神奈川県秦野市にある白笹稲荷神社の参道には、長いあいだ静かに佇んできた25メートルの壁があります。そこに、84歳の絵師しろひげが、白狐の物語を描きます。そして完成後、スマートフォンをかざすと、壁の中の白狐がそっと動き出します。
参道を、ただ通り過ぎる場所から誰かに話したくなる体験の場所へ。これが、今回の私たちの挑戦です!
物語を描く参道の壁
私たちシャッタープロジェクトは、コロナ禍で飲食店など、さまざまなお店が営業を休まざるをえなかった時期に神奈川県秦野市でスタートしたアートプロジェクトチームです。
シャッターが閉まり、街から人の気配が少なくなっていくなか「閉まっていても、街が少しでも明るく見えるように」「通りがかった人が、クスッと笑える風景をつくりたい」そんな絵師しろひげの想い、そしてその想いに賛同した『10人の絵師』によってプロジェクトは始まりました。
シャッターアートを通じて、街に笑顔を。そして、人と地域が応援し合えるきっかけをつくること。それが、シャッタープロジェクトの原点です。
今回は、白笹稲荷神社との共同プロジェクトとして、参道の壁に壁画とAR演出を制作したいと考えております。
しろひげ先生と絵師たち
閉まっていても開いているクスッと笑えるシャッターアート
川崎市の健爽学園ゆりかご幼稚園での壁画プロジェクト

⛩️ プロジェクト立ち上げの背景
ある日、しろひげは参道の脇を歩いていました。
旅の絵師しろひげ(カドワキノブオ)84歳。世界中をスケッチし、土地の風景と文化を描き続けてきた人です。
そのとき目に入ったのが、全長25メートルの茶色い壁でした。
参拝者が毎日前を歩く場所。それなのに、壁はただそこにある。何も語らず、静かに眠っているような、そんな寂しさを感じたそうです。

そしてもうひとつ、しろひげの中にずっとあった想いがありました。
ーーー白狐の物語です。
稲荷大神のお使いとして知られる白狐は、目には見えない霊的な存在として、古くから人々のそばに寄り添ってきました。その信仰の中心は京都・伏見稲荷大社。奈良時代に創建されたこの社から、稲荷信仰は全国へと広がっていきました。白狐もまた、その流れとともに日本各地へ伝わり、土地ごとの物語を纏いながら、農業を守り、家族を守り、旅人を導く存在として語り継がれてきました。

「白狐は、私たちの生活を守っている。」
そういった物語が、日本のあちこちに今も息づいている。しろひげはそのことを、旅をしながらずっと感じてきたのだと思います。その物語を、いつか何かの形にしてみたい——そんな気持ちが、この壁の前でふと重なったのでしょう。
しろひげは自分の足で白笹稲荷神社に向かい、宮司に申し出ました。「この壁に、絵を描かせてもらいたい。」宮司からも、快くOKをいただきました。
84歳でこの大きな壁画に向き合うことは、彼にとって最後の挑戦になるかもしれない。だからこそ、シャッタープロジェクトとして、全力でやり遂げたいと思いました。
⛩️ 絵師しろひげのこと
絵師として世界中をスケッチしてきたしろひげの作品を紹介させてください。
現在も秦野市でスケッチ教室をやりながらいろいろな事に挑戦する84歳!
映画【HOKUSAI】(2021年公開):晩年の葛飾北斎の手役として出演
横浜JTSKA2021でライブペインティングパフォーマンス
秦野市の御朱印めぐり企画に合わせた七福神
さまざまな旅のスケッチ

私たちシャッタープロジェクトは、コロナ禍中にシャッターを閉めていた飲食店や美容院など、計10店舗のシャッターアート制作に3回のクラウドファンディングを実施してきました。多くのみなさまにご支援いただき、すべてのプロジェクトを達成することができました。その経験と実績を活かし、今回は白笹稲荷神社との連携のもと、このプロジェクトに挑ませていただきます。
過去3回のクラウドファンディングはたくさんの支援者様のおかげですべて達成いたしました!
2年間にわたってシャッターアートを描き続けました
⛩️ 6つの物語
この壁画は、白笹稲荷神社と白狐の歴史を、古代から現代まで6場面で描きます。





