銭湯の未来をひらく!『すみよし銭湯パーク』
お風呂屋、朝日温泉の田丸と申します。20年ほど前に親父から暖簾を継いだものの、銭湯から地域のお客さまたちが遠のいていく真っ只中。これでは受け継いだ田丸のアツい思いも、生まれ育ったこのまちの活気も冷めてしまう。動かねば!とその一歩を踏み出したのが、以前は世間話でにぎわっていたロビーでのライブ。ここからはじまり、風呂場が舞台の湯〜れい屋敷や、銭湯でやってはいけないを競技にしたオフロンピック、こども銭湯プロジェクトなど、たくさんの手を借りながら銭湯を身近に感じてもらう企画を形にしてきました。どれをとっても、地域の方々や、銭湯ファン、子どもたち一人ひとりの思いがつまった取り組みです。
多くの後押しもあり、目先だけの経営にとらわれずに一歩踏み出せたからこそ気づけたこと。それはいろんな方々が銭湯を愛し、銭湯に助けられ、汗も涙も流してくれる、大切にされてきた銭湯文化の存在でした。
いよいよやってくる千年に一度のお風呂の年の銭湯の日、2026年10月10日。これまでつながってきた方々の気持ちを一堂に集め、朝日温泉だけじゃない、このまちの銭湯も、全国各地の銭湯も、これからの銭湯文化をみんなとつくる『すみよし銭湯パーク』を開催します。

あったかい思いのバトンを銭湯でつなぐ
銭湯の温もりは、優しく心をほぐしてくれます。日頃の疲れもリフレッシュ。ご近所づきあいも広がり、地域の見守りの場にも。そして子どもたちの笑顔がはじけます。この温もりを一人でも多くの人に届けたい気持ちで、今日も元気に湯を沸かしています。
一方で、はじめて銭湯に入るときにハードルを感じる大人が多いことにも直面しています。そこではじめたのが『こども銭湯プロジェクト』。子どものころから銭湯に触れ、大人になってからも、友達と、家族と、子どもと一緒にまた銭湯に入る。そんなあたたかい銭湯の輪を広げる一歩として取り組んでいます。
2018年2月18日よりはじめた『こども銭湯』は、あたたかい思いを大切にしています。子どもたちの入浴料は大人たちの投げ銭=ご支援から。つまりポケットのお金をバトンに、子どもたちが銭湯の思い出を育んでいけるよう、8年続けてきました。コロナ渦での一年の休止を乗り越え、2026年5月時点で168回、のべ2,685人の子ども達が銭湯を楽しみ、私たちのまちの文化として根付き始めています。
刻め! 銭湯文化を一人ひとりの胸に
そして『すみよし銭湯パーク』でも、まちの文化を、そして日本中の銭湯文化をもっと沸かすために、多くの方々の力を集めながら銭湯をとことん楽しむ企画を盛り込んでいきます。地域で活躍するキッズダンスや、吹奏楽などの子どもたちの発表の場、銭湯らしさや銭湯だからこそを遊びに変えるのれん迷路や、おけカーリング。銭湯ファンによるライブ、ワークショップ、紙芝居、イラストレーションなどWITH銭湯なアーティストたち。まちにちなんだもの、銭湯にちなんだものを掛け合わせることで、まちと銭湯の新たな思い出を子どもたちの、そして一人ひとりの胸に刻んでいきます!
……なぜ今、このプロジェクトが必要なのか
求められる存在として
銭湯の数は年々減少しており、かつて地域の交流の場だった銭湯文化が失われつつあります。全国各地にあった銭湯は昭和43年17,999軒をピークに減り続け、現在では1,562軒、大阪府では233軒、朝日温泉のある住吉区では現在7軒となっています。
この減少の最中で大切なことに気づかされたタイミングが、実はコロナでした。さまざまな行動に制限がかかる中、いつものお客さまからも、そして行政からも言ってもらったのが「営業を止めないでください」。一人ひとりの体と心の健康(公衆衛生)を保つために必要な、社会インフラとして再認識しました。
いざというときにも湯を沸かす。だからこそ、いつもまちのいつもの銭湯を絶やさない。そのために、まずは自分たちから銭湯文化を育てていかないといけないというモチベーションが沸々と生まれた。
挑む銭湯、挑む銭湯ファンを増やす
銭湯文化。この大きいけれど生活に根ざした宝を、まずは自分のまちで、まずは近所の銭湯がつながりから、磨いていきたい。さらに、他のまちの銭湯も挑んでみたい、そしてできるかも!と思えるキッカケとして、『銭湯パーク』を多くの人に届けていきます。
これまで取り組んできた、ライブも、お化け屋敷も、オフロンピックも、こども銭湯も、挑む仲間を増やす一歩一歩となり、今のプロジェクトにつながっています。
これらの活動を通じ、銭湯が社会インフラとして、そして地域コミュニティの核となる場として、まちの顔になれるよう挑んでいきます。
……プロジェクトが目指す未来
それぞれのチャレンジが生まれる一歩に
2026年10月10日お風呂の年の銭湯の日という記念すべき日に、銭湯文化のあたたかさを体験できる『すみよし銭湯パーク』を開催します。入場は無料で、のれん迷路やおけカーリングといった楽しい体験から、銭湯ミュージックに紙芝居などのライブパフォーマンス。銭湯にちなんだワークショプやアート展示などのクリエイティブも、百歳体操や整体マッサージなどの整いブースまで、幅広い世代の方々に楽しんでいただける内容を予定しています。
このイベントを通じて、銭湯が単なる入浴施設ではなく、まちの人たちが集い、ときに笑い合い、ときに支え合い、明日への一歩を踏み出す大切な場でることを伝えていきます。まちのみなさまには、そんな銭湯文化に触れてもらうキッカケに、銭湯を営むみなさまには、銭湯文化を楽しむ活動にチャレンジしてみるキッカケに、まずは『すみよし銭湯パーク』からスタートします!




