
皆さん、こんにちは!
神鳥 幸と申します。滋賀県多賀町で農業を営んでおります。
私はこの町で生まれ、この町で育ちました。
幼い頃、共働きの両親に代わり、いつもそばにいてくれたのは祖母でした。
小さな私は、その背中を追いかけて畑へ行き、土に触れ、野菜の香りに包まれる時間が何よりも好きでした。
あの時食べた野菜の味は、今でも忘れられません。

やがて祖母は認知症となり、家族の中に少しずつすれ違いが生まれていきました。
その経験から、「人の心を支える場所をつくりたい」と思い、私は介護の世界に入りました。
介護支援専門員として働く中で強く感じたのは、「支える側が孤独になっている」という現実です。
誰かに話せる場所、少しだけ心を軽くできる場所があれば、救われる人がどれだけいるのか——。

その想いが、農業へと私を導きました。
2021年、未経験から畑に立ち、「祖母が作っていたあの味」をもう一度、この手で生み出したいと一歩を踏み出しました。

過去の取材

方言の「もんてくる(戻ってくる)」から。
そして製菓用語の《モンテ》のように、バラバラだったものを組み合わせ、ひとつの形にするという意味も込めています。
この場所が、どこかへ行った人も、疲れた人も、また戻ってこられる場所でありたい。
人と人、地域と想いをつなぐ存在でありたいと願っています。
現在は、多賀町・胡宮神社にて「暖愛亭(だんないって)」という小さなサロンを月に一度開いています。


かまどで炊いたご飯と、自分たちで育てた野菜の味噌汁。
「ちょっと話を聞いてほしい」
「少しだけ休みたい」
そんな方々が、ふっと力を抜ける場所です。



農業は、ただ作物を育てる仕事ではありません。
人の心をほぐし、つながりを生み、人生を少しだけ前に進める力があると、私は信じています。
この多賀の大地から、
もう一度、人が人らしく笑える場所をつくりたい。
それが、私たち「もんてくーる」の挑戦です。
いま、日本では核家族化が進み、かつて当たり前だった「地域のつながり」が静かに失われています。
大型スーパーや便利なサービスが増えた一方で、人と人が顔を合わせる機会は減り、「誰とも話さない一日」が珍しくない社会になりました。
特に、介護や育児、障がいを抱えるご家族を支える方々は、想像以上に孤独です。
本来支えられるべき《支える側》が、誰にも頼れず、誰にも本音を言えず、日々を抱え込んでいます。
「少しだけ話を聞いてほしい」
「ほんの少しでいいから、心を休めたい」
その小さな願いすら、叶えられない現実があります。
そんな中、「もんてくーる」は生まれました。
方言で「帰ってくる」という意味を持つこの名前には、《誰もが戻ってこれる場所をつくりたい》という想いが込められています。
農業を始めた当初、収穫した野菜を買い物が難しいご家庭へ届ける活動をしていました。
ただ野菜を渡すだけではありません。
玄関先で交わす何気ない会話、「元気?」という一言。
それだけで、人の表情が柔らぐ瞬間がありました。
元ケアマネジャーとして現場を知るからこそ、確信したのです。
人は《支援》だけでは救われない。
《つながり》があって初めて、心はほどけるのだと。
介護をしている方も、障がいを持つご家族がいる方も、医療・福祉に携わる方も。
立場を超えて、「一人じゃない」と感じられる場所です。

このプロジェクトは、単なる農業ではありません。
野菜を育てることを通じて、人と人との関係をもう一度育てる挑戦です。
孤立が当たり前になりつつある今だからこそ、
「帰ってこれる場所」を、この多賀の大地から広げていきたい。
困りごとを、一人で抱え込まない社会へ。
ほっこりと、誰かとつながれる未来へ。
その一歩が、このプロジェクトです。
私はこの町で生まれ、この町で育ちました。
でも気がつくと、周りの友達や若い世代は少しずつ外へ出ていき、
この町に《戻ってくる理由》や《集まる場所》が減っていると感じています。
だからこそ私は、
【この場所に帰ってこられる理由をつくりたい】と思いました。
その想いを形にしたのが、
【農薬も化学肥料も使わない自然栽培のアスパラガス畑】です。

