若者が安心して相談できる場所を
長野県に
「誰にも相談できない。」
「親には言えない。」
「病院へ行くのは怖い。」
そんな思いを抱えたまま、一人で悩み続けている若者が長野県にもいます。
予期せぬ妊娠や性感染症、性犯罪といった「性」にまつわるものだけではありません。自殺、いじめ、不登校、家庭の問題など、若者を取り巻く悩みは複雑になっています。
「もっと早く相談できる場所があれば・・・」
もっと気軽に安心して相談できる場所が地域にあったら、救われる人がいるかもしれない。
そんな想いの中、スウェーデン発祥の取り組みである「ユースクリニック」という場所が、ユースの近くで寄り添える手段として社会的に機能していることを知り、長野県でユースクリニックを始めました。
<ユースクリニックまつもと>
<ユースクリニックながの はぐme>
【なぜこのプロジェクトが今、必要なのか】
予期せぬ妊娠や性感染症、性犯罪等が増加している中、性教育が不足している現状があります。令和3年から「生命の安全教育」の実施が示されましたが、実践の有無や授業時間数は学校によって異なり、教育の差が生じています。また、人権をベースにした包括的性教育を実施している学校はまだ多くありません。
そのような状況の中、正しい性の知識を得られなかった子どもたちが頼る先は、インターネットやAIです。欲しい情報がいつでも手に入る時代である一方、ネット上には誤った情報も多く、それを見極めるためのリテラシー教育も十分とは言えません。
さらに、リアルに頼れる大人が近くにいないことで、相談や支援につながるタイミングを逃し、一人で悩みを抱えたまま問題が深刻化してしまうこともあります。
〜長野県の今〜
長野県でも若者を取り巻く課題は深刻です。
若年層(10代・20代)の人工妊娠中絶は、10代では減少傾向にある一方、20代では依然として多い状況が続いています。また、小中学校の不登校児童生徒数は12年連続で増加し、過去最多を更新しています。学校という居場所を失った子どもたちは社会から孤立しやすく、「学校以外の場所」で安心して心や体のことを話せる環境が求められています。

引用データ元:長野県教育委員会/児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査https://www.pref.nagano.lg.jp/kyoiku/kyoiku/shido/mondaikodo.html
さらに、長野県内の20歳未満の自殺死亡率は全国平均を上回る傾向が続いており、その背景には学校生活、人間関係、家庭の問題、誰にも言えない心身の悩みなど、さまざまな要因が重なっています。
若者が孤立する前にSOSを出せる環境をつくり、必要な支援へつなげていくことが、今、地域に求められています。
〜地域と一緒に育てていく〜
だからこそ、ユースが悩んだり相談したいと思ったときに気軽に立ち寄ることができ、専門家に相談できる場所が必要です。医療的な側面と相談支援ができる居場所の役割を兼ね備えたユースクリニックの必要性は高まっています。
日本でもユースクリニックは少しずつ広がり始め、2026年2月には全国大会も開催されました。
私たちは長野県でも、子どもや若者が安心して相談できる居場所を地域に根付かせ、一人ひとりが自分らしく生きられる社会を目指します。
【実現したい未来】
私たちが目指すのは、すべての人のSRHR(性と生殖に関する健康と権利)が保障され、性別や社会的背景にかかわらず、安心して自分らしく健やかに生きられる社会です。
SRHRとは、誰もが自分の体や性について正しい情報を得て、自分で選び、自分らしく健康に生きるための権利です。
『自分で決める力』や、自分にとって安心できる人を見つけ『「助けて」と言える力』を育みながら、「自分」も「相手」も大切にし、自らが望む人生をデザインできるように関わっていきます。
そうした経験を通して、若者たちが自らの未来に希望を持てるようになること。それが私たちの目指す未来です。