[銭湯パークのイメージ図]
……私たちについて
あたたかさあってこその銭湯
朝日温泉は地域に根ざした銭湯として、長年この地域のみなさまに愛され続けてきました。私自身も、銭湯を通じた人と人とのつながりのあたたかさを日々実感しています。
『こども銭湯』をはじめこれまでの活動は、四大新聞やテレビなど多くのメディアにも取り上げていただき、社会の関心も徐々に高まってきました。今回のプロジェクトは、次へのステップに向けた活動の集大成として、より多くの方々に銭湯文化の価値を伝える機会にしたいと考えています。

……これまでの取り組み
人のつながりを大切に
2008年春に銭湯ライブを皮切りに朝日温泉のイベントを連発。自らもいろんなライブ、イベントにも顔を出し、その場でどう文化をつくっているかを探りながら進めてきました。その中で形にしてきた方法は、自分一人でやるのではなく、それぞれのプロに来てもらい、人が人を呼ぶ。
その後は、おばけ屋敷に大変身!朝日湯〜れい温泉(3回、2016年)、大人が音楽を浴びながら楽しむ!バブルバスナイト(2016年)、やったらダメを競技に楽しむオフロンピック(2016年)へ。そして銭湯から外へ飛び出し開催した、すべての銭湯ファンに届けるテーマパークすみよし湯ズニーランド(第1回約1,600人来場、第2回約1,700人、2016年、2017年)。2018年から継続しているこども銭湯では、毎回多くの子どもたちが参加しています。毎月26日の『風呂の日』には銭湯と連携しながらオフロンピックも開催しており、銭湯文化を楽しむコミュニティが広がるように努めてきました。

……プロジェクトの社会的価値
子どもたちの未来の地域コミュニティを
みなさまからのご支援は、単なるイベントの資金調達ではありません。銭湯文化という日本の貴重な文化を未来に継承し、地域と共に子どもたちが健やかに成長できる地域コミュニティをつくる活動への参画としてご協力をお願いいたします。

ご支援いただくことで、あなたも銭湯文化の継承者の一員として、地域の絆を広げる活動に貢献していただけます。
リターンについて
感謝の気持ちを込めて、銭湯文化に触れていただける様々なリターンをご用意。自慢の湯をぜひ満喫してほしい。そんな思いで『背中洗い』や『薪割り』など、ひと肌脱ぐ大阪らしいアツい湯「体験」をご提供します。他にも、Tシャツやのれんパンツ、サウナハットなどここだからこその銭湯グッズで銭湯気分を楽しんでいただけるリターンも充実。法人様向けには(個人でもOK!)、おふろばの鏡広告やの脱衣箱を使った広告など、お風呂でリラックスした方々に直接届く、地域に根ざした宣伝効果の高いリターンもご用意しております。
何よりも、みなさまの力をかけあわせて銭湯パークを広げたい。その感謝の一つとして、一人ひとりの力をつなぐべく、応援してくださった全ての方々を朝日温泉でご紹介させていただきます。イベント後にお名前や企業名など、希望があればロゴ等も、朝日温泉のどこかに!?所狭しと貼り出します。
スケジュール
5月26日にアイデアページの公開、8月中旬には本公開を予定しています。9月にクラウドファンディングを実施し、2026年10月10日の本番イベントに向けて準備を進めてまいります。
最後に
千年に一度の銭湯の日をキッカケに、いつでも出会える銭湯を。
ぜひ一緒に、銭湯文化の歴史に新たな、そして思い思いの1ページを刻みましょう。子どもたちの笑顔があふれ、地域の絆が深まる『すみよし銭湯パーク』の実現に向けて、みなさまのご支援、そしてご参加をよろしくお願いいたします。
そしてぜひ近所の、旅先の、ふるさとの銭湯に入りにきてください。今日もあたたかい湯を沸かしながら心よりお待ちしております。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
朝日温泉 田丸正高/すみよし銭湯パーク実行委員会一同




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