正直に言うと、自然栽培は簡単ではありません。
手間も時間もかかり、効率だけを考えれば選ばない道です。
それでも私は、このやり方を選びました。
土が本来持っている力を信じて育てた野菜には、
ただ美味しいだけではなく、
【人の心を少しやわらかくする力】があると感じているからです。

そして私が本当にやりたいのは、
野菜をつくることだけではありません。
この畑を通して、
人と人が自然につながる場所をつくることです。
土に触れながら、何気ない会話が生まれる。
健常者も、障がいをお持ちの方も、子どもも大人も。
そしてワンちゃんや猫ちゃんたちも一緒に。

愛犬レイちゃん
【誰もが同じ場所で、同じ時間を過ごせる場所】をつくりたいと思っています。
このアスパラガスは、私一人で育てるものではありません。
関わってくださる皆さまの想いと一緒に育てていく、
【みんなでつくるアスパラガス】です。
支援してくださる方も、この畑の一員だと思っています。
収穫されるその一本には、
《関わってくださった時間と想い》が詰まっています。

収穫は再来年になります。
時間がかかる分、しっかりと関係を築いていきたいと考えています。
この場所に来て土に触れていただいたり、
成長を見守っていただいたり、
ここに集まる人たちとつながっていただけたら嬉しいです。
※アスパラガスはこれから支援金を元に植えて育てていきます。そこを地域の方達とのつながれる場にしたいと考えています

私はこの多賀の大地から、
【人が人らしく笑える場所】をもう一度つくりたいと思っています。
《帰ってきたくなる場所》を、この町に残したい。
そのために、この挑戦を続けていきます。
もし少しでも共感していただけたら、
ぜひ一緒に、この畑を育てていただけたら嬉しいです。

ここまで来ることができたのは、私一人の力ではありません。
この町の仲間たちと何度も話し合いを重ねながら、少しずつ形にしてきました。
今回のリターンの一つに、
【多賀町の神聖な木を使ったお盆・まな板】をご用意しています。

多賀大社があるこの町の木は、ただの木ではなく、
どこか《守られているような温かさ》を感じる存在です。
その大切な素材を使わせていただけること、
そして多賀町商工会・平塚会長にご協力いただけたことは、
私にとって本当に大きな意味があります。


そしてもう一つは、
古代小麦農家の櫻木さんとのコラボです。

手間ひまをかけて育てられた自然栽培の古代小麦。
その小麦粉や麦茶をセットにしたリターンをつくりました。
同じように、この土地で、
想いを持って農業をされている方とご一緒できることが、
とても嬉しく、心強く感じています。

私は今回のクラウドファンディングを、
ただ資金を集める場にしたいとは思っていません。
【多賀町という場所を知ってもらうきっかけ】にしたいと思っています。
ここには、
人の温かさがあり、
支え合う文化があり、
まだ知られていない魅力がたくさんあります。

一人ではできないことも、
こうして町の皆さんと力を合わせることで、
少しずつ形になってきました。
このプロジェクトは、私の挑戦でありながら、
【多賀町みんなでつくる挑戦】でもあります。
この町の魅力を、もっと多くの方に届けたい。
そしていつか、
《実際にこの場所に来ていただけるきっかけ》になったら嬉しいです。
そんな想いを込めて、今、準備を進めています。

日課の多賀大社にお参り
リターンについて
1、とにかくご支援、3,000円応援コース(メール)
2、とにかくご支援、5,000円応援コース(動画)
3、とにかくご支援10,000円スポンサー応援コース(インスタに名前記載)
4、お野菜の詰め合わせ(小)
5、お野菜の詰め合わせ(大)
6、古代小麦の麦茶+お野菜の詰め合わせ(大)
7、古代小麦の小麦粉+お野菜の詰め合わせ(大)
8 、古代小麦の小麦粉&麦茶セット+お野菜の詰め合わせ(大)
9 、多賀産ひのき しずく(丸型)+お野菜の詰め合わせ(大)
10 、多賀産ひのき スクエア(長方形)+お野菜の詰め合わせ(大)
スケジュール
6月下旬 クラウドファンディング開始
7月末 クラウドファンディング終了
2026年8月 リターン発送
2026年9月 アスパラガスプロジェクト開始






