被爆都市手帳ヒロシマがさらに進化!
2025年の夏、原爆投下から80年の節目に、ckinocoは被爆都市手帳ヒロシマを発行しました。
多くの反響もあり、初版の在庫も少なくなってきました。より街の記憶にフォーカスした被爆都市手帳を目指し、現在、改訂版を制作しています。

そもそも「被爆都市手帳ヒロシマ」とは?

『被爆都市手帳ヒロシマ』は、1945年と現在の広島を重ね合わせながら、被爆遺産と復興の歩みをたどる地図冊子です。

1945年の地図には、原爆によって失われた建物や被害の状況を記録し、現在の地図には、今も街に残る建物や樹木、橋などの被爆遺産を掲載しています。

二つの地図を見比べることで、都市が受けた傷跡と、その後の復興の歩みを重ねて見ることができます。

この冊子を手に街を歩きながら、戦争とは何か、そして平和とは何かを考えるきっかけとなることを願っています。

私たちは、都市も人と同じように傷つき、回復し、生き続けると考えています。

戦後、被爆者には「被爆者健康手帳」が交付されました。個々の容態が手帳に記録されてきたように、この『被爆都市手帳ヒロシマ』には、被爆した都市の状態と、回復の姿を記録しています。

紙面にあるバーコードからgooglemapに飛べ、スマホで歩きながら被爆遺産を巡れます。
より詳しい制作の背景については、前回のクラウドファンディングのページでご紹介しています。
何が進化したの?
今回の改訂版では、寄せられた沢山のご意見や新たな調査結果を反映し、「広島原爆死没者追悼平和祈念」元館長さまのご意見も取り入れました。内容をより分かりやすく、資料としてより解像度の高く、伝えたい事を分かりやすく改変しました。


軍事施設とその範囲を新たに掲載、爆風や被害の広がりを立体的に理解
地形や山の位置を掲載し、学校・病院など主要施設を追加

日/英併記 被害状況を色分けし、一目で理解できるデザインへ
ステッカーを新たに同封

初版より文章量は抑えながらも、情報を整理し、より深く、より直感的に広島を読み解ける一冊を目指しました。
資金の使い道
皆さまからいただいたご支援は、改訂版の制作(2000部)とお届けに必要な費用として、大切に活用させていただきます。
現在の準備状況とスケジュール
翻訳作業はほぼ完了し、デザイン制作の最終段階に入っています。クラウドファンディング終了後、速やかに印刷・製本を開始し、8月中の配送を目指しています。すべてのご支援者にお届けできるよう、丁寧に進めてまいります。
関連する展覧会もやります

2026年8月1日から16日まで、リーダン・ディートにてイラストレーション展「折るって祈る?」を開催いたします。
広島には、世界中から無数の折り鶴が集まります。一人ひとりの小さな祈りは、街の風景の一部となっています。けれど、「折る」という行為の中にも、祈りは宿るのかもしれません。
私たちは日々の暮らしの中で、無意識に「折る」「たたむ」を繰り返しています。洗濯物をたたむ。レシートを折る。本のページを折る。そうした何気ない所作には、誰かや何かを想う気持ちが宿っているのかもしれません。本展では、「折る」と「祈る」が重なって見えた日常の風景や仕草を、イラストレーションで表現しています。
また、原爆後遺症と向き合いながら折り鶴を折り続けた佐々木禎子さんによる実物の折り鶴を特別展示いたします。

祈りとは、どこから生まれるのか。
それは特別な行為ではなく、私たちの暮らしの中にも存在しているのではないか。折るという行為を広く見つめながら、生活に潜む祈りのかたちを見つめ直します。
展覧会では改訂版の被爆都市手帳も展示・紹介し、多くの方に実際に手に取っていただく予定です。本プロジェクトへのご支援は、この展示活動と冊子制作の両方を支える力になります。
ckinocoとは?

ckinoco(キノコ)は、2003年に柳川敬介と小平篤乃生が立ち上げたアートとデザインのユニットです。
東京でデザイナーとして活動する柳川と、フランスを拠点に現代アートを制作する小平。故郷・広島を離れて活動する二人ですが、その距離があるからこそ、広島という都市の記憶や、そこから発せられるメッセージを改めて見つめ直すようになりました。
アートとデザイン、それぞれの専門性を生かしながら、「ヒロシマを未来へ伝える新しい方法」を模索し続けています。
現在は、漫画雑誌をアップサイクルしたプロダクト「Papierpot(パピエポ)」の開発・制作と、『被爆都市手帳ヒロシマ』の制作・普及を中心に活動しています。