私たちの取り組み
<ユースクリニックまつもと>
松本を中心とした長野県中信地域で、10代から20代のユース世代を対象に「性・からだ・こころ」に関する相談ができるオープン・ユースクリニックを開催しています。
産婦人科医、助産師、小児科医、薬剤師、元養護教諭などの専門相談員が、一人ひとりに寄り添い、必要に応じて医療機関や支援機関への橋渡しも行っています。また、高校での開催や地域イベントへの参加、3歳児健診での啓発活動などを通して、ユースのいる場所へ直接出向く活動も続けています。
<ユースクリニックながの「はぐme」】>
〜”あなたの声を聞かせてほしい”〜
10代・20代の若者たちが自分のペースで話せる安心スペースです。
「じぶんを大切にしたい」と思える気づきを一緒に育んでいきたいと考えています。
長野県北信地域で、月1回のユースクリニック開催。地域イベントや高校・大学との連携、支援者向け勉強会、また小中学校への出前授業などを行っています。産婦人科医、助産師、看護師、保健師などの専門職が、若者一人ひとりに寄り添い、安心して話せる居場所づくりを進めています。
【ユースクリニックが解決できる課題】
ユースクリニックは、
・経済的な理由や情報不足
・相談しづらさによって支援につながれない若者を減らすこと を目指しています。
無料で相談できる機会を提供し、専門職による正しい情報を届けることで、自分で考え選択する力を支えます。また、「親に知られたくない」「病院には行きづらい」と感じる若者も安心して相談できる環境を整え、一人ひとりに寄り添った支援を行います。
【現在の課題】
「必要な場所」を、一時的な活動で終わらせないために
ユースクリニックを継続していくためには、次の3つの課題があります。
① 継続的な財源の確保
若者から十分な利用料をいただくことは難しく、安定した運営には財源が必要
助成金や単発の支援だけに頼らず、継続的に活動できるしくみづくりが必要
② 若者に寄り添える人材の育成
- 性や健康、人間関係など、若者のさまざまな相談に対応できる支援者の育成が必要
専門職とユーススタッフが協働し、学び合える体制づくりが必要
③ 支援する側も持続できる仕組みづくり
- メンバー一人ひとりの無性の時間や善意だけに頼る運営には限界がある
支援者が抱え込まないためのケアや、相談事例をチームで共有できる仕組みが必要
「やりがい」や「誰かの善意」だけでは、地域に必要な居場所を守り続けることはできません。
必要な時に、いつでも若者が安心して相談できる場所をこれからも続けていくために。
私たちは、財源・人材・組織の基盤を整え、持続可能なユースクリニックをつくることを目指します。
【皆さまのご支援で実現できること】
皆さまからいただいたご支援は、ユースクリニックを「一度きりの活動」ではなく、地域に根付く居場所として育てていくために活用します。
ご支援によって、
・若者が安心して相談できる場所を継続して運営できます。
・学校や地域へ出向き、性や健康について学ぶ機会を届けられます。
・相談に関わるスタッフの育成や、多職種との連携体制を整えられます。
・広報活動を充実させ、必要としている若者へ情報を届けられます。
「相談できる場所がある。」その安心が、若者の未来を守る大きな力になります。
皆さまと一緒に、長野県に”いつでも頼れる居場所”を育てていきたいと願っています。

【リターンについて】
ご支援いただいた皆様には、感謝の気持ちを込めた様々なリターンをご用意しております。皆様との繋がりを大切にしながら、一緒に歩んでいきたいと考えています。
【今後の活動】
定例開催を継続しながら、高校や地域イベントなどユースの身近な場所へ出向く活動をさらに充実させ、地域とのつながりを深め、支援の輪を広げていきます。今後、1周年記念イベントの開催も予定しています。
スケジュール
2026年
8月 クラウドファンディング終了
9月 ユースクリニックまつもと「1周年記念イベント」開催予定
10月〜 大学祭、その他イベント参加予定
2027年
5月 ユースクリニックながの はぐme「1周年記念イベント」開催予定
【最後に】
私たちは、”誰にも言えなかった”想いを安心して話せる場所、”自分を大切にしたい”と思える気づきが生まれる場所を、長野県の若者たちのためにつくり続けたいと考えています。
皆さまのご支援とご協力により、この活動が長く続き、一人でも多くの若者が「自分で選び、決めていける」未来につながることができます。
温かいご支援をどうぞよろしくお願いいたします。








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