このプロジェクトについて
東アジア青少年歴史体験キャンプは、20年以上続く日中韓の青少年交流プログラムです。
これまでに延べ1,000名を超える日中韓の中高生が参加し、多くの卒業生が国内外で活躍しています。
東アジアの中高生が集まり、歴史や社会について対話する5日間の教育プログラム「東アジア青少年歴史体験キャンプ」。
私たちは、このキャンプを継続・発展させることで、次世代が「ちがい」があるまま共に学ぶ貴重な機会を広げたいと考えています。
このプロジェクトでは、参加費の負担軽減と運営体制の充実を通じて、より多くの若者が参加できる環境づくりを目指しています。
2025年実施・韓国キャンプにおけるグループ活動の様子
2026年キャンプの学習内容
2026年のキャンプでは、日本・韓国・中国の中高生が5日間にわたり、歴史・平和・多文化共生をテーマに学び合います。
2日目は、三国の歴史教員による共同授業を受けた後、「鶴橋コリアタウン」と「神戸南京町」に分かれてフィールドワークを実施します。在日コリアンや華僑・華人の歴史と現在について学び、地域で活動する方々との対話を通して理解を深めます。
3日目は、大阪市大正区の「リトル沖縄」を訪れ、沖縄の歴史や文化、移住の歴史について学びます。講演やグループ討論、食文化体験を通して、多様な背景を持つ人々が共に暮らす社会について考えます。
4日目は、これまでの学びをもとに国籍を超えたグループで協働作業を行い、平和や共生について考えたことを歌・動画・寸劇などの形で表現します。
単なる国際交流にとどまらず、東アジアの歴史や社会課題について学び、対話し、未来への行動を考えることを目指しています。
なぜ今このプロジェクトが必要なのか
東アジアの歴史や社会をめぐっては、国ごとに見え方や受け止め方が大きく異なります。
その違いが、分断や対立につながることも少なくありません。
特に現代では、SNSやメディアの情報によって偏見が形成されやすく、実際に相手の言葉を聞き、対話する機会が減っています。
現在、参加費は約75,000円となっており、意欲があっても参加をためらう家庭があります。
また、多言語での対話を支える通訳体制や、学生リーダーが安心して運営に関われる環境づくりにも、さらなる充実が必要な状況です。
2025年実施・韓国キャンプでの集合写真
プロジェクトが目指す未来
このキャンプでは、「ちがいをなくす」ことを目指すのではなく、「ちがいがあるまま」、どう共に生きるかを考える場を大切にしています。
異なる背景を持つ中高生が集まり、歴史や社会について本音で対話し、自分自身の考えを見つめ直す時間をつくってきました。
私たちが目指すのは、若いうちに互いのちがいを前提にしながら対話する経験を積んだ若者たちが、将来的に東アジアの平和と理解の架け橋となる未来です。
参加費というハードルによって、その機会が限られてしまう状況を、少しでも減らしたいと考えています。
▼オンラインミーティングの様子(AIにイラスト化してもらいました)
実行委員会とクラファンプロジェクトのメンバー(オンラインミーティングの様子を加工)
私たちについて
東アジア青少年歴史体験キャンプは、20年以上の歴史を持つ教育プログラムです。
これまで、日本・中国・韓国の中高生約120名が参加する5泊6日のキャンプを運営してきました。
教育現場で若者と向き合ってきた教員や実践者、過去の参加者たちが実行委員会を組織し、この活動を支えています。
事務局長の篠原(私学中学教諭)、藤原(立命館宇治中高教諭)、金(京都国際中高教諭)、髙野(佼成学園女子中高教諭)、濵野(滋賀県公立高校教諭)をはじめ、各国の協力団体とも連携しながら活動を続けています。
過去には、高校生主導のプロジェクト『NEXT SEOUL 2020』でクラウドファンディングを成功させ、韓国での研修プログラムを実現した実績もあります。
今回のプロジェクトには、昨年度のキャンプに参加した高校生5名も、企画段階から参加しています。
参加した高校生たちの声
昨年度、韓国で開催された東アジア青少年歴史体験キャンプに、私たちも参加しました。
実際に現地を訪れて歴史を学ぶ中で、教科書だけでは分からなかったことや、国によって歴史の受け止め方が違うことを実感しました。
また、中国・韓国の同世代と交流する中で、
「偏見が変わった」
「言葉や文化が違ってもつながれた」
「平和について自分ごととして考えるようになった」
「今も連絡を取り合う関係が続いている」
など、本当にたくさんの気づきがありました。
私たちは、このキャンプに参加するまで、中国や韓国の人たちと深く話したことがありませんでした。
でも、実際に出会い、話し、一緒に過ごしたことで、「ニュースやSNSだけでは分からないことがある」と感じました。
「こんなに帰りたくないと思った旅行は初めて」
という感情が湧きました。
だからこそ、この経験を、一人でも多くの中高生に届けたいと思っています。
一方で、参加費の負担によって、参加したくても諦めざるを得ない人がいるのも現実です。
この唯一無二の体験を、もっと多くの人に届けるために、私たち高校生自身もクラウドファンディング活動に参加しています。
ぜひ、ご支援をよろしくお願いいたします。
(立命館宇治高校3年 新井田・中村・村田・池澤・安田)
これまでの取り組み
立命館宇治中学校高等学校、京都国際中学校高等学校、同志社中学校高等学校、佼成学園女子中学高等学校など、多くの学校から生徒が参加してきました。
参加した生徒たちは、それまで抱いていた固定観念を見直し、新しい視点を獲得して帰国しています。
特に印象的なのは、言葉や文化の違いを超えて生まれる深い友情です。
