自己紹介
音楽文化推進協会は、音楽という文化をさらに推進、発展させていくために設立された団体です。
吹奏楽や室内楽等、ジャンルに関係なく、音楽という文化を推進していくため、公開レッスンの主催やコンサートの主催を行っています。
直近では、学生作曲家の吹奏楽作品の発表コンサートの主催、北海道旭川市の市内大学の吹奏楽祭の主催をさせていただきました。このような活動を通じて、音楽文化の隆盛を図るべく活動しています。
【菊地秀夫先生(クラリネット)による公開レッスン】

【吹奏楽の新風〜初演作品発表コンサート〜】

このプロジェクトで実現したいこと
「『音楽芸術』付録楽譜によるコンサート」は、音楽雑誌『音楽芸術』に付録として挿入されていた楽譜を用いて演奏会を行っていくプロジェクトです。
『音楽芸術』は、かつて音楽之友社から刊行されていた雑誌で、刊行当時の現代音楽にフォーカスした雑誌として知られています。毎号の大きな特徴だった「付録楽譜」も、同時代の作曲家による様々な編成の作品が掲載されていました。しかし、1983年に付録掲載は終了、雑誌自体も1998年に休刊してしまい、現在ではこの雑誌の存在自体を知らない世代も増えています。しかし、この雑誌が果たした役割は大きく、少なくとも当時の現代音楽界において重要な一翼を担っていたと言えます。また、付録として掲載された作品は、その後独立して販売される作品もあったものの、中には付録として出版されて以降、再出版の機会がない作品、一度も初演の機会に恵まれていない作品もあります。

時代もスタイルも異なる、さまざまな作曲家の作品が掲載された付録楽譜の歴史は、昭和の現代音楽が辿った道筋の一部といえましょう。中堅から若手の作品まで柔軟に取り上げる幅の広さは、多くの作曲家と楽譜出版を通じて関係を構築している楽譜出版社が発行する、音楽雑誌の付録ならではのラインナップと言えます。しかし、これらの作品が現在ほとんど演奏されないということは、作品の埋没のみならず、それぞれの作曲家像を正確に把握できなくなる可能性すら孕んでいます。また一度評価が定まった作品であったとしても、現代において演奏を行うことは、作品の真価ないしは新たな価値を創造できるものであると考えています。
私たちは、この「付録楽譜」にスポットを当てた演奏会をすることで、知られざる作品を発掘し、演奏を通じ、若い世代の方々やこれからの芸術を担う方々に受け継いでいきます。
コンサート詳細
演奏会名
「『音楽芸術』付録楽譜によるコンサート 第1回 ピアノ・ポートフォリオ」
企画・構成
城谷 伶(音楽文化推進協会会員、国立音楽大学大学院 博士後期課程創作研究領域在籍)
出演者(あいうえお順)
井口みな美
中西桃萌
山城柚季
山本香紫
演奏曲目(掲載年号順、曲順未定)
小倉朗 《ピアノのためのソナチネ》(1946年5月号)
中田喜直 ピアノ組曲《光と影》より
或る海の語、電子計算機、挽歌、労働(1957年7月号)
佐藤慶次郎 ピアノのための《カリグラフィー》(1961年4月号)
八村義夫 《ピアノのための即興曲》(1965年3月号)
金光威和雄 《ピアノ・ソナタ第2番》(1969年4月号)
野田暉行 《ピアノのための三つの展開》(1970年8月号)
水野修孝 《韻》—ピアノのための—(1971年1月号)
長与寿恵子 《With all faults》(1975年6月号)
西村朗 《三つの旋律系》(1979年5月号》
坪能克裕 《ピアノのためのトゥライ・フォーカス》(1979年11月号)
中川俊郎 《ピアノのためのトランス・フィギュラシオン(変容)》(1982年11月号)
吉崎清富 《エトスとパトスの広場》(1983年5月号)
会場
ミューザ川崎 市民交流室(〒212-8557 神奈川県川崎市幸区大宮町1310)
開催日時
2026年8月18日(火)19時開演(18時30分開場)
入場料
一般 3,000円 学生 1,500円
全席自由


リターンについて
本プロジェクトにご参加いただいた皆様に、様々な返礼品をご用意いたしました。
①【応援コース】
お礼メールと活動報告を送付いたします。
②【コンサートチケットコース】
お礼メールと活動報告の送付に加え、コンサートへご招待いたします(電子チケットの送付になります)。
③【コンサート応援コース】
お礼メールと活動報告の送付、ご招待コンサートチケットに加え、当日配布されるプログラムにお名前を記載させていただきます(お申し込み時に希望される名前をご記入ください)。
④【コンサート招待&アーカイブプラン】
お礼メールと活動報告の送付、コンサートチケットの郵送、当日配布されるプログラムへのお名前記載に加え、コンサートの模様を収録したCDを後日郵送いたします(発送は11月頃を予定しております)。
スケジュール
6月18日 クラウドファンディング開始
7月31日 クラウドファンディング終了
8月上旬 チケット、お礼状の送付開始
8月18日 コンサート
11月中旬 コンサートCDの発送開始(【コンサート招待&アーカイブプラン】を選択された方)
このプロジェクトの今後について
『音楽芸術』誌では、ピアノ独奏、声楽、合唱、室内楽など、さまざまな編成の作品が付録として出版されていました。このシリーズではそれらを編成で区分し、さまざまな編成の演奏会を複数回実施していきます。今後の実施内容としては、「声楽・合唱編」、「室内楽編」、「実験作品編」など、統一した編成にもとづくコンサートを企画していく予定です。
最後に
日本の現代音楽は昭和、特に戦後に飛躍的な発展を遂げ、欧米に比肩する大きな柱を確立させました。それらは熱意ある作曲家ひとりひとりの努力と、執念の結晶であることは申すまでもありません。この膨大な歴史遺産は現在、志ある人々の努力によって再評価、アーカイブ化がなされ、令和の現代において人々の目に、耳に、少しずつ届くようになってきました。私たちはそんな人々の一員として、そしてこれからの音楽文化の担い手として、先人の遺した作品たちを未来へと繋げる取り組みを実施していきます。今後の活動にみなさまのご協力をお願いいたします。





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