84歳の絵師が、各地を旅して見てきた「白狐が人々を見えないところで守っている」という物語。それを、自分が暮らすこの秦野の地に、全力で刻み込む。その想いが、この壁に込められています。
この壁画の前に立ったとき、参拝者はただ通り過ぎるのではなく、歴史の中に自分を感じることができる。それが、この壁画の目指しているものでもあります。
ーーー地域の歴史を未来へ繋ぐ
完成した壁画は、子どもたちにとって”いつもそこにある風景”になっていきます。何十年か先、大人になった子どもたちが「小さい頃、この壁の前で遊んだ」「あのキツネ、まだ動くんだよ」と誰かに話す——そんな記憶の一部になることを願っています。観光に訪れた方にとっては、写真に収めたくなる特別な一枚に。そして参拝に訪れるすべての方にとって、神社へのお参りが、より心に残るひとときになるように。ARを通じて壁画が動き出し、白狐の物語に命が吹き込まれる瞬間、訪れた人々はきっと新しい感動に出会えるはずです。
今回のクラウドファンディングでは、応援の気持ちを届けていただけるシンプルなコースから、白狐をモチーフにした限定記念品、壁画やARにご支援の証を残せるコースまで、さまざまなリターンをご用意しました。
⛩️ 気軽に応援できるコース
1,000円からご参加いただける「お気持ち応援コース」です。返礼品は御礼のメッセージのみとなります。シンプルに応援していただける方に選んでいただきやすい内容です。
⛩️ 記念として残る限定リターン
白狐をモチーフにしたクラファン限定絵馬、オリジナル手ぬぐい、AR御朱印、絵師しろひげの直筆サイン入り作品など、今回のプロジェクトならではの記念品をご用意しています。
⛩️ 秦野の魅力を感じるリターン
秦野の酒蔵・金井酒造店の日本酒、白笹うどんのお食事券、秦野の名水をめぐるツアーなど、地域の魅力を感じていただけるリターンもご用意しました。
⛩️ 壁画やARに名前を残せるリターン
壁画横に設置予定の奉納板へお名前を掲載するコースや、AR内に企業名・ロゴを掲載できる協賛コースもございます。完成後も、支援の証が白笹稲荷神社に残っていく特別なリターンです。
⚫︎ご支援の形はさまざまですが、どのリターンも、この壁画を未来へ残していくための大切な応援です。無理のない形で、ぜひご参加いただけましたら幸いです。
↑現在開発中のARシステムのテスト動画です。(実際のAR壁画の内容と異なります)

今回のクラウドファンディングは、All-or-Nothing方式で実施します。
これは、募集期間内に目標金額に到達した場合のみプロジェクトが成立し、リターンをお届けする仕組みです。目標金額に届かなかった場合、ご支援は決済されず、リターンも発生しません。
25メートルの壁に物語を描くための画材や塗料、壁面を整えるための足場や材料、AR演出に必要な機材や開発費——この壁画を完成させるには、たくさんの応援が必要です。
しろひげの手と想いだけでは、この壁画は完成できません。皆様のご支援が目標に届いたとき、初めて絵筆が動き、白狐が壁に描かれ、AR技術によって動き出します。
秦野の地に鎮座する白笹稲荷神社は多くの方々のお参りとともに歴史を紡いで参りました。
参道に立つとき、人は少し背筋が伸びる。境内で祈りを捧げると、心がすっと静まる。この地にはそういう力があると信じています。今回、シャッタープロジェクトの皆さんからこのお話をいただいたとき、まず心に浮かんだのは、参拝に来てくださる方々の顔でした。毎年の初午祭を楽しみにしてくださる地域の方々。遠くから足を運んでくださる崇敬者の方々。そしてご神縁に導かれ、はじめて当社へお参りになる方々。壁画が完成したとき、この参道を歩くひとときが、皆様にとってより豊かなものとなりますよう願っております。
白狐の物語が壁に宿り、スマートフォンをかざすと動き出す。それは珍しいことかもしれませんが、稲荷大神のお使いである白狐が「見えないけれど、そばで私たちを守ってくださっている」という稲荷信仰の本質と、どこか繋がっているとも感じています。
カドワキ先生が「最後の挑戦」として臨まれるこの壁画を、白笹稲荷神社として、精一杯お支えしたいと思います。皆様のご支援を、心よりお願い申し上げます。
白笹稲荷神社 宮司 金子祥之
スケジュール
2026年10月より制作開始予定。12月の完成を目指して、地元の皆様と共に進めていきます。定期的な進捗報告で、プロジェクトの成長をお届けする予定です。
古い歴史を大切にしながら、新しい価値を創造する。白笹稲荷神社の参道を通じて、地域のすべての皆様に喜びと体験をお届けしたいというのが、私たちの想いです。84歳の絵師が人生をかけて挑むこの壁画は、しろひげひとりの作品ではありません。これを見て「面白い」「応援したい」と思ってくださった、皆様おひとりおひとりの気持ちが集まって初めて、白狐は動き出します。伝統と革新でつなぐこの挑戦に、ぜひご参加ください。皆様からのご支援とご応援をお待ちしています。
※※酒類リターンに関する注意事項※※
本プロジェクトの一部リターンには、日本酒が含まれます。酒類を含むリターンは、20歳以上の方のみお申し込みいただけます。酒類リターンは、酒類製造免許を有する株式会社金井酒造店より、支援者様へ直接発送いたします。実行者が酒類を仕入れて販売・発送するものではありません。発送に必要な氏名・住所・電話番号等の情報は、酒類提供・発送元である株式会社金井酒造店へ共有させていただきます。
※20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。
【酒類販売管理者標識】
販売場の名称及び所在地:株式会社金井酒造店 神奈川県秦野市堀山下182-1
酒類販売管理者の氏名:菊地 洋介
酒類販売管理研修受講年月日:令和6年8月7日
次回研修の受講期限:令和9年8月6日
研修実施団体名:神奈川県小売酒販組合連合会








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