数日間、寝食を共にしながら対話を重ねた参加者たちは、最終日には涙で抱き合いながら別れを惜しみます。
キャンプ後も連絡を取り合い、互いの国の状況を理解し合う関係が続いています。
これこそが、未来の平和な東アジアの基盤になると、私たちは確信しています。
日韓中の若者が共に学ぶ東アジア最大級の民間青少年交流プログラムの一つとして発展を続けています。
2025年実施・韓国キャンプにおける歓迎ステージ
プロジェクトの社会的価値
このキャンプの価値は、異なる国や文化的背景を持つ若者たちが、実際に出会い、共に学び、対話することにあります。
SNSやニュースを通して他国について知ることはできます。しかし、実際に顔を合わせて話し、一緒に食事をし、歴史や社会について意見を交わす経験は、偏見や思い込みを乗り越える大きなきっかけになります。
東アジアの歴史には、戦争や植民地支配などの難しいテーマも含まれています。しかし、このキャンプでは、それらを単なる知識として学ぶのではなく、同世代との対話を通して「自分ごと」として考える機会を大切にしています。
ご支援いただくことで、家庭の経済状況に左右されず、多様な若者が集う場を少しでも広げることができます。
また、通訳体制の充実によって、より深い対話が可能になります。
さらに、学生リーダーが安心して運営に関われる体制を整えることで、参加者同士の学び合いもより豊かなものになります。
目標金額70万円、ストレッチゴール100万円で、最大1人あたり5,000円程度の参加費軽減(クラウドファンディング達成後に返金)を実現し、運営体制の向上を図ります。
私たちは、このキャンプで生まれる出会いや対話の積み重ねが、未来の東アジアにおける相互理解と平和の土台になると信じています。
2025年実施・韓国キャンプにおける歴史教員による共同授業
リターンについて
活動報告書や感謝のメッセージに加え、参加した生徒たちの声や学びをまとめたレポートを共有いたします。
また、オンラインでの報告会の機会も設け、支援者の皆様にも活動の成果を直接感じていただけるようにします。
支援者の皆様とともに、この活動の価値を広げていきたいと考えています。
実施場所について
2026年のキャンプは、大阪・神戸エリアを中心に実施します。
宿泊は大阪府吹田市のサニーストンホテルを利用します。
学習プログラムでは、立命館大学大阪梅田キャンパス、大阪市大正区(リトル沖縄)、鶴橋コリアタウン、神戸南京町、大阪建国高等学校などを会場として、講義・フィールドワーク・交流活動を行う予定です。
各会場への移動はスタッフが引率し、安全面に十分配慮しながら運営します。
スケジュール
2026年6月上旬から7月上旬にかけて、約40日間のクラウドファンディングを実施します。
その後、資金を活用してキャンプの準備を進め、当日の運営につなげてまいります。
大まかな予定は下記の通りです。
6月中旬 生徒参加申し込み締切
7月中 参加者事前学習会
8月3日(月)〜7日(金)キャンプ実施
9月19日(土)11:00-12:00 オンライン報告会
10月 活動報告書の完成・送付
参考:2026年の生徒募集チラシ
キャンプ実施期間中の大まかなスケジュールは下記の通りです。
1日目(8/3)開会式、オリエンテーション
2日目(8/4)三国の歴史教員による共同授業鶴橋コリアタウン または
神戸南京町でのフィールドワークグループ討論
3日目(8/5)大阪市大正区「リトル沖縄」フィールドワーク、グループ討論
4日目(8/6)全体講演、グループワーク、総合討論、オープンカフェ
5日目(8/7)グループ発表、閉会式
宿泊施設は全日程ともに大阪府吹田市のサニーストンホテルです。
2025年実施・韓国キャンプにおける日本メンバーの出し物準備の様子安全管理体制
本キャンプは未成年を対象とした宿泊型プログラムであるため、参加者の安全確保を最優先事項として運営します。
宿泊期間中は複数の引率スタッフを配置し、看護師の帯同を予定しています。
また、24時間体制で参加者を見守り、毎日の点呼や体調確認を実施します。
真夏期の開催であることを踏まえ、水分・塩分補給の声かけや活動時間の調整を行うほか、体調不良時に休養できるスペースを確保します。
近隣医療機関とも連携し、必要に応じて速やかに受診できる体制を整えます。緊急時には保護者への連絡を行い、迅速な対応に努めます。
さらに、身体的安全だけでなく心理的安全性も重視しています。
本キャンプでは、子どもの権利条約の理念に基づく「セーフガーディアン方針」を策定しています。
参加者一人ひとりの尊厳と安全を守ることを最優先とし、ハラスメント防止、スタッフと参加者間の適切な境界線(バウンダリー)、相談体制、個人情報・写真管理などについて共通の指針を定めています。
実行委員会には、ジェンダー平等教育、ハラスメント防止教育、性暴力予防教育等に携わるメンバーがおり、キャンプ実施前にはスタッフ向け研修も実施予定です。
また、参加者の困りごとに迅速に対応できるよう、日頃からスタッフ同士が相談しやすい関係づくりを大切にし、一人で問題を抱え込まない運営体制づくりに努めています。
最後に
東アジアの未来は、今の中高生たちが築いていきます。
生徒たちが互いの違いを知り、尊重し合える関係を育むことが、平和な社会の基盤になると私たちは考えています。
皆様のご支援によって、より多くの若者がこの貴重な体験を得られるようになります。
「こんなに帰りたくないと思った旅行は初めて」
昨年度参加した高校生のこの言葉が、このキャンプの価値を表していると思います。
みなさまのご協力をどうぞよろしくお願いいたします。






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