
みなさま初めまして、三芳菊酒造と申します。
徳島県三好町池田町に蔵を構え「三芳菊」の銘柄酒を販売しております。
今回は、娘たちへと継承していくための想いをみなさまに聞いていただきたいと思います。

「帰っておいで」と言える場所を守りたい
三人の娘がいます。長女は岡山で、次女はアメリカで、三女はオーストラリアで、それぞれの場所で自分の道を切り拓きながら、この蔵のことを想い続けてくれています。
長女は岡山でこの蔵を外から支え、次女はアメリカで日本酒の魅力を現地の人々に伝え、三女はオーストラリアで酒の資格取得に挑みながら、日本酒文化を広げようとしています。資格試験にパスしなければ正式には認められない厳しい世界で、それでも諦めずに挑戦を続けている。三人ともそれぞれの場所で、それぞれのやり方でこの蔵と向き合ってくれています。親として、誇らしくない日は一日もありません。

でも正直に言えば、「早く帰っておいで」と言えない自分がいます。
蔵の建物は老朽化が進み、設備も限界に近づいています。雨漏りのする箇所、古くなった機械、手が届かないままになっている場所が少しずつ増えてきました。国内外から声をかけていただく機会も増え、この蔵のお酒への期待を感じるたびに、もっとできるはずだという思いと、現実のギャップに胸が痛くなります。

お米の価格高騰も、蔵を運営する上で大きな重荷になっています。良い酒を造るためには良い米が必要です。しかし仕入れのコストは上がり続け、蔵の体力を少しずつ削っていきます。酒蔵を守るためにSBIグループの投資という選択をしました。それは蔵を続けていくための決断でしたが、建物や設備の老朽化という問題は、そのままの形で残っています。
娘たちは何も言いません。文句も、弱音も。それでも東京から、アメリカから、オーストラリアから、イベントに駆けつけ、現地で声を上げ、できることを探しながら動き続けてくれています。次女がアメリカで蔵のお酒を紹介するとき、三女がオーストラリアで日本酒を語るとき、長女が国内で橋渡しをしてくれるとき、この子たちのためにも蔵を守らなければという気持ちが、強く込み上げてきます。

この蔵は、単なる酒造りの場所ではありません。娘たちが世界のどこにいても、ふと「帰りたい」と思ったときに戻れる場所であってほしい。そして、いつかこの蔵で一緒に酒を造れる日が来たら、それ以上に嬉しいことはありません。親としての本音を言えば、娘たちに帰ってきてほしい。でも今の状態では、胸を張って「帰っておいで」と言える環境が整っていない。それが正直なところです。



この蔵のお酒を愛してくださっている皆さん、日本酒の未来を一緒に考えてくださっている皆さんに、お願いがあります。設備を整え、建物を直し、この蔵を次の世代へとつないでいきたいのです。娘たちが「帰りたい」と思ったときに帰れる場所を、皆さんの力で一緒に作ってもらえませんか。
「帰っておいで」と、笑顔で言える日のために。どうかよろしくお願いします。

~三姉妹の想い~
長女 綾音より
次女 織絵より
三女 胡春より
スケジュール
6月12日 クラウドファンディング開始
7月10日 クラウドファンディング終了
7月下旬 リターン製品準備
8月中旬 リターン品発送
最後に
蔵を想う三姉妹がバトンを受け継ぎ、次の100年を築き上げる姿を一緒に見守りましょう。
皆様、何卒よろしくお願いいたします。
酒類販売管理者標識
1.販売場の名称及び所在地 :徳島県三好市池田町サラダ1754番地 (株)三芳菊酒造
2.酒類販売管理者の氏名 :馬宮 和子
3.酒類販売管理研修受講年月日 :2024年9月19日
4.次回研修の受講期限 :2027年9月18日
5.研修実施団体名:池田小売酒販組合




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