AI時代における情報発信の「信頼」をインフラ化する
生成AIの急速な進化に伴い、ネット上には「見た目だけでは真偽やリスクが判別できない画像」が溢れる時代になりました。自治体、報道機関、教育機関、制作会社など、社会に情報を発信する組織やクリエイターの皆さんが、こうした画像リスクに怯えることなく安心して発信でき、説明責任を果たせる新しい信頼のインフラを確立したい。それが私たちのプロジェクトの本質です。
私自身の原体験から始まった想い
私はかつてWebライターとして独立して活動していました。その時代、ネット上での画像やイラストの無断転載問題に強い危機意識を持ったことが、すべてのスタートです。情報発信側の組織が意図しない無断転載を未然に防げる環境を作りたいと考えています。
現場が求めていたのは、精度の向上ではなく信頼の仕組み
しかし自治体や教育機関、制作会社などの現場へ導入を進める中で、私たちは大きな壁にぶつかりました。現場の担当者からいただいたのは、単に検知精度を上げてほしいという要望ではなく、『確認作業が特定の担当者に依存してしまい、異動や退職のたびにノウハウが消えてしまう』『万一のトラブル時に、組織として適切に確認プロセスを踏んだという証拠を残せない』という、実務運用と組織防衛に関する切実な叫びでした。個人の頑張りや単一のツール任せでは、もはや限界なのです。
設計思想を全面刷新した新プラットフォーム【EJIS LENS】
ツールを部分的に改善するのではなく、設計思想そのものをゼロから作り直すことが必要だと痛感しました。広島大学大学院との学術連携のもとで開発した【EJIS LENS(イージス・レンズ)】は、AI生成や改変の可能性をスコアと自然言語のレポートで可視化し、組織が根拠を持って説明できるようにします。PDFやPowerPointファイルを丸ごとアップロードすれば、含まれる全画像を自動抽出・検査し、知らないうちの無断転載を水際で防げます。そして『いつ・誰が・どう確認したか』の全ログをクラウドに永続保存し、万一のトラブルやコンプライアンス監査に耐えうる法的証拠を自動で蓄積できるのです。

コンプライアンスを「負担」から「盾」へ
私たちが最も大切にしているのは、コンプライアンスや画像確認を、現場の負担になるだけの『ルール』にせず、発信者を守り信頼を証明するための『盾』にすることです。高度なコンテンツを瞬時に作って発信できる素晴らしい時代だからこそ、悪意のない見えない画像リスクで組織の信用やクリエイターの努力が失われる悲劇をなくしたい。確認義務の証跡を自動で蓄積できる仕組みを提供することで、すべての発信者がもっと堂々と、もっと安心して社会へ価値あるコンテンツを届けられる世界を実現したいのです。
先行ユーザーとしての支援をお願いしたい理由
今回のクラウドファンディングを通じて、このプラットフォームを多くの先行ユーザーに届け、実務で活用していただき、貴重なフィードバックを得たいと考えています。皆さんの現場での声が、AI時代における『説明可能な信頼』をより確かなものにします。
リターンについて
支援していただいた皆さんには、【EJIS LENS】の各プランへのアクセス権のリターンをご用意しています。各プランの詳細は、クラウドファンディングページをご覧ください。
スケジュールと実装予定
プロジェクト終了後、速やかに先行ユーザーの皆さんへのプラットフォーム提供を開始し、2026年内に段階的に機能追加とカスタマイズを進めていく予定です。皆さんのフィードバックを反映しながら、社会全体で使える真の信頼インフラへと育てていきます。
最後に
生成AIの時代は、情報発信側の責任がより一層問われる時代です。しかし私たちは、その責任を『重荷』ではなく『誇り』に変える技術とサービスを提供できると信じています。皆さんと一緒に、委縮することなく安心して発信できる社会を作っていきたい。そのパートナーとして、ぜひこのプロジェクトへの支援をお願いいたします。




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