このプロジェクトについて
池田工務店の池田と申します。
私たちは地域で75周年を迎える工務店として、これまで地域の皆様に支えられながら歩んでまいりました。今回、専門学生の皆さんと一緒に設計コンペを実施し、子どもたちの【第三の居場所】を作り、運営していくプロジェクトを立ち上げました。

なぜ今このプロジェクトが必要なのか
現在、子どもたちが安心して過ごせる場所が減少している中で、家でも学校でもない【第三の居場所】の重要性が高まっています。また、建築業界においても人手不足やマイナスなイメージが課題となっており、若い世代に建築の魅力を伝える機会が必要だと強く感じています。
私自身、子供の頃にいつも日常にあった工務店で木に触れ遊び、その体験から建築業界に進んだという原体験があります。子供の頃の環境が将来を形成していくと考えており、その架け橋になりたいという想いを抱いています。
プロジェクトが目指す未来
まずは子どもたちに気軽に立ち寄ってもらえる空間を作ります。
そこでちょっとした駄菓子を買ったり、本を読んだり、木に触れたりして、自分自身の過ごしやすい空間として使ってもらいたいと考えています。
その先は地域の子どもから大人まで関係なくワークショップなどを実施し、地域の人が主催したり参加したりできる、その人の【やりたい】を叶えられる場所にしていく構想です。
さらに将来的には、その場所で体験したことをしっかりと仕組み化させて木工教室を広めていきたいと考えています。

私たちについて
池田工務店は地域密着型の工務店として75周年を迎えました。
長年この地域に根ざして活動してきた私たちだからこそ、この地域に返せること、そして建築業界に返せることを自分たちの色で表現していきたいと思っています。
工務店内での実施になるため、木などの材料は豊富にあります。これらの資源を有効活用しながら、子どもたちと建築を学ぶ学生たちが一緒になって素晴らしい空間を作り上げることに大きな意味があると考えています。

設計コンペと学生への想い
今回の設計コンペでは、専門学生の皆さんにとって貴重な学びと経験を提供したいと考えています。
学生のうちは図面を描いたり課題に取り組むことはあっても、実際に使われる建築に関わる機会はほとんどないと思います。
しかし本来、建築は誰かが使うことが前提にあるものです。この場所は子どもたちが実際に使う空間になります。どう過ごすのか、どう感じるのか、そういうところまで考えることがとても大切だと思っています。
今回の設計コンペでは、アイデアで終わらせるのではなく、実際に形になるところまでを前提としています。自分が考えたものが本当に空間としてでき上がり、誰かに使われる。その経験は学生のうちにできる機会はなかなかないはずです。

6月21日(日)によりみちひろばを開催しました!


6月には、地域の子どもたちやご家族が気軽に集まり、楽しみながら未来の居場所づくりに参加できるイベント『よりみちひろば』を開催しました。
当日は、木にふれて遊べる体験コーナーやワークショップを実施し、多くの子どもたちや保護者の皆さまにご参加いただきました。木のぬくもりや木でつくられたアトラクションで楽しさを体感していただくとともに、設計コンペに参加する学生たちにとっても、地域の子どもたちのリアルな声や「こんな場所があったらいいな」という想いを直接聞くことができる貴重な機会となりました。
イベントでは、「友達と一緒に遊べる場所がほしい」「工作やものづくりができる場所があったら嬉しい」「気軽に立ち寄って過ごせる場所がほしい」といった声も寄せられ、これからの設計コンペの方向性を考えるうえで大きなヒントを得ることができました。
このイベントは、単なる体験イベントではなく、地域のみなさんと一緒に居場所づくりを考える最初の一歩となりました。いただいた声や想いを大切にしながら、子どもたちが安心して集える居場所づくりを進めてまいります。
支援金の使い道
皆様からご支援いただいた支援金は、子どもたちの「第三の居場所」を実現し、継続的に運営していくために大切に活用させていただきます。
・学生設計コンペの企画・運営費
・最優秀作品を実現するための設計・施工費
・家具・遊具・備品などの購入費
・子どもたちが安心して過ごせる環境整備費
・完成後の「第三の子どもの居場所」の運営費
・地域交流イベントや子ども向け体験プログラムの実施費
・クラウドファンディング実施に伴う必要経費(決済手数料・広報費等)
皆さまからのご支援は、建物をつくるためだけではなく、子どもたちが安心して集い、地域とのつながりを育む「居場所」を未来へつないでいくための資金として活用します。
リターンについて
このプロジェクトは、単に建物をつくるためのクラウドファンディングではありません。
専門学生が本気で考え、子どもたちと地域の皆さんが一緒になって育てていく「第三の居場所」を未来へつないでいくプロジェクトです。
ご支援いただいた皆さまにも、その一員として完成までの過程や完成後の活動を一緒に楽しみ、見守っていただけたら嬉しいと考えています。
その感謝の気持ちを込めて、このプロジェクトならではの体験や、多摩産材を使用したオリジナルグッズなど、ここでしか手に入らないリターンをご用意しました。
一つひとつのリターンが、子どもたちの笑顔や地域の未来につながる応援になります。
ぜひ、ご自身に合った形で、このプロジェクトへご参加ください。

スケジュール
設計コンペは5月下旬からスタートしました。
6月のイベントでいただいた案を参考に学生の皆さんが考え、8月上旬の審査選考を経て、実際の施工へと進んでまいります。
10月頃には子どもたちが実際に利用できる空間として完成させる予定です。
最後に、、、
建築業界には人手不足や危険、汚いなどマイナスなイメージもありますが、もっと魅力的なこともたくさんあります。このプロジェクトを通して、建築業界に興味を持ってもらえることも大事にしたいと思っています。
子どもが好きなことをして過ごせる空間を、建築を仕事とした私たちと未来の建築業界を変える可能性のある専門学生とが一緒になって作り上げる。この取り組みにぜひ皆様のお力をお借りできればと思います。どうぞよろしくお願いいたします。



