所”と僕自身が思うと同時に移転アナウンスでの反響から強く感じたからです。

コロナ、閉館、そして立ちはだかる現実
コロナ禍では、ライブハウスも営業停止を余儀なくされました。
それでも、なんとしても続けたかった。
補助金や寄付、グッズ販売など、できることはすべてやってきました。
正直に言うと、コロナ禍にクラウドファンディングをやることには葛藤がありました。
「皆様も大変なときに、ライブハウスだけ助けてと言っていいのか」そう思い、踏み出せずにいました。
ですが今回は、自分たちだけの力ではどうにもできないところまで来ています。
それでも続けたい。
だからこそ今回、クラウドファンディングにて皆様のお力添えが必要と決断しました。

鹿鳴館は、再び皆さまを迎えられる日を目指して、現在も歩みを止めずに活動を続けています。
しかしその一方で、再オープンに向けた機材の維持費や、スタッフの人件費など、毎月必要となる費用が発生しています。
現在は、本来であれば新店舗契約のために充てる予定だった資金を切り崩しながら、なんとか存続を続けている状況です。
本来であれば、新たな物件を決定した上で、そのスタートに向けたクラウドファンディングを実施したいという想いがありました。
ですが、物件探しが長期化している今、このままでは「再開に向けた準備そのもの」を維持することが難しくなってきています。
だからこそ今回のクラウドファンディングでは、“再び鹿鳴館を立ち上げるための火を絶やさないこと”を目的として、皆さまにご支援をお願いしたいと考えました。
現時点ではまだ新店舗の場所をお伝えできない状況ではありますが、必ず再始動を実現させるために、今この瞬間を支えていただけますと幸いです。
そして、物件が正式に決定した際には、新店舗にまつわるリターンや企画をあらためてご用意し、第二弾となるクラウドファンディングも実施したいと考えております。
鹿鳴館再開のために、今必要なこと
今回ご支援いただいた資金は、新たな鹿鳴館の再開に向けて大切に使用させていただきます。
・新店舗の契約費用
・内装・音響・照明設備の整備
・営業再開に向けた準備資金
・スタッフ再雇用に関する費用
これまで鹿鳴館を支えてきたスタッフは、現在それぞれ別の場所で働きながら、再開を待っています。
もう一度、この場所に集まり、同じ空間をつくりたい。
そのための一歩です。

鹿鳴館がこれからも在り続けるために
新しい鹿鳴館は、これまでの鹿鳴館の価値をそのまま引き継ぎたいと考えています。
・天井の高い空間
・近い距離感
・アーティストと観客がぶつかる熱量


変えるのではなく、守る。
その上で、これからの時代に必要とされるライブハウスとして、新たなシーンを生み出していきます。
ライブハウスは、アーティストの「はじまりの場所」であり続けるべきだと思っています。

この場所を未来へつなぐために
私は、音楽の仕事ができている今が、心から幸せです。
鹿鳴館は、自分の人生そのものです。
アーティストが全力でぶつかる瞬間。
観客がそれに応える瞬間。
その空間に立ち会えることが、何よりも大切な時間です。
残りの人生も、この場所で過ごしたい。
そのために、どうか力をお借りしたいです。
鹿鳴館という灯を、もう一度ともに灯していただければ幸いです。
ご支援のほど、何卒よろしくお願いいたします。