柳川敬介(ヤナガワケイスケ)広島県生まれ。東京在住。2011年にデザイン会社「ハンサム」を設立。アートディレクションやグラフィックデザインを中心に幅広い分野で活動する一方、「価値を失ったものに新たな価値を与える」という視点から自主制作も行っています。
小平篤乃生(コヒラアツノブ)広島県生まれ。現代アーティスト。フランスを拠点に国内外で活動。「あらゆるメディアや歴史は緩やかに絶え間なくつながっている」という考えのもと、考古学とは異なる視点から歴史を読み解き、国家成立以前の人間の営みや自然との共存をテーマに、五感を喚起する作品や場を制作しています。
最後に
被爆から81年が経ち、広島の風景は大きく変わりました。しかし、街には今も受け継がれてきた記憶が残っています。
この冊子が、その記憶を未来へつなぐ一冊となるよう、心を込めて制作を進めています。
ぜひ、このプロジェクトにご参加いただければ幸いです。
最新の活動報告
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去年のクラファンからの実績
2026/07/25 09:12初めてのクラファンから一年が経ちました。手探りの状態から始め、全力で走り抜けました。皆様からの多大なご支援をいただき、約700部寄贈でき2000部弱売り上げることが出来ました。 活動報告という場を借りて、お伝えさせて頂きます。寄付、メディア、販売先の一覧は以下からご覧いただけます。これだけのご支援をいただいてもまだまだヒロシマの過去や現状は知られていません。海外では、広島はチェルノブイリのような廃墟状態な地域だと思っている人もいます。製作者の私たちも被爆都市手帳ヒロシマを作るまで知らなかった事がたくさんありました。私たちが変化するように、都市も世界も日々変化しています。もっと沢山の人にヒロシマを知ってもらい、今、私たちができる事を考えたい。そんな想いで改訂版を制作しました。今回のクラファンでは、なるだけシンプルに、ご支援しやすいように工夫をしています。書店や店頭の値段になるだけ近づけるために送料は私たちが負担させていただきます。お住まいの近くで手に入らない方にとっても負担にならないようにしています。去年、支援していただいた方も、新たな被爆都市手帳ヒロシマを是非手に取ってみて下さい。よろしくお願い致します!取り扱い店舗広島 8施設エディオン蔦屋家電さまおりづるタワー さま紀伊國屋書店 広島店さまジュンク堂広島駅前さま T-SITE広島 蔦屋書店さま広島現代美術館さま広島県立美術館さまリーダンディートさま 東京 12施設金柑画廊さま gallary 5さま kit gallaryさま 銀座蔦屋書店さま 手と花さま 代官山蔦屋書店さま東京都現代美術館さま 東京都写真美術館 NADiff BAITENさま Bookshop TOTOさま 文喫 六本木 さま本屋B&Bさま 京都誠光社さま momo booksさま大阪シカク さまFOLK old book storeさま 福岡君の好きな花さま ベルリンpro qmさま motto booksさまパリmontenlair さまLivrairie sans titreさまVolume さま寄贈先 約700箇所広島平和記念資料館広島市郷土資料館 広島大学平和センター広島市の図書館長崎原爆資料館・長崎平和記念会館立命館大学国際平和ミュージアムりょうけい館丸木美術館せたがやみらいの平和館他平和、戦争関連の施設 約28施設全国のユネスコスクール等の平和学習を行う小・中・高等学校 約360校広島市立小学校 140校広島市立中学校 23校広島特別支援学校 1校広島市立高等学校 7校広島県立高等学校 20校長崎市立小学校 73校長崎市立中学校38校メディアYahoo!ニュースNews pics中国新聞毎日新聞読売新聞Nikkei compassなど販売場所広島 8店舗東京 12店舗関西 4店舗九州 1店舗ベルリン 2店舗パリ 3店舗寄贈先平和関連の施設 40箇所学校 662校 もっと見